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【誰よりも蒼く】灰と幻想のグリムガル 第9話から第12話(最終回)「また明日」までの所感

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                                こんな星空をいつか観てみたい。











第8話である種「やり切った感」が(個人的に)あったので、
そこで満足してしまってGWに入るまで手付かずだったグリムガルを最終話まで観た
こういう観方は邪道かもしれないが、観たいタイミングで観たいペースで観る~という「選択」も時には必要だろう
余韻を十二分に消化した今、満を持して観た結果最高の観心地でアニメ版を消化出来たなあ、というのもまた正直なトコロなのだ。


最初は正直「強い」とは言い難かったパーティが
しっかりとした「経験」を積み重ねて徐々に強くなって行く様は快感としか言いようがなかったし、
これもまた正直な話この手のファンタジーもので本気でハラハラする経験も最近は少なくなってたので
その意味では久々に本格ファンタジーアニメに夢中になれたなあ、、、って感覚が自分の中にはある
まあぶっちゃけこういう弱い者同士が必死に足掻いて勝利を掴み取る~という作風自体が希少になってたからね
これを機に、もうちょっとこういう堅実な作風が増えてもいいんじゃないかな、とか感じる次第であります

特に、ランタとハルヒロは死を感じさせるピンチがあった訳だけど
あそこはマナトが「あっさり死んだ」という過程があったからか、
本気で死んでもおかしくはない~って思いながら観てましたからね
特にランタの場合は死して「実は勇気あるヤツだったのだ~」って評価を高めるパターンになってもおかしくなかったし、
下世話な話そうするだけの尺もありそうっちゃあありそうだったので(笑
“このアニメならやりかねない”って思わされた時点で負けだったんでしょうし、
逆に言えば「死ぬ人物がいる」からこそ生まれる緊張感やスリルも決して否定は出来ないな。と感じました
そういうのは時に安易な死とか揶揄される事もあるけれど、でも死者が出るから物語にドキドキ出来るのもまた否定は出来ませんよね
特にランタは個人的に大好きなキャラクターだったので終始心配してましたね笑





ランタが好きだったのは、
所謂記号的に整理された「良い子ちゃん」じゃなかったからです
彼の意見には間違ってる部分もあったけれど、
それでも彼がいつも前線に立ってみんなのピンチを少なくしていたのもまた事実
“素直になってくれない少年”がいつも物語の大事な部分に存在していて
そのリアル感・・・・というか、
パーティと言えども結局は「違う人間の集まり」だったのがある種のリアリティを生んでいて良かったのかもしれません
その中で悩んだり、衝突したり、その結果「何とかなった」りするのがロードムービーっぽくて個人的に大好きな部分でしたね
都合の良い人形じゃないんだから、時に主義主張の過程でぶつかる事もある
今は安易に「分かり合える」というテーマを描きがちですが
違う人間同士なんだから安易に分かり合えない事の方が正直多いと思います
それでも、二人は同じパーティに存在し続け、
なんだかんだ言いつつもお互いの存在を認め合っている
気持悪いくらいにベタベタして馴れ合ってるよりも、
ある意味そっちの方が本当に分かり合ってるようで素敵だなあ、、、と自分的に感じました





ランタは不器用なヤツだけど、
ランタがいなけりゃピンチだった場面がいくつもあった
主人公であるハルヒロ自身もランタに命を救われた
不器用で、生意気で、素直さの欠片もなくても
実は誰よりも身体を張って、
仲間の為に戦っている・・・そんなランタが個人的に大好きでした
文句を言うのは簡単だが、実際に最も積極的に敵と戦っていたのはランタその人である
そんなランタだからこそ、本当はそれを分かってたからこそ、ランタを救おうとみんなが一つになった
皮肉にも、輪を乱していたと思われるランタの奮闘で再びみんなが一つになる・・・というのがまた良かったですね
結局のところ、みんな「パーティの為に」という部分に関しては何一つブレてなかったんですよね。



この表情が彼女の成長を物語っている。


過去のトラウマも乗り越え、
現在のいざこざも乗り越え、
最後の最後には「なんだかんだ」素敵なパーティになる事が出来たハルヒロ達
ハルヒロがランタに託したのはきっとランタを認めてたから、
そして、ランタもきっと―――

あの頃はいっつも不安そうで、
笑顔なんか滅多に見せなかったシホルも自分の強さを認められるようになった
誰もが誰も、惨めで頑固で弱かった自分を乗り越えて確かな「成長」を見せた・・・と考えると
これ以上ないくらいのエンディングだったかもしれません

振り返ると、
「最初だからきっと弱いよね」
「人間関係もきっと息詰まるよね」
「男女関係もきっとぎくしゃくするよね」
という、
ある種“当然の疑問”が気持ちいいぐらいに反映されていて、
尚且つ向き合って描き切ってくれた誠実さに溢れるアニメ作品でした
日常描写への飽くなきこだわりに関しても終始見事でして
そこはきっとモグゾーの貢献度が高いと思われますが(笑
今のアニメ全体に於いては、
間違いなく異質な雰囲気を放っていた作品であり
だからこそ愛される事にも成功出来た作品なんじゃないかな、って思います
今多くの作品で無視されがちな色々なテーマを敢えて何度も拾い上げてくれた傑作
昔ながらの「主人公がちゃんと苦戦するRPGもの」がお好きな方にも通じるんじゃないかな・・・って思います
個人的には前期で一番好みなアニメでした。BDも購入して2期が出来るよう貢献しましょうかね(笑
まだ、恋愛面に関してはまだまだ掘り下げられると思いますからね。それも生々しく、ね笑















最後までマナトの事を忘れないでいてくれる脚本も秀逸ですね
マナトとはまた違うリーダー像を(ランタの助言を加味して)目指してもらいたい。と思います
本当に誠意溢れる作りが素晴らしくて、心から大好きだ!と思えるアニメでした。是非。



コミックキューン 2016年6月号 感想

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GWが終わった訳ですが、
皆様はどう過ごされたでしょうか
俺はと言えば、大分、、、グータラ生活に費やしてしまい
有意義な事が全然出来なかったのを今日の朝後悔しました・・・笑
まあ体調はそこそこ回復したし、ちょっとリフレッシュも出来たし
それになりに良かったと言えば良かったんですが
もうちょっと色々な事が出来たような・・・って考えると
なんかもう猛省モードですよね
やり直したいですね
でも、一週間前の事を「やり直したい」なんて思ってる時点で物凄くダメな気はします
そんな暇あったら、とっとと前に進めよ!っていう。

まあでも結局はそれもまた贅沢な思考なのかもしれません
普通にGW過ごせただけでも感謝すべきなのかも。
何もなかった訳でもなかったし・・・うん。


「つくろぐ。」は単独で。2話目の感想も気合い入れて書いたのでよろしくお願いします。
自己プロデュースの喜び 今村朝希「つくろぐ。」 第2話 感想(コミックキューン 2016年6月号)













■どくろさんが見ている

最終回みたいだな、、、って率直に思いました(笑
でも、「いなくなった」事による悲壮感・・・というかちょっとした物悲しさの表現が
セリフとかではなくきちんと演出で表現されてたのは上手いなあ、と思いましたね
いても微妙にウザいけど(笑)でもいなくなったらいなくなったらで寂しい、っていう。
なんだかんだナイト役だしね>どくろさん



■お嬢様はアイスがお好き。

氷香、良いヤツだな・・・笑
ある意味これくらい弁解出来たなら、
きっとすれ違いなんかも起こらないんでしょうねえ、、、(遠い目)

パピコは意外とかなり美味いですよね
「意外とかなり美味い」って表現の仕方はさておき笑
侮ってるとその美味さにノックアウトされる類のアイスである事は間違いない

個人的に近年最高傑作はパルムだと思ってるんで、
いつ出て来るのかが気になります
あれは最早衝撃ものでしたからね(個人的に)。



■かなえるLoveSick

やっぱりおっぱい凄いなあ・・・とか、
ふんわりしてそうだなあ・・・とか、
もはやストーカーじゃないか(笑)とか
今月もタチワールド全開で良かったですね
買収とか際どいネタもあったり、
相変わらずの百合っぽいシーンもあったり
流石のクオリティでございました。そして次号表紙!



■パンでPeace!

ポプリクラブでもそうだったんですが、
emilyさんの絵はパッと見で「あぁ、この人だ」って分かるから凄いですね
なんか色々と垂れ気味なのが逆に個性と独特の可愛さに繋がってる気がする
絵柄自体は掲載紙に合わせてかなり緩めに仕上げてますが、
その中でも確かに感じられるエロス(特に表紙)は流石でした

クリームパンのクリームが少なめなのは確かに気になってました
あれってもう大体パンの部分の方が多いですよね・・・
ケチケチしないでドバッと入ってるのがあってもいいでしょう
でもそれは作中で指摘されてるようにシュークリームになってしまうんでしょうか。
難しいなあ、、、笑

しかしふゆみのおっぱいは素晴らしいですね(そればっかかよ)。



■ゆめのロワイヤル

色々と俗的で「黒さ」を含んでいる作品ですね
金の(チップの)亡者になりかけるトコロなんかは他の漫画とテイストが違ってて面白かったです笑
ただ、正直この後ナーバスな展開になりそうな不穏な雰囲気も漂ってたりするので
それも含めて気になる連載と言えば気になってたりします
ブラックジャックってああいうゲームだったっけ・・・ってちょっと懐かしさも感じられて良かったですね
まだまだ刺激的な賭け展開が来るのにも個人的には期待しています
雑誌に於ける“毒”になって欲しいですね。

キャラとしてはかづきが一番好き。



■ひなこノート

ゆあのツンデレっぽい反応が良かったです(笑



■結雨ちゃんよ、イケメンを攻略せよ!(読切)/あんねこ

ぼっちネタよりも、百合ネタの方がグッと来たかな笑
ただ、中途半端に八方美人振りまかれると勘違いしちゃうのはあるかもね(笑
そっち系のネタを研ぎ澄ませてもいいかもしれません。


■先生!休ませて下さい!

