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ゆらぎ荘の幽奈さん 第8話「妖怪ウォッチング!狭霧さん」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年17号)

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今週は完全に「退魔アクション」になってましたね(笑
しかも、1話完結でラブコメ要素ありとかなり読みやすく完成度の高い話数だったんじゃないか、と思います
ここから各ヒロインを掘り下げて行く展開になるんですかね だとしたらとっても楽しみです
サブタイトルも初めて「幽奈さん」の文字が外れてましたね笑
そんな訳で初めての狭霧回でした。
















カワイイ。


それにしても、今週もコガラシが格好良い・・・!って思ってしまいましたね(笑
やや思春期っぽさを出しつつも、きっちりと活躍して、二人で魔を討つ!っていう
序盤からは有り得ない協力展開が兎角痛快で面白かったです
狭霧も狭霧で、彼女なりの矜持があるんだなあ、と感じられましたし
「二人が分かり合う為の前段階」としても抜群の話数だったんじゃないかな、と
コガラシも狭霧も根底の部分はきっと似通ってるんじゃないか・・・とも感じられたお話でもありました
一見性格は違うように見えるけども、“誰かの為に役に立ちたい”みたいな気持ちは共通してるんじゃないかと
そういう部分を入口にしていければ、きっと分かり合えるでしょうし、今以上に狭霧の読者人気も上がって行くんじゃないかなー、とか思います
取り敢えず、狭霧は狭霧でコガラシの事を多少なりとも見直したでしょうし
コガラシはコガラシで狭霧の事をちょっと見直したんじゃないですかね
そういう・・・
“お互いがお互いに対する印象を変える”的な
抜け目のない「巧さ」を個人的に感じてしまった話でもありました

コガラシは狭霧の事をただ単に男嫌いな暴力女としか思ってなかったんじゃないですかね笑
ただ、こうやって一緒に任務をこなしている内に彼女の持つプライドや主義が垣間見られた
彼女の生真面目な一面を知った時のコガラシの表情演出なんかも素敵だったんですが
意外と不器用で自虐的な側面にも触れただけに、
またちょっと彼女に対する接し方等も変わって来るんじゃないかな、って思います
まあラッキースケベに対する制裁とかは継続されるとは思いますけど笑
でも、それもまたきっと以前とは違うものになっていくでしょう
同じ任務をこなして、
一緒に頑張って、
ちょっとだけ絆(のようなもの)が芽生えた気もしています
それは別の何かも芽生えたような気がしなくもないですが(笑)。
それもまた、お約束感があって非常によろしかったと思います
これからどんどんコガラシに惹かれていく狭霧も見たいな・・・!と純粋に期待させる話数でもありましたね
やっぱ最初が最初だったからこそ、180°ひっくり返る楽しさみたいなものはあると思うんだ。
そんな表情や想いの数々を狭霧が見せてくれる事にも期待しています
あとはセクシーな下着姿を見せてくれる事にも期待しています



忍者アクション漫画ですが何か


しかしいきなり忍者(対魔)アクションになるとは予想してませんでしたね
ただ、コガラシは強者ですし、ヒロインも無抵抗って訳じゃないので
その線も確かにあったんでしょうね
扉絵の担当のノリノリの煽りだったり(笑
おびきよさせる為のギミックにニヤニヤさせられたり
もっとこういう任務があればいいのになー、と思いつつ笑
今までこういう話はなかったと言えばなかったので新鮮っちゃあ新鮮でしたね
(千紗希ちゃんの時は彼女が普通の人間だったので、どちらかと言えば防戦的な感じ)
そんな展開でコガラシが格好良いトコロ見せればきっと感情が動くに決まっている
そういう真っ当な上手さもありながら、
ちょうど良いバランスでバトルもラブコメも成り立っていたところにレベルの高さを感じました
しかも、最後にはエロティックなカットも挿入でそういう需要も満たしてましたし
またそれが個人的には堪らないクオリティだったりしたんですけど笑
今週も今週で新鮮でありながら「ゆらぎ荘として」満足も出来るお話だったかな、と
過程で狭霧が紅潮しながらコガラシに協力を頼み込む描写なんかは読み終えた後にまた読み返してたら
相当グッと来ちゃうニヤニヤっぷりを誘ってましたね 恥ずかしがってんなあ・・・、って笑
そういう構成面でもまた秀逸な第8話でした。今週も支持支持。家出る時にアンケ出すぞ。









で、素晴らしすぎたのがこのカットです

うん、完全にコガラシが攻めてるようにしか見えないですね
なんでしょうね、勿論故意ではないんですけど、パッと見、狭霧のスイートスポットをイジって悦楽してるみたいな感じですよね(笑
いや、俺もどうにかしたいですけど
このね、いかにも攻められてうるうるしちゃってる感じの表情もイイですし
構図も最高、なんならその手の雑誌でも通用するんじゃないか、ってくらいのサービスっぷりで
これをジャンプで見られる喜び、、、のようなものを個人的には感じました
なんならそのままやっちゃっても構わなかったくらい

・・・うん、年重ねてどんどんそういうコトにばっか興味がいっちゃってる俺らしい感想になりました(笑
でもなんか狭霧には似合うなあとも感じましたし(オイ)
ある意味読者の期待に最大限に応えた話数だったんじゃないでしょうか
願わくば、もっともっと人気が出て長く続く作品になって欲しい
その為にはファンが頑張らなくちゃね。
サービスをかましつつ、
最後はニヤニヤキュンキュンで締める手腕含めて良かったです
また、実際コガラシは惚れられても仕方ないくらいのイケメンなのもポイント高いです。作劇的に。



天野めぐみはスキだらけ! 第20話「なんでもないよ!」 感想(週刊少年サンデー 2016年18号)

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コミックス1巻中々売れてるらしいですね(笑
うん、まあ、ヒットしている/してないは当事者の問題でしかないんですけど
それでもやっぱ自分の応援している作品が売れたり人気になるのは嬉しいですねえ
最近のサンデーイチ推しのヒロインなんで、このまま看板娘になって欲しいですね
そんな訳で今週の天野めぐみの感想です。
















仕事に集中しろ!!(笑


まーくん・・・
家で勉学に励める折角のチャンスなのに
めぐみが心配で来てしまうってそれもうアレじゃないですかー笑
もしくはただのムッツリ

まあでもそうなんですよ
男なんて所詮格好付けてても欲望の生き物なんです
特に学は、生真面目そうに見えてムッツリなんです(笑
心配で来ているようにも見えるし、
スキを期待して来ているようにも見える
もしくはその両方なのかもしれません
ただ、一つだけ言える事は間違いなく学の心の中に於けるめぐみのウェイトが上がっている、、、という事なんでしょうね
それはそれですっごく良い事だと思いますけどね。やっぱ折角人に生まれたんだから、色々な感情を経験しておかないとね。


開幕コゲ焼きそばって時点でアウトな気がするんですが(笑
でもそんな料理ベタなめぐみも可愛かったですね
まあ料理ってセンスの問題も大きいから仕方ないですよね
同じように作っても全然同じにはならないですからね
でもまあドジっ子要素も兼ね備えてるってポイント高いですよね(笑)。

そんな不器用なめぐみに代わって学がやっぱり主戦を務めた訳ですが
ばんじゅうにおっぱい乗せ、
その後作業中に巨乳が揺れる、、、などいつもの様にスキだらけ構成でした
逆にここまで執拗に気にする時点でやっぱり(めぐみに)魅せられている気もしなくはないですが・・・

そして、やはり学は手際が良い。
料理もバッチリだし、スピードも抜群・・・って事で
やっぱり素直に実家を継いだ方がいいのでは、、、と思わなくもない(笑
なんでもそうですけどセンスだけは努力なんかじゃ決して補えないですからね
逆に言えば学にはそういう飲食店を切り盛りするセンスが(現時点で)あるという事
そして、その相手がめぐみだったらいいのにな、、、って今から考えてしまいますね(笑
あっ、でもそしたら集中力途切れるか



最高の笑顔・・・


ただ、そんな未来の素養もありました
学は、どうやら他の男どもにめぐみがちやほやされてたり、そういう目で見られるのがとても嫌らしい
この時ばかりはスキだらけなのを気にする暇もなく、ただ黙って「俺の側に居ろ。」と言わんばかりに
めぐみを引っ張って行く学のナイトっぷりがとても素敵な話数でもありました
こりゃめぐみルートの可能性の方が高いな、、、って思いましたが(笑

そんな学の想いを間接的に知って、
微笑むめぐみは本当に思春期の乙女そのもの!って感じで凄く可愛かったですね
多分、意識してもらえて嬉しいんだろうな、気にかけてもらって嬉しいんだろうなあ、、、っていうのが
セリフではなく表情と態度で伝わって来る粋な作劇もまた今週印象に残りましたね
これもまた青春、というか
めぐみの天使っぷりがめちゃくちゃに可愛い、というか・・・
そういうキュンキュン要素を毎週挿入してくれるセンスもまたお気に入りです
また、嬉しそうに背中を叩くカットも個人的に微笑ましくて良かったですね
なんか、こう、改めてめぐみってカワイイな。。とも思った話数でもありました
次週は水着回、しかもスポーツ科の面子も含めて・・・って事で
色々と楽しみです(笑
めぐみと学のキラッキラの青春に期待。














そんな訳でコミックス1巻の感想はこちらです
ロマンスとほのぼのの両立 天野めぐみはスキだらけ! 1巻/ねこぐち
今とはちょっと違う雰囲気の初期めぐみもまた可愛いので是非知ってもらいたいですね
そして、上記のばんじゅうおっぱい乗せはただサービスなだけじゃなく
表情含めてほのぼの出来る可愛さもあるなあ、と思いました。まる。



ボクガール102話 感想ほか(ヤングジャンプ 2016年18号)

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来週で「天野家四つ子」が終わるんですね
正直「早っ!!」って思ってしまったんですけど、
でも始まる(始まった)新連載は未だにかぐや様一本だけなんですよね
天野家、段々面白くなって結構楽しみになってたタイミングだったので残念ですね
初めから血液型関係ない四つ子コメディでも良かったかも分かりませんね
だって分析がどうたら的な話よりも普通の日常描いてる方が楽しかったもんねえ
でもちょっと、このタイミングでの終了はヤンジャンの厳しさを感じさせますね・・・。

ああいう箸休め枠はシリアスな漫画の合間に読むとちょうどいいんで
新しいそのポジションの作品にも期待したいところです
去年読切であった「ゆるキャラ」とかどうでしょうかね?(笑
何にせよ、これだけ続々と終了作品が出ていると、そろそろ新連載攻勢も近いのかな?と思われます
2016年のYJがどういう雑誌になっていくのか・・・もまた楽しみですね
そんな訳で今週の感想です、では以下。










☆ボクガール #102 ボクの印象

カワイイ。


今週は・・・藤原さんがまた一歩大人の女になるお話でした
大人の女、といっても勿論下世話な意味ではなく
精神的な成長、、、という意味合いですね
まあ、中々未練を断ち切るのは難しいですよね
なんかどうしても固執したり気になってしまう自分も居たりするのが妙であります
ただ、そこから(自分の中で)ちゃんとケリをつけて、吹っ切れて、今は素直に過去の自分の感情を告白出来る
冷静に想い人の話を聞ける藤原さんの凛とした大人の女性らしさ・・・に凄く惹かれたお話でした
大人の女性らしさ、と言ってもまだ年齢的には学生な訳なんですが
正にそんな思春期の最中(さなか)に、ちょっとだけ大人になる事が出来た彼女の成長、、、というか
無理矢理でもないし、開き直ったわけでもない、本当に素直に、そして凛とした姿で猛にかつての想いを伝えた最後のカットは
何かこう・・・すごく感じるものがありましたね
それは切ないような、逞しいような、儚いような、だけど可憐でもあって、、、っていう
様々な言葉で形容出来るようなラストシーンに仕上がってました
とびっきりエッチなお色気シーンが上手い一方で
こういう何とも言えないキュンとするようなシーンを描くのも杉戸センセめちゃくちゃ上手いなあ・・・ってつくづく感じてしまいました
藤原さん、素敵な“女性”になったね・・・。

猛も水面下でめちゃくちゃ大きい魚を逃したね(笑
もう学生の時点で素敵なレディーになる事確定な大和撫子っぷりに
素直に心情を話せる柔らかくて心地良い雰囲気、
スレてない美しさを持つ女の子、、、
最後の笑顔も切なくなるほどに素敵で、ちょっと泣きそうになってしまうくらいに素晴らしいものでした
こんな可愛い女の子の気持ちに気付けなかったんだからなあ・・・罪な男だよ(笑
まあ、猛は猛で最近は瑞樹の事で手一杯だったと思うけどね笑
でも、本当に泣きそうになってしまったのは
そんな過去の恋に対して
後腐れも引き摺る想いもなく
ただただ笑顔で「好きだった。」と堂々と言える藤原さんの気持ち、そして、その“明るさ”だったのかもしれません
藤原さんは藤原さんで、もう新しい恋に向かってる、昔の恋も落ち付いて話せるようになっている、、、
そういう・・・女性の強さ、ですよね。振り返ると、この回で描かれていたのはそういうものだったような気がします
それも杉戸さんが女性だからこそ、こんな話を描けるのかな、、、とも思ってしまいました
まあ、でも、要するに、単純に、今週の藤原さん凄く良かったな。。っていう、伝えたいのはそこに集約されるかもしれません。



カワイイ(2回目)。


でも中々「今に生きる」って簡単なようでいて難しいですよね
俺なんかは過去の恨みつらみを拭いきれないままここまで来ちゃってるので(笑
うーん、彼女みたいに真っ直ぐに「今」に向かって行ける力強さこそ本当に必要なものなのかもしれません
なんか、ちょっと歯車が違ってれば、藤原さんと猛がくっ付く未来もあったのかな。。って考えてしまいましたが
上手く行かなかったからこそ、想いが届かなかったからこそ、吹っ切れた瞬間の美しさ・・・のようなものを感じ取れたのかもしれませんね
そんな吹っ切れた瞬間、特にそれが恋愛関係なら、そりゃ俺の琴線に触れるに決まってるんですけど(笑
でも、本当に、藤原さんは立派だし、強い女の子なんだなあ、、、って思いましたよ
やっぱり、自分は「人の恋が終わる瞬間」に弱いのかもしれませんね
そんな藤原さんの「今の」瑞樹への想いの描かれ方・・・にも注目して行きたいと思います
散々自分の為に頑張って来てくれた瑞樹、そんな二人の想いが重なる瞬間もまた楽しみにしています

なんというか、今週は・・・凄く考えてしまうお話だったと同時に、
凄くジーンと来るような感情を与えてもらった回でした
叶わない想い、
それを吹っ切る力、
新しい気持ちに向かって行くマインド、、、
そんな姿はなんて美しくて、凛としているんだろう。
あくまで個人的な感情、感想ではありますが、本当にそう思いましたね。
でもなんか、そういう苦味辛味含めて恋愛って(やっぱり)素敵なものですよね・・・
改めてそんな風に感じました
なんだか必要以上にしんみりした感想になってしまってごめんなさいね(笑
ただ、、、今回の話で個人的に藤原さんの事が今まで以上に大好きになってしまいました
叶わない想いをずっと抱えて来たからこそ、彼女には幸せになって欲しいですね
その相手が瑞樹だったとしても一向に構わない気持ちにすらなって来ました
本当に・・・
涙を流すかと思ったくらい「素敵な女性」でしたね。
果てさて、この三角関係の結末はどうなるんでしょう。毎週ドキドキです。



恋バナに興味津々乙女カワイイ(笑
ちなみに俺も他人のそういう話聞くの大好きだったりします。


猛は猛で、ようやく本音を出しましたね
自分の事をキモいと自虐しつつ、でも否定出来ない瑞樹への恋心を初めて吐露出来ました
それも彼の成長なのかもしれませんが・・・でも、紅潮する猛もまた可愛かったですね(笑
なんか今週はキュン・・・としたり、ニヤニヤしたりと忙しいんですが笑
これをきっかけに、猛も猛で行動に出るんですかね
彼の常識人っぷりが逆に枷になってしまってる気もしますが、、、
そして、藤原嬢からの過去の気持ちの告白、、、と、猛も猛でまた難儀なキャラだなあ、と思います
果たして、瑞樹はどっちを選ぶのか、そもそも「選ぶ」のか・・・?ってトコロですが
取り敢えず今は、「今の」気持ちに正しく素直になれた藤原さんに拍手を送りたいです
瑞樹の事でドキッとするユメユメもやっぱ可愛かったし(笑
かなり久々の藤原さん主体の話数でもあったので、その意味でも新鮮で面白くて良かったかと
瑞樹に、真っ当に恋する藤原さんを拝める日も近い・・・?って事で益々注目なのです




でも、しつこいようですが本当にラストシーン良かったなあ・・・
直接見て欲しいので引用とかはしませんけど。
また、モノローグとかで心情を説明している訳じゃなく、
表情を見れば一発で彼女の気持ちが理解出来る作画になっているのも素晴らしい
そして、その吹っ切れた女の強さも、、、って事で正に無条件降伏不可避の傑作回でした
まあ、ああいうシーンに元々弱いのを差し引いても(笑)純粋に恋愛作劇としてハイレベルな回だったかと
瑞樹は瑞樹で藤原さんが惚れ始めても仕方ないくらいに彼女の為に頑張って来てるからなあ。。
その想いに徐々に気付き始めているあたり、藤原さんは敏感な方なのかもしれないですね。
しかし藤原さん今週分読めば読むほど本当にイイ女だ。たまらん。


そんな藤原さんを瑞樹が引っ張っていく回も収録されてます
告白の返事をすぐにしに行く主人公 ボクガール 9巻/杉戸アキラ
男の娘瑞樹も拝めるのでファンの方、好きな方は是非是非よろしくお願いします!
今週はシンマン賞の結果も出てましたが、
杉戸センセは講評まで爽やかで実にイイな、って思いました(笑
兎角今週は情感たっぷりで出来れば何かを感じて欲しいと願わずにはいられない回になってて、それがとっても嬉しかったです。
頑張れ藤原さん、頑張れ猛、そして、頑張れ瑞樹!









