こういうシーンを描けるのは素直に凄いと思う。
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実は先週の水曜日、
この漫画巻頭カラーで「めでたい!」って気分だったんですけど、
このタイミングで書けてなかった単行本の感想をUPするのもいいかも!と思って
記事の構想を練ってたんですけど、眠気に耐えられずに寝ちゃったんですよね(爆
だから結局単行本の感想は書けてないし、
土日は疲れが溜まってて度々爆睡しちゃうし。。で、未だに仕上がっておりません
アイディア自体は固まってるので合併号の時とかにでも出そうかな~と予定しています
この漫画の素晴らしいところは、
少年誌のバトル含む漫画でありながら、
「正義」という概念がまったく無いところです
結局、
現実でも各々が各々の事情で頑張ってるだけなのが実情じゃないですか
普通に生きてりゃ分かりやすい正義も悪も一切存在しないんですよね。
前述のとおり、
ただそれぞれの事情がある「だけ」ですね。
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今回、
ラスボス?の素性、、、設定が明かされた重要回だった訳ですが、
彼(ら)はマルバスやウィステリアにとっては敵に当たる存在ですけど、
別に“悪”ではない
正直ナベリウスの暴走を止めて市民を守った。という側面もある訳なんですよね
また今回の一件でマルバスと違ってナベリウスは冷静さに欠け少しの事でも逆上する恐れがある、
事実剣十字の幹部を堂々と皆殺しにしようとした訳ですし、
あくまで「悪魔」なのは変わらないんですよ(シャレではない、一応注意)。
感情を制御する冷静さが無い。という事は、
いつ「ああいう」状態になるかが分からないという事でもある
それを考えると、ここまで執拗に悪魔を撲滅せんとする想いも分かる部分もあるんですよ
現時点では目立った危害は・・・一応(笑)作中では無い、とはいえ
「これから」の事は分からない訳じゃないですか
だとしたら、
悪魔に大事な人を奪われたり、
不安な想いを抱えている誰かを守る為に、
彼らは彼らなりの「事情」でマルバスたちを敵視している・・・と言える
その証拠に、部下を処分されそうになった時の団長の眼はマジでした
そして、
冒頭に挙げたコマ(少年サンデー2020年20号より抜粋)は小さいけどある意味この漫画の本質が詰まってると言える
団長もまた、「人を守りたい」という強固な意志の元に動いてる「だけ」なんでしょう
そう考えると、人間の世界を守る為に化け物になる契約を結んだ、、、とも言える
この物語はあくまでウィステリアとマルバスが主軸に描かれてるので、
彼女らの視点で眺めてるから敵に見えてるだけで、
これがもし現実だったら、
ぶっちゃけ団長らに肩入れしててもおかしくない話なんですよ。
それにしても、過度の暴走と引き換えに取引して一命を取り留めたダイアナでしたけど、
今回明かされた設定があるお陰で生涯安泰・・・とも言えなくなってきましたね
団長の進化具合では、いつか本当に屠られてもおかしくはない
正直かなり巧い話運びだと感じました・・・!
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ただ、
ウィステリアは、
ダイアナは、
そんな忌み嫌われる「悪魔」の存在に救われて来た
元はと言えば彼らの「孤独」や「気まぐれ」が直接恩恵になった節もあるけれど、
どういう経緯にせよ、
ウィステリアからして見れば、
何も悪くない友人の命を奪おうとする厄災に他ならない
普通の人から見ればいつ爆発するかも分からない命に係わる危険物だけど、
ウィステリアにとっては自分の生命を救い生きる喜びを与えてくれた愛すべき存在なんですよね
そして、剣十字は大好きな友達を屠ろうとした許せない存在に感じたのも確かな真実で。
「本当のこと」は、
いつだって白黒はっきり付けられるようなものではない。
それが個人的に長年感じ続けている持論だったりもするので、
この漫画はそれを美しくかつ泥臭く表現されてるから毎週ワクワクしてしまう
何も分からず、ただただ家族と幸福に笑って過ごしたかっただけのダイアナの姿を見ていれば、
ウィステリアがここまで激昂するのにも感情移入してしまったんですが、
それはそれで何一つ矛盾もしてないんですよね
それがまたスゴイというか、
徹底的なまでに勧善懲悪という概念を排除してニュートラルに準じているその作者の美意識が素晴らしかったです
個人的には、今後の展開は楽しみなんですけど、この作者の事なんで容赦無い退場もありそうで怖いです(笑
取り敢えずは、大好きなダイアナの笑顔が早く見たいですね。。
でもどこまで正義という価値観抜きでこの物語を全う出来るのか、、、は、
心底期待しています・・・!!