これから勉強(集中)するのにそんなガッツリ食っちゃ意味ないだろ・・・笑
と、思いつつ、その実しっかり勉強、、、はしてなかったですね(笑
全体的にオチがクスッと笑える仕上がりで良かったです
ラストもインパクトあったし笑
正に理想的な形で女の子たちのキャッキャウフフを拝めそうで楽しみ
正直「これから勉強するのにガッツリ食事を取る」ってフックの時点で個人的に好みな回でした。



■ななつぼしティータイム

1クールを1日で、は若干キツいんじゃないですか?笑
っていうか、「続きを気にする」って行為がなくなってしまうんで
個人的にはある程度分けて観た方がいいんじゃないかと思う
別に一遍に観たらもったいない、って訳じゃなくて
「残りを楽しみにする」って行為自体が心の豊かさに繋がると思うんですよね
ちなみに以上は全部完全に持論に過ぎないですけど笑

アニソンはアニメをちゃんと観た方が感情移入出来る、
うん、その通りだと思います
個人的にはアニソンもあくまで「歌」だと思ってるんですけど
やっぱシンクロする事によってよりグッと来る、って事はままありますからね
それにやっぱアニソンもそのアニメも両方好き、ってのが一番スカッとする形ですからね笑
ただ、素直に「好き」って思えるスレてなさもきっと重要だったんでしょうね
今は斜に構えてるのが「格好良い」とされる嫌な時代ですからね。
なんかもっと純粋でありたいですね。



■放課後の先生

男漁りとかそういうキャラはかなり好きです
所謂生き遅れキャラが好きなんですかね(笑
それでいて泳げなくてバカにされて涙する子供っぽさが素晴らしい
ちょっともらってあげたくなるレベルでした(←上から目線でアレですが笑)。

守られたおっぱい、とか
おつりは残せ、とか
ギャグのキレも良かったですね
こういう報われないタイプの女性、好きですよ(笑



■乙女哲学/凌

今のネットユーザーの軽すぎるテンションは俺もついていけないなあ
俺がネットやり始めた時は熱いファンサイトで溢れてたからね
それから比べると、随分俗的で軽薄になってしまったな。。感は否めず
まあそれも時代錯誤なのかもしれないですね。











お、今月はちょっと言及する作品増えたかな
こういう美少女4コマ雑誌の全体感想は初めての経験なんで
色々と読み込みつつ模索しながら感想を書いてます
まあ徐々に掴んでいければいいかな。。と
それと繰り返しになりますが今村朝希「つくろぐ。」とその感想もよろしくお願いします(笑
また月末が待ち遠しいですね。


2016年冬アニメの忌憚なき全体感想

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今期はどんなアニメライフをお過ごしでしょうか
俺はと言えば、まだ全然観れてないんですが(笑
取り敢えず迷家、ふらいんぐうぃっち、クロムクロの3つだけ最新話まで観ています
後はこれから徐々に手を付けて行こうかな、と
風邪が長引いてアニメ観れなかったんですよね

あ、でもメシ時付近の「12歳。」「少年アシベ」「ヒロアカ」も観てますわ
なんか昔は深夜アニメもリアルタイムで観てたけど、
最近はそれだと仕事がキツいんだよね笑
ちゃんと睡眠とらないとダメになっちゃった感はある
だからゴールデンタイム付近にやってくれるとありがたいなあ、、、とか思いつつ
昔だったら「ふらいんぐうぃっち」あたりはゴールデンでも良かったような。。と感じてます
主題歌もJ-POPアーティストだし(笑
そんな訳で(?)、前期アニメのザックリとした感想です。ちなみに全話観たものだけ。








■蒼の彼方のフォーリズム

純粋に面白かった。
特にみさき先輩の哀愁のエピソードが一番心に残ってるんですけど、
確かに頑張ったら頑張った分だけ見返りが来るほどこの世は甘くはないし
ぶっちゃけ才能一発で努力を置き去りにされる事なんてそれこそ日常茶飯事
だけど、結局は「やり続ける事」でしか我々は報われない
無様でもぶつかり続ける姿が最も“美しい”
そうセリフで表現せずとも、
キャラを観てれば自然にそう思える作劇が終始見事でした
最後に勝って終わったのもそれまでケチョンケチョンにやられてた分カタルシスがあって良かったと思う
やっぱり「楽しむこと」に勝るものなんてないんですよね。スポ根一本に絞ったのも潔くてこの場合は効果的だったかと。



■昭和元禄落語心中

山寺宏一さんの演技素晴らしかったねえ~
聴いてるだけで酔い痴れる、心地良い気分になれる、完全にキャラと一心同体になってしまったような
そんなベテランの凄味溢れる演技の数々が実に見事でした。
落語自体は正直そんなに笑えなかったけど、
まあ「べしゃり暮らし」みたいなもんで人間ドラマがきちんと楽しめたのでそこは良かったと思う。



■プリンス・オブ・ストライド

完全に女性向けだが、
いしづかあつこさんらしい面白い色彩感覚と
ヒロインの可愛さ、王道のストーリーで男でも楽しめる作品になってたかと
なんかBLっぽさ、ってよりは先に友情のが伝わって来るのが良かったのかも知れません
OPが凄く作品に合ってて毎週欠かさず(録画予約でも)観てたのも良い思い出ですね。
あと「方南学園」って実際ありそうな校名ですよね・・・笑



■だがしかし

お祭り回のサヤは素晴らしかったなあ・・・(笑顔)
それとはまた別に、終盤の分かり合ってないようで
どこかで分かり合ってるような、そう感じさせるようなほたるとココノツの関係性も良かったかと
あと内房線ユーザーとしても大歓喜なアニメ化でしたね笑
九重、田舎だからなあ・・・
ちなみに4話まで感想も書いてるのでカテゴリから是非。



■僕だけがいない街

OPがアジカンの既発曲だった訳だけど、
それがこのアニメに合わせたのか?ってくらいピッタリで凄かったですね
同時に、本当にそのアニメに似合う確信があるならこれからもジャンジャン既発曲使って欲しいな。とも思いました
ちなみに男の娘キャラが大きくなって全然可愛くなくなってたのには正直ガックリ来ました(笑
彼とのルート望んでたのに・・・



■ナースウィッチ小麦ちゃんR

最初は小麦ちゃんと言えば桃井はるこだろー!
ライバルは大谷育江だろー!
っていうかもっとギスギスしてたろー!って印象でしたが
ツカサくんが段々可愛く・・・いや、可愛すぎなくらいになったあたりから
もうそれらはどうでもよくなりました(笑
それなりに合ってるような気もして来てたし。馴れか?

小麦ちゃんと言えば、
高校生の時に好きで小麦とこよりの対決キャラソンを聴きながら登校してたら
雪で滑って思いっ切り転倒したことをいつも思い出します
全身打った挙句、雪で超寒い中で
お互いを罵り合う歌がイヤフォンからずっと流れ続けていて正直ムカムカが2倍になった記憶がありますね(笑
それ含めて懐かしいなあ、、、って感じです。続編があったらまた観てみたい。



■亜人

宣伝みたいな形で終わったな、、、と思いつつ
主人公の思考の生々しい感じが好きでしたね
最後はやっぱりヒーロー然としてたけど(まあ本人はそんな気さらさらないでしょうが)、
あんまり感情が読めないとこなんかが好みでした
疑念と欲望渦巻く世界観の表現は見事。



■この素晴らしい世界に祝福を!

9話が最も素晴らしかった
あれこそ生真面目に官能を追求している作劇であり、
またああいうラブコメちっくなのが俺好みなんだろうなーとも思いました(笑
折角男女二人で寝泊まりしてたんだから、もっとそういうのあって欲しかったし
そっちのが自然だよなあ・・・とは思いながらもアクアのおっぱいの“揺れ”は終始素晴らしかった
あれこそ揉みたくなる乳ですね。



■おしえて!ギャル子ちゃん

ギャル子可愛かったですね・・・
全体的にむちっ子が多くてその意味でも良かったかな(笑
まあこれは発想の時点で「勝ち」だよなあ~って思います
でもイメージ通りだったとしてもそれはそれで、、、笑



■霊剣山

最後に王忠が急に(しかも男に)デレたんですけどアレはなんだったんでしょうね?笑
以前は女の子の前で良い格好しようとしてたのに、なんで男に「ポッ」となるのか。。
まあ男の娘キャラだと思うし違和感はあったけれど、
あれはあれでアリかもしれないですね・・・
でも脈絡無さ過ぎですよね笑

だけど王忠ちゃんが一番可愛いから、仕方がないですよね(何が?)。



■アクティヴレイド

ロボ回が一番良かったですね
かつての夢が叶った瞬間・・・
少年の頃はあんなに可愛かったのに、、、という
時間の残酷さも味わいましたが(笑
認知症ってネタも生々しいですよね。



■無彩限のファントムワールド

ルルの回が一番良かったかな。



■ノルン+ノネット

内容云々よりもOPがとにかく素晴らしかったですね
あの神々しくも疾走感溢れる雰囲気にメロディは毎回観てしまう魅力がありました。



■少女たちは荒野を目指す

荒野荒野って言うけど、
正直どこも荒野なような・・・
ってずっと思ってたのはあまりに粋じゃない意見ですかね?笑
要は何にでも当て嵌まっちゃうんでそんなに上手い使い方でもないかな、と。
あとあの赤い髪のメガネが大嫌いでした(すいません)。


■紅殻のパンドラ

うたわれの「かな?」ってよく言う女といい
最近は口癖に凝るのが流行ってるのかな
これは「だや」でしたね。



■うたわれるもの偽りの仮面

物凄くゲームの宣伝っぽい終わり方だったな。。と思いつつ
藤原啓治が少年役ってのはとても新鮮でしたね
矢島晶子が少女役なら(最近も)結構あるんですけどね(笑
裸踊りとかやってる頃、
要するにグダグダな頃が面白かったかな。



■おそ松さん

全体的に面白かったと思う
小学生男子が好むような下品なネタの連発は
ある意味昭和イズム溢れててその点でも良かったかと
終わる頃には大分6つ子も覚えて来ましたが、
意外と各々特徴あるんだな~と思いながら観てました
やっぱ「シコ松」ってネーミングセンスが最も秀逸でしたかね(笑
大ヒットするのも頷けるくらい「パワー」のあった作品でした。



■ヘヴィーオブジェクト

主人公の名前が最後まで覚えられなかった
クラーケンとかクラミジアって風に覚えてしまってました(失礼)
フローレイティアさんのおっぱい揉むトコロが一番印象に残ってるシーンですね
あとビリヤードの無駄にエロティックな演出(笑
彼女選べばいいのにね。
年齢の割に年増感があるのも好み



■シュバルツェスマーケン

主人公が鈴村さんで、ヒロインがみにゃみ・・・
実質WUGですね(何)



■最弱無敗の神装機竜

一体何が最弱だったのか?
てっきりラッキーマンみたいに「弱いけど運で勝つ」的なものかと思ったら
普通に最強レベルだし。。タイトルは作品をあらわすものなんで
もっとピッタリなものにして欲しかったですね
本当に、最弱とかそういうレベルの奴が
努力して勝って行く物語が観たいですね。



■ハルチカ

前期最も観るのが辛かったのはもしかしてこれだったかもしれない
好きなキャラが一人もいなければ、推理と吹奏楽って題材の組み合わせも正直魅力が分からなかったし
そこはもうストレートでいいじゃん、って思いながら観てしまってました
殆ど推理ばっかりだったのに、
最終回で取ってつけた様に悔し泣きされても。。って感じで
正直なトコロ好きな話はなかったですね・・・(申し訳ない)。
「青春」がテーマで、男が男に惚れてるっていうのはどうなんでしょうね
ニヤニヤキュンキュン要素も一切なかったし、ストライクゾーンから大きく外れた変化球・・・という印象でした。


■ブブキ・ブランキ

男女混合パーティの内、二組良い雰囲気になってましたけど
そうなると残りの一人は・・・?笑
もらっていいんでしょうか



■ラクエンロジック

美少女ハーレム状態なのに、
男と男のガチバトル描かれても。。って感じでした
なんか、、、そこは別にどうでも良かったんじゃない?みたいな。



■大家さんは思春期!