☆リクドウ 第93話・第94話

三原、最後までよく戦ったね
リクはまた新しい十字架を背負ってしまいましたね
でも・・・負けるっていう事はやっぱり悲しい事なんですよね
「よくやった」とか「ナイスファイト」だとかは「負けた」って事実の前では無意味で
残って行くのはただただ“悔しい気持ち”「だけ」なんですよね・・・
それもまた十字架であり、
拭い切れないシミとしてずっと残り続けるんでしょうね

ただ、最後まで勝つつもりで必死に抗い続けた
その姿がきっと「誰か」に影響を与えていくんじゃないか、、、とも思いました
勝てないと分かっていても、自分の実力を分かっていても、挑まずにはいられない良くも悪くもバカな部分
でも、そのバカさに心から感動してしまったのもまた事実・・・三原は完全にバケましたね
そう、例えば、身近にいる後輩なんかがその闘いに影響されて、
奮起してくれたら・・・
ちょっとは三原の傷も癒えるんじゃないかと思います
個人的には今まででベストバウトだったな~、と感じましたね
ちなみにその次に印象に残ってるのがリクに瞬殺されたお父さんボクサーとの試合ね。
















◆かぐや様は告らせたい

こんなに下らない心理戦も中々ないですよね(笑
ラブコメってよりはギャグに近い感じ、
だけど時折本気のLOVEも感じられる・・・という
中々良い塩梅の連載になってるかと

ただなんか、好みど真ん中って感じではないです。
やっぱちょっと(キャラが)ひねくれ過ぎだからかなあ・・・?笑



◆天野家四つ子は血液型が全員違う。

自分なんかは、賞を取ったり、ランキング1位だったりすると逆に観る気が失せますね(笑
「あーはいはい」って感じで・・・なんでしょうね、偏屈なんでしょうかね?笑
でも、単純すぎるあさひがちょっと可愛かったのは内緒。

映画を観てる時の4人の反応も可愛かったんですが、、、
やはり最後はあの教師で締めるのね
繰り返しになりますけど、
血液型は演出に留めて
もっと「四つ子」という部分を前面に押し出した方が良かったかもしれませんね
ほら、血液型で性格がどう~っていうのも、結局は「そういう人が多い」っていう不確かな統計でしかなくて
実際は全部が全部そうって訳でもないですし、なんならいっそもっと大げさに描いても良かったかもしれません

でも、その路線を捨てて「可愛い四つ子の日常を~」って方向性になってからは
毎週結構楽しく読んでたんですよ 先週のゆうが髪染めるエピソードも面白かったしね(笑
あさひの寂しがり屋な一面がいちいちフィーチャーされるのも可愛くて良かったし、
個人的にはもう少し読んでいたかった連載でした。最終回も楽しみ。















次週は、モンスガの巻頭を筆頭に、天野家四つ子の最終回、
MJからの出張、新人の受賞作の掲載、更にSQから出張読切・・・って事で
かなり賑やかで派手な一冊に仕上がってそうですね
SQに出張ならあったんですけど、
逆に向こうから出張してくるってどういう狙いなんでしょうかね?(笑
最近ヤンジャンからバンバンヒット作が出てるんでその関係もあるんでしょうか、、、
ちなみに4月はシンマンGPの優勝作も発表されると思うんでその意味でも楽しみです
来週号ではまだですけど、もうそろそろっちゃあそろそろな感じですね。



2016年 春の新作アニメチェック!

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まだ前期のを観終えてないんですが・・・(恒例)
もう始まってるのでいきますよ。











4/1(金) うしおととら(3クール目) 東京MX 10時30分~
      宇宙パトロールルル子 東京MX 11時~

4/2(土) 学戦都市アスタリスク 東京MX 12時30分~
      ニンジャスレイヤー 東京MX 1時~
      エンドライド 日本テレビ 1時55分~(初回2時30分~)

4/3(日) 僕のヒーローアカデミア TBS 5時~
      マクロスデルタ 東京MX 10時30分~
      コンクリート・レボルティオ 東京MX 11時~
      くまみこ 東京MX 12時30分~
      Re:ゼロから始める異世界生活 テレビ東京 1時05分~(初回1時35分~)

4/4(月) 12歳。 東京MX 7時30分~
      美少女戦士セーラームーンCrystal 東京MX 11時~
      ばくおん!! 東京MX 12時~
      パンでPeace! 東京MX 1時~
      聖戦ケルベロス テレビ東京 1時35分~
      ハンドレッド テレビ東京 2時05分~

4/5(火) 少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん NHK Eテレ 6時45分~
      ジョーカー・ゲーム 東京MX 12時30分~

4/6(水) 双星の陰陽師 テレビ東京 6時25分~
      鬼斬 東京MX 1時~
      文豪ストレイドッグス 東京MX 1時05分~
      SUPER LOVERS 東京MX 1時35分~

4/7(木) クロムクロ 東京MX 10時~
      あんハピ? 東京MX 10時30分~
      ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? 東京MX 11時30~
      甲鉄城のカバネリ フジテレビ 12時55分~
      少年メイド TBS 1時58分~
      坂本ですが? TBS 2時28分~

4/8(金) 迷家-マヨヒガ- TBS 1時55分~
     
4/9(土) 田中くんはいつもけだるげ 東京MX 10時~
      キズナイーバー 東京MX 11時30分~
      はいふり 東京MX 12時~
      ふらいんぐうぃっち 日本テレビ 2時25分~

4/10(日) 三者三葉 東京MX 12時~

4/11(月) ワガママハイスペック 東京MX 1時10分~
      
4/15(金) ビッグオーダー 東京MX 1時40分~











うん、続編もの含めて36作品、
そして前期から継続する作品も・・・って事で「観れんのか?」って気分ですが
前期のはなんだかんだで一応ほぼ観続けたままここまで来てるんですよね
ただ、休日とかがずっとアニメ消化だったりすると
流石に他の事もしたくなって来るので
「観れるものは出来るだけリアルタイムで観る。」ってのが今期の目標ですかね

気が付けば前期もHDDとの戦いでした(特に後半は)
なんせセンバツ高校野球と被っているので、毎日録画と消去の繰り返しで
正直疲れてましたね(笑
ただ、最近は深夜まで起きてちょっと寝て仕事へ行く~ってサイクルがキツくなって来たのもあります
だから、どうしても録画予約に頼りたくなる現状が転がってる訳ですけど
最近は思考を切り替えて「よし、これで一気観出来る」
「家出る前にアニメが観られる」などと
とてもポジティブな心持でアニメと触れあえています
今期も今期で自分なりの視点/感じ方で色々な作品を楽しんでいきたいものです


ただ、その観て思った事を出す行為に関しては今期は全然ダメでしたね
観るだけで終わってしまった感じですかね
一応ツイッターでちょくちょく・・・ちょくちょくでもねえな(笑 呟いてたんですが
これだけ本数観てるのにあの程度とはちと情けない感じがしますね
その辺も改善、、、というか
サボらずにやって行きたい気分です
サボらずにというよりは時間があんまりないだけなんですけど笑
取り敢えずはコンスタントに記事出しが出来るような状況にまで持って行きたいですね
最近はちょっと漫画の記事に傾倒し過ぎで上手くバランスが取れてないきらいがありますね。

ラインナップに関しては、
「あーあれ今期なんだー」ってタイトルが多くて
気付いたらアニメ放送なんですね。という気分にさせられる面子ですね
正直ネームバリューの高い作品が多くて派手な期になりそうな予感です
「少年アシベ」は世代でしたね
新アニメも観たいんですが、
最近は「90年代のアニメを観返したい欲」も高まってたりします
まあそろそろその年代のアニメを観てた世代も親でしょ、って時期ですしね
そりゃリメイク云々も出て来ますよねえ。
俺は親じゃないけど笑

オリジナル作品も結構多いように思うので、
その意味合いでも楽しみです
一つ一つ自分なりに消化していきたいですね
その前に前期のを急いで消化しなくちゃいけないんですけどね(笑
なんか、惰性で生きてるのもしんどいんで、色々と(自分の中で)新しい事したいなあ。。って時期ですよ
皆様にとってもいい季節&いいアニメライフを送れるように祈ってます
なんたって自分のブログを観てくれている方々ですからね笑
良い方向に向かう事を祈るに決まってます。
自分も自分なりに、一歩一歩。










前期では感想を書いた二作品と、
あと「蒼の彼方のフォーリズム」「落語心中」「方南スト部」「ギャル子」「小麦ちゃんR」「亜人」などが好きでした
他にも印象に残る回も多かったですし、ほぼほぼ満足出来たクールでしたかね
今期ももっともっと自由に気ままに観ていければいいかなあ。うん。


ゆらぎ荘の幽奈さん 第9話「夜々、おそるおそる」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年18号)

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5月2日発売のジャンプNEXT!!で「食劇のソーマ」とのコラボポスターが付くらしいです
これは正直ニヤけてしまったというか、マジかよ!?的な衝撃があった訳ですが(笑
説明しておくと、ミウラタダヒロさんのアシスタントだったのが佐伯俊さんなんですよね
だから、ある種の師弟共演であり、また連載間もない今作が早くもそういうふろく関連に抜擢された、っていうのは
かなり嬉しくもありました またジャンプって師匠と弟子を共演させるのが好きだからなあ。。
一応銀魂とスケット的なアレなんでしょうけど、
あれと違うのはゆらぎ荘の方が師匠って事ですね(笑
今回のポスターが好評だったら、(気が早い話ですが)コラボ漫画とかもやって欲しいですが、、、
ソーマの佐伯俊さんは巻末コメントで師匠LOVEをずっとアピールして来たのですごく嬉しいだろうな。って思います笑

こうやって本編以外のトピックが増える事はとってもよろしいかと思いますね
少なくともコラボポスターやれるくらいの人気はありそうな感じです
この調子で頑張って欲しいですし、
ファンとしても援護射撃ますます頑張りますよ
定着させる為にやるべき事はしっかりとやる方向で。












ソーマかな?


そういう訳で今週は夜々ちゃん回でした
まあ、ああいう風に「頼みづらい」ってなる心境になるのも分かりますね
気心が知れた人ならともかく、そうじゃないと迷惑かな?とかずうずうしいかな?って思っちゃいますもんね
だから、兎角コガラシのご機嫌を取って何とかしよう!って手段に出たワケですけど・・・
これがまためちゃくちゃ可愛かったですね(笑
そういう素直になれない感じとか、
コガラシに尽くしてくれてる感じだとかが真っ当に心地良かったです
俺にもご奉仕頼む

また、夜々ちゃんはすごい純真なキャラに思えるのが何より良かったですね
猫神様の為に純粋に頑張って、けれん味のない表情で必死におねだりしたり尽力したりする
そういう・・・ある種の子供っぽさ、というか幼さが逆に魅力的に映ってるのかなー、なんて個人的には思いました
コガラシをじっと上目遣いで見つめるその仕草、
読んでるこっちまで気分が明るくなるようなスレてない笑顔の数々がとっても素敵でした
最近は他人を小馬鹿にしたような下賤な笑みがはこびる中、こういうのは素直に癒される・・・っていうのが俺個人の本音ですね
最初はとっつきづらいかな?って印象も残した夜々ちゃんだけど、本当はどこまでも純真でイイ子なんだろうなあ、、、っていうのが直で伝わって来る良回だったかと
先週の狭霧回と同じく、ここで惚れさすのではなく、好意を持つ“きっかけ”を作ったようなお話でしたね
こういうエピソードを基盤にもっともっとニヤニヤ出来る話数が待っている・・・と思うと
ワクワクが止まりませんし、その意味合いでもポスターのあれは「今後」に期待を持てるお知らせで本当に嬉しかったのです
まだまだ高いポテンシャルを持っていると思えるゆらぎ荘、その一角を端的に示したお話でもありました。



カワイイ。


それにしても、夜々ちゃんはこれから順当にコガラシに懐いてくれそうで実にイイですね・・・笑
まあ狭霧の云う通り今は「餌付け」なのかもしれないですけど(笑
それでも、これからもっと懐いてくれたり、
甘えてくれたりする
そんな場面を想像するとニヤニヤしてしまいますね
もしかしたら、「そっち方面の甘え」なんかもあるかもしれないですし(オイ)
なんだか夢が膨らむな・・・!と書いてて思えて来ましたが、そういった意味合いでも秀逸な話数だった事は間違いないです
それくらいほのぼのとしていて、単純に微笑ましいエピソードでもあったんですよね
コガラシに甘えて、
コガラシの真似をして、
どんどんコガラシに夢中になっていきそうな期待感・・・というか
所謂従順な感じが男子的には堪らない回でもあったかなあ、と
こういう子も実に良いですね・・・!と思いつつ、
やっぱり意外とセクシーで、
セクシーなのに表情は純朴そのものだったりもする
そんな夜々ちゃんってキャラを益々好きになれる第9話だったのでした
そういえば、猫には「発情期」がありますよね?それ利用していつかそんな話を





夜々ちゃんは、なんというか、
町中で困ってる人を直で助けたがりそうな、
所謂「いいこと」を率先してやりたがりそうな、
また他のヒロインとは違う意味合いでの“無垢さ”が際立っていて
やっぱりとても好印象のヒロインの一人・・・だと感じました
またそれをお兄さんのように見守るコガラシとの関係性もまた素敵でしたし、
そんな夜々ちゃんの心情を伝えてあげる狭霧の優しさも良かったかなあ、と
人の温かさ、というか
ここに来てようやく「荘」らしいアットホーム感が出て来てその意味でも良かったお話でした
勿論合間のサービスカットも相当に良かったんですが(笑
今週は、
それだけじゃないテイストも上手く出せていてそれもまた秀逸でしたね

にしても、コガラシは強いだけじゃなく料理も出来る・・・とか優良物件過ぎますね(笑
こういう風にきちんと女の子が惚れるに値する主人公を作れているのは良作の証であります
これからも真っ当に主人公を活躍させて、真っ当にエッチでもある
「ゆらぎ荘」らしいお話を読んでいけたら個人的に幸せです
今週は嬉しいお知らせもあり、それも含めて満足出来た話数でした
これからどんどん「みんなで」「家族に」なっていって欲しいですし、
それを期待しても良さそうな温か味にも溢れていた、、、と個人的に思います。伝わって欲しい。












俺の背中も頼む・・・前も


タチ新連載「かなえるLoveSick」感想 ほか(コミックキューン 2016年5月号)

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この間、今村朝希さんの待望の新連載「つくろぐ。」に関しての感想はUPしたんですが、
他の作品に一切触れてなかったので当記事で触れたいと思います。では以下。

・・・あっ、その前にその「つくろぐ。」の感想もよろしくお願いしますね(笑 心血注いだつもりで書いたので。
「ぼっち日和。。」の今村朝希新連載! つくろぐ。 第1話 感想(コミックキューン 2016年5月号)










◆パンでPeace!/emily

emilyさんと言えば、成年の方で何度もお世話になっております
あのプニプニもっちりの肉感が堪らなく素晴らしくて単行本も所有しているほどです
で、この作品ですが見事にそんな成年作品の面影を消す事に成功していますね(笑
完全に日常系そのものな感じなんですが、
これはこれで「女の子の可愛さを楽しむ」って方向性に振り切ってて悪くない
特にふゆみが最も成年作品に近い体型で好きですね笑
ちなみに一般に行ったわけではなく、
今もバベルで成年作品自体は発表中です。ありがてえ。

今回は、ふゆみがくるみパンノアを食べてあまりの美味しさにぷっくりしてたカットが特にキュートで良かった。



◆(新)かなえるLoveSick/タチ

カワイイ。


こりゃ素晴らしい!
「桜Trick」のタチさんによる新連載ですが、
まず思ってたよりも女の子がプニプニしていてとてもイイですね
触り心地が良さそう・・・なのはともかく、アンチスレンダーな自分にとっちゃ理想の絵柄の一つかもしれません
しかも、おっぱいが強調されているセクシーな衣装での登場、、、という事もあって中々堪らない感じの新作になっています
個人的には、セクシーなのと可愛いのは(自分の中では)全然別ではない、というか
セクシーの中に「可愛さ」を感じるタイプでもあるので
その意味じゃ今作の衣装は正にベスト
カラー扉絵の時点で下手したらちょっと好きになってたかもしれません笑



うひゃあ。


作中でも、ちょっとエッチなテイストが漂っている塩梅もまた好みでしたね
また紅潮フェイスを描くのも上手いので良い具合に妄想し易いのも利点ですね(笑
話としては、恋愛成就の為にキューピッドになろうとした人外の主人公・キューちゃんが
逆に恋愛成就させようとした女の子自身に恋してしまう・・・といった
タチさんらしい百合要素も含んだ恋愛コメディでした
兎角、キューちゃんとあんじゅの掛け合い(と欄外のツッコミ)が面白く、
ギャグとしても中々どうして笑える出来栄えでその意味でも良かったですし、
何よりあんじゅに対してストレートに紅潮してドキドキしてしまうキューちゃんがめちゃくちゃ可愛かった(笑
スナック感覚で気軽に読んでも全然楽しめると思うんで、タチさんの作品或いはアニメの雰囲気が好きならこれもいけるんじゃないですかね