実は先週の水曜日、
この漫画巻頭カラーで「めでたい!」って気分だったんですけど、
このタイミングで書けてなかった単行本の感想をUPするのもいいかも!と思って
記事の構想を練ってたんですけど、眠気に耐えられずに寝ちゃったんですよね(爆
だから結局単行本の感想は書けてないし、
土日は疲れが溜まってて度々爆睡しちゃうし。。で、未だに仕上がっておりません
アイディア自体は固まってるので合併号の時とかにでも出そうかな~と予定しています
この漫画の素晴らしいところは、
少年誌のバトル含む漫画でありながら、
「正義」という概念がまったく無いところです
結局、
現実でも各々が各々の事情で頑張ってるだけなのが実情じゃないですか
普通に生きてりゃ分かりやすい正義も悪も一切存在しないんですよね。
前述のとおり、
ただそれぞれの事情がある「だけ」ですね。

今回、
ラスボス?の素性、、、設定が明かされた重要回だった訳ですが、
彼(ら)はマルバスやウィステリアにとっては敵に当たる存在ですけど、
別に“悪”ではない
正直ナベリウスの暴走を止めて市民を守った。という側面もある訳なんですよね
また今回の一件でマルバスと違ってナベリウスは冷静さに欠け少しの事でも逆上する恐れがある、
事実剣十字の幹部を堂々と皆殺しにしようとした訳ですし、
あくまで「悪魔」なのは変わらないんですよ(シャレではない、一応注意)。
感情を制御する冷静さが無い。という事は、
いつ「ああいう」状態になるかが分からないという事でもある
それを考えると、ここまで執拗に悪魔を撲滅せんとする想いも分かる部分もあるんですよ
現時点では目立った危害は・・・一応(笑)作中では無い、とはいえ
「これから」の事は分からない訳じゃないですか
だとしたら、
悪魔に大事な人を奪われたり、
不安な想いを抱えている誰かを守る為に、
彼らは彼らなりの「事情」でマルバスたちを敵視している・・・と言える
その証拠に、部下を処分されそうになった時の団長の眼はマジでした
そして、
冒頭に挙げたコマ(少年サンデー2020年20号より抜粋)は小さいけどある意味この漫画の本質が詰まってると言える
団長もまた、「人を守りたい」という強固な意志の元に動いてる「だけ」なんでしょう
そう考えると、人間の世界を守る為に化け物になる契約を結んだ、、、とも言える
この物語はあくまでウィステリアとマルバスが主軸に描かれてるので、
彼女らの視点で眺めてるから敵に見えてるだけで、
これがもし現実だったら、
ぶっちゃけ団長らに肩入れしててもおかしくない話なんですよ。
それにしても、過度の暴走と引き換えに取引して一命を取り留めたダイアナでしたけど、
今回明かされた設定があるお陰で生涯安泰・・・とも言えなくなってきましたね
団長の進化具合では、いつか本当に屠られてもおかしくはない
正直かなり巧い話運びだと感じました・・・!

ただ、
ウィステリアは、
ダイアナは、
そんな忌み嫌われる「悪魔」の存在に救われて来た
元はと言えば彼らの「孤独」や「気まぐれ」が直接恩恵になった節もあるけれど、
どういう経緯にせよ、
ウィステリアからして見れば、
何も悪くない友人の命を奪おうとする厄災に他ならない
普通の人から見ればいつ爆発するかも分からない命に係わる危険物だけど、
ウィステリアにとっては自分の生命を救い生きる喜びを与えてくれた愛すべき存在なんですよね
そして、剣十字は大好きな友達を屠ろうとした許せない存在に感じたのも確かな真実で。
「本当のこと」は、
いつだって白黒はっきり付けられるようなものではない。
それが個人的に長年感じ続けている持論だったりもするので、
この漫画はそれを美しくかつ泥臭く表現されてるから毎週ワクワクしてしまう
何も分からず、ただただ家族と幸福に笑って過ごしたかっただけのダイアナの姿を見ていれば、
ウィステリアがここまで激昂するのにも感情移入してしまったんですが、
それはそれで何一つ矛盾もしてないんですよね
それがまたスゴイというか、
徹底的なまでに勧善懲悪という概念を排除してニュートラルに準じているその作者の美意識が素晴らしかったです
個人的には、今後の展開は楽しみなんですけど、この作者の事なんで容赦無い退場もありそうで怖いです(笑
取り敢えずは、大好きなダイアナの笑顔が早く見たいですね。。
でもどこまで正義という価値観抜きでこの物語を全う出来るのか、、、は、
心底期待しています・・・!!