ギャル子とかと比べるとあんま「思春期」感がなかったですね(笑
大家さんは小学生!の方が良かったのでは
小学生じゃないけど笑



■Dimention W

キャラの関係性がソルティレイに近いな。
ソルティレイの最終回は3話ぶっ通しで放送だったなあ。



■魔法少女なんてもういいですから。

毎週セクハラやって欲しかったな(笑
親父は過労死確定ですね。













一番好きだった「灰と幻想のグリムガル」は単独で最後まで書き切ったのでそちらも是非読んでみて下さい
前期新番の消化も無事済ませたし、これからまた思いっ切り観まくりましょうかね(笑
ちなみに「最後まで観た」ってだけで、
観もしなかったアニメよりは自動的に上なんで
そこのとこは念頭に置いて欲しいな。。って思います
前期はフライングサーカスだったり落語だったりストライドだったり
珍ジャンルものが(自分の中で)熱かった期でしたね
その中で静「にも」重気を置いていたグリムガルもまた際立っていた感じ

最近は90年代のアニメ・・・
つまり自分が子供の頃に観ていたアニメを観返すのにもハマっています
童心に帰れる、あの頃の気分になれると同時に、今の視点から観るのも存外に面白くて
その内記事でも書きたいくらいですね。90年代のアニメ主題歌を8cmシングルで聴いたり、
ビデオで観返したり完全に退行現象が始まってますが(笑
でもそれもタイムレスで面白いし、
好きなものはいつまで経っても好きなんで。
今のものと同じくらい昔のものも愛せてる現状はかなり楽しいです。趣味的に。


ゆらぎ荘の幽奈さん 第13話「幽奈さんとこゆずの神隠し」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年23号)

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2週間ぶりの「幽奈さん」です。
しかし、あんまり掲載順の事には言及しないようにと思ってるんですが
今のところ相当掲載順が安定してますよね・・・
ここ数年お色気系の漫画がことごとく撃沈or移籍させられてたのを考慮すると
ぶっちゃけもうWJでお色気漫画は鬼門なんじゃないか?と感じても仕方のない流れだったので
ここまで順調なのがとても嬉しい&きちんと評価されて良かった。。という気持ちが強いですね
やっぱり少年誌に於ける「ちょっとエッチなラブコメ」っていうのは本当に素晴らしいと思ってますし、
ある種の醍醐味的なものだと感じ続けているので・・・。
伊達や酔狂じゃなく大好きって事ですね
特にミウラタダヒロさんの作風って基本「良い人」のオンパレードだから癒し成分も相当強いんですよね(笑

ただ、ことごとくエロ要素の強い作品が弾き飛ばされて来た現実があるんで
現時点でゆらぎ荘が安定してるのをお色気の所為とするのはちょっと違う気がします
いや、それも勿論大きいっちゃあ大きいんですけど、それだけじゃ生き残れないのは既に証明されてる訳で
やっぱりストレスフリーな作劇の心地良さや主人公であるコガラシの格好良さが評価されてるんじゃないかなあ。。って個人的には強く思います
ラブコメはヒロインの可愛さやお色気描写の鋭さも重要ですけど、
それと同じくらい主人公の造詣も重要なんだ、と
示せているような気はします
正直ゆらぎ荘のみんなが好感を持ってもなんらおかしくないキャラですからね、コガラシは(笑
それは確信的な自信をもってはっきりと断言出来ます ルックス結構良い、性格も良い、腕っ節も強い、そして料理や家事も上手、、、
逆に言えば「好かれない訳がない!」っていうか笑
しかも、風来坊的な雰囲気で“イケメン過ぎない主人公”にもなってますし
やはり安定してるのにはそれなりの理由があるんじゃないかな、って思う次第ですね。

これからもアンケをしっかりと出して、感想も心血注いで書いて、大手振って応援して行きたい。















是非俺のとこに


今週は新展開で幽奈さんが龍神に連れ去られるお話でした
ただ、こゆずちゃんを守る為に自らが犠牲になる事を望んだ幽奈さんや
ゆらぎ荘の為に何か役に立ちたい、とおつかいを頑張ったこゆずちゃんなど
相変わらずみんなの「良い人」っぷりが目立つお話でもありました
幽奈さん、いきなり連れ去られて本当は辛いはずなのに
そんな自分の事よりもこゆずちゃんを気遣って、、、
なんて良い子なんだ!と思いつつ(笑
龍神は龍神でどこか抜けてる、悪意というよりは単純にバカなんだろうな。。って思えるキャラ造詣で
それはそれで上手かったんじゃないか、って思いました
勝手に自分の幽奈にしてるトコロは流石に笑ってしまいましたね(笑
その辺を突き詰めれば普通に愛されるキャラにもなりそうですが、果たして。



朧ちゃん、ポテンシャルあるな!(超笑顔)


そして、こういう話になると自動的にコガラシの活躍のしどころだよなあ、、、とも思う訳で(笑)。
なんかもう今からニヤニヤキュンキュン要素への期待がめちゃくちゃ高まってるんですけど!
しかも、コガラシは「戦えるキャラ」ですからこういう展開でも違和感はないですし、
その辺含めてやっぱり作劇の上手さが際立ってるなあ。。という印象ですね
それと同時に、
まだはっきりはしていない幽奈の気持ちや
コガラシの想いの片鱗も垣間見れそうでワクワクしてます、っていうのが本音です
それでも、コガラシならきっと何とかしてくれる・・・!みたいな某仙道並みの期待感が素晴らしいなあ、と笑>コガラシ

また、ピンチな展開なんですが
要所要所で朧と龍神の夫婦漫才的なのを挿入してたり、
クスッと笑えるシーンをきちんと潤滑油として入れてたり
その辺りもレベルの高い話数に仕上がってたと思います
これによって、ハラハラドキドキはするけれど
必要以上に暗くもならない良い塩梅になっていたかと
それは龍神である玄士郎のキャラもやっぱり大きかったと思います
やってる事は強引極まりないんですが、どこか憎み切れない感じというか・・・
そういうサジ加減に関してはミウラタダヒロさんって本当に冴えてるよなあ、って思いますね
朧ちゃんも何となくカリスマ性があって、尚且つデレたりしたらめっちゃキュンと来そうなキャラですし(笑
(色々な意味合いで)今後に期待が持てる、ワクワク出来る13話だったなあ、と感じました
純粋に朧ちゃんと龍神にコガラシの力がどこまで通用するのか、も楽しみですし
その後のラブコメ展開にもめちゃくちゃ期待しちゃってますし笑
導入としてもハラハラ感があって上手かったかと

なんとなく小学生男子に受けそうな展開でもありますが、
個人的には宮崎千紗希さん編のようなバランス感覚でやり切って
その後はまた気楽に気ままに読めるお色気話が来ればいいなあ、って思ってます
まあミウラタダヒロさんは本当にバランス感覚に長けている、というのが個人的な評価なので
そこのところは何の心配も正直してないですがね。適度にコガラシの格好良さを描きつつ、
女の子のキュンとするようなサービス&表情を拝んでいければ最高かな、と。
そして先述のように朧ちゃんの可愛いシーンも絶対見たいですね(笑)。





やっぱり、ミウラさんコメディセンスに関しても磨かれてるわ
幽奈さんのツッコミとか普通に面白い・・・笑
龍神は展開の仕方によっては、
愛されキャラになれる素養を感じたのでそのあたりの舵取りに関しても頑張って欲しいです
ニヤニヤ/クスクスシーンを適度に入れてくれる潤滑油の使い方の絶妙さと
「これから」に対する期待感を大いに煽ってくれる良好な13話目でした
それと一緒に先述のように幽奈さんやこゆずちゃんの人柄の良さもきちんと伝わって来たのも良かったですね
結婚に憧れてる、っていうのも健気で可愛かったし・・・笑














どういう状況だ(笑)
でもゴチです←



「クロムクロ」の由希奈と剣之介のカップリングが大好きだ。という話~5話までの雑感

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                                     変態現る!(でも、しっかり観てる模様)







「クロムクロ」の剣之介と由希奈の関係性がとにかく無性に好み、、、です
というか、由希奈ちゃん自体が相当に俺好みのヒロインなんですよね
ちょっと自信なさげで、親の愛情に飢えてて、困り顔が似合ってしまうような幸薄さも観ていて物凄くいとおしく思えます
等身大の女子高生っぽい雰囲気や、さり気に艶っぽい口唇など色気もあってついつい見とれてしまうキャラクターであります
そんな由希奈ちゃんと、行動は三枚目だが実はすごく頼れる男でもある剣之介とのやりとりが毎週楽しくて最近ハマっている、という話。



カッコいい。


由希奈ちゃんは「姫」ではないけれど、
きっと「姫」の生まれ変わりなんだと思う
GLAYの主題歌にもあるように、“愛は時を越える”っていうのが今作の一つのテーマなんでしょう
という事は、この先どんどん二人がラブラブになっていく可能性もある訳で
無類のラブコメ好きとしてはその辺りが今兎角気になっている最中です。

由希奈ちゃんはね、いじけた時の膨れっ面とか、
紅潮した時の上目遣いとか、
とにかく徹底的に「女性の可愛らしい仕草」にこだわって作られているキャラだな。と感じます
だからこそ、素直に可愛いと思えるし、感情移入も出来る訳で、まだこの先どうなるか分からない中でも
剣之介と正に夫婦の如く一緒に仲良く力を合わせて歩んで行って欲しいなあ、、、と思えるんですよね
もっともっと胸がときめくシーンを、
二人の様子を眺めてナチュラルにニヤニヤ出来るシーンを・・・
っていう風に個人的には強い期待を懸けてたりもします。




可愛すぎる・・・(笑)。


これは、オナゴならもっと慎みのある格好を~と剣之介に注意された時に
脊髄反射的にムカついて膨れっ面になったシーンなんですが
なんかその反抗の仕方も幼さが残る感じでイイ、というか
なんか内気な子の怒り方そのまんまでイイんですよね(笑
心情を想像すると更にグッと来る感じで
そういうシーンが本当に上手いアニメだなあ、、、って常に思ってます

また、剣之介自体も面白くて格好良いんですよね
一応イケメンっちゃあイケメン?なんだろうけど、
昔の人が現代に居る、という事も加味して
どこか憎めない“間抜けさ”があるのがちょっと可愛げがあっていいなあ。と感じてます
そんな剣之介自身がもっとデレてもニヤニヤ出来そうだな・・・って思いもあったりしますが(笑
要は、どっちも好感度が高いので余計にカップリングとして好き!って事なんでしょう
しかもこのアニメ2クールらしい?んで、本当にじっくり二人の「過程」を楽しめそうで非常にワクワクしています
どっちも奥手っちゃあ奥手なんで、それも含めてなんだか無性にこのアニメでニヤニヤしたい欲が高まっていますね(笑
それとは別に、過去の因縁に拠る本懐を(みんなで力を合わせて)果たして欲しい、って気持ちもありますけどね
個人的に注視&応援しています。







また、4話ではカレーを出されて(白羽家の)誰かのクソを、クソを出されたと勘違いして
物凄い勢いで困惑するシーンがあってここは正直笑ってしまいました
たかがカレーを食べるのに、なんて悲痛な表情なんだろ・・・笑
と、思いつつ
その後むしゃむしゃ食べてたのもちょっと可愛かったですね
なんだか「ゴールデンカムイ」のアシリパさんを彷彿とさせますね笑