あんじゅの弓矢の特徴的な避け方(笑)だったり、
常に明るくおてんば気味なキューちゃんの表情の数々等が可愛くて純粋に癒されます
それでいて、ただ可愛いだけでもない展開の「上手さ」があるのも宜しいかと
恋する女の子の“美しさ”を描(えが)く事に於いては定評のある作者だけに、
流石の仕上がりでしたし、これからのニヤニヤにも期待したいですね
あんじゅにはキューちゃんをもっともっとデレさせて欲しいです(笑
完全に今村先生目当てで購読するつもりでしたけど、
本作も購入動機の大きなポイントになりそう。



◆(新)お嬢様はアイスがお好き。/はなこ

コールドガールに翻弄される女の子の話
冷たい系女子、、、という事でリアクションがしやすく、かつ分かりやすいのでサクサク読めました
その実はただの激しいコミュ障・・・って事で共感出来るような出来ないような(笑
でも、人間ちょっとそっけなくされただけでも鬼の様に落ち込む生き物ですからね
本心を訴えられるだけ、実は凄く優しい女の子なのかもしれません。
最後の反応はベタだけど、それはそれで良かった笑

氷香は今後益々可愛くなりそうですね。期待。



◆さくらマイマイ/おしおしお

ギャグが振り切れ気味で結構面白いですね笑
特にオチに懸ける情熱が凄いなあ。。って読んでて思いました
二次アイドルと三次アイドルの壁はそりゃもう断絶されてるレベルで高いでしょうね
なんかキャラの顔を執拗に崩したり、昔のギャグ漫画さながらのリアクションがあったりするトコがイイですね
「酒」もちょっと笑ってしまいました笑 まあ、俺はあんまり酒は飲まないですけどね。何故か。











・・・やっぱそれでも少ないですね(笑
実は今村さんが載る!って事で恐らく、、、初めてじゃないかな?こういう美少女系4コマ雑誌を買う事になったので、
途中からという事もあり最初はこんなものかもしれません 基本的に今村朝希センセの大ファンなので今村作品推しにはなるとは思いますけど、
他の作品にも徐々に馴れて好きになっていければいいかなー、って今は思ってます
取り敢えず、今村さんが久しぶりの新連載を始めたタイミングで
新しい漫画が結構載ってるのは都合が良くてその点でも楽しかったな、と>今月のキューン
そして、アンケは勿論「つくろぐ。」に全力投函します(笑 改めて、毎月今村さんの新作が読めるのはとっても嬉しいですし、
他にも素養の高い新作も始まってるので(自分の中で)色々と注目しています。


天野めぐみはスキだらけ! 第21話「いいカオ」 感想 ほか(週刊少年サンデー 2016年19号)

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最近のサンデーは全体的に面白くなって来てますね・・・
誌面の方向性を見ていると、ラブコメとスポーツという従来のサンデーらしいイメージに戻って来た印象があります
特にラブコメの受け入れられやすさの度合いが半端ないワケですけど(笑
加えてベテランも積極的に器用、と良い塩梅なんじゃないですかね
個人的には、市原編集長復帰後のサンデーは中々面白いと思っています
天野めぐみ以外だと「ふれるときこえる」「天使とアクト」「MAJOR 2nd」辺りが好みです
これからのサンデー自体の動向を見守るのも楽しみになって来ました。一応学生の頃から読んでたからね。

あと、今週は他の漫画の感想もちょこっと書いたので、そちらも是非。
















スイカは割れたけど、
胸のスイカが・・・笑


今週は水着回、だけどいつもとは趣向を変えてスポーツ科の子達とめぐみの友人たちを含めたキャッキャウフフ展開で以って進行していきました
たまにはこういうのもイイですね・・・と思いつつ、正直純粋に楽しそうで羨ましかったですねぇ
俺が学生の時にはこんな風に気兼ねなく遊べる友人とかいなかったからさ(笑
なんか、こう、遊べるだけ遊んで、くつろげるだけくつろいでる相様を見てたらちょっとクるものがありましたね
逆に言えば、作中で青春模様を味わえる。とも形容出来るワケですが・・・すっごくめぐみ達の“楽しさ”がストレートに伝わって来て良かったかと思います

天野めぐみは、天野めぐみが来るまで少年誌に於いて瀕死状態だった「純粋なお色気ラブコメ」を復権させるような存在だと思うんですが
(奇しくもその後ジャンプではゆらぎ荘が始まりましたね)
それと同時に、物凄くサンデーらしい普遍的な内容でもあると個人的には思っています
今週はそれもまた良く出てた感、後半になってからはほのぼのまったり出来るイイ具合の心地良さが感じられて
やっぱりサンデーらしい「日常感」に影響を受けて来た作品でもあるんだな、、、としみじみと思いましたね
最初はぎこちなかった少女たちが、最後には笑って語って終われるようになる作劇だとか
最後のほんのりとしたラブコメ感もサンデーらしさ全開でとても良かったです
そういう面ももっとクローズアップされればいいのにな。。と思いつつ、
まあでもきちっと連載/単行本共に良いスタートダッシュを切ってる辺り案外この作品の面白さの内の一つであるそういう部分もまた伝わってる人には伝わってるのかも
観ているだけでほっこり・賑やかな気持ちになる「遊び」の描写の数々が兎角キラキラしていて良い気分になれた21話目でした
あと、やっぱ真美ちゃん可愛いっすわ(笑 彼女がデレるところもまた見てみたいなあ。





それと、こんだけ女友達が居たら所謂「ガールズトーク」ネタも出来そうですね
いつかやって欲しい・・・!と思いつつ、
さり気にめぐみを遊ばせてあげる学の優しさや、
遊びに行きたがるめぐみの良い意味合いでの幼さもまた可愛げがあって良かったです
それと、勅使河原さんを助けてあげるめぐみとかいう、珍しいものも見れたのも新鮮でしたね(笑
普段はいつもスキだらけで助けてもらってる印象のめぐみだから余計に頼られてるトコロが新鮮に映りました
蹲踞のシーンは・・・普通っちゃあ普通の構え、というか行動なんですけど、そういう目で見るとちょっとエロいですよね(笑
普段は胸と尻推しだけに、まさかのあそこ推しでお兄さんグッと来ちゃいそうです(ヤメレ)
本当に楽しそうな事ばっかしてんなあ、、、と羨望の眼差しも向けつつ、
最後に「みんなが」仲良くなった光景は、
これもまた一つの“結実”のようなものだったんじゃないか・・・と、個人的には思います
カチコチだった関係性が、たった一回遊んだだけで完全に雪解けしてしまった、という素敵な一日。
それもまた学生の利点よねー。と思いつつ、変化球といえば変化球的なお話でしたがそういう意味では「らしさ」も保たれていたかな、と感じます
要するに普遍的な良いシーンをきっちりと挿入出来るセンス、的な。
結局は、めぐみを遊びに行かせて本当に良かったなあ・・・と思える塩梅がステキなお話でしたね。みんなが集まって談笑しているシーンはついほっこりしてしまいます。



このね、麦わら帽子を被って、淑女っぽい佇まいのめぐみも堪らないくらいに可愛いなあ・・・と思いつつ
最後の最後にラブコメ然とした、学の視点からするとグッと来るシーンも抜け目なく描いてくる手さばきもまた流石だと感じましたね
また「みんなと仲良くなった感」をしっかりと読者にアピールした後にめぐ×まー分を補給するようにこれですからね
やっぱりネーム力が新人離れしているなあ、、、と(あくまで)個人的に強く感じながら、
夫婦みたいな距離感で、最高の笑顔を見せてくれるめぐみに今週もキュンキュンニヤニヤさせられて骨抜きにされてしまったのでした
本当にこの子まーくんの事大好きよね(笑
それが直で伝わって来る王道の演出もまた素晴らしいです!
オチではきっちり今週足りてなかったサービス分も補完、って事で笑
いつもとは違う類のお話、、、と見せかけて実はある意味普段と変わらないくらい「らしい」、そして満足出来る話数だったかな、と
学とめぐみの距離もまた縮まった感あるし、海の家編も本当に良くてねこぐちさんに感謝です
こんな風に一歩一歩共に進んで行って、いつかは同じ道を歩んで欲しいものですね。
めぐみにとっては嬉しい言葉も聴けたし友達とも思い切り遊べたしいいことづくめの日々でしたね
学は勿論いわずもがな。



単行本1巻、発売中ですよ~
ロマンスとほのぼのの両立 天野めぐみはスキだらけ! 1巻/ねこぐち
某アマゾンでも在庫復活してるんで出来たてほやほやのを是非!
この調子で、魅力を伝える事も頑張ったり、
後はやっぱり3度目の巻頭、2度目の表紙は狙いたいトコロですね笑
その為にもやっぱりアンケは欠かせません。かなり高いステージを目指せそうな作品なので、
ファンとしても気合いが入りますね。まだまだ応援がんばります。












◆MAJOR 2nd

最近の展開は、かなり現実の野球の試合展開をきっちり頭に叩き込んで描かれている気がします
そうなんですよね、実際にプロの試合観ても高校野球観てても些細な流れで展開が変わっちゃうんですよね
という事は、今後の逆転もありえるかも、、、しれません
3点はセーフティリードでも何でもないし。

にしても、睦子ちゃん可愛いなあ・・・笑



◆(読切)アルタイルの懺悔/草場道輝

関係ないけど、
高校の時サッカー部の連中がほぼほぼ「ファンタジスタ」の読者でした
多分傍目から見ていて一番流行ってたんじゃないか、と思います
この読切は、まさかのスポーツ一切関係なしで驚きましたけどね(笑
満田さん田中(モトユキ)さんみたいにスポーツ漫画しか描かない類の作家さんだと思ってました
こういうペーソス溢れる青春群像劇、、、のような作品も描けるとは。こういう方向性で連載しても正直面白そうだな、って思ってしまいました

にしても、「川谷」で「愛人」って。
草場センセ、完全に確信犯ですよね?(笑
敢えて九州を舞台にしたセンスも良し。



◆天使とアクト!!

ベテランの波に揉まれて・・・ってよくある話ではなく、
逆にマンネリ演技のベテラン勢に物足りなさを感じる、とかいう話の流れが斜め上過ぎて痺れてます(笑
アクトは本当に面白い主人公ですね、、、と思いつつ、
確かに年上が間違ってても意見一つ許されないような暗黙の雰囲気は個人的にも何か「嫌だな」とは感じてました
だからこそ、こんな風に堂々と言えるアクトがスゴイ人間に映るのかもしれません
茂野吾郎的なキャラ造詣でもありますね。



◆ふれるときこえる

相変わらずじらすなー(笑
拓海は何考えてるのか本当によく分からないキャラですが、
多分親友に譲る為に敢えてヒールをやってる可能性もあるかとは思います
それとは別に、噪くんの為にはりきって治療係やろうとするさとりが可愛かった笑

あ、もしかして拓海が同性愛者という可能性も










ちょっと実験的に他の好きな作品も取り上げてみました
「天使とアクト!!」は途中から読み始めたのにスッと入って行ける分かりやすさが素晴らしいですね
キャラの性格や関係性が物凄くハッキリしているのが大きいのかな。。とは思いました
それくらいあの漫画の「読みやすさ」は凄いなあ、と毎週感心しています。
今のマネージャーとのハラハラ協力展開も面白いし笑



ボクガール103話、中野ユウスケ「縹色の街」 感想ほか(ヤングジャンプ 2016年19号)

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最近の集英社の漫画雑誌はあちこちに出張したり、或いは出張されたりしてますね
WJ→SQに番外編掲載
SQ→WJ、YJに出張掲載、
YJ→SQ、WJに出張掲載などなど
この交流の盛んな感じは相乗効果を狙ってのものなんでしょうか
ただ、今回のワンダーラビットガールは正直青年誌でもやりすぎなくらいだったので(笑
ある意味あんまり「出張感」はなかったですね でも、こういうのも楽しいです笑
その内WJの作品がYJに出張して来そうな勢いですな。
・・・いや、流石にそれはないか。青年誌に少年誌の作品を混ぜてもね。SQは半分青年誌のようなものだし(爆)。

にしても、続々と連載が終わっていってるのに新連載攻勢まだ来ず、ですね
2~3本は始まっても良いと思うんだけど、焦らしプレイですかね笑
その分良質な読切等が載るんで悪くは全然ないんですがね
まあそういう意味でもこの先のヤンジャンには注目です
去年はGW付近だったから、
今年もその辺で攻勢なのかな。何にせよ楽しみ。全体的に脂がのってますしね。ちなみに今週で天野家四つ子が最終回です。ちょっと寂しい。











☆ボクガール #103 ボクのバレンタイン

ほんのり可愛い。


いや~、これがまた別のタイプのラブコメだったら舞さんにもワンチャンあっただろうに・・・
なんか、「厳しい委員長がふと見せた照れ顔」みたいな王道の良さが滲み出ていて不意にキュンとしちゃいましたね笑
実際はただの変態なんですが
それでも、あれはあれで(一応)人前で珍しく見せた舞さんの素敵な表情、、、という感じでやっぱり彼女もまた可愛い女の子でしたね
いや、本当にオーソドックスなラブコメだったなら彼女がメインヒロインだった可能性もあっただろうなあ
まあ性格が性格なんでそれもまたある種特異なものになってたんじゃないか、とは思いますけどね笑
でも、さりげなくも実にラブコメらしい良シーンだったかなあ、と個人的に感じました。
やっぱり瑞樹の天然ジゴロっぷりスゴイです(笑





ただ、瑞樹としては苦しい胸の内が続いていますね
扉絵の笑顔の水着カット(最高)はある意味本編が、瑞樹自身が切なさに溺れているからこそ
扉絵くらいは明るく素敵に・・・という意図のもとで制作されたように思えます(あくまで勝手な推測ですが)
「選ぶ」事によって生じる苦しみや寂しさに彼自身対応出来ずにいるような感覚があります
本当は、女の子してるのがきっと楽しかった
普段とは違う自分になれるのも楽しかった
何より、
(ある意味)無理せずに自分を出せるのが女の子でもあったんでしょうね
元々可愛いものが大好きな瑞樹の事ですから、やっぱりその辺に関しての葛藤もあったんでしょう
その意味では、ロキちゃんは無意識下或るいは確信的に瑞樹の願望を叶えていた、って事になりますが・・・
それに加えて、猛の事も未だに気にしていて、涙を流すくらいに強い未練があって、、、
それくらいに瑞樹は本気で猛の事を想っていた。。という事実にも
キュンキュンさせられてしまいますが(笑
やっぱり、
ロキちゃんのしたことは、決して迷惑なだけでもなかった
瑞樹は心の中では、ずっと女の子「にも」憧れてたんだろうな。。っていうのが
良く伝わって来るお話でもありました ファンシーなぬいぐるみを我慢する姿もめちゃくちゃ可愛かったですが・・・笑

でもやっぱり、迷ってばかりじゃいられない、揺れ動いてばかりじゃ進まない
例え苦しくても、切なくても、寂しくても、そこはきっと選ばなきゃ彼は前には進めない
本当の喜びは、苦しみを受け入れる事で生まれるものだと自分は思う
瑞樹も、瑞樹で成長したね
元々格好良かったけど、可愛かったけど笑
最大の悩みを、自分の力で解決しようと頑張れるようになったね
まだまだどう転ぶか予断を許さない状況ですけど、取り敢えず今週の話は深くこの胸に「傷」として刺さった気がします
なんか今週も泣きそうになってしまっているんですが・・・笑
二律背反の想い、
その間で苦しんでいる瑞樹
どっちも選べたならそんな幸福な事はなかった
でも、「大好きな」片方を諦めなければいけない
振り切らなきゃいけない
それを想うだけで・・・涙目になってしまいます
伊達や酔狂でなく、彼の女の子に対する気持ち、猛に対する気持ちもまた本物だった
だからこそ、そんな揺らぎを断ち切らなければならない苦くて寂しい感情、、、
それとは別に、ちゃんと藤原さんに告白出来るのかな?とかいう心配もしてしまうんですが(笑
気が付けば青春群像劇ライクな作風にもなって来た今作、藤原嬢の感情ラインを含めて今後もまた見逃せません

ただ、泣きそうになったのとは別に、
先述もしましたがファンシーなぬいぐるみを諦める時の瑞樹や
女の子の自分や猛を想って涙する瑞樹はめちゃくちゃ可愛かったですね
なんだか、、、抱きしめて慰めてあげたい気持ち?
まあ俺じゃダメでしょうけど(笑
でも、これはこれで女の子女の子してるような切なカワイイ感じがあるなあ、というか
こういうの見ちゃうと猛ルートでも全然受け入れちゃうかもなあ、ってカンジです
それくらい可愛いもん・・・!と思いつつ、
今週も過度なくらいにドラマティックな流れでまたも涙線を揺さぶられたお話になってました
瑞樹・・・瑞樹、本当に美しいよ。それでいて、誰よりも格好良いよ。あんた男だよ・・・でも、可愛いよ(笑)
って、言いたいくらいに今週は彼の心情に感情移入してしまいました ま、主人公という事もありますけど
それとはまた別に葛藤の描き方が丁寧で、だからこそあんなにグッと来たんだろうなあ、、、とは。



