
わかってほしい。
どんなにストイックに振る舞ってる人でも、
根底には「他人に理解されたい。」って気持ちがあるもんだ
紫音も中学までは硬派気取って誰も寄せ付けないヤンキーライフを送ってたんでしょうけど、
いつかそれにも限界が来る それも誰かと遊びたいこの年頃なら尚更、、、でしょうね
本当はみんな口に出さないけれど、
自分が「いいことをしている」「頑張っている」みたいな、
そういう自意識が少しでもあるならば、“直接”口に出して褒めてもらいたい気持ちがあるもの
だから、初っ端にあげた紫音の表情とそこはかとなく伝わって来る「嬉しさ」には心底共感出来たし、
何なら少し泣きそうになってしまったほどに(笑)感情移入出来た
孤独を愛する「振り」をしていても、
誰にも分ってもらえなくてもいいという誤魔化しを演じていても
人は心のどこかに“認めて欲しい”という想いが大なり小なりあったりして、
そういう気持ちが上手い具合に結実したのが今週分のゆらぎ荘だったと思います
個人的には、
ただ単に話したい気持ちを察してもらった~っていうだけではなく、
ちゃんと紫音の凄さだったり勇気を認めてもらって仲良くなれた・・・という結末が素敵だな。と感じました
ぶっちゃけ話したい気持ちを察してもらっただけならば、あんまり番長ではある必然性がなくなってたと思うんですが
ちゃんと根性を出せる凄いヤツ~として認めてもらった。という作劇の必然性がミウラさんらしい素敵さに満ち溢れていたかと

あとは、純粋に紫音というキャラが可愛いんですよね
こういう誰かに分かってもらいたい、コミュとりたい・・・って
もがいてる系のキャラはなんとなく共感出来るし感情移入もしちゃうし、、、で
思ってた以上に好キャラだと感じて尚且つ育ちそうだな~とも思えたのが良かったです
それはきっと、「わかってほしい」だとか「認めて欲しい」とか「頑張りが伝わって欲しい」とかいう、
そういう感情、気持ち・・・が普遍的で本当は心のどっかにいつもあるからじゃないかな。って思いました
そういう意味ではかるら様や朧ちゃん、こゆずのようなぶっとんだ思考のキャラ達と比べると
物凄く共感型のキャラクターでそういうアプローチが今までの新キャラ達と違うポイントなのかもしれません
同時に、夜々の友達としての新キャラ。。という役割もあるんでしょうね
夜々が入学するのはいいけれど、同世代のキャラが今まであんまり居なかったので
夜々を一人にさせない為のキャラクター、、、という感じも読んでいてしました
一人にさせないっちゅうか、この世代の補強というか、下の学年を印象付ける為の新キャラですね
そういう意味ではこれ以上ないくらい今のタイミングで必要性を感じるキャラでもある
何より、夜々との友情ストーリーは素直に良かったと思うし、
紅潮しながら感謝の言葉を口にする夜々は心底可愛かったと思いますね
にしても、397ページ最後のコマの紫音はわたモテのもこっちっぽい表情と心理だったなあ、と笑

それでいて、
きっちりとサービスも披露する抜け目の無さに感動しました
この子思ってた以上にエロに免疫ないなー、というか、
恥ずかしがってる姿がめっちゃ可愛いな、というか笑
多分、パンツを見られた・・・って事以上に
「くまさんパンツ」ってのが余計に恥ずかしい気持ちを増幅させてたんでしょうね
いや、普通にパンツ見られの恥ずかしさもありつつ、だとは思うんですが(笑
そういうトコも良かったですね
まあ、夜々くらいしか見てないとは思うんですが、
それはそれで百合的においし
・・・いや、なんでもないです。はい。
そう、「ちゃんとサービスも忘れてない」っていう心配りが今週すっげえ嬉しかったんです
可愛い女の子のちょっとエッチなシーンが観たい。っていうのも男子の本音であり
それはそれで少年誌に必要な要素だと(個人的に)本気で思ってますので。
夜々と紫音はこれから良いコンビになりそうで、その意味でもこれから先が楽しみになる秀逸な話数でした。

そんで、
意味ありげなこの先生の伏線もきっちり回収して来ましたねー
何やらトラブルの匂いも感じますが・・・色々な意味合いで気になります
それとやっぱ猫キャラ、猫っぽい女の子はすっげえ可愛いもんだな。と
ヴァンパイアシリーズ等で自分がフェリシア使ってるのも必然性あるな。とちょっと思えた75話でしたね笑
2週間ぶりのゆらぎ荘、満喫出来てかなりいい気分になりました。新展開も楽しみです。
そんで次週はCカラーですか。件のあれがあって以降、露骨に扱いが下がった気がしてたんですが
正直これは大きいですね・・・これからもアンケに感想に真面目に応援していきたいと思う。