最高の絵コンテだと思う(笑



デパートに「ふんどし」を買いに行く最中、
剣之介が女性下着のところで立ち止まって凝視をする・・・というシーンなんですが
昔の人だからそんなん知らないはずなのに、無条件で反応してしまう、、、という男の本能を描いているのが面白かったです
面白いというか、何度も繰り返し観たくなるほど滑稽、、、というか(笑
剣之介を聖人キャラにする事も可能だったはずなのに、
こういう「隙」をちゃんと作ってるのがまたイイですね
それに対して由希奈が呆れてるのもちょっとグッと来ますね笑

4~5話辺りから、こういう日常の些細なコメディシーンが増え始めて
中々良い感じになって来たな。と観ていて思いました
二人でデパートに買い物、、、っていうのも
ちょっとしたデート感があって素晴らしかったですし(笑
こういった王道のラブコメディ的なアプローチもこれからじゃんじゃんやって欲しいですね
ちょっと恥ずかしがりで意地っ張りな由希奈に、三枚目風だけど憎めない格好良さがある剣之介
そんな二人の歩む道程に彩り鮮やかな“華”がたくさんある事を祈っています。
取り敢えず、今はお世話係的な由希奈ちゃんを観てるだけで楽しいですね笑
同級生にもなったし、益々色々なイベントが増えるといいなあ。





こういう手の仕草のカット自体がこの子の性格と心情を表していて堪らないものがあります。
っていうか、責められてイジイジしている由希奈が可愛い(笑
自信なさ気な女の子ほど応援したくなる。
現時点で今期でも特に可愛いヒロインだと感じてるので、好意を示す記事を是非書きたいと思ったのでした。
そんな由希奈の意志、というか意識の移り変わりにも注目して行きたいトコロですね。
まだ流されてるだけっちゃあ流されてるだけ、、、だとも言えるので
彼女の成長的な意味合いでも期待して観ていきます。














・・・脈、あるかもね(笑
このカット観てちょっとときめきを感じたので、期待したくなった。というのもある。
剣之介もこんな表情をもっともっと引き出す為に頑張って欲しい!
そして、幾千の時を越えてまた確固な信頼関係が蘇れば素敵ですね。


天野めぐみはスキだらけ! 第25話「お見通しだよ!」 感想ほか(週刊少年サンデー 2016年24号)

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                                   良かったねえ。










あのね、やっぱり「自力で」目的を果たす事を子供の内から教えるのはとても良い事だと思うんですよね
そういう教育を受けてないと(まあめぐみはそんな高尚な意識で教えたんじゃないでしょうけど笑)、
将来他力本願な人間になってしまうので
あくまで「アキちゃんに採らせる」事を最終目的としためぐみのお姉さんっぷりと
生き物の命を粗末にしてはいけない、と説教臭くない言い方で諭した教育っぷりが見事な回でした
めぐみってこんなに頼れるお姉ちゃんだったっけ??とか思いつつ(笑)。
まあ学の言う通りこういう事はきっと彼女が一番得意なんでしょうね



なんて素敵なカットなんだろう。


そもそも、アキちゃんは(一方的に)めぐみの事を嫌ってたはずなんですが
この話数でようやく認めてくれた、、、というか、普通に接して普通に感謝もしてくれましたよね
なんか、そういうシーンの数々を見ていたら「ようやくめぐみを“お姉ちゃん”として認めてくれたか・・・!」って気分になってしまい
なんだか感慨深い心情で読んでしまったのが本音です
ライバルとして意識され、
邪険にされてた描写が多かったからこそ、
素直に喜んで、紅潮して、感謝もしてくれた――――――
というカタルシスは
ラブコメとはまた別のちょっとした達成感も味わえたりして
その意味でまた一歩進んだ、存外に面白い回に仕上がったなあ、と。
それもご多分に初期にあんなに嫌われてたからこそ、なんでしょうねえ
この分だとラブコメの進捗に関してもこんな風に堅実に進めてくれそうで個人的にとても楽しみです(笑

正直な話、めぐみにアキちゃんが一対一であんな表情の数々を見せてくれた事ってなかったからねえ。
なんかその意味でもしみじみとした気持ちになれた、と同時にやっぱこういうほのぼのほっこり出来るエピソードもまた「天野めぐみ」の強みだな。
と、半ば確信的に思えましたね。基本隙だらけな部分に、官能に注目がいきがちな本作ですが(まあ当たり前なんですが笑)、
こういう心からニッコリ出来る温かい側面にも注目してくれたらな。と思ってこの感想を書きました

そして、やっぱり自分はアキちゃん大好きだなー。と(笑
アキちゃんは本当に子供らしい子供に描かれてて、
彼女の表情や反応を見てるだけで楽しいんですよね
嬉しそうなシーンを眺めてるだけでも今週は胸に来るものがあった。
凄く健気なキャラだし、
今週は助けてもらったら、例えライバルでも素直に感謝出来るイイ子っぷりも味わえたし、、、
アキちゃん「も」大好きな身としては大満足な25話目でした
いや、別にロリとかじゃなく素直に・・・素直にね。ね!(いやマジで)。




まーくんの脈、少しはあるかな。


ラブコメ的には、子供の時と変わらぬ笑顔に何かを感じてるまーくんが良かったですね
それでも、完全に意識がいかないトコロが焦らしプレイであり、ニクいところなんですけど笑
うん、まあ、でも、今週のアキちゃんとの確かな一歩は素晴らしかったですし、
慌てなくても徐々に徐々に描かれて行く事を信じてます
まーくんが中々認めないからね笑
それとは別に、今週もめぐみは良いケツしてましたね・・・笑




Oh,Big Tits!
今週も素晴らしいおっぱいありがとうございました(敬礼)








オマケ

◆(新)魔王城でおやすみ/熊之股健次
結構面白かったです
特に小熊を殺すか、と迷った末に
ファンシーに体毛を刈り取る辺りがほっこり出来て良かったですね(笑
逆に2話目はかなり残虐なオチになってて反応に困った笑
出来れば1話目のようなほっこり路線を希望。



◆あおざくら

う~む、2話目でもまだ「地獄」は焦らしますか
それでも早くも退学者が出ている辺り、やはり一筋縄では行かなさそう
今のところ割と主人公が平穏で快適な感じが続いてるので
一気に崩れた時の絶望感や奮闘に期待。
女性の入学者もいるので、ヒロイン不足にはならないかな?



◆天使とアクト!!

「こうすれば受けるだろう」っていうのは正直良くないと思う
純粋さが無いですし、そこに自分があるか?って問われればぶっちゃけ「他人の好きそうな人」でしかないじゃないですか
そんな風に演じたところで、結局は誤魔化せない自分自身とのギャップに苦しむだけ
まあ、余計な小細工よりもガムシャラに頑張った方がいい結果が出るものですよね。何でも。
人とズレてたって、そのズレこそが自分自身である事は揺るがない事実ですから。彼らしく頑張って欲しいですね。

あと、作者さんDOPING PANDA好きなのね。俺も大好きです。



◆MAJOR 2nd

うおっ、面白い展開!
っていうか眉村の姉ちゃん可愛いな(笑
なんだかボロ負けしそうな雰囲気が早くも漂ってますけど、
どこまで三船が通用するのかは純粋に気になりますね
やっぱり満田さんの描くヒロインは可愛いなあ。
なんだか(色々な意味で)ワクワクして来たぜ。



◆ふれるときこえる

白瀬くんは泉澤の為に我慢?してるっぽいな
まあでも、それもまた分かるっちゃあ分かる理由ですが・・・
なんかちょっとBLだったら萌えるかな、とか思いましたけど(笑
真実がずっと焦らされてるので、そろそろ明かされて欲しいですね
来週に期待!











次号もまた新連載が始まります
攻めてるなあ・・・と思いつつ、
「天野めぐみ」はそろそろまた巻頭か表紙を飾って欲しいですね
取り敢えずいつものようにアンケ出します!



ボクガール 107話(最終回)、潔癖男子!青山くん 53話 感想(ヤングジャンプ 2016年24号)

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遂に最終回ですね。







なんでしょうね、勿論寂しさみたいなものも当然あるんですけど
それ以上に「無事に終わって嬉しい」って気持ちも実はあったりするんです
特に引き延ばしもなく、良い塩梅で着地出来た喜び、、、というか、
凄くキレイに終われたなあ。。って感情が強いんですよね
悩んだ期間も性別の選択の事を考えるとちょうどいいかな。って思えるし、
ここに至るまでの複線や過程の描き方も終始上手かったと個人的には感じてます。

多分終わり時としてはこれがベストかもしれないんですよね
思えば1年前くらいから瑞樹はずっと猛と藤原さんの間で揺れ続けていた訳ですし、
それをもう1年もう2年繰り返してたら流石に飽きて評価も下がってたかも分からないんですよね
散々悩んで来たけれど、ただ単純にどちらの想い人を選ぶか?って話でもなかったから
ここまでの焦らし、というか葛藤の期間も妥当だったと思っています
だからこそ、最終話付近の瑞樹の描写にも納得出来た訳ですし
ある意味終わるべきタイミングと言えば終わるべきタイミングだったかと

これ以上やるとなると、新キャラ使って関係をこじらせるぐらいしかないと思うんですけど
多分それやっちゃうと十中八九グダグダになってしまうと思うんで
その意味でも潔い幕引きだったかなあ、と感じてます
それと、継続を強要されなければ
固定ファンのお陰で延々と連載出来る立場でもあったんで
それを考えるとやっぱ人気は中堅程度が良いのかも。。と思ったりも(笑





振り返れば、「ボクガール」の感想を毎週書こうと思ったのは
新ブログに移行する際に「毎週必ず記事を更新する類のコンテンツが欲しい。」と考えたから、なのでした
個人的な好みとして「この日このブログに来ればあの作品の記事が更新されている」みたいなのが好きなんですよ(笑
なんかそういう律義に更新する枠は絶対に必要だな・・・と感じていて
そこで当時コミックでハマりまくっていたボクガの感想を本誌派移行とほぼ同時に始めたのでした
それから、今では完全にこのブログの中でも代表的なキラーコンテンツに成長してくれて(というか、観に来て下さる方が増えて)、
凄く良い気分で毎週更新させてもらってましたし、今のこのブログの流れを作ったきっかけの作品と言っても過言ではありません
それだけに今、並々ならぬ想いが胸を蠢いてたりするのですが・・・
本当に、瑞樹というキャラが大好きだった。
本当に、ボクガという物語が大好きだった。
気が付けば、
猛の格好良さにも惹かれたし藤原さんの可愛さにも夢中になったし
ロキちゃんのエピソードに於けるロキちゃんの可愛さと瑞樹のイケメンっぷりにも陶酔してたし(笑
正に“色々な感情をくれた漫画だった。”というのが今の素直な気持ちであります

手前が本音で「大好き」と言えるものなら、
何も恥じることなく素直に愛せよ。ってメッセージ性の高さも(実は)際立っていて
個人的に何度も私生活の中でそんなメッセージを思い出しては救われる場面があったんです
こんなにボクガ大好き過ぎて多少いっちゃってる人みたいに映るかもしれませんが(笑
でも、それが本音、、、というか、ナチュラルなんだから仕方ないんだよなあ。
最後の最後で瑞樹が、主人公が自分自身に最高に素直になれたように
自分もただただ、ただただ純粋に素直で居続けたい、と思いました。
ボクガのみんなと、作者の杉戸アキラさんに最大限の感謝を捧げます。ありがとうございました。