紅潮藤原さん可愛い。


しかしイデ子のパートのギャグはキレッキレで面白かったですね(笑
今回しんみりモードだったので良い潤滑油になってたかと
それでいて、藤原さんとのイイ感じのシーンも入れて来るセンスもまた流石です
また藤原さんからチョコもらって、驚いてデレてる瑞樹も超可愛かったし。
その後の瑞樹から話を持ち掛けられてちょっとドキッとしている藤原嬢もまた可愛かった
まあ正直藤原さんを選んだら選んだで、超絶うらやまモードな訳ですけど
傍観側とは違って当人は複雑な感情もきっとあるんでしょうね
それくらい、いつも全力で生真面目に生きてる瑞樹が益々大好きになりました
また、女の子と絡んでてもカワイイ辺りも流石だしね笑>瑞樹
果たしてこのドタバタ劇の行く末はどこなのか、、、
今かなり良いトコなんで毎週読むのが楽しすぎますね(笑 

藤原さんの瑞樹に対する想いの表面化と、
猛が今後取る行動も凄く楽しみです
主人公とは別に、
彼彼女らにもきっと期する想いがあるはず・・・だから。



最新刊の感想もよろしくです
告白の返事をすぐにしに行く主人公 ボクガール 9巻/杉戸アキラ
そして、猛ルートを望んでるボクガファンはバックナンバーを取り寄せてでもこれを読みましょう笑
ボクガール 袋とじ番外編~ボクとアイツの初えっち!?~ 感想ほか(ミラクルジャンプ 2016年3月号)

先ほど、藤原さんと猛の心情&行動に注目、と書きましたが
目下一番の注目ポイントは瑞樹が藤原さんに告白出来るのかどうか、でもあります笑
そして舞さんはどうなるんでしょうね。色々な意味合いでワクワクしてます。



☆(読切)縹色の街/中野ユウスケ

海人(人魚)をテーマにした、
世間の失言云々も含めたちょっと生生しい感じの作品
まだ恋にも発展していないような、たどたどしい二人の距離感が心地良い
話としては全然決着がついてないまま終わってるけど、これはこれで趣があってイイと思う
何より素朴でありながら官能も表現出来る作画センスが素晴らしいですね
上手くいけば、初々しい恋愛を描きつつ、思春期の官能も表現出来るような作家になれるかもしれません
取り敢えず個人的に作中に流れるピリピリとしつつも、どこか優しいエッセンスが大変好みでした
これの続きでも続きじゃなくても、似たような方向性で次回作が読みたいな、と思いましたね。

あと、ミナベが凄く可愛かったです(重要)。
ちょっとオドオドしつつも、内心嬉しそうな表情の数々や
派手さは無いけど、その分現実にいそうな地味感が逆に堪らなかったり、
なんだかんだ主人公を求めている素直になり切れない性格にもまたキュンと来ました
ちょっとしたお色気シーンもありましたし、この子本当に好みだなあ、と笑
素朴だけど、確かな可愛さがある・・・という意味合いで正直「また見たい」ヒロインでもあります
二人が泳ぐシーンは正に青春そのもの、、、って感じで惹き込まれるような魅力がありましたね。

ミナベが本格的に人と恋に落ちる瞬間も見てみたいなあ・・・って思ってしまいました。



☆潔癖男子!青山くん #49 力石さんは2人の天敵

面白い。
何が面白いって、力石さんのキャラと二人の避わし方が面白い(笑
っていうか、ここまで滑稽だと力石さんも「アリだな。」って思えてしまうのが怖い。
それはきっと、基本的にブスキャラだと思うけど、それでも漫画的なデフォルメブスに仕上げてるのが大きいんでしょうね
うざったいけど、どこか愛嬌がある感じ?(笑) まあ根っからの悪い子でもないんでしょうね。

「セーフじゃねー」
「パンツ見てんじゃねーぞ」
「ならよかった」
「私には成田がいるしね」
「成田に悪いから」
とか、ギャグもキレッキレだったと思います(笑
特に自意識過剰系のギャグの数々が個人的にツボでしたね
それは力石さんが本当に嫌なキャラではなく、愛嬌のあるブスキャラとして描いてるのがやっぱり功を奏したのかと
なんだかんだいって、ちょっと可愛い気もするし、、、笑
(この「気がする」ってのがまた絶妙なんだけど)
って事でまた一つ新鮮なキャラのアプローチを見せてもらった話数でした。
彼女の言葉遣いにもセンスを感じれたあたり、やっぱり初期よりも面白くなってる感が。












◆BUNGO-ブンゴ-

鬼気迫るくらいの野球狂、爆誕ですね・・・!
でも、やっぱりそうやって上に行くにはある種「楽しんでいる」陶酔っぷりがなければ行けないのかもしれません
なんだかんだいって「好きだからこそ」掴めるのもまた真実だよなあ・・・って思いました
そして、抑えれば抑えるほど、頑張れば頑張るほど野球そのものに愛されていくような感覚の表現もまた見事でした。



◆リクドウ

所沢さんは正にリクの父の様な人ですね・・・
なんだかんだ言いつつ、おじさんになっても見守ってそうな予感もします
そしてこの後は苗代ちゃんとの同棲展開が待っているのかな。



◆かぐや様は告らせたい

あれ?どんどんこの二人に親近感を覚えるようになっている・・・!?笑
なんか今週は二人とも「かわいそうな人」過ぎて素直に爆笑したりニヤニヤしてしまいましたね
やっぱり初回とかの印象だとお高くとまってる、みたいな印象もなくはなかったので
こうやってキャラを崩し始めたのは良い傾向だと思います
本当はエロに興味津々な会長は可愛かったし、
初体験の意味も分からないくらいウブなかぐやもまた可愛くて最高でした(笑
欠点が見えるからこそ、キャラがいとしく思える~っていうよくあるアドバイスは本物でしたね
会長もいちいち受け答えがセコくてそういう細かいネタもまた良かったかと。「今は」って確かに便利な言葉ですよね・・・笑



◆ウザ姉!!

ミラジャンとはまた違った、「おっぱい推し」でした・・・笑
こうして見るとお姉ちゃん結構オトナのオンナよね。
最近のミラジャンじゃ子供っぽい一面がずっとクローズアップされてた気がするので、
こういう話もまた新鮮ですなあ。特に友人にオンナとして見られてる辺りが(笑



◆天野家四つ子は血液型が全員違う。(終)

最終回でした。
前にも書きましたが、血液型推しを止めて
単純な四つ子姉妹ものにシフトチェンジしてからはかなり気に入っていて
シリアスな漫画の合間に読むのが毎週楽しみになってただけにこの結果は残念ですね
しかも、この最終回では微妙に血液型による偏見を否定してますしね(笑

でもやっぱ、キャラは皆可愛かったと思う
特にあさひの「寂しがり屋お姉ちゃんキャラ」は上手く掘り下げればもっと人気出たんじゃないかなあ・・・とか思うほど笑
表情や細かい仕草も良かったですし、正直こんなハイスピードで切られるほど悪くはなかったと思います(あくまで個人的にね)
もうあさひやゆうちゃんが見られないと思うと若干寂しいですが、
画力は高いしキャラメイキングも良いのでコンセプトさえ外さなければきっと人気取れる作家さんだと思う
次回作も期待しております。

後は、出来るだけ早く後釜的なポジションの新連載が欲しい・・・笑












あと今週のシンマン賞のページのふなつかずきさんの怒濤のマシンガントークが素晴らしかったです
そして、冒頭にも書きましたがまだ始まらぬ新連載・・・!?だったのも気になりますね(笑
ま、これも冒頭に書きましたがGW付近にヒット作家の復帰等が控えてるんでしょうか
その辺とシンマンGPの結果発表に大いに注目しています
来週もSQからの出張アリ、って事で賑やかな号になりそう
今週は出張アンド出張、新人のイイ感じの読切と全体的に読み応えたっぷりで大満足でしたね。やっぱヤンジャンは面白い!



ゆらぎ荘の幽奈さん 第10話「幽奈さんの身体測定」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年19号)

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4日ぶりの更新になってしまいましたが、
この3日間ずっと風邪と喉の痛みにやられてました
ここまで体調が最悪になるのも久しぶりでしたが、
まだ全然治った訳でもないので俺はもう死ぬかもしれません(笑
そんな中でも毎週欠かさず書いてるものはやっぱり書きたい・・・という事で
遂に10話目を迎えた「ゆらぎ荘の幽奈さん」の感想です。
風邪の真っ最中に書くので一部テンションがおかしいかもしれません。先に書いておく。











こういうタイトルの歌あったなー、って思ったら、山崎まさよしでした(関係ない)


今週はストレートに「良い話」だったと思います
これが「良い話」じゃないんだとしたら、何が良い話なのか分からないほど(某スーパーフライ風に書けば笑)。
幽奈さんに、初めての(霊感を持たない)人間の友達が出来た・・・!って事で
今後の展開/結実にも繋がりそうな話数であり
尚且つ例え幽霊と人間、違った生き物だとしても分かり合う事が出来るんだ。という事実も示したお話でもあったかと
千紗希ちゃんと幽奈さんのガールズ・トークもまた面白かったですし(笑
この後の話数でもこの二人の絡みが楽しくお話に作用して来そうでその意味でも期待を煽る1話だったかと。
例えば、千紗希が幽奈の(コガラシに対する)恋心を煽ってくれたりとか、ね笑




カワイイ。


幽奈さんにとっては、今まで接して来た人間(コガラシや夜々みたいな霊能力持ちでなく)は自分を畏怖するだけの存在に過ぎなかった
だから、気軽に話せる上に自分をフォローしてくれる千紗希のような存在はきっとありがたかったんでしょうし、
それこそ「普通の人間として」は、ほぼ初めてと言っていい“友達”になれましたからね
その意味合いでもきっと随分に嬉しかったんだと思います
初めての記念写真、
そこに込められた千紗希の思い遣り・・・
その充足感は最後の幽奈さんの表情から十二分に伝わりますし、
これからもこの二人で尊い友情を育んでいって欲しいなあ、、、と純粋に思いました
最近はスレてる/スレてる事を開き直るような方々が目立つだけに、ここまで純ストレートな「良い話」を展開出来る本作は貴重なんじゃないでしょうか
ある意味努力/友情/勝利というジャンプの三大原則にのっとっている作品でもある・・・と形容出来るなあ、とも思いましたね笑
努力=分かり合おうとする努力、友情=違う者同士が繋がり合う友情、勝利=文字通り敵に対しての勝利、、、みたいな感じでね。
例え言葉が分からなくても、視る事が出来なくても、通じ合う事は決して不可能な事なんかじゃない
相手を思い遣る気持ちさえあれば、誰とだって、それが幽霊であったって繋がる事は出来るんだ。という
本当に“素敵”だと思えるお話に仕上がっていて個人的にかなり満足出来た10話目でした
「みんなと同じ」制服を着れて喜ぶ幽奈さんもまた可愛かったですし、
幽霊と人間のコミュニケーション的な意味合いのお話としてはかなり良い塩梅のエピソードであった・・・と思います

いつか、そういう「想いの力」で幽奈の姿が千紗希にも視えるといいですね。
そんな風にも思いました。
そして、千紗希は男に対する偏見がアレすぎ(笑
その辺りも今後近々コガラシさんに矯正していってもらえれば、、、と思いつつ
そういうオオカミとしか見れない彼女も彼女でまたある意味ウブで可愛くもあったのでした
幽奈と千紗希の親子丼もありましたし(笑 サービス的にも大満足でしたね。



さあ、ロケットダイブしましょう!(提案)














扉絵の時点で素晴らしさが溢れてましたね(笑
官能的でありながら清廉とした仕上がりにもなってて最高でした
幽奈さんと千紗希ちゃんの授業中のコミカルなシーン含めて面白かったです

ただ、この感想は頭がボーッとしてる中書いたものなので、帰って来たらちょいちょい加筆修正する予定です・・・(汗
すいません。でも読んでくれた方ありがとう。



天野めぐみはスキだらけ! 第22話「ちょーだい♪」 感想(週刊少年サンデー 2016年20号)

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まだ体調が最悪なのが続いてるので、簡易版でお届けします・・・(苦笑)。
にしても悪い時に悪い事ばかり重なるのは何なんでしょうかね。
神経が過敏になってるので余計に苛々してしまってイカンですね。長期戦になって来ました。














扉絵から素晴らしい(超笑顔)


そんな時でも好きな漫画を読めば気分が良くなるんだよなあ
ある意味娯楽と呼ばれるものが一番の良薬なのかもしれないですね・・・
という訳で今週はダイエットの話でした
ダイエット、、、
天野めぐみがする必要あります?(笑
めぐみが痩せたら、スレンダーになったら、寂しいなんてもんじゃない
絶望ですよ絶望!!・・・って事で結果的には失敗されて良かったです笑
でもなんかね、スリムでキュッとしてるのは個人的には好かんですよ
人間隙があるから面白い、というか
ちょっと肉付きが良い方が男から見れば堪らないものです
いや、男から見ればっちゅうか、完全に趣味の世界なんですけどね(笑
うん、でも、天野めぐみが痩せる必要は全くないですし、
まあ痩せても性格/人間性自体が好きなんで別に嫌いにはならないでしょうが、
やっぱりいつも通りのプニプニボディのが「らしい」ですし、それくらいのがきっと彼女は可愛いですよ
本当に健康に影響が出るレベルじゃなければ、ダイエットなんてする必要すらないと思いますから。
あと執拗に「ダイエット!」「痩せる!」って言ってる女はあまり好きじゃない

めぐみのカラダは、どちらかと言えばふくよかな方で、言い方を変えれば無防備なボディだと思いますけど
なんかその食べごろ感・・・というか、適度に肉圧が楽しめそうな柔らか味が素晴らしいと感じます
またそんなカラダの旨味を表現する作画に関しても益々冴えて来た印象もあったりします
特に先述の扉絵と、マッサージチェアのカットに関しては溜息が出る程に良かった!
カラダのスキ、的な意味合いでもめぐみは正に最高峰だな、と笑
男はちょっと肉付きが良い方が堪らないものなんです(またかよ)



カワイイ。


また、ラブコメ的な観点でもすこぶる良かったですね
知り合いのおばさんに茶化された後のめぐみのリアクションは思わずニヤニヤしてしまう破壊力がありました
それはなぜだろう?と思ったところ、恐らく元々のキャラの良さに加えて“そう勘違いされても仕方ない夫婦感”があるからなのでは・・・と感じました
確かに距離感が物凄く近いし、会話の内容も完全にお互い分かってる感じなのでそう見られても仕方がない
仕方がないからこそ、指摘されてドキッとする彼女の相様にも素直にニヤニヤ出来たのかと
いわばあのおばさんの心情とシンクロしちゃってるんですよね笑
そういう演出含めて面白かった話数でもありました。
盛り上げ方が上手い、というか。

しかし、風呂場での妄想の数々は、学お前絶対ムッツリだろ!元来スケベだろ!って言いたくなるレベルのそれでしたね(笑
また、描き方も演出もぶっ飛んでて、エロスに溢れていて単純に素晴らしかったです
中には完全に「最中だろ!」っていうのも(笑
こりゃもう俺のロケットをダイブさせなくちゃな!(笑顔)
しかも今週は2番目に掲載されてますからね
この内容がここまで前に載っている背徳感、、、もまたイイ具合に興奮を煽ってくれました(笑
本気でサンデーのヒロインを狙えるレベルに来てるので、応援も俄然と気合いが入ります。アンケは勿論継続中です!










しかし、冒頭のホラー風の演出も面白かったですね(笑
学に偶然会えただけで嬉しそうなめぐみの顔、
ああいう表情にこの作品の本質が詰まっている気がします。
即ち、それは「無垢である」ということ。
あまりに無垢とは掛け離れた時代になってしまった今だからこそ、めぐみの天真爛漫な笑顔が光ってます。
本当に、そう思う。

ボクガール104話 感想(ヤングジャンプ 2016年20号)

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今週号は、(いつもそうかもしれないけど)思い切りネタバレかまします
しかも、かな~りボクガにとって重要な回なので、まあ、その辺は、お察し下さいという事で・・・(笑


























☆ボクガール #104 ボクの嬉しさと悲しさ

あんなに前の事を覚えててくれてる藤原さんカワイイ。


「男らしさ」とはなんでしょうね。
有り体な、イメージ通りの男らしさは実は男らしさとかではなくて
単なるその人の個性か誰かの真似に過ぎないのだと思います
本当の男らしさ、とは
誰に何て言われようが己の道を貫く事
罵倒や嘲笑の渦に巻き込まれても動じない強さがあること
何より、自分の本心に、自分の気持ちに正直に、真っ直ぐに生きてる人を「男らしい」と感じるタイプです自分は。

つまり、体裁とか常識に文字通り捉われて燻っていた猛には男らしさはなかった、という事
普通に考えれば、元親友なのに?ってトコロなんでしょうが笑
でもそれで自分の気持ちを誤魔化して生きるのは男らしくはないよね
大好きな女の子を、
大好きな人を、守る。愛する。好きだと伝える。
そんな姿こそ、(多少不器用でも)猛らしい“男らしさ”に満ちているんじゃないかと
ようやく、伝える事が出来たね。ずっと苦しんで来たんだもんね。なんかもう個人的には親の心境になってしまったんですけど(笑

そんな訳で、







・・・言っ、言ったあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!

いや、なんでしょうね
今週は感想すら必要無い気がしました
猛が、言った。
猛が、行った。
うん、ただそれだけでいいじゃないか、もう十分じゃないか
ってそんな風に思ってしまうんですけど(笑 また、自分で言っといて自分で照れてる“恋する少年”の猛がカワイイですね!
ああいう表情を見ていると、「ただ好きな女の子に焦がれてるだけの男の子」感があって実に最高でした

そもそも、見開きでの告白シーンってだけでも最高なのに、
その後丸々1ページ使って瑞樹の紅潮フェイスを入れて来る辺りが更に最高で
思わずジタバタと暴れたくなってしまったレベルでした(笑
もーう、辛抱堪らん!!!!
ってほど個人的にはニヤニヤしてしまったお話で
すっごく興奮しましたし、
すっごくキュンキュンもしましたし、
長期連載のラブコメを読み続ける行為に於いての一番の喜びを味わってしまった、、、気分ですね
感想、とか言ってるけど今週は本音で言うと筆舌し難いカタルシスに溢れていた回でもありました
言うべき人がちゃんと言って、
聴くべき人がちゃんと聴く
それだけでこんなにもストレスフリーに読めるんだ・・・!という感動がありましたが
それもまたここまで積み重ねて来たからこそ、散々悩んで苦しんで来たからこそ、なんだろうなあ。。って風にも思います
よく、自分の気持ちを誤魔化さずに、生真面目さに負けずに、本音を伝える事が出来たと思う。そんな、猛の素直な想いが嬉しかった。
今週の感想を集約すれば、そういう事なのかもしれません。

そして、猛の勇気を尊重してくれた演出でもあったかな、と思います
これまでず~っと誰にも言えずに(直前で藤原嬢へのカミングアウトはあったが)モジモジして来た分、
最重要な告白シーンは、すごく綺麗に、とても美しく飾ってあげたい・・・というキャラへの想いも伝わって来る演出になっていたと思います
徐々に高まっていくテンポ、初っ端からマックスに行かずに、ジャブをかました後に
最後に渾身の一撃が決まったような感覚、、、
夕日を浴びながら、
そんな溢れる熱い色合いに心重ねるように
「好きだ!!」と言い放った今回の告白シーンは忘れる事が出来無さそうなくらいのインパクトがあったかと
ここまで気合いの入った作画で、見開きで、ちょっとアブノーマルだけど、でも誰よりもピュアな猛の想いを飾ってくれた杉戸センセには感謝しかないです
それまで、(恋に関しては)ウジウジ悩んで男らしくなかった猛が、本当の意味で男になった瞬間でした
これがもし悲しい結末になっても、彼(彼女)と結ばれなくても、ここまで情熱的な恋が出来たら悔いはないでしょうね
個人的には「これはこれでアリだな。」って率直に思いましたが・・・笑
はてさて、この複雑な恋物語の結末はどうなるやら。






瑞樹の気持ちも気になります。
吹っ切るつもりで、女の自分とはサヨナラするつもりで覚悟を決めたのに
ここに来て心が揺らいでしまった、猛にときめいてしまった
だからこそ、余計に辛い胸中、、、という事で
あの場で即返事をしなかった・・・ってのは
やっぱり藤原さんへの想いもまだ強いようですね
でも、告白された後のあの紅潮フェイスはそのまま情事に突入してもおかしくないほどの赤らめっぷりでしたが・・・笑
っていうか、めちゃくちゃ可愛い!!
、、、のは、置いといて(笑

藤原さんは気持ちの整理を付けた、諦める事が出来た
猛は、もう自分の想いを誤魔化さずに告げる事が出来た、
じゃあ主人公である瑞樹は・・・?
っていうのが、
これからの「ボクガール」のテーマ及び注視すべきポイントになっていくのでしょうね
藤原さんは「強い女性」になったトコロを見せた、猛も「男らしく」本音を出す事が出来た
今度は、物語の主人公である瑞樹自身が格好良いトコロを、誠実で男らしいトコロを見せつける番だと思います
いちファンとして、大いに期待しています。


・・・のは、いいんだけど
正直どっちに転ぶかがまだ分かんねえなあ(笑
瑞樹は猛とは「友情」を選びそうな気もするし、
それはそれで物凄く切なくなる気がするし、
逆に「本当は女の子でいたい」って言いそうな気もするし。
その辺の、誰を選ぶかが最後まで分からない感じこそボクガの最大の面白さなのかもしれません
そう考えると、実に稀有なラブコメですが・・・取り敢えず、来週分がすっごく楽しみです(笑
混乱と傷心の瑞樹に、藤原さんがどういう声をかけるのか、
そしてこの二人の関係性は・・・?って事で
益々面白くなりそうでワクワクしちゃってます(笑
瑞樹相手に本気でデレる藤原さんも拝んでみたい。













なんだか今週は、、、ボクガの事で頭が一杯になってしまいました
瑞樹の気持ち、猛の男らしさ、そして藤原さんの頼もしさ、、、
誰一人「嫌」とか「普通」なキャラがいない、
「みんな好き」だからこそ、
ここまで感情移入出来るのでしょうね
次号の藤原さんの女神っぷりも楽しみだしさ(笑
正直、ボクガを好きで居続けて良かった。最近の展開には素直にそう思えます。


最新刊の感想
告白の返事をすぐにしに行く主人公 ボクガール 9巻/杉戸アキラ


来週はきちんと他の漫画の感想も書きます
ただ、今週は単独で行きたくなってしまいました。申し訳。


ゆらぎ荘の幽奈さん 第11話「修羅場の呑子さん」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年20号)

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今週は久々に幽奈さんがほぼ出てこない他のヒロインの担当回でした
本作の担当編集のノリや演出といい、このタイミングでこういうヒロインの話を挟める感覚といい
結構波に乗ってる感じも個人的には受け取れたのですが・・・この調子で真っ当に人気作になってくれる事を願っています
特に今週は色々と哀愁溢れる仕上がりで(笑 いつもとはまた違った類の面白さがあったかと
幽奈さんはほぼ出番なしでしたけど、これはこれではっちゃけてて読んでて素直に楽しいエピソードに仕上がってたかなぁ、って思います
正にダークサイド オブ ゆらぎ荘、的な・・・笑
 「荘」ものとしても、また一歩住人との距離が縮まって非常にイイ感じだと思いました
こういう感じでどんどんみんなとの絆を深めていって、最終的には心地良い一体感を味わえれば本望ですね。
そんな訳でミウラセンセの心の叫び(だから違うって!笑)も披露された11話の感想です。














これはこれで新鮮。


今週は呑子さんのお話でした
呑子さんをメインに据えた場合、どういうお話になるんだろう・・・?ってのは思ってましたが
まさかこういうオンナの哀愁溢れるお話になるとは、、、ごめん、ちょっと思ってた
のは、ともかく、他のヒロインは割とピュアな一面を掘り下げられて来てたので
ここへ来てこういうちょっと歪んだ感じのヒロイン像・・・というのは新鮮で良かったと思います。
他ヒロインとの差別化も見事に図られてる上に、呑子さん「ならでは」の面白さも生んでいて非常に良かったかと
それに、こういう哀愁系オトナ女子もまた需要はあるっちゃああるでしょうしね笑
純粋に面白かったエピソードでもあり、
「呑子先生の心の叫びは実在のミウラタダヒロ先生とは~」の無駄な(笑)注釈だとか
中盤では資料制作と称してコガラシの超役得展開もあったり笑
色々とネタてんこ盛りで、すこぶるキレの良かった回だと思いました






ただ、そんな呑子さんの哀愁の裏には
「自分はただ逃げてるだけ」っていう劣等感もありました
実際、現役で狭霧が活躍しまくってるので後ろめたい気持ちもあったんでしょうね
そういう類のペーソスの表現、、、に関しても冴えているお話でもありましたが、
ここでコガラシが言ったセリフがまた絶妙に効いてましたね。

後ろめたい、逃げてるような気持ち・・・を楽にするように
「でも結局、あんたお酒絶ち出来ないでしょう?」みたいな。
そういう、、、熱さで誤魔化す訳でもなく
勢いでねじ伏せる訳でもない
どちらかと言えばもっと“粋”な、オトナの作劇になっていたような気がして
そういった意味でも今回はいつもとはまた違う魅力に溢れていた話数だったんじゃないかなあ、って思います
オトナならではの哀愁、オトナならではの悩み、そしてオトナならではの解決方法・・・。
こういう角度からの「いい話」も出来るんだなあ、という意味合いでまた個人的な評価を上げた話でもありました
何よりも、今まで全然出番がなかった呑子さんを使ってここまでのクオリティのエピソードを作れる手さばきが実に見事ですね
呑子さんも(哀愁加減含めて笑)コミカルで楽しくて、でもそれだけじゃない一面も見せて良かったですし
コガラシもコガラシで今回も生真面目で、でも彼女に合わせた発言も出来る気の効いた一面も見せてくれて本当に良かった
既にスタートダッシュには成功している(と、思われる)本作ですけど、
こういうエピを見せられるともっともっと人気になって欲しいなあ、、、って個人的に感じちゃいますね
コメディと官能の裏で確かに描かれている「奥深さ」にも気付いて欲しいな、って願わずにはいられないです
きちんとサービスに取り組み、きちんと「良い話」を展開出来ている辺りはやはりレベルの高さを感じますし、
(現時点で)アンケ層の読者の評価が高いっぽいのもまた道理だと思っています
今後もこの調子を保ち続けて欲しいですし、
いちファンとして今週以降もアンケを出し続ける所存です
ある意味、むしろ大切なのは「ここからの勢い」でしょうしね(笑
高いレベルのコメディセンスと、呑子さんのあいくるしさとエロスと、そしてオトナの良い話・・・と今週もまた傑作回であったと思います





そして、「オトナの楽しみ」もまたありますよねえ・・・笑
ここまで笑顔で、嬉しそうにお酒を呑むキャラも意外と見当たらないので(特にジャンプでは)
なんか読んでて微笑ましい気分になりますし、お酒好きという特徴を上手くアイコンに出来てる感がありましたね
ちなみに自分は呑子さんよりも年上ですが、実はほとんどお酒は呑みません
特に家呑みとかは人生で一度もしたことがないくらいです
だから、余計に俺よりも年上感ある

・・・いや、でも、こういう哀愁系オトナ女子はこれはこれでいいものだなあ、と
最後の本作の担当編集の煽りも正直笑えたんですが(笑
なんか色々と徹底されてるお話でもあり、
中途半端ではない良さがあったエピソードでもあったかなと
たまにはこういう「大人な」お話があった方が案外新鮮で良いかもしれません。って事で機会を伺ってまたよろしくお願いします。












・・・ちょっとアリかも。って思ってしまった、、、笑
無防備過ぎて堪らん(笑)。



The Cheserasera「歌い手冥利に尽き<LOST IN TIME編>」@代々木Zher the zoo 16.4.9

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去る4月9日、ケセラセラとロストのツーマンを観に代々木に行ってました。









この日の体調ははっきり言って悪かったです
喉はやたら痛いし、咳こむわで今考えればここで無理して行った事で更に風邪が悪化したような気がします
ただ、体調が悪くてもこの日はどうしても行きたかったのです・・・
内容を考えれば、後悔なんて今更ないですね。という訳で、かなり遅いんですが自分なりの感想でも。

ロストインタイムはそもそも学生の時から聴いていて、
今も欠かさずリアルタイムで新譜を聴いているバンドの一つな訳ですが
ここへ来てロストへの敬意を表明するバンドが増えて来たなあ、といちファンとして感じています
そのきっかけがback numberであり、そしてここ最近特に敬愛の意を示しているのがケセラセラでしょう
そもそもの発端はこの企画と同タイトルの対談から始まってる訳ですけど、まあその対談が凄く面白くて(笑
気が付けば、全部の対談相手と共演してしまっている行動力も凄いですし、改めて宍戸翼というボーカリストの
ミュージック・ラバーであり、純粋に音楽愛を突きつめて行く姿勢に感銘を受けてしまったのでした
トークとかでもロスト愛が滲み出ていてそういうトコロもまた心地良かったですね(笑

そして、ケセラセラ自身も相変わらず格好良くて、
尚且つ新曲中心で勝負する攻めのセットリストも潔くてイイ
正に三位一体、渾然一体となって襲い掛かって来るアンサンブルの凄まじさは一見の価値アリ
まだ若手のポジションながら既にライブバンドじみてて最後まで最高な夜でした。
また、対バン及び各々のボーカリストのソロ対バン等も観てみたいですね
特に「つっくんほっくん」はこの夜限りで終わらせるには惜しい(笑










■つっくんほっくん
1.30(つっくん)
2.讃美歌(ほっくん)

初の対バン、という事で「何かやれないか」と模索した所こういう形になった(らしい)
ちなみに言わずもがなつっくん=宍戸翼、ほっくん=海北大輔、です
更に言えば元々のユニット名は「宍戸海」だったとか(酷い笑)

これはね、本当に良かったです
宍戸くんの歌う「30」は原曲よりもちょっとブルース寄りで、尚且つ青春風味も混ざってて
またロストのとは違う“渋み”みたいのが感じられてすこぶる良かったなあ、と
海北さんの歌う「讃美歌」は、ホントにロストの持ち曲かと思うくらい(笑
完全に海北色に染められてて表現力の凄味を感じました
なんか、こう・・・お互いの雰囲気も良くて、
二人してアカペラで歌って、
空気を読んだ演奏もコーラスも冴えてて・・・という風に
個人的には岩海苔とか海ノ奏、おだかいほくみたいにこの二人でツーマンやって欲しいなあ、、、と思うほどでした(笑
また宍戸くんの嬉しそうな表情の数々も印象的で、本当にロスト及び海北さんが好きなのが伝わって来てそれもまた良かったですね。
もう一度観てみたいユニットでした。っていうか観させて(おねだり)。



■LOST IN TIME
1.Synthese
2.列車
3.366
4.小さな隣人
5.予知夢
6.30
7.26
8.ひとりごと
9.燈る街
10.手紙
11.約束
12.22世紀



最新曲中心のセトリでした
その攻めてる感じもまたお互いのバンドがシンクロしていた印象で良かったですね
一曲目からガムシャラさをふんだんに打ち出し、めまぐるしいアンサンブルで会場の動悸を上げていく
続く「列車」で哀愁満点のステージングを叩き付け、聴き手の琴線を揺さぶっていく
心地良い福音「366」、
アルバムでも屈指の名曲の一つ「小さな隣人」と堪らない流れが続く
個人的には「小さな隣人」「予知夢」みたいなアンニュイでナーバスな楽曲大好きなんで(笑
この辺りのブロックは私的なツボに入りまくってて実に最高でしたね
やっぱり、「予知夢」の最後のララララ~♪はこの日も物悲しくて、祈りにも似ていてグッと来てしまいました
この2曲は本当にツボな曲でもあるんで、今後も是非是非生で聴きたいものです。

「30」~「26」とお馴染みの数字続きのセトリ、
具合が悪くてネガティブだった所為か、「26」の歌詞の方向性に不意に胸を熱くさせられつつ
続く久々の「ひとりごと」で歌の力をまた確かに感じ、やっぱり「きこえているかい」はイイなあ、っていうのも感じ(笑
優しく響いた「燈る街」、情熱が揺れる「手紙」とホットなステージングが続いていく
ドラマティックに胸に伝わって来た「約束」でクライマックス感を出しつつも、
最後も最新作の楽曲「22世紀」のアグレッシブなパフォーマンスで締め
全体的に、「DOORS」の楽曲で闘って行こう!っていう
シンプルな意志を感じさせる内容で
そんな今を生き続けているロストのステージはやっぱり最高だったのでした
今年はアコースティックツアーや旧譜を振り返るライブ等企画も盛り沢山なので、
その意味でも2016年のロストインタイムが楽しみになった公演でした。ちなみに今年初でした(!)。
ハイライトは、(風邪の悪化で)不安げな中美しく頼もしく響いていた「26」で。



■The Cheserasera
1.灰色の虹
2.butterfly (in my stomach)
3.讃美歌
4.ファンファーレ
5.まっすぐに
6.No.8
7.ラストワルツ
8.インスタントテレビマン
9.スタンドアローン
10.After party lululu
11.FLOWER
12.東京タワー
13.月と太陽の日々

14.Lullaby
15.でくの坊



一曲目から破壊力満点のドラムとリズミカルなビートの応酬で早速堪らん気持ちに(笑
そこから新曲を連発するモードへ
攻撃的なギターサウンドが新鮮だった「butterfly (in my stomach)」の衝撃から
キラーチューン「讃美歌」の伸びやかな心地良さを挟んで、
ポップでカラフルな新譜の曲がどんどん演奏されて行きました
シンプルで力強い印象だったので、早くアルバムを手に入れて聴きたい気持ちになりました
特に「まっすぐに」はロストファンにもアピール出来る類の楽曲だったのでは

個人的にまだライブで聴けてなかったのでその意味でも嬉しい「No.8」、
この曲は90年代の歌謡曲感のあるグッド・メロディが実に良いな、と思いました
切なさも織り交ぜながら、
スロウな曲もじっくりと聴かせていく攻勢にこのバンドの進化なんかも感じられました
沁み渡る「インスタントテレビマン」も実に良かったですね
その後も印象的な新曲を挟みつつ(特にアフターパティルルルのメロディの収め方が好き)、
ライブも後半に突入。