命ちゃん可愛くなったなあ・・・


あの、まだ最終回の内容に触れてないんですがもう少しだけ思い出を語らせてもらってもいいでしょうか?(笑
去年の夏、ここ近年でも一番仕事で追い詰められてた時期があって、正直苦しくて苦しくて
体調も皮膚病が発生して(今は完治しましたが)痛くて痛くて、
もう絶望しかないような時期に、
本当にこの漫画に癒され、救われた・・・という思い出があります
深夜、終電を普通に逃し続ける毎日で、真夜中に駅近くでニヤニヤしながら読んだ「ボクガール」、、、という忘れられない光景があります
あの頃は多忙過ぎてすぐ読める漫画以外の趣味に全く没頭出来てなかったんです
だから、更新も週一とかになっちゃってたわけで(笑
その時の精一杯の楽しみが木曜日に「ボクガール」を読むことだったのです・・・。

それと、ほぼ初めてと言っても良いですね、各話感想を書いてまで応援している作品がここまで報われたのは。
ぶっちゃけ、最終回をカラーで終わってくれる。っていうのが一つの夢だったんですよね(笑
なんか今までは漫画の各話感想追い駆けて書いてても大抵早期かつ巻末終了だったんで、、、(遠い目)
その意味でも毎週楽しみながらワクワクして追い駆けて感想を綴る喜びをくれた漫画であり、
そしてカラーで終わってくれる、という願いを初めて叶えてくれた漫画でもあります
だから、自分にとっては本当に尊い作品であり
俺の感想人生の中でも決して忘れられない一作になったと思う
あと自分のセンスが通じるんだ、という自信も与えてもらったし(笑
当ブログのアーカイヴ的にも最高峰に重要なコンテンツだったのは間違いない
いっぱいワクワクを、いっぱいドキドキを、いっぱい充実を与えてくれた作品
今後もしっかり読み続けていくでしょうし
多分その後を妄想してしまうでしょうね(笑
あの死にたくなるくらいに鬱な季節に、夏祭り回を読んでどれだけ自分が救われたか、、、
それを伝えたくて、最後にどうしても伝えたくて、こんなに前置きが長くなってしまった事をお詫びします。
ただ、一つだけ言えるのは自分にとって「ボクガール」っていうのはただの漫画じゃない
思い出のたっぷり詰まった宝箱のようなもの・・・という事も
絶対に書き記して置きたかったのでした。
それは、自分だけの確かな気持ち、ですから。



なんだかんだで幸せそう(笑


最後の最後は、本当の意味でのハッピーエンドでした
藤原さん・・・この娘の存在も決して忘れる事は出来ません
いつまでも拭いきれない恋心を、自分の力で乗り越えて、一歩進んで見せた
その時の切なくも美しい姿は誰よりも強い女性に見えました
本当に、本当に素敵な女性でした。
瑞樹に対するドキドキ感も、初期の友達扱いっぷりから考えると
完全に瑞樹の心情とシンクロ出来て(そんな藤原さんに)ドキドキし続ける事が出来ました。
いつか、ホントの意味で素敵な恋をして欲しいなあ、、、と願ってます

命ちゃんは単純に可愛くなったね笑
女の子っぽくなったし、
努力して同じ高校に来たのも彼女の健気さを感じさせてくれて良かった
瑞樹は結構大きい魚を逃したかもね(笑

山田は収まるべきところに収まった感じ。
後発の朝生くんの方がよっぽど(猛の)ライバルっぽい扱いだったけど、
その分気持ち悪い生き物枠として笑 コメディ要素に貢献してくれたと思う
大川さんもやっぱり山田を追い駆けてる方が似合ってますね(皮肉ではなく)。

舞さんは、瑞樹とは成就出来なかったけれど、
物語終盤にあんなに素敵な思い出(一緒にチョコ)を作れて良かったと思う
瑞樹に、素で見せたデレ顔は本当に可愛かった
そして、選び放題おめでとうございます(笑
出会いがもしもっと早かったら、瑞樹との未来もあったかもしれないですね。




そして、ロキちゃん。
いつか、また会える時が来るかもしれない
すれ違う瞬間があるかもしれない
その時は、また最高の笑顔を見せて欲しいな、と
余談ですが、やっぱり彼女を支える時の瑞樹は間違いなく格好良かったと思います
また悪戯に興じるみたい、ですが(笑
なんだかんだで良い結果を生むんでしょうねぇ。ロキちゃんのポテンシャルについて考えてるのも凄く楽しかったです。


☆ボクガール #LAST ボクは女の子

変わってしまったようでも、変わらない関係がある。
やってる事は(友達の頃と比べて)変わらず一緒に遊んでいるようでも
表情も心持ちも明らかに違う、そんな変わったこともある。
だけど、本当に大事な事は形を変えながらもいつまでもそこにある。
まだまだ続いていく二人の絆、
だけど、実は始まったばかりでもある二人の道。
その行く末に、心から素晴らしい華が咲き誇るように祈ってます。

まあ、二人とも強いから大丈夫か!(笑)
杉戸アキラ先生、2年半全107話お疲れ様でした!!




瑞樹と猛のイチャラブを見たい人は是非バックナンバー取り寄せでこれを読んで下さい(笑
買う価値のある内容ですよ。
ボクガール 袋とじ番外編~ボクとアイツの初えっち!?~ 感想ほか(ミラクルジャンプ 2016年3月号)

最後のカラー扉は、
スタイリッシュに決まってて最高でした
ここまで盛り上げて送り出してくれたヤンジャン編集部に感謝です
扉絵の煽りのセンスもかなり印象に残っていて、担当さんも良い仕事してたなあ。って思います
そして、髪を伸ばした瑞樹に不意にドキッとしてしまった最終回でもありました。。
もう扉絵の時点でね(笑
そう考えると、初回で引き込まれてから最終回でも引き込まれる、っていう
理想的な終わり方、、、というかセンセーショナルさが際立ってたなあ。と思いました
要は最後まで瑞樹に夢中だった!って事です!(笑)。
みんながみんな、報われて、報われなくても前を見て歩いていける
そんな素晴らしい、いや、素晴らし過ぎる最終回だったと思います
いつの日か、彼彼女らの姿がまた拝めますように。
そして、杉戸アキラさんの次回作にも大いに期待しています。改めて、感謝です。

あと、今まで自分の感想を読んでくれてた方、コメントを下さった方々にも心からのお礼を。
ありがとうございました!!本当に嬉しかったです。本当に。








☆潔癖男子!青山くん #53 もかちゃんは食べて欲しい

後藤ちゃん健気で可愛いなあ・・・
見返りを求めない、
愛する人が幸せであれば、満たされればそれで構わない。
そんなもかちゃんの献身的な姿勢に心打たれた、、、と同時に
その見返りを求めない姿勢こそ真実の愛なのでは?と素直に感じてしまいました
見返りを求めたりするのなんて結局手前が手前を好きなだけ・・・って風にも思えるので
そんな事を一切気にせず、好きな人の幸福をただただ願うピュアな心持ちが美しいんだなあ、と。



美しい、、、そしておっぱい!


それはそれとして、もかちゃんの想いを分かってもらおうと頑張って「しまう」小田切さんもすっごく格好良かったな・・・
人の優しさを垣間見た、というか
絶対に(その想いを)伝えてあげなくちゃ!っていう
あまりにも誠実な姿勢に無性にグッと来てしまいました。
まだ無自覚な彼女だけど、
なんとなく胸がチクチクしている最中なのに
ガムシャラに本懐を果たせるように手伝ってしまう不器用さがいとおしいですね
やっぱり、青山くんのラブコメ回ってすごく面白いよ。今後もこの関係性を注視して行きたいですね。
正直読んでてかなり胸が熱くなってしまった紛う事なき傑作回でした。ボクガが終わったんでアンケ1位は青山くんに入れようかな(笑



坂本拓さんの描く女の子はやっぱり可愛い。
そんな風に確信を持てた回でもありました
ぶっちゃけイケメン描くよりも適正あるんじゃないか?って思いますけど(笑
もかちゃんの健気過ぎるくらいに健気過ぎる気持ちと
みおちゃんの不器用過ぎるくらいに不器用な後押しに胸を打たれた53話
気が付けばどっちも応援したくなってしまう、
二人のヒロイン性を際立たせる事にも成功していたエピソードでした
でもやっぱ、個人的にはみおちゃん推しですかね笑
なんだか小田切さんが女神的にも見えてしまいましたね。













本当はボクガ単独にするはずだったんですが、
結果的に思うところがあったのでこういう形になりました(笑
後今週はかぐや様がニヤニヤ誘発気味のオチでとてもよろしかったかと
リクドウも所沢さんが無事にカタギに戻って新展開が面白そう。
来週はブンゴも再開しますし、
ヤンジャンの感想自体は雑記的に続けていく予定・・・です
それとは別にボクガの総括的な記事(好きな話数トップ10)も書きたいです
取り敢えず来週も出張掲載が多いので賑やかな号になりそうですね。

後は、「クノイチノイチ!」の連載が始まれば、またきっと毎週応援するかと思います
何にせよ、まだまだヤンジャンに対する期待も止まりません。




【君だけの“好き”を】ア二メ「きこちゃんすまいる」 きこちゃんの宝物 感想

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                                   誰にも譲れない「好き」を。








最近ビデオで小学生の時に観ていたアニメ「きこちゃんすまいる」を観返している
その中でも特にお気に入りの話が今回紹介する「きこちゃんの宝物」である
(他にも大好きな話はいっぱいあるのだが)、
この話は、20年前のアニメなんですが
なんとなく今の時代にも通ずるメッセージ性、、、のようなものを含んでいるなー、と観ていて思ったので。

今は、正直な話「何かを好き」である事にすらツッコミや偏見が入ってしまう野暮で狭量な時代だと感じています
ぶっちゃけ「これが好き」と言っただけで勝手にカテゴライズされて批判の対象になってしまったり
何かが好きでお気に入りである事にそれ相応の理由を求められる時代になってしまった感がある

だけど、元来“好き”っていう感情は感覚的なものであって
そんな理屈を用意しなければ、いちいち事細かに説明しなければ分かってもらえないほど複雑なものでもないはず
この話できこちゃんがくまのぬいぐるみを大事にしていたのだって、特に絶対的な理由があった訳じゃない
ただ「好きだから好き」、
それくらい、
そんな感情くらい認められたって良いと思うのだ


何かを「好き」、というだけで「あーこの人はこんな人なのね」と勝手にカテゴライズされたり見下されたりするような現実もあるけれど
それを嫌いな人から攻撃されてしまうような悲しい現実もあるけれど、
正直な話「お前に何が分かる」って思います
あなたにとっては無価値なものでも、
わたしにとっては本当に大切なものなんだよ。と。

そういう訴えかけ、、、のようなものを(意図したかどうかは分かりませんが)感じるお話になっているんですね。



いつもこんな気分です(笑


もうボロボロになってツギハギだらけのくまのぬいぐるみを大切にしているきこちゃん
新しくてピカピカでデザインも更に進化したぬいぐるみよりもボロボロのぬいぐるみを大切にしているきこちゃん
お母さんお父さんにとっては、完全に「もう捨てるべきゴミ」としか思えないぬいぐるみでも
“きこちゃんにとっては”これからも大事にするべき、一緒に過ごすべき大切なぬいぐるみなのだ
誰にも理解してもらえないけれど、
それでも理屈じゃなく「好き」と思えるものを
そして、そんな感情を大切にして欲しい、、、とこんな時代だからこそ強く感じます。


また、そんな様子を観たお父さんの言葉がとても印象的でした

僕らにはただの汚れたぬいぐるみでも、
きこちゃんには思い出のいっぱい詰まった宝物なんだね。


想像力の欠如、という言葉がありますが
正にこういう事を常に念頭に置いてもらいたい。。と(個人的には)思います
僕にとっては無価値でも、
誰かにとっては思い出のたっぷり詰まった宝箱
だから、そんな「好き」という想いだけは否定しちゃいけないし、否定される理由なんてどこにも無いと思う
別に共有や馴れ合いが全てではないし、個々が個々で大事に思うものを想って、重なる部分で分かり合えばいい。
逆に考えれば重ならない部分があるほうが健全なのだ。と、この話を観ていると感じます
最後に優しい眼差しできこちゃんを見つめる両親の表情もこの話数の素晴らしさを物語っています
そんな自分には分からない他人の「好き」を、想像して理解する~という
表面上だけでは伝わらない大切なメッセージが込められているエピソードかな、と。






同時に、あなたが本当に「それ」を「好き」ならば、
きこちゃんのように何にも惑わされず、
他人が用意した幸せ(この話で言えば新しくてピカピカのぬいぐるみ)ではなく
自分が感じた本音を愚直に信じ続けていて欲しいなあ。。なんて風にも思います
両親にとってはさっさと捨てるべきゴミである事を分かっていながらも、
頑なに「このぬいぐるみが好き」と大切にし続けたきこちゃん
その様子を観ていると涙が出そうになる、、、と同時に
誰にも何にも惑わされず自分に正直に生きれる「強さ」がある子なんだな。。としみじみと感じます
その「揺ぎ無さ」は尊敬すべきであり、“しなやかな逞しさ”すら個人的には感じてしまいました
誰が何と言おうと、命を賭してまで自分の「好き」を貫き通せる強さ。
・・・あの、まだ幼稚園児なんですけどね(笑

でもなんか、このお話のきこちゃんを眺めてるといっつも「健気で純粋だなあ。。」って強く感じてしまうのです
そして大人になった今観ると、すっごく沁みる部分もあったり、やっぱり「きこちゃんすまいる」って面白いアニメだったんだなあ。。って今確かに思っています
いつまでも、大人になっても、きこちゃんにはきこちゃんの「好き」を大切にし続けて欲しいですね。
他人にとっては無価値でも、わたしにとっては本当に大切なもの。
そう思えるものこそ揺るがずに大切にしていって欲しいです。
そして、そういう様を観るのが俺は大好きなのでした。











にしてもこのきこちゃんってキャラ、本当に無口だし、素直じゃないし、かと思えば不器用に優しさも示すしで
正直カテゴライズが不可能なキャラクターだな~って観ていると思いますね
同時期の人気キャラのような“分かりやすさ”が無い分、
「これはこれで凄くオリジナルだなぁ。」と
感心しながら観返しています。
2016年にこんな事を書くのもアレですが、最近特にハマってるキャラクターの一人です。




ゆらぎ荘の幽奈さん 第14話「幽奈さん七変化」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年24号)

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関係ない話なんですが、
自分は休日の使い方が実に下手だな。と思います
気が付くとダラダラ寝腐ってる内に終わってしまう・・・というのは
(色々な意味で)まったくよろしくない過ごし方だと思う
もうちょっと自分で自分を律する事が出来れば良いんですが、
それも簡単なようで案外難しいんですよね
時間の使い方が下手だと、
損してる感覚しか残らないんで
何とか粛々と前のめりに改善を挑みたい(by fOUL「絶え間ない保身と枯れ草」)トコロであります

そんな訳でやっぱり宮崎千紗希さん編みたいにあと1~2週で終わりそうな幽奈さん龍神編の感想です。













狭霧さま格好良い・・・(惚)。


まず、前提として俺は主人公であるコガラシが大好きです
いつでも真っ直ぐで、粋な精神も持っていて、不器用なまでに自分を誤魔化す事が出来ない
そしてみんなを見守ってくれるお兄さん的な側面もある、、、という事で
個人的にはこれ以上ないくらい好感度の高い主人公だと思う
そして、そんな格好良いコガラシがちょっとデレたりえっちなハプニングに紅潮している模様がとても可愛く思える・・・っていうのが実に素晴らしいな、と(笑
なんかいかにも思春期の少年っぽくて微笑ましいなあ~という気持ちがある
そんなコガラシに対する「好き」という感情も改めて再確認出来た話数でもありました
なんだかんだ狭霧とお互いに認め合ってる感が出て来ているのも上手い作劇だな、と感じましたね

狭霧は、誅魔忍である事よりも「幽奈の友人」である方を選んだ
それも、一切考えずに、あっさりと、さも“当然だ”と言わんばかりに選びました
正直このシーンを観た時はそのあまりの格好良さに惚れ惚れしてしまいましたね・・・笑
そういう正義感が強く愚直なまでにまっすぐな所はコガラシと似てるかな、と思いました
なんだかちょっと良い具合にパートナー感も出て来ましたが、、、
ラブコメ的に進展あるかな。



幽奈さん・・・


ただ、ここでネックになって来るのが朧ちゃんに言われた上記画像の台詞です
幽奈さんは良い人「過ぎる」くらいに良い人ですから、きっとこの台詞で“考えてしまう”でしょう
そこも、そういう健気さもきっと幽奈さんの良いトコロである事は間違いないんでしょうが
今回の場合はそれが裏目に働きそうな気もしています
でも、それもまたゆらぎ荘の良さと言えば良さなんですよね
本当に健気で良い子ばっかりな読んでてすこぶる気持ちが良いストレスフリーなラブコメ模様!
やっぱり、どうせ読むんなら素直にキャラを好きになれるラブコメがいい。
個人的にはそんな風にも思ってます。果てさて、この事態どう転ぶかな?

幽奈さんも、コガラシも、狭霧も胸に来るくらいに良い子ばかりだから
どうにか上手く元鞘に収まって欲しい、
それぞれの想いが報われて欲しいなあ、、、とドキドキしながら祈るばかりですね
龍神が何気にオーラがあるので妙に、すんなりといかないんじゃないか?感があるのもまた上手い
だけど、コガラシ達の「誠実さ」がそれを打ち破ってくれるのにも期待しています
今週も早く次号分が読みたくなってしまう内容でめちゃくちゃ面白かったです
いや、本当に待ち切れない気持ちでいっぱいですからね(笑
幽奈さんに必要なのは自分の心に正直になること
それさえ出来れば、好転も容易なんじゃないかと
そんでコガラシも主人公としての腕の見せ所であります
是非ここで格好良いトコロを存分に見せて、ヒーローとしての責務を果たして欲しいですね
そんでもっとラブコメとして更にニヤニヤ出来る塩梅になっていけばいい笑
期待してます。




最高(満面の笑み)。



それにしても、龍神のキャラも中々憎めなくていいですね(笑
ここで悪手なのは必要以上に陰鬱な雰囲気を撒き散らしてしまう事なんで
こういう色ボケでお茶目なキャラ設定にしたのは正解な気がします
今週も朧ちゃんとの夫婦漫才楽しかったし笑
読者的にもある種サービス誘発キャラで良かったのではないでしょうか(ぉ
個人的には、連れ去られて良い様にされる幽奈さん、、、って時点でクるものがありましたが・・・笑
またちょっと困惑している表情の数々も良かったですねェ・・・(ゲス顔)
何気にシリアスでありながらコメディ回としても機能してたんじゃないかと
それにしてもブルマ姿で泣くほど嬉しがる神様って一体、、、笑














・・・最高です(超笑顔)
いや、お前そればっかりかよ、と言われればそうなんですが笑
それでもこういう緊張感がある中でもサービスシーンをぶっ込んで来るセンスは流石だな。と思わざるを得ないですね
狭霧さんの(ほぼ)直に近い柔らかおっぱいの感触、、、実にうらやまけしからんですばい!!はい。
なんか龍神の幽奈さんコスプレショーといい必要以上にシリアスになり過ぎない舵取りが上手いなあ。
そんでもって、これといいその龍神の七変化といいなんか色々と想像してしまう妄想製造機っぷりもまたスゴイですしね笑
それでいて、相手を考えずに愚直に向かって行く二人の「真っ直ぐさ」も胸に残った14話目でした。
宮崎千紗希さん編の着地が素晴らしかったので、今回も良い具合に着地出来ますように。
そして、龍神さんには是非後々に味方になってもらいたい(笑
出来れば朧ちゃんとコンビで。


山口弁の女の子 こっぽり生ビール「見よるやろ?」 感想

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                                   かわいい・・・。









快楽天2016年6月号より。
ぶちって山口だったっけ・・・って思ったので単純に記事タイトルを山口弁としましたが、
調べてみたら他の中国地方(山陽?)でも使うみたいです
まあでも方言キャラと言えば5割関西弁、2割九州弁、2割が東北で残りその他って感じなので
敢えて中国地方の方言キャラ、、、ってトコロは実に良かったですね
実際凄く可愛かったし・・・笑

成年漫画は、人それぞれにお世話になれる基準みたいなものがあると思いますが
自分にとってはキャラによる力が大分大きいなあ、と感じてます
要するにこの子が脱いで気持ちよがってるから嬉しい、、、的な
そう考えると成年漫画も一般漫画も(自分の中では)そんなに変わらないのかもしれません
キャラクターに興味を持てなければそこまで・・・っていうのは正に共通項ですね。
どうでもいいキャラが何かしたり脱いでたって何も感じませんからね。






その意味では、最近快楽天の新人作家の中でもこっぽり生ビールさんが群を抜いて良いな、と感じてます
人懐っこくて、ちょっと健気で、愛嬌のあるグッと来るヒロインを描くのが上手い、、、というか。
とにかくいなたい感じの、“地方から出て来ました!”みたいな
憧れに胸躍らされるピュアさも含めて実に可愛いんですよね
エロ漫画を描いている、という奇抜な設定から
見せた後に恥ずかしがったり、
時に大胆に暴走したり、、、と正に無視出来ないヒロイン性を内包しているキャラクターだと思いました
そう、まさに恋したくなる女の子・・・的な。

また、作画のレベルが新人作家としては異常なくらいに高いですね
紅潮した表情のあまりのあいらしさだったり、
香りまで伝わって来るんじゃないか、と思うほどの空気感の表現だったりがスゴイ。
官能的な描写に関しても全体的に隙がないくらいに完成されていて
カラダじゅうのあらゆるトコロがもっちり柔らかそう、、、って思えるエロティックなボディの作画にもうメロメロです
お尻も、おっぱいも流石の完成度なんですが常に紅潮している表情作画がまたイイ具合に興奮を与えてくれます
個人的に大好きなむっちり系の絵柄という事もあって凄くプッシュしたい気持ちに駆られてしまいました