MCでは(ロストのライブを観て)「1曲目から泣いてしまった。しかも、2曲目でも泣いた(笑)」と想像以上のロスト愛を披露
宍戸くんによると(ロストの)「まっすぐ過ぎるくらいにまっすぐなところが好き」だそうで
なんかもう本当に敬愛してるんだな~、って事が伝わって来て本当に良かったですね
こういう風にストレートに愛を表現出来る人は強い、と思います
今は変にスレてる人が多くて居心地が(ぶっちゃけ)良くないけれど
こういう人がいるとみんなも素直になれるんじゃないかな・・・とか、思ってしまいました


ロストに負けじと情熱溢れる音像の「FLOWER」を激情的に叩き付け、
疾走感が堪らない「東京タワー」とポップの桜を咲かしていく
この日の「東京タワー」は前回観た時よりメロディを丁寧に歌っていた印象でそこも良かったです
そして「月と太陽の日々」で絶頂を迎えてこの日のライブは終了、
音楽愛も発見も多々あった幸福な夜でした。感謝。


















アンコールでも新譜から披露、とその徹底っぷりも見事
曲も良かった。
ですが、実はケセラセラのハイライトは「でくの坊」だったかなあ、って思います
この日を総括するかのように、感謝を込めるようにいとおしいビートが鳴り響いた渾身の「でくの坊」
そのメロディも、コーラスも、力強い演奏も数カ月ぶりに観たのに以前とは早くもパワーが違っている様に思え
その意味でもケセラセラの未来を象徴するような一曲だったなあ。。って振り返って思います
それはお世辞とかではなくてね。
ちょっと涙線にも来てしまった最後の最後の会心の一撃もまた、
この夜の完成度の高さを証明していたかと。また、お互いのライブにも足を運びたいですし、
その道中で再び両者がクロスオーバーする事も信じています。取り敢えず、6月が楽しみですね。



天野めぐみはスキだらけ! 第23話「あーもー!!」 感想 ほか(週刊少年サンデー 2016年21号)

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大分風邪も治まって来ました
まだちょっと気になるっちゃあ気になるんですが・・・
ただ、このところ休日はストレートに「寝込みDAY」になっちゃってたので、
なんとかGWまでには完治させたい、、、っていうのが目標というか願いですかね
流石に大型連休にずっと寝込むのだけは勘弁ですからね(笑
ただでさえ貴重な休日を潰しちゃってる感強いのに。

そんな訳で、珍しくシリアスも織り込まれていた今週の天野めぐみの感想です。











ロケットダイブしろ、って事ですかね?笑(違)


今週はねー、
読んでて心が痛かったですね・・・
ただ、めぐみもわざと誘った訳ではなく
自分が一生懸命設置も手伝ったお祭りをただまーくんと一緒に楽しみたかっただけ
そして、応援の意味も込めてお守りを買ってあげたかっただけなんだ
悪気はないんだ、、、と思いつつ、
今週分を読んでいるとこの子どんだけ学の事好きなの(笑
っていうか、本当に学に優しくされたりすると天使の様な、子供の様な笑顔を浮かべるんだなあ・・・って
結局はニヤニヤ感満点のラブコメ模様にキュンキュンしちゃう類のお話でもあった訳ですけど(笑)。
わがままに見えて、実は凄く健気で一途で素敵な女の子じゃないか、、、と
めぐみに惚れ直した話数でもありました
正直、いつも天真爛漫で笑顔なめぐみの落ち込んだ姿は胸が痛かったんですけど笑
でも、その分スパイス・・・というか、ちょっとした刺激があってこれはこれで良かったんじゃないかなあ、と思います
多分、天野めぐみでちょっとシリアスをやっても大丈夫かな?的な実験要素も含まれてたと思うんですが(個人的な想像です)、
最後にはきちんと仲直りもしてくれたし、たまには、まあケンカ(?)もするよね、ってことで(笑
でも、めぐみは変にしおらしくならないで、いつでも無邪気に天真爛漫にまーくんまーくん!って言ってる方が「らしい」ですし愛嬌あるかと思います
なんだかんだまーくんも悪い気はしないでしょうしね笑
いつか、彼も彼でめぐみの有り難さに気付くんでしょうかね
一度しかない青春時代、時には無防備にハメを外す事も必要かと思います。


ただ、学も学で、
本当は自分に集中力がない
もっと言えば、めぐみの事を自分から気にしてしまって集中出来てない事に自覚的なようです
時には自分から進んでめぐみのことを観に行ったりもしてましたもんね
それに、勉学に関しては正直努力では越えられないものもあります
同じクラスメイトが学以下の時間で学以上の結果を出してるのが象徴的で
学自身もそういったセンスの問題に自分で気付いてるんじゃないか、と思います
だからこそ、焦って、イラついて、八つ当たりをしてしまったのかと

でも、なんか、そこで意地張らずに
素直に謝れるあたりもまた男前な気もします(笑
正直、いっつも腐れ縁的な雰囲気を感じる二人だっただけに
ここへ来て(ほぼ)初めてのケンカ回という事でかなりハラハラしたんですけども、
結果的には、なんだかイイ感じに収まって物凄く安心した、、、っていうのが本音ですね(笑
学の気持ちも分かるし、でもめぐみの想いも本物だし・・・っていう
実に難しい話数だったと思いますが、
最終的にはニヤニヤさせられてしまっている辺り着地させる手さばきも上手いなあ、と純粋に思いました
何より、今回でめぐみは伊達や酔狂ではなく、まーくん一筋だって事が分かったから・・・。
いつか二人が素直にデート出来る日が来るのも個人的には待ってます笑
という訳で、締め。



天使のスマイル


にしても、めぐみが本気で落ち込んで、反省して、しおらしくなってるのを見たら
こっちまでなんだか落ち込んでしまって参りましたよ(笑
そして、最後の文字通り満面の笑みでは、
こっちまで嬉しい気持ちになって、
温かい気持ちになって・・・
思ってた以上に、自分はめぐみってキャラに感情移入しちゃってたみたいですね
既に感情移入しまくってるつもりだったんですけど、こうまでめぐみのテンションと同調してしまうとは思わなかった
それくらい今週は痛くて、そして、どの話よりもあったかい気持ちになれたエピソードでした
めぐみの本懐が果たされただけでもう本望でした

まあ、ぶっちゃけケンカ(?)も出来ないような関係性なんて薄っぺらいですからね(笑
衝突出来るくらい近い関係性の方が結果的には良いと思う。個人的には。










ここまでの感想とはあまり関係ないけど、これが素晴らしかった・・・笑
上も下も気合い満点の作画だ!
お持ち帰りOKですか







オマケ

◆MAJOR 2nd

お、面白い・・・
切り札で「??」ってなるはずが、
佐藤の抜群のバッティングセンスで即対応されてしまう、っていう
小森監督も真っ青な展開に痺れた。でも、コモリンも(監督として)名を馳せて欲しい気持ちもあります。
やっぱ好きなキャラだし。



◆天使とアクト!!

遂にストレートなラブコメ展開来たか!
先輩天才過ぎ(笑)、と思いつつ
声優が風邪ひいたら正に文字通り「最悪」なので
この展開は上手かったかと思います いよいよ意識したりするのか、気になる。



◆ふれるときこえる

友人の真意が気になるなあ・・・
表面上だけ見ればみんな良い奴なんですけどね
それだけじゃ済まない「嘘」がある、、、って事ですかね
あとやっぱ紅潮しているさとり可愛いわ。



◆姉ログ(終)

お疲れ様でした
最後まで「日常」のまま終わりましたね
全12巻、というサイズも丁度良かったと思います
結局、二人が結ばれるとかはなかったんですけど(笑
それやっちゃうとシリアスになっちゃうし、
最終的にはこういう形がベストだったのかな、、、とも思ったり
いつか本気の実姉LOVEものもやって欲しいです(多分作者が生真面目っぽいのでなさそうですが)。




ボクガール105話 感想ほか(ヤングジャンプ 2016年21号)

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君が選ぶのは――――――――


















なんだかこの頃「ボクガール」を読んでると胸が苦しいんです
胸が掻きむしられるというか、妙に切ない気分になってしまう事が多い
それを今日仕事の休憩時間や移動時間にずっと考えてたんですが、
結局はみんな良い子過ぎて、
みんなに幸せになって欲しい。
ただそれだけなんだと思います
どのキャラもピュアな気持ちだからこそ、
「選ばなければいけない」今は読んでて胸が苦しいんだと思います
実際今回の話も読み終えた後すっごい頭の中でぐるぐる回ってしまって、本当に次週が待ち切れない、
いや、ある意味このままの状態でちょっと心の準備をしてから次を読みたいくらい(笑
素晴らしく、そして大切なエピソードに仕上がっていました。

もう最初からこうなる事は分かってたんですが、
結局は瑞樹×誰か、のワンルートになってしまうのは確定的に明らかで
そうなってくると、「みんなに幸せになって欲しい」って気持ちが胸を締め付けて
こんなにも気持ち揺さぶられて、泣きそうな想いを抱えてしまうんだと思います
っていうか、この間からボクガには泣かされそうにされてばっかりですね(笑
でも、そのくらいキャラクターに思い入れがあって
紆余曲折ありながらも歩んで来た物語にも思い入れがあるんだと感じてます
猛も、藤原さんも、瑞樹も、それぞれに本当に悩んだり、涙したり、濃い青春を送って来たからさ・・・
なんかこうなっちゃうんだよね(笑
終わらせたくなかった、恋の終わりと
これから新しく描かれていくであろう、恋の始まり。
これまで散々お世話になった(下世話な意味でなく)「ボクガール」ですけど
いよいよ“選ぶ”瞬間が近づいてる今、色々な意味で気持ちの整理が付きません
瑞樹がどんな人を選んでも、
どっちの性別を選んでも、
個人的には祝福したいし、
どっちの好感度も均等に上がっていくように誠実に作られて来た「ボクガール」の事ですから
猛を選ぶにしても、藤原さんを選ぶにしても、個人的には全力で肯定してあげたい
ただ、選ばれなかった人の事を想うと今から既に涙が出そうになってますね(笑
それも、ハーレムなんて言葉ではとても形容が出来ない複雑な事態ですから
そこも含めて「難儀だなあ。。」って思うし笑





藤原さんは「憧れの人」
きっと好きだった、
今も大好きで、
自分の全部を受け止めてくれる人
尽くしたら、尽くした分だけ真心を返してくれる人―――――
(この尽くしたら、尽くした分だけ~っていうのが存外に重要であります。頑張り甲斐がある、というか・・・)
今瑞樹が抱えてる問題も、悩みも、そして想いも全部察して彼女が出せるベストな答えを出してくれました
ここまで苦しんだら、涙したら、もうどんな答えを出しても許される気はします
いつだって、必要以上に責めないで、
茶化さないで、
真摯に自分と向き合い続けてくれた人。

瑞樹が、どんな答えを出すのかは来週/来週以降になると思いますが、
もう瑞樹自身腹は括ったみたいです
藤原さんは「憧れの人」で、
猛は「好きな人」って事になるのか、
それとも今回の出来事が後押しして、逆に藤原さんに告白するのか・・・
久々のロキちゃんとの再会。そして、あっけらかんとした表情の瑞樹。熱すぎる煽りと切ない扉絵も相俟って
最高にクライマックス感満点の流れになってますが、こんな流れで完結したらきっときれいな終わり方をしたYJ作品として語り継がれるでしょう(笑
でも、もうここまで来たら彼の答えを聴くだけ、ですよね。
若干怖いけど、
いちファンとして来週も全力で注視します。
藤原さんが答えを出し、猛も答えを出した。次は、やっぱり主人公が答えを出さないと!
その時は泣いてしまうかもしれませんが(笑 でも、ラブコメって本当素敵だな、って感じてますよ。
選ばれた方にも、選ばれなかった方にも、両方ロマンがある。その時は、きっと近い、です。


☆ボクガール #105 ボクの憧れ

最初の頃は、きっと「ただの友人」に過ぎなかった
そこから今みたいに形を変えたのは、
いや、変えて来たのは
他ならぬ瑞樹の尽力そのものだった
彼女の為に頑張って、
彼女の為に努力して、
彼女を想って来たからこその一つの“結実”の形でした
それは、棚ボタでも他人の力を頼った訳でもなく、全部彼自身が「選んで」して来た事ですから。
だから、この関係性は尊い。ようやく自分自身を見てくれるようになった喜び。
でも、心は揺れて、迷って、苦しんで、わけが分からなくなって・・・
今度は、藤原さんが力になってあげる番でした
今まで支えて来てくれた分、
藤原さんが頑張って、
藤原さんが瑞樹を勇気付けて、
藤原さんが答えを導き出せるように努力してくれた、、、
そんな「お返し」の流れもまた美しかったなあ。。って個人的に思いました
この・・・本当にドラマティックな流れと、それを出来る力量の凄まじさも際立ってますが、
何よりも過度な説明をとことんまで避けている“粋”な演出が素晴らしかったですね
あなたが本当に悩んで。苦しんで。考えて。考え抜いて。その末に「こうしたい」と思ったならば、それはそれで正しい
あなたが選んだ道が、きっと素敵な道だから。そんな優しい作劇にも、大いに感化されてしまったんですが
気が付けばみんな良いキャラに育ったなあ・・・って単純に思った話数でもありました。
君が選ぶのは、どんな人なんだろう
君が選ぶのは、どんな景色なんだろう。


来週が、楽しみです。


















◆かぐや様は告らせたい

うおっ、普通にラブコメしとる(笑
最後の表情がステキ過ぎて、
もう素直になっちゃえよ!って言いたくなった笑
でも、その感覚こそが「らしさ」でもあるんでしょうね。



◆BUNGO-ブンゴ-

ああ、吉見・・・(泣)。
なんだかんだ主人公側が勝つのかなー、って甘い考えを完全に粉砕する流れに痺れた
まさか、あそこで打つとは、、、てっきり、最高のボールで抑えて見せゴマにするかと思ってました
さあ、これで(一応)試合は振り出しに戻りましたが、流れは完全にあちら側です。
ここからどうなるのか、やはり注目度の高い作品です(個人的に)。
ここで負けたら斬新と言えば斬新ですが・・・。



◆ワンパンマン

ハゲマント(笑)
注意されまくり(笑)
流れとしては、完全に先が読めるのに
面白く感じられる、、、っていうのはある種様式美になって来たんですかねぇ
なんだかんだサイタマの言ってる事も正論だしなあ。



◆リクドウ

ドキドキの同棲生活!?
・・・と、思いきや、やはりリクは生々しい性に対してトラウマ意識がある相様
それを乗り越えられるくらい苗代ちゃんを好きになれれば、、、って思うよね
まあ、まだまだこの二人の同棲は始まったばかりですから。

しかし苗代ちゃん、本当に無垢でカワイイなあ・・・(惚)。



◆プリマックス

実際、毒の海ですよね、、、(遠い目)
いや、猛毒の海ですよ、もう。
嫌なことばっか!
だからこそ、「救い」が必要なんでしょうね。
偶像でも、受け取ってる方はリアルです。
















最後に、シンマンGP2016で俺が一番推していた「クノイチノイチ!」が優勝しました!!
改めて、金沢真之介さんおめでとうございます!!
あまりにも、自分にとって都合の良すぎる結果でなんだかふわふわした気分ですが(笑
伊達や酔狂じゃなくイチくんやあやめちゃんが大好きなんで続きが読めるのが本当に嬉しい・・・!
是非、イチくんの男の娘描写も頑張って欲しいなー笑 って思いつつ、
いちファンとして連載になっても応援し続ける所存であります。押忍。

そして、来週からはよしづきくみちさんの新連載が始まりますよ!こちらも楽しみ。



ゆらぎ荘の幽奈さん 第12話「コガラシ、泡となる」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年21・22号)

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またも4日ぶりの更新になりました
理由は、先週末にかけて風邪が思いっ切りぶり返しまして
昨日(日曜日)なんかは、文字通り「寝込んでるだけ」の休日になってしまい・・・
本当に、高熱、咳、鼻水、下痢、喉の痛みとなんでもござれのオンパレード状態でして
特に昨日はそれがピークに来てしまって起き上がる事すら不可能でした
休日が休日でない状態がずっと続いてるので、
そろそろご退場願いたい所ですね・・・苦笑
この感想もね、普段は朝にUPするんですけど、この通り夜の更新になってますしね
こんだけ体調が悪いのがずっと続いてると、「いっそ殺せ」って気分になって来るから堪らないですね(笑

今はとにかく「あとちょっとでGWだから!」「あとちょっとで大型連休だから!」と自身に言い聞かせる事で毎日頑張ってます・・・笑

















・・・・・アリだな(オイ)


コガラシは風呂掃除とかもやってるんですね・・・
しかも、普通の風呂じゃなくあんな大きめの浴場ですからね
自分が学生の頃とかにああいう活動が出来たか?っていうと、謎ですね
そんな生真面目なコガラシだからこそ、愛されるのに違和感がないんでしょうね
料理も出来て、掃除も出来て、腕っ節も強い、、、こりゃもう完全に良い旦那候補じゃないか(笑
逆に言えば、そんなコガラシが中心に据えてるからこそ(現時点で)安定した人気を保てているのかもしれません
その辺は前作からブラッシュアップして来たポイントだと言えるでしょうか(翔太は翔太で好きだったけどね 笑)
ただまあ、この雑誌は本当に油断ならない雑誌ですから、むしろスタートダッシュ成功の今こそプッシュの機会だと思ってます
取り敢えず、現状は毎週素晴らしくストレスの無い位置で(精神的に)助かってますけどね・・・笑
一先ずは次のセンターなり巻頭カラーが目標ですかね
カラー自体はGW中に出るジャンプNEXTでソーマとのコラボポスターがあるんですが。




ビバ!