それに、単純に夏目ちゃんは可愛いですね(笑
凄く無邪気で、意外と照れ屋で、でもウブな男子の反応に意地悪な目配せする小悪魔感もあって・・・
生殺しのように溝口くんの前でエッチな行為をしてその動揺を愉しむ姿は本当に官能的でよろしかったです
またお尻がぷりっぷりなのも最高なんですが笑
凄く純粋な感じも出しながら、
凄くアダルトな匂いもプンプンするっていう
それこそがこっぽり生ビール(すげえペンネーム)さんの武器なのでは、、、と思いつつ
この長々とジラすプレイもまた適度な興奮を与えてくれて素晴らしかったと感じました。



純愛っぽくて大好きなシーン。


なんか、あんまり言葉にせずとも表情だけで夏目さんの想いを伝える手法(14ページ3コマ目とか)など
相当この方の作劇はレベルが高い気がしてます
しかも、キャラや演出が良いだけではなく
先述の様にしっかりと官能的な出来栄えでお世話にもなれる、、、っていう
これから益々パワーアップしていきそうな気配ムンムンの作家さんであります
前作の時点で「すげえなあ」って思ったけど、
やっぱこの方のキャラメイクのセンスは素晴らしいですね
お話的には小悪魔女子に大胆な目配せをされる奥手男子、って流れなのに
上記のカットを観てると実はすごく純愛的なお話だったんじゃないか・・・って思えるのが不思議
きっと夏目ちゃんは自分に素直に夢中になってくれて嬉しかったんでしょう
そんな彼女の表情が野暮な説明しなくても自然に愛情を物語ってくれる今作は間違いなく傑作です

何かこの後の二人の様相も想像してニヤニヤ出来る辺りがこの作品の秀逸さそのもの、、、って気もします。
個人的にこっぽり生ビールさんの今後の作品にも注目しています。オチも可愛くてコミカルで良かった笑
グスグスしてる夏目ちゃんも可愛いなあ!











うーむ、それにしてもなんてすばらしいドスケベボディしてるんだろ。
そのまま朝まで


天野めぐみはスキだらけ! 第26話「元気なのかなー」 感想ほか(週刊少年サンデー 2016年25号)

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                              このシーンすごく好き。











うーん、なんでしょうね
やっぱり・・・努力では越えられない壁があって
時として才能やセンスは残酷なまでに他人と自分との差異を「分からせて」しまいます
めぐみから見れば、そりゃあ学は大層頭の良い方だと思いますけど
上には上がいて、そして彼には辿り着けなかった、、、
ってだけで強いコンプレックスの理由になり得ちゃうんですよねえ
なんせ人間ってどこまで行っても“比較”を止められない生き物ですから。

学のちょっと、、、いや、かなり後ろめたい気持ちや
憂鬱な気持ちが伝わって来て今週はかなりナイーヴなお話だったなあ、と思いました
また、かつての友人たちが中途半端に良いヤツなのもリアルというか生々しいというか(笑
普通、こういう場合嫌味ったらしく見下すパターンか天然発言で傷付けるKY野郎だったりするんですけど
今回の二人の場合、それなりに性格は良いし、でも所々距離感みたいなものもあったりする
絶妙な気まずさが表現出来てるのが凄いなあ・・・と。
隙だらけ、ってコンセプトは非常に漫画っぽいのに
スポーツ進学校だとか今回のこれとか妙なトコロでリアリティがあるから侮れませんね(笑)。

誰を責める事も出来ないですからね~
憎むべき対象がいないとね。
だから、あくまで自分の中で苦しむしかない
「自分が欲しかったもの」を(自分の視点から見れば)あっさり手に入れている人達を見て空しくなったり
「自分が行きたかった場所」で楽しく暮らしてる人々を見て憂鬱にならないわけがない
本当は今でも“悔しさ”は学の胸の中で燻り続けている

その憂鬱から解き放ってくれたのがめぐみでした。




天使かと思った(真顔)。


結局、本当に掛け替えのないものは
案外すぐ近くにある、、、という事なのかもしれません
まーくんの水面下から漂って来る憂鬱を察して、元気付けようと頑張って・・・
こんな女の子がすぐ近くにいるのに贅沢なヤツだなあ(笑)と思いつつ、
いつの日か学もその「当たり前」の有り難さに気付くのかもしれません
っていうか、無意識下では相当助けられてるんじゃないかな
その時が今から楽しみですね
「現状」に苦しみを覚えていても、
すぐ近くで励ましてくれる人がいればきっと何度だって立ち上がれる
学にとって、めぐみは(恐らく)そういう存在になっていくはずです
だって、パパママになった姿とかリアルに想像出来ますもん(笑
頑張れ、とか、負けるな、とか、諦めるな、とか
そういう野暮な言葉じゃなく
そういうのとはまた別の角度から学を励まそうとしためぐみの「距離感」と「粋」さに心温かくもなった傑作回でした
(先週も傑作回って書いたばかりなのに連発するのもアレですが笑 まあ、でも本音だからいいかな、と)。
やっぱり、なんだかんだいって一番ダメなのは周りの所為で自分のペースを崩してしまう事だと思いますからね
これからもこんな風に支え合って過ごしていって欲しいものです。それにしても本当に安定してキュンキュン出来るラブコメ作品に仕上がっていて素晴らしいなあ。
子供っぽい悪戯のあいらしさとか、(実は)高嶺の花のすぐ近くにいる高揚感とかそういう部分もまた良かったです
勉学の才能は天才と比べればやや落ちる学だけど、その分「助け」には恵まれてるよ。
でもそれも学が努力する類の人間だから・・・なのかもしれないですね。
アンニュイから始まって、ほっこりで終わるという
作劇のレベルの高さも目立った回でした
この間の喧嘩回といい新しい表現を模索している感じもイイですね
なんか今週は学のいちいち劣等感を受けてしまう繊細さとか、そんな繊細な彼を彼女なりのやり方で励ますめぐみとか、
普段とはまた違った意味合いで胸に来てしまうエピソードでしたね。なんか余計にこの二人に結ばれて欲しい気持ちになりました。




うーむ、服の乱れ具合が素晴らしい・・・笑
こういうダラしないのも超好きです!







オマケ

◆MAJOR 2nd

眉村のお姉さん可愛いなあ・・・
眉村自身は可愛げのないヤツなのに(父親も笑)
眉村姉のミチルちゃんは凄く頑張り屋さんで素直な性格で可愛いなあ、、、
満田さん明らかに女の子の描き方今風に合わせて来てるな、って思います
なんか普通にキュンキュンくる可愛さですもんね笑
女性キャラに良キャラが多いだけに、
学年が上がったら出番が少なくなるのかなあ・・・と思うと今から早くも鬱ですね。
吾郎の写真を紅潮しながら眺めるミチルちゃん可愛かったなあ。試合にも期待してます。



◆あおざくら

なるほど、2話3話が思ってたよりヌルかったのには理由があったんですね
次週以降本当の「地獄」が拝めそうで今からワクワクしてます
別にキャラがいたぶられるトコロが見たい訳じゃなくて、
どんだけ厳しいのか単純に興味があるし
それを乗り越えた後のカタルシスも大きいでしょうからね。

それとは別に、主人公がいつの間にかスケベキャラ認定されてるのに笑った。ラブコメ成分も少しはありそうな予感。



◆天使とアクト!!

途中まで「あれ?これBLっぽいな、、、」と思いながら読んでて
ここまであからさまだとマズいんじゃないの・・・と心配したんですが
BL作品の練習だったのね笑
あくまでなりちゃんとのアレがメインだと思ってたんで
いきなりそっちに行くかと思ってハラハラしてしまいました
まあ、ぶっちゃけマネージャーとかの関係性もそれっぽいと言えばそれっぽいんですけど笑












ふれるときこえるは未だに秘密明かさずで随分ジラして来ますねー笑
正直そろそろ何考えてるのか明かして欲しいトコロですが・・・
海編で分かるのかなあ。




かぐや様中心ヤングジャンプ2016年25号の感想

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正直、「ボクガール」目当てで買い始めた、買って来た雑誌で、
載ってるのが当たり前みたいな感覚のままここまで来てたので
それがない、木曜日にボクガを読まない、、、っていうのは何とも不思議な感覚です
「ボクガール」が載ってないヤンジャンを読んで自分がどういう顔をするのかも予想が付かないくらい
「ボクガール」が俺の日常そのものだったので、この感覚はしばらくは続きそうですね
きれいな終わり方だったので終了そのものには何の後腐れもないんですが
なんか体感的にはお店で一番好きなメニューがなくなってしまった時のような感じ
逆に言えば、お店自体は好きなんで「まあ通うのを止めることはねえか」って感じです

重た~い愛をぶつける対象がなくなってしまったので必然的にライトな記事になっていきそう。
それはそれでぶっちゃけ楽なんですが
ただ、やっぱり楽じゃなくてもいいからボクガクラスに滅茶苦茶に夢中になれる作品の登場も待ってます。
多分クノイチノイチか杉戸センセ自身の再登場がそれを満たしてくれると信じてる。では以下。












☆かぐや様は告らせたい 第9話 かぐや様は送らせたい

そこまで好きなら、もう素直になっちゃえばいいじゃん・・・って気持ちを
メイドさんが代行してくれたかのような回でした
確かに、男は勘違いし易いですけどね(笑
本当に会長が書記と付き合ったらかぐや様ヤンデレになりそうなポテンシャルあるな、と笑
なんだかんだ言いつつ、メールに敏感になって会長からのを心待ちにしてしまう辺りが可愛かったですね
それと初メール受け取って紅潮しちゃってるかぐや様にも少しキュンとしました。
なんかどんどんかぐや様の乙女度が上がっていて、それを眺めてるだけでも楽しかったです

でも、デートはおあずけかよっ!笑
そして会長律義過ぎ。



☆黒/ソウマトウ

前回載った時よりも話の意図が分かりやすくて良かったです
すごく、日常系っぽいエピソードでしたがあまりヤンジャン的ではないような。。笑
でも、そういうのも載せちゃうのが今のヤンジャンなんでしょうね
猫化したココは流石に可愛かったです。
猫と一緒にピクニック出来たら楽しいだろうなあ。
















◆干物妹!うまるちゃん

きりえはやっぱ実兄にデレてるのが一番可愛く感じるな・・・笑



◆リクドウ

前回、所沢さんがカタギに戻った訳だけど
ある意味彼はリクと同じくらい歪んだ人生を歩んで来たので
彼の本懐が果たされるといいな、、、って意味でもカタルシスが期待出来そうです
流石に100回も連載すれば、みんな色々と変わって行きますね。



◆君と100回目の恋

あの告白は恥ずかしいよなあ、、、笑
正直、もし友人の立場だったら面白がってたかもしんないけど。
まだ物語の全容は明かされないんですが、徐々に雰囲気が掴めて来る構成は流石ですね
多分何回も同じ時を過ごしてるからこそ完璧人間に映るくらいイロイロ上手くなっちゃってるんだろうか。



◆ライフル・イズ・ビューティフル

前回観た時よりも絵が上手くなってるなー。
でもあんま射撃関係なくね?笑



◆恋のはじまりはレモン色

こんな馬鹿なイケメン観た事ない、ってくらい
バカメン具合が炸裂してましたね
イケメンが帳消しになるほどのクレイジーっぷりに笑わせてもらいました
で、結局したんでしょうかね?笑