って事で、今週はストレートなエロ回でした(超笑顔)
なんでしょうね、やっぱり少年誌に於ける「ちょっとエッチな」漫画っていくつになってもときめくものですね笑
昔からジャンプにはこういう類の漫画が伝統的に配置されて来た訳ですし、ある種の懐かしさすら感じます
やっぱ「男の子の雑誌」にはこういった内容の作品が無いと個人的には物足りない
いつの時代もそうあって欲しいものです(しみじみ)
男子同士でからかいあってるくらいがちょうどいいんですよ。持論ですが。

幽奈の無防備過ぎる柔らかボディに、文字通りソープとなって身を包み、、、
ってこれソープ回じゃね
とか馬鹿な事も考えつつ(笑
そもそも「ボディソープになってしまう」という斜め上の発想自体が面白かったですね
「ゆらぎ荘のボディソープ」。。なんともしみったれた結末になってしまいましたね(笑
勿論、術はきっちり解けたんですが使われて空っぽになっていく様なんかは妙にハラハラしましたねえ~
役得っちゃあ役得ですけど、精神的な疲弊も相当のもんだったでしょうね笑

ただ、そんな中でもハートフルな部分を出せるのが今作の強みです
自分が居ない(居たけど)最中だったからこそ、聴く事が出来た“みんなの本音”と
コガラシがやって来た事の結実、、、の表現が見事な話数でもありました
思いっ切り官能に振り切ってるのにも関わらず、
ほろりと感動もしてしまうというクオリティが兎角凄かった

特に、最初のみんなの印象はただの好色男でしかなかったと思うんで(笑
そこから、みんなに好意を持たれる所まで来れた・・・!っていうのがまた感動的であり
ミウラさんの作風らしい「誠実さ」に溢れていて個人的にかなりツボでした
最初は、トラブルもあって色々と最高とは程遠い人間関係だったけど、
コガラシの尽力もあってみんなと信頼関係を結べるまで関係性が良くなった
そんなある種の“達成感”にも満ちていて、
その点でも良かったのでした
きっちりとサービスシーンを描き抜き、
更にはちょっといい話まで加える抜け目の無さが今週も光ってましたね
益々アットホームな関係に、ホーム感が増していっているゆらぎ荘の今後にも大いに注目です



さ~て、そろそろいいかな?(交渉)


にしても、今週の作画凄かったですね
尻の描写がまずとてつもなく良かったのと
どのカットもいちいち生々しい感じのテイストだったのが最高でした
特に夜々の尻と、狭霧のあそこにコガラシがぬめってたのは素晴らしかったです(満面の笑み)
とことんまでこだわり抜いた、本気の桃色楽園!ここまでやれば最早サービスではなく芸術でしょう
いや、サービスなのはサービスだと思うんだけど(笑 しっかり官能も追求出来てる、って話ですね
また泡に反応したり、お湯が熱すぎないかを確認している夜々も可愛かったです
そういう細かい所も含めて良かったかと思います

そして、ラストにはちとせさんのおハダカが・・・!
最後の最後までえっちなシーンを挿入してくれるミウラセンセは本当に素敵ですね、と思いつつ
思わず紅潮して恥ずかしがっている仲居ちとせさんは、また普段とは違った魅力があるなあ、と。
もっともっとちとせさんのこういう表情も見てみたいなあ、、、と感じながら
やっぱり、最終的には「みんなに認められた」達成感が残るお話だったな・・・というのが個人的な評価です
認められたっていうか、単純に好かれた、って表現のが合ってるかな。それが何より良かったです。













仲居ちとせさんルート・・・アリだな(超笑顔)。



天野めぐみはスキだらけ! 第24話「うーん・・・」 感想 ほか(週刊少年サンデー 2016年22・23号)

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実はここ数週間ずっと風邪をこじらせてる中、
飼い猫も病気にかかって生死の淵を彷徨ってました
本気で死ぬんじゃないか?と覚悟したものの、一応大丈夫そうで
なんというか・・・悪い事は重なるものなんですね。ってつくづく思います

その間に観たいものや触れたいものが溜まっている状態なんで、
GWに消化したいなあ。。と思いつつ、まずは「ちゃんと消化出来る状態」になる事が今は第一なんですよ(笑)。
悲しい事に。なんとか消化出来る時間もリフレッシュ出来る時間も出来れば良いなあ、、、って祈ってます
まさかここまで引き摺るとは思ってもみなかった。















平常運転!


今週はね、かなり既視感があって
それもそのはずご新規さん用のアピールエピソードに仕上がってました
本誌に移籍したタイミング、単行本発売のタイミングなどならともかく、
何もない今敢えてこういう話をやった意図が最初はよく分からなかったんですけど、
後々考えてたら多分大重版がかかったんでこういう話をやったんでしょうね
結構サンデーの新人としては派手目の売れ方なんで、
勝負かけてるんですかねー
夏には是非水着カラー増やして欲しいですね・・・笑


話としては、ほぼこの漫画のコンセプトの紹介に費やしてるので
散々語って来た今特に言及する事はないんですけど(笑
精々ご新規さんよろしく、ってトコロでしょうか
でも、英語プリントの下着とかは
新境地・・・というか、
個人的に好みなんで(笑 新しい喜びもあってそこも良かったですね

相変わらず、めぐみを他の人から守ってあげたり、
文句言いながらも心配してめぐみを助けてあげたりするまーくんがイケメンだったんですけど
実はある意味まーくんの頼れる幼馴染っぷりを改めて描くお話でもあったかもしれないですね
ほら、先週は素晴らしくもちょっと胸が痛いお話でもあったんで(笑
ここでまーくんの(実は)献身的な姿勢を描くのは悪くない気もします
あと177ページのグラビアポーズの妄想めぐみは流石にグッと来ましたね・・・笑



カワイイ


読みながら、
「あ、そういえば俺も昨日パンクしたわ。」って思い出しました
風邪に飼い猫の死線に自転車のパンク・・・ろくでもない日常過ごしてんな俺
でもなんか、漫画のキャラクターが災難続きだと逆に可愛く思えるのは不思議ですね
描き方がコミカルだからだろうけど(笑
でも、まーくんを頼ろうとせず、
自分ひとりで頑張ろうとしためぐみの姿勢は正直偉かったと思う
好きな人だから迷惑ばっかかけたくない、っていうのもあったんだと感じますが
なんかその困り笑顔にいとおしさみたいな気持ちを覚えたのもまた事実です
それもまたある種の成長だったのかもしれないですね
まあ、それを許す程まーくんは薄情ではないですけどね(笑
ご新規さんへの再々アピール回、と紹介しつつも
気が付けばほっこりしちゃってるあたり今週も今週でなんだかんだ楽しめた気はします
まーくん格好良かったし、めぐみも健気で良かったし(笑)。
こんな感じで、思い出を積み重ねていってもらえれば。











のっけからベター過ぎますね(笑)。




オマケ

◆あおざくら/二階堂ヒカル(新)

なかなか良い感じの新連載ですね
なるほど、士官学校は頭の良さも必要なんですね
だとしたら、あらゆる意味で主人公にはピッタリですね

ただ、初回はあまりに上手くいきすぎで
来週以降しっぺ返しが待ってるような気がしてならない(笑
あと幼馴染ヒロインかなり可愛かったけど、再登場とかないんでしょうか。



◆MAJOR 2nd

コモリン、あっさり負けちゃったなあ・・・
いや、試合自体は結構長めでしたけどね
まあでもこれが所謂「万策尽きた」って状態ですかね笑
またコモリンの再登場とか采配も見てみたいです。



◆天使とアクト!!

最初の方はちょっとドキドキしながら読んでたんですが、
あまりにイージー過ぎる展開なんでおかしいな?って思いました
そしたら、案の定・・・笑
でも、作者のラブコメ描きたい欲はよく伝わって来ました
まあもうちょっと先、、、ですかね?


ボクガール106話 感想ほか(ヤングジャンプ 2016年22・23号)

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「言うべき人が言う」ということ。


















俺もドキドキしてた。


言うべき人が言う。
聴くべき人が聴く。
この間からボクガがやって来た事ですが、
やっぱり、最後の最後は主人公である瑞樹が「言う」のが正にベストな選択だと思います
藤原さんも勇気を出した、猛だって頑張って伝えた、それでもって主人公が受け身じゃ話にならない
自分の足で、自分の意志で、揺れ動く訳でもなく、手前に嘘つくわけでもない
「本当の気持ち」を瑞樹が最後に伝えて、自分の道を自分で決めて終わる・・・という
正にこれ以上ないくらい美しいエンディングだったと思います
憧れだったあの人への想いも憧れのままで、
自分を抑えつけていた常識と期待も振り切って、
本当に、素直に、きれいに、ありのままで生きる事を決めた瑞樹
それは傍目から見て間違ってたとしても、実は何よりも正しく、そして美しい

これまで瑞樹は散々悩んで来たし、
散々揺らぎを見せてきたけど
それだけ悩んだり、
揺らいだり、
或いは苦しんだりして来た事自体がこの結末を選ぶ上での(ある種の)贖罪のようなものだったのかもしれません
逆に言えば、あんだけずっと燻って神経使い果すまで迷った分こういうルートを選んでも許されると思う
なぜかと言えば、伊達で決めた答えじゃない
雰囲気に流されて決めた答えじゃない
幾度にも重ねられた葛藤の末に、ようやく彼が選んだ“答え”だから―――――。



カワイイ・・・。


個人的にはね、「ボクガール」は最後まで読めなかったなあ・・・というか
正直藤原さんへの想いも、猛への想いも、同じくらい大きいんじゃないか?と思う節があったので
先が見えない中で読み進めるドキドキ感があったなあ、、、ってのが俺の本音なんですよね
なんか「どっちもありそう」っていうか、
猛と瑞樹がドラマティックに親友に戻る流れもあるのかな?とかも思ってたから。
結果的には、まあ、ああいう事にはなりましたけど
その点だと常に先の展開を想像してワクワク出来る喜びがあったラブコメ作品であり、
だからこそ100話以上も幻滅する事なく楽しみながら読み続ける事が出来たのかもしれません
これ以上葛藤してるとそれこそ「引き延ばし」になってしまうんで(笑
タイミングも良いと思うし、
正に“理想的なラブコメ”として完結を迎えてくれた感があります

それくらい、ラブコメを長期連載する、っていうのは実は大変過ぎるくらいに大変、、、ってのは
きっと言わなくても最近の漫画ファンなら正直分かってると思います(笑
ただ、瑞樹が優柔不断な印象を与えなかったのは
「男を選ぶか、女を選ぶか」っていう
悩んで当然な命題にずっと向き合って来たから・・・っていうのも大きいかと思います
逆に言えば、そんな大きすぎる命題をあっさり決められても、、、って感じでしょうし(笑
その辺はテーマの選び方も秀逸で、また瑞樹は天使になったりイケメンになったり
非常にメリハリのある魅せ方をしてたのも良かったかな、と思います
だって、100話を越えるレベルのラブコメで、
主人公の印象が悪くならないどころか常に磨かれ続けるってあんまないですからね(笑)。

そんな瑞樹は、最後の最後まできちんと主人公を貫き通したと思います
その名の通り、最後は瑞樹が物語に決着をつけた訳ですからね
自分の本音を受け入れる事
大好きな人の存在を受け入れる事、
そして、作品の主軸を貫き通した事・・・
正に、最高の主人公であり
最高のエンディングを迎えたと言って良いクライマックスだったと感じました

本当は、冒頭にもっとダラダラ思い出等を書き連ねる予定だったんですけど、
気が付けばそんな気持ちは完全に消え失せていて
ただただ称賛と祝福の想いを綴りたい気持ちに変わっていました



なんだかんだ紅潮しちゃってるロキちゃん可愛い。


ただ、今思うのは、
とても不思議な気持ちで
なんかそれまでの切なさが抜けたような
逆に、満たされた気持ちでいっぱいなような
とてもふわふわした気分なんですよね
好きな作品が無事完結して嬉しい、
ここまで時間を懸けてゆっくり着地してくれて嬉しい、
何よりも、瑞樹がようやく答えを出してくれた事が嬉しい・・・的な
漫画の各話感想自体は前のブログからやっていますけど、
こんなにふわふわした気持ちになってるのは初めてかもしれないです

この漫画には、可愛さや官能的な良さだけではなく
“昔の恋を忘れて前を向く強さ”
“自分を貫き通す美しさ”
も、十二分に教えてもらった気がしています
切なさすら感じる終盤の怒濤の流れは本当に琴線揺さぶられまくりで
特に藤原さん、猛、そして主人公の瑞樹とみんながきちんと成長を示せて終われたのがやっぱ素晴らしいんだと思います
猛に意識されなくてメソメソ泣いてた藤原さんも、
自分の本音に向き合えなくてモヤモヤしていた猛も、
葛藤の中で一向に答えを出せずにモラトリアムを過ごし続けていた瑞樹も、もういない
誰もが誰も、一歩進んで終わる事が出来たラブコメディ、、、って事で
個人的には最高に面白かったと思います

そんな訳で、
次号最終回です
しかも、センターカラーで大団円です
・・・正直、これがトップクラスに嬉しかったかもしんない(笑
ヤンジャン編集部の英断に感謝したい気持ちでいっぱいです
アニメ化したわけでもない、
4~5年連載したわけでもないのに
カラー扉付きで送り出してもらえるなんてファンとして幸せとしか言いようがない・・・
色々な意味で幸福な作品だったと思いますが、今まで各話感想を描き続けて来た中でも(現時点で)ナンバーワンってくらい幸福な作品なんじゃないでしょうか
そういう事なんで、合併号明けのヤンジャンは最大限の注視でもって迎えたいと思います。
最終回の感想も、頑張ります。そして完結祝いにファンレターも出します。

ここからテイスト変えます






☆ボクガール #106 ボクの告白

OK!っていうか、とらせて下さい(懇願)
ああ、瑞樹、瑞樹、可愛いよおおおおおおお!!!!!!!!!
本当はね、猛の時みたいに見開きで愛情を伝えるシーンもあったんだけど
あれはあまりに素晴らしすぎて、もう直で観て欲しい!って思っちゃったんで(笑
引用は敢えてしませんが、
今回もまた電車の中で読んでキュンキュンして
昼休憩の時にまた読んで飛び上がって叫んじゃったよね笑
そりゃもう、あんだけ可愛けりゃそうなるわなあ。ってレベルの可愛さ!
今すぐ抱きしめたくなるレベルの可愛さに完全に見惚れてしまいました
今まででも最高に可愛かった・・・!ってくらいの
瑞樹の告白シーンに完璧に骨抜きにされたね

その後の抱きしめ合うシーンもなあ・・・
もうカップルじゃん!ってくらいお似合いの二人で(笑
なんかもう、逐一キュンキュンしちゃいましたよね、はい
しかも、最後は迷惑だったはずのロキちゃんの仕業に、初期からは考えられない
「お礼」まで言う始末で、
そこもまたきれいに完結してて凄いんですよね。。
結局は、自分の本音に向き合わせてくれてありがとう。っていう。
そんなロキちゃんも紅潮しながら二人の様子を見守る様が実に可愛かったです
次回は数年後、となるとのことですが、ロキちゃん含め藤原さんや舞さん、朝生くんなんかも気になるトコロです
あと親父もね(笑 
兎角、最後の最後はシンプルに、純粋に瑞樹の可愛さと純真さを描いて来た印象でそれだけでもうただただ素晴らしい内容だったと思います
2年半も興奮と胸キュンと切なさと笑いをどうもありがとう!!本格的なお礼は、また最終回の感想で述べます。





☆リクドウ 第98話 知らないベルト

苗代ちゃんの(夜の)暴走が始まる・・・!
リクが性に対して怖さを抱いてる分、
苗代ちゃんは逆に抑え切れなくてバースト寸前の模様、
リクが胸の中にいるだけで興奮する始末で、
その後眠ってるのを良い事にキスしまくり・・・!

っていう、女の生々しい性的衝動の描き方が実に秀逸でしたね
個人的に女の方からむさぼるようにキスしたりするのは好物だし、
眠ってる間に何度もキスするのもツボなんで(笑
正直凄く良かったです
また、官能的なだけじゃなく、性に素直な苗代ちゃんが可愛いんだよね
しかも、ディープキスまでしようとする歯止めの効かなさがまた鮮烈でした
ずっと紅潮して、ドキドキして、えっちな事に興じて、胸に寄せてリクを想って・・・
これはこれですっごくピュアで純朴なヒロインですね、、、って思いました
かつてはリクを遠くに感じたりもしましたが、
今では誰よりも近い場所にいる。。
っていう事実にも心打たれましてね、
その意味じゃ官能だけじゃなく、感動もしてしまうようなお話でした
苗代ちゃん、これからもリクを健気に献身的に支えていって欲しいなあ・・・。
そんな事を祈らずにはいられない98話でした。興味無い人にも見て欲しいクオリティ。

そして、リクの(精神的な)父ポジである所沢さんがまさかのカタギに・・・?
色々な意味で気になる展開になって来てこちらもまた次号が楽しみです。



☆君と100回目の恋/よしづきくみち(新)

新連載。
よしづきさんの絵は本当に透明感があっていいね・・・って読み終えてまず思いました(笑
ちょっとサービスシーンっぽい箇所もあったんですが、そこでさえいやらしい感じがしないのが凄い
話としては、女の子の一途な恋心が良かったし、先も気になる感じで良かったと思うけど
タイアップ作品なのによしづきさんの色が出まくってるのがまた凄かったですね

生活感の描き方、
女の子の輝いてる表情のハッとする美しさ、
ちょっと懐かしいようなくすぐったい郷愁感もまた素晴らしい
この丁寧さなら、きっと良い作品に仕上げてくれるはずです
来週以降も読むのが楽しみ、
っていうか、
週刊連載でよしづきさんの清廉とした絵とキラキラした女の子の表情を眺められるのか。。っていうのが何より楽しみ(笑
期待しています。「魔法遣いに大切なこと」のコミカライズも大好きだったし(あれがよしづきさん初体験だったり)。










◆BUNGO-ブンゴ-

寸前の野田のファインプレーは、散々守備の巧さを描いて来ただけに説得力があって良かったですね
このまま惨敗の流れにならなくて良かったですし、更に熱い展開が来そうで楽しみ。
・・・って思ってたら、次号休載かよっ!
また合併号の次で休載かあ・・・合併号の次で休むと実質3週間後になっちゃうんですよね
前々から感じてましたが遅筆な方なんでしょうか、それとも取材を相当やってるのか?

何にせよ、ふんばって勝って吉見が報われる展開も(まだ)期待してます。



◆しらたまくん

ちょくちょく獣×人、的な雰囲気になりますよね・・・笑
葵は感じすぎ!(もっとやれ←)



◆プリマックス

そりゃ、「危ない」って気持ちのが強いわな(笑
しかもカワイイとも違う気がするし。













次号(再来週)は遂にボクガールが最終回です
万感の思いを携えて感想を書き切りたいと思います
よろしくお願いします。


【この世の暗部を見に行こう】知るかバカうどん 初単行本「ボコボコりんっ!」の感想

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期待以上に壮絶でしたね。

初めに断って置きますが、まず大前提として薦めません
一緒に応援しましょう、みたいな意図も一切込めません
出来れば興味がある人以外は読まない方がいいんじゃないか?って思うレベル(段階)の本でした
恐らく小さい頃にこれを読んでたらトラウマ必至の内容ですが、、、
じゃあなぜ感想を書くのか?と問われれば
それは俺が知るかバカうどんさんの単純なファンだから、です
要は大好きだから書く、ただそれだけです
でもそれでいいんじゃないか、とも思います
元々ブログなんてものは酷いくらいに個人的なものであるべき、って思う部分もあるので。

基本的に今ちまたで溢れてる物語の大半は「人の素晴らしさ」を説くものと集約されると思います
しかし、知るかバカうどんさんのお話は逆に「人の醜さ」「浅はかな愚かさ」を執拗に描いているんですよね
本当は見たくもない最低な人間たちの姿、
本当は知りたくもない「こういう人がいる」「こういう社会がある」という現実
それに触れる度に個人的に何とも言えない悲しい気分になるんですけど
それこそがバカうどん作品に於けるカタルシスなのかもしれません
どうしようもないクソバカ達が描き出す最悪の現実の数々
でも、そう言ってる自分もまた大して良い人でもなかったりするのかも
ある意味反面教師的に打算とフェイクばかりのこの世の中を皮肉ってる一冊、、、とも言えそうです
そういう訳で、全8作品にレビュー付けるので、ハードな凌辱モノがOK、という方だけよろしくおねがいします。
でもなんか凌辱ってよりは大半が因果応報な気がしなくもないが・・・笑 特にいちごちゃんはね。










■嘘もつかない純粋な存在
同人誌と同じタイトルですけど、中身は別モノ
と、いっても所謂身体障害者のキャラは似通っていて
亜種みたいな印象ですが・・・
委員長は可愛いです(笑
愛しの男の子との相思相愛がなくなった挙句、種付けまでされて、、、という可哀想な内容ですが
個人的には同人誌版の何とも言えない気持ちになるテイストのが好きですかね
こっちはちょっとあっちと比べて半ば確信犯的ですからね(笑



■金のたまごで親子丼
これはねー、
自分の保身に走ったお陰で悲惨な事になってしまいましたね
結局、子供が一番大事!とか言ってても、やっぱり一番大事なのは自分なんですよね
誰かが酷い目にあって死んで悲しんだとしても、それもやっぱり自分のためなんだと思います
あのお母さんの生々しい焦燥感と震えるような表情の数々は正直面白かったです
面白いというか、その醜さが印象に残るというか・・・
子供が酷い目にあってんだから、
さっさと自白しろよ!と思いつつ、
それでも「金のある生活」を捨てられずに自白出来ないままでいる姿は
正に人間の欲深さそのもの、、、ですよね
逆に言えば欲深さに苛まれたら終わり、という事実を描いている作品でもあります
他人の事を考えず、自分の幸せばかり考えてる人間が本当に愛されてるわけがない。
人を踏み台にして生きている人間の末路なんてこんなものなのかもしれません。案外ね。

しかし、パパの方が外見はイマイチだけど、心はママよりもよっぽどキレイな気がするんですけど(笑
なんかそういうのもまたリアルなような・・・。



■おさんぽJKいちごちゃん
金で愛や満足を手に入れる・・・
っていうのは本当の事じゃないですよね
それでもやっぱ、寂しいからそういうモノに救いを求めてしまうんでしょうね
特に冒頭のあのいかにも嫌味ったらしい性格最悪そうなオタトーク聴いてたら、
そりゃ出来ないわ。と思わないでもない(笑
ほぼ悪口じゃん!っていう。

だけれども、男を騙して悦楽を得る女は更に最悪だ
これこそ究極の「見下し」に過ぎない
純粋さはかけらもなく、
バカを騙して金儲け
それで着飾って本命に愛される日々、、、という腐り切ったこの世の深淵を垣間見た気分です
しかも、同僚も同僚でお互いギスギスしまくりだし、こんな世界で生きてて息は詰まらないんですかね?笑
でもまあ、完全に見下してるのはいちごの方でしたけどね(とらのあなのオマケ冊子を参照)

悲惨な目にあって、最後はボロ雑巾のように捨てられたいちごちゃんでしたが
レイプされて猫を被ってたのが素に戻って、態度急変するあたりが最悪な人間性を示してて最高に良かったです
でも、こっちのが可愛いかも(笑
醜い可愛いというか、矮小可愛いというか・・・
こんな感想を持つ時点で自分もどこか歪んでるのかもしれません笑
男をその気にさせて、貢がせるだけ貢がせて、よくもまあ逆ギレ出来んなあ。とか思いつつ
正に最高峰の因果応報を見せてもらった気分です あまりに豪快に殴られるので、ちょっとショッキングだったくらいですね
でも苦痛に顔を歪めてるのが可愛い、って気持ちはちょっと分かったかもわかりませんね。
なんだかんだいって、いちごちゃんは可愛い女の子でした。
腹黒女子はみんなこうなればいいのに



■JC☆ボコボコりんっ!
同人誌版の「嘘も付かない~」に出て来たオタクが再登場してますね(笑
内容は「ぜんぶまとめて~」に載っている「JSボコボコ~」の亜種みたいな感じ
流石に犬に火を点けて大喜びしてる描写は可哀想でちょっと泣きそうになりました
人間ってそこまで残酷になれる生き物だったんですね・・・
また現実でも動物をおもちゃにして遊んでいる下衆がニュースで報道されますからね
あながちフィクションとも言い切れないような目を覆いたくなる非道描写の数々でした

「若さ」を理由に「守られ過ぎる」のは、
逆に間違った助長を生む原因になりかねない
ちょっとどうかな?って思う制度だと個人的には思います
また、こういう奴ら、本当にいそうだからなあ・・・汗
なんかもう自分の事「宝」とでも思ってそうですけど、
完全にゴミですからね
人から搾取して生きてるクズですからね
エイズセックスは物凄くハードな描写でしたけど、
なんだか気持ち良いくらいにスカッとするのはやっぱり彼女らの描写の賜物なんでしょうね笑
汚されまくりの凌辱プレイ、その「イケナイ感じ」も含めて刺激的でとても良かったと思います
亜種は亜種だけど、こっちはこっちでまた別の意味合いでの制裁があってイイ感じ。



■JS☆ガバガバりんっ!
単独感想も書きました
いつか殺される前に――― 知るかバカうどん「JS★ガバガバりんっ!」 感想
今作の中でも最もストレートに「怒り」が作用している作品じゃないでしょうか
気軽に他人をいじめて、スナック感覚で人を陥れていく
そんな人間はもう性根からして腐り切っている
痛い目を見なければ分からない、
それも、二度と忘れないくらいの強烈なヤツを一発――――――

本人にとっては「些細な楽しみ」やられてる方にとっては「鬱になる苦しみ」
それを口頭で注意したって、きっと口だけで心の中じゃ何も響かない
響かないのが分かってるから、おじさんも痛い目を見せたんでしょうね
この世で本当に苦しむべきなのは、
人の気持ちを踏みにじるようなクズである。
逆に言えば、愛されたり幸せになりたければ、出来るだけ他人に優しくしましょうよ、とも読んでて思いました
あの道端に落ちてる空き缶を拾う女の子みたいにさ!

最後の描写は、ちょっと泣きそうになりますね(笑
やっぱり、みんな笑顔なのって素敵ですよ。
心からそう思えた。傑作。



■ぼくのなつやすみ

なんじゃこれ・・・笑



■はぴはぴハピネス

まさか自分がバカにして見下してた同級生よりも
更に底の底に行くとは思ってなかったでしょうね
そんな風に人を見下すような心の汚ないヤツの末路なんてこんなものなのかもしれません
他人を見下す、という事は優越感が少なからずあって、それを満たしたい欲求もある、ということ
でも結局、平凡な人達の平凡な日常に完敗してしまった。という事実が最高に皮肉が効いてて素敵でした
金目当ても続かなかったし、努力を忘れた人間はどんどん破滅に向かっていくのでしょうね。
そんな物語の構造を考えると、やっぱり反面教師的な作風なんだよなあ・・・
知るかバカうどんさんは、割と「衝撃的(過激)な漫画を描く人」とか「ヤバい作品を描く人」みたいなイメージかもしれませんが、
全体的に因果応報的なストーリーのが(現時点では)多いように見受けられるのが本質と言えば本質なのかもしれません
どこまでも欲深くて、どこまでも打算的で、だからこそどこまでも愚かで・・・
そう考えるとある種人間そのものを描けている作家さんかもしれません
まあこいつらみたいなのが全てじゃないし、全てだとは思いたくもありませんが笑
でもなんか、本当に誠意のかけらもないクズですよね、、、笑

「当たり前の幸せ」を忘れすぎた人間は、こうまで悲しいものなんですね。
サンドイッチが上手い、みんなでピクニック・・・
そんなもので十分じゃないですか。
望むだけ望んで、
「今確かにある幸せ」を楽しむ事も出来ないなんて寂しすぎます
・・・あ、やっぱ反面教師ですわ(笑)。この人の漫画は。それが正しい。



■あんあんあんはっぴい

正に(母親が)堕ちるとこまで堕ちたな・・・って感じ
あの、その、前作の冒頭に比べると
あまりにもむごい現実が転がっちゃってるんですが、、、(笑)。
本当に自分の快楽だけを追い求めて来た人生だったんだなあ・・・と思うと、ね。
あやしてた頃の面影はなく、娘をAVに出演させて稼がせるというド外道っぷり
もう死ねばいいのに
と、思いつつ
いたいけな、何も悪くない少女が、オトナに汚されていく様には
きっちりゾクゾクしてしまう、という背徳感が凄かったですね
でも、選んでしまったのは彼女自身ですからね
その時点でもう道を踏み外してしまったのかもしれない
だけど、そりゃ高校に行きたいに決まってるから
しょうがないかなあ。。って気持ちもあります
この母親から生まれてしまったのが最大の不幸だったんでしょうね
それにしても、この世の暗部を垣間見てる感が半端ない作品でした・・・笑
毒の沼に一歩足を踏み入れた時点で、身体は全身汚染されている。その事実は消えることはない。
何かを得て、満たされた。と思いつつ、実は本当に大事なものを失っているのかもしれません。
それもまた、因果応報、か。切なくも心に残る逸品でした。出来れば強く生きて欲しいが。














知るかバカうどんさんはその過激で愉快犯(に勘違いされそうな)作風から
敬遠される事も多そうな作家さんですけど、
この方の作品は本物だと思ってます
これだけ暴力的で残虐性の高い作品を描いているのに、
何故か妙にスッキリ出来たり、胸に痛みが残る作品を描けるのは知るかバカうどんさんしかいない
凌辱そのものを楽しむというよりも、きちんとしたストーリーの枠組みの中にそれが挟まってる感じがレベル高いと思います
実際、凌辱モノが(本当は)得意ではない自分でさえこんなに楽しめているのですから
この方の才能は本物ですよ
惜しむらくは、本物は本物でも
間口に関してはこれ以上ないくらいに狭いことなんですが(笑
それはそれで、逆に「分かる方」が最高に楽しめるからいいんではないかな、と
おススメなんてしない、応援も呼び掛けない、ただただ「俺は支持します」ってだけの記事です
ここまで読んで下さった方ありがとうございました。また新作の長編がMateに掲載されたり、新作同人誌が出たら感想書くのでよろしくお願いします

そして、同人誌も本当に素晴らしいので、この本が気に入った方は絶対に読んで下さい(笑
感想はこちら
【深淵にようこそ】ぜんぶまとめてボコボコりんッ!/知るかバカうどん 感想~知るかバカうどんの世界へ~


自己プロデュースの喜び 今村朝希「つくろぐ。」 第2話 感想(コミックキューン 2016年6月号)

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毎月、今村さんの漫画が読める!という喜びを噛み締めております
だって4年も待ったもんね!長続きするように応援しなくちゃ。









あの流れでなんてことしてくれる(笑)。安心して眠れないわ。


って事で今回は部屋の模様替えの話でした
自分が暮らす部屋を、
自分が好きなようにプロデュースする
それはそれで「自力で掴み取る」系の喜びですよね
思考停止の無気力判断じゃ決して生み出せない類の喜びだ
なんかこう・・・ただ物を置いてるだけの自分の部屋が途端に下らなく見えてくるのが悲しいですね(笑
自分が毎日暮らす部屋なんだから、もっと楽しく過ごせるように尽力するのはとても「正しい」事だと思います
そんな「手作りする喜び・楽しみ」がきちんと表現されていたこの2話目もイイ感じだなー、と。




こういうコマが今村朝希の漫画っぽい(笑


今村朝希さんの漫画は、
「孤独」だったり「後ろ向き」を想起させる表現がとても似合うと思いました
だだっぴろい世界で、一人きりの花、、、正に!って感じの表現ですが(笑
その着眼点も“らしい”なあ、と思いつつ
菓子さんのキャラも「ぼっち日和。。」に於ける藤吉のような立ち位置でとても良いスパイスになってるかと
流石に可愛くオシャレ!って流れでドヤ顔で悪魔を壁に描いて来たのはウケました
一体何がそう彼女を自信満々にさせるのだろうか。。
っていうのはさて置き(?)
最近流行りのマスキングテープが出て来ましたね
個人的にマスキングテープっていうのが良く分かってなかったので、
正直色々と参考になりました 物凄くイマドキなガーリーな雰囲気が心地良かったです
それでも他の子と違って器用に出来ない辺りは、やっぱり今村漫画の主人公だなあ。。って気はしますが笑>華
多分、これまでの作品と比べると明るい漫画だと思いますが、節々にらしさが出てるのが実にイイですね
ほんわかするような温かさもあり、共感出来るような寂しいネタや不器用さもアリ、、、と
今回もまた良い塩梅の2話目だったと思います





完成した時の充足感に溢れた表情、
「自力で」自分が好きな世界観を作れた喜び、
それこそが「つくログ。」の本質であり肝だと思いました
誰かにやってもらった訳じゃない、
ヒントを元に自分で行って自分でプロデュース出来た部屋
だからこそ、あんなに嬉しそうなんだろうな・・・って思うと
自分もちょっと挑戦したくなって来ちゃいますね(笑
不器用な手作りだけど、
だからこそいとおしい
大切にしたい、なんて風に思える。
それはとても素敵な事だな、と感じると同時に
そうやって色々感性と好奇心豊かに生きる事って実は凄く重要な事なのかもしれませんね。
自力で、自分の力で、自分を満たす事が出来る。それってなんて自立性があって素晴らしいんだろう、と。
今回もまた素敵なお話をありがとうございました。次号も楽しみ♪
オチも台無しな感じで面白かったです(笑











最後に・・・
今村朝希さんは熊本「在住」の漫画家さんです
以前からブログ等でその事実を知ってたので
件の地震では(大ファンの漫画家という事もあり)物凄く心配してしまったんですが、
こうやって無事に連載を継続出来ている、そして変わらずに新作を読めているという事に本当に感謝・・・
感謝というか、奇跡のような有り難味を感じています
未だに揺れが続いていて予断を許さない状況ですが、
是非皆さんが無事であるよう、そしてこれ以上の被害が生まれないように祈っています
そして、正直4年ぶりの新連載直後にこれ以上ないくらいの不運を背負ってしまった今村朝希さんですが(ブログも参照)
いちファンとして、ただただ健闘を祈り、そして応援しています。

コミックキューンはただでさえ可愛い絵柄が多く、人気作家もひしめいているので
埋もれないようにしっかりアンケやファンレターで主張して行こうかと。
なんせ「ぼっち日和。。」で魅せられてから相当待ったからね
また埋もれさせるわけにはイカンのですよ。
先生の健闘を祈りつつ、いちファンとして頑張ります。



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