◆潔癖男子!青山くん

これガチでヤバいタイプの人なんじゃ・・・
軽くホラー入ってますね。












次号は「BUNGO」が巻頭、
お話自体も遂に文吾登場か!?って感じですっごく盛り上がってるので
正に絶好のタイミングではないでしょうか
カギュー作者読切、新人の読切等企画も豪華ですね
楽しみです。


THE NOVEMBERS「首 Vol.10-Louder Than Bombs-」@代官山UNIT 16.5.21

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昨日、約1ヶ月ぶりにライブに行って来ました。








久々のライブ参加だったので、すごくワクワクしながら参加しました
というのもここ1ヶ月くらいずっと風邪だったり口内炎だったりが続いてて
しっかりと大丈夫な状態になったのがGW明けだったりしたんで、中々行きたくても行けなかったのです
そして、THE NOVEMBERSのライブ自体も去年以来約半年ぶり(!)とタームが空いてたのでその意味でも期待を込めて観に行った公演でした。

結論から言うと、素晴らしかったです
ライブは、想像してる以上に今自分が抱えているモヤモヤを振り払ってくれる力がある
スッキリとした気持ちで明日に向かう活力をもらえるものなんだな、、、と改めて思いました
やはり圧巻だったのはTHE NOVEMBERS!
気持ち良すぎてカラダが宙に浮くんじゃないか、というくらいの高揚感に
暴力性たっぷりのステージングで正にもう一段階進化したノーベンバーズが拝めるような一夜でした
この日は盛り上がりも(いつもより)凄くて、その意味合いでも、もう一歩進んだ空間を見せてもらったような
そんな気分にもさせてもらえた一夜でした。「ロックコンサートの凄味」だらけのイベントだったように思います。最高。











■Boris

観るのは初めて。
いきなりバカでかいシンバルをガンガン鳴らし、
まるでサムライのような佇まいと切れ味の鋭さでライブはスタート
しかもいきなりスロウバラッドで始まるという素晴らしさも含めて
(こういう言い方が合ってるのかは分かりませんが)“洗練された大人のロック”という感じでした

また、ドラムとベースのリズム隊の迫力がスゴくてですね、
なんか聴いてて足がシビれてしまう(比喩ではなく)レベルの振動が素晴らしかった
なんかのアトラクションみたいな力強さとMCは無くてもエンタメ性みたいなものも感じられたので
最初がこれで良かったなあ。。とつくづく思えた公演でもありました
特にこのバンドはバラードがヤバいですね。惹き込まれます(お世辞ではなく)。



■Klan Aileen

こちらも初見。
ドラムとギターの2ピースだったんですが、
不足感を全く感じさせない、どころか、こっちのがシンプルにガツンと来るんじゃね?ってくらいの
勢いと緻密な演奏のカタルシスが終始凄かったです
ドラムも相当主張するようなドラミングでもって攻めてて、
中盤あたりになると「これむしろドラムの為にギターが鳴ってるんじゃない?」って思っちゃうくらいに
兎角存在感と印象の強いドラマーが記憶に残ってます

MCでは「誘って頂きありがとうございます。ただ、僕たちが一番格好良いと思います。」と不敵に宣言
謙遜や自嘲が“義務”みたいになっちゃってる今の日本では非常に頼もしい発言だと感じた(俺はね)
その発言の後最近youtube等で宣伝している新曲「Nightseeing」を演奏したのだが
間違いなくこの曲が一番格好良かったですね
不穏なビートとメロディに、
畳み掛ける演奏の凄味が炸裂しまくっていて
まさに息を飲むくらいに白熱したロック・ショウを素直に楽しめた気がする
やはりロックは常軌を逸するくらいに滅茶苦茶になった方が興奮する。と改めて思えたステージでした
この曲、買いたいですね。



■THE NOVEMBERS
1.永遠の複製
2.鉄の夢
3.新曲
4.新曲
5.Sky Crawlers
6.Blood Music.1985
7.236754981

8.dysphoria



先に書いて置くと、この日ヘドバンし過ぎて翌日、、、っていうか今も首が痛くてしょうがないですね
でもまあ、本当にノベンバの音楽って気持ち良くノれるし、自然にヘドバンしたくなる痛快さがあるから
それもまた「しょうがない」んですよね(笑

一曲目の時点であがる歓声、
いつもよりもダンサブルなアレンジに感じた「永遠の複製」で掴みはバッチリ
そこからショッキングかつ写真的な演出(照明を点滅させまくってるので写真を観ているような気分になる)「鉄の夢」と
この日の共演バンドの静かに燃え上がるようなロックンロールに応えるかのようにノベンバ流のロックを提示していく
この時点でもう盤石のムードが出来あがっている中、
更にめちゃくちゃハードな新曲投下と非常に堪らない流れが続く
新曲は2曲も演ってくれた(!)んですが、一曲目は暴力的なまでに聴き手に噛みつくような激しさを内包した楽曲で
最近の新曲の中ではシンプルに、ストレートに勢いのあるロック・ナンバーだなあ。と感じたのでリリースが本当に楽しみ。
もう一つの新曲は、メロディ中心の内面に切り込んだ歌詞が印象的な聴いてて頷いてしまうような一曲でした
こういう人間の持つ普遍的な心情を描かせたらノベンバは強いなあ。。と感じつつ
この曲の“気にしちゃう事すらどうでもいいんだ。”と言ってるかのようなセンスには大分聴いてて気持ち助けられました
憂いのあるメロウさも感じられたのでこっちもリリースが楽しみです

そして、ここで「zeitgeist」で個人的に一番好きな曲である「Sky Crawlers」が投下されました!
この曲はリリースツアー以降生で聴いた事がなかったので、その意味でもイントロの時点で興奮しちゃいましたし
聴いてる時も嬉しさでいっぱいで多幸感が半端なかったですね(笑
スロウダンス出来るような音像も好みだし、
この曲では小林祐介が完全にハンドマイクになるので新鮮味もたっぷり
また、ハンドマイク姿も本当に似合ってるから俺的に視覚的な意味合いでも観てて堪らなかったです
それはそれで凄く優雅に映るというか・・・ゆっくりと、そして的確に真理を突くような感覚が本当に恍惚的でした。また一つスッキリ出来た気がします。


ちょっとアレンジを変えて来た感のあった「Blood Music.1985」でバンドも会場も大炎上
益々シャープに研ぎ澄まされたケンゴマツモトのリフの心地良さに加えて、
小林祐介の絶唱もまた聴き手の気分を高めて自分以外にもヘドバンしてる人もちらほら
以前よりもロック・ショウ的な雰囲気が出て来たムードといい今のTHE NOVEMBERSの好調っぷりを象徴してるかのようなステージングでした
兎角この曲はケンゴマツモトが一番光る楽曲だなあ。。とこの日もまた思ってしまいました
 続く「236754981」はあまりにも自然に体を揺らしたくなるリズム感の表現が実に見事に冴え渡っていて
聴いていて宙に浮くような、意識が飛ぶようなドラッギーなカタルシスを正当な形で生み出していたのが素晴らしかった
「これだよこれ!」「この刺激が欲しかったんだよ!」と、
この日のノベンバは自分がロックに求める要素を全て体現してくれたかのようなキレッキレのライブで
よりシャープに、より研ぎ澄まされた熱を届けてくれた最高のパフォーマンスに仕上がってました
ガタガタ言わずに、聴けば一発で、分かる。そんな境地まで達していたのが嬉しかったし、
本当に全力で推せるバンドだなあ、と。

最近、というか、去年の新木場ワンマン以来機会を逃し続けて来てましたが
やっぱりこういうライブを観ちゃうと「もっと観たい!」ってなってしまいます
いつも以上に観客の声援に応えていた感じもあったし、
本人達的にも手応えのあったライブだったんじゃないかな、、、って勝手ですが思いました。


アンコールでは、これまた痺れる演出、間髪入れずに出て来て吉木さんがドラムをガンガン叩き始め
激情をステージにぶつけるように「dysphoria」が演奏されました
そのぶっきらぼうな始まり方が正にロックを感じさせるなあ、、、と思いながら
鬼の様なシャウトを繰り返し、吐き捨てるように言葉をぶつける小林祐介のキレっぷりも観てて凄かったですね
バンドとしてもラフを極めたかのような暴力性のあるパフォーマンスで、「この曲で終わってもいい」くらいの満足感でこの日のライブは終わりました
また、実際にこの曲がラストだったんですけど
やっぱり「dysphoria」ラストはアガるなあ、と(笑
そんな良さも再確認出来てあらゆる意味合いでTHE NOVEMBERSのライブの規格外っぷりに陶酔してしまった夜でした。
最近のモヤモヤが一発で全部吹き飛ぶような、そんな確かな“パワー”のあったイベントでしたね。ありがとうございました。













異種格闘みたいな対バンも面白いですけど、
こういう統一感があって、通じる美学を宿しているバンド同士の対バンもえらいいいもんだなあ、、、と
そんな気分で代官山を後に出来たどこを切っても素晴らしい「首」だったと思います(首だけに!笑)
MCや態度で盛り上がるのではなく、演奏が白熱して来て自然と高揚感が増して行く・・・
そんな角度からの「正しさ」をしみじみ感じてしまった夜でもありました。
ボリス、クランアイリーン、ノーベンバーズ、最高だった。
また各バンドのスタッフの皆さんやハコのスタッフにも感謝です。

次の「首」とその次の「首」、更にはその次の次の「首」の詳細が明かされていて
11周年だけあって攻めて行く姿勢が常に溢れててファンとしても追い駆け甲斐がありますね
次の首も興味深い面子ですし、その次は久々に東京でアートスクールとの対バン、
更に次の次はyukihiroさんのアシッドアンドロイドに石野卓球、更にスペシャルバンドまで・・・!と
この後も更に“お楽しみ”が続くので色々な意味合いで「堪りません!」ね(笑
このブログでも出来るだけ追い駆けたい、、、と思ってます。

そして、新譜と新ツアーも待ってます・・・!!


ゆらぎ荘の幽奈さん 第15話「狭霧さん合格する」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年25号)

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掲載順はいつも安定してて凄いんですが、
本格的に安心する為に更なるカラーの獲得、
特に巻頭カラーの獲得を目指したいところですね
勝負出来るだけのチャンスはもらったので、後は全力で応援するだけ・・・です
今日も朝にアンケ出しますし、先週はファンレターも出しましたしまだまだ援護射撃しますよ

あんまり言及はされてないイメージなんですが、本作はキャラの誠実さという点では群を抜いて素晴らしいと思ってます
誰もが誰も他人の事を思い遣って、自分の事よりも他人(ひと)の無事を願ってしまうイジらしい良さ、、、というのは
ありあまるくらいに表現されて来ている、と思う
みんなとの「心の繋がり」だったり
官能的な要素と同じくらいそういう事が描かれてるんですね
だから、こんなに毎週暑苦しい記事を書いてるワケで(笑
そういう意味では今週もまた最高に「ゆらぎ荘らしい」お話でした。













まず、このカットが素晴らしい。
影を付けて悲壮感を出しつつも、精一杯の作り笑顔で幽奈さんの苦しい胸の内と、それでも「彼のために」「彼らのために」という気持ちが伝わって来る
そういう健気さ・・・みたいな部分が幽奈さんの一番良いトコロであり
守ってあげたくなる所以になり得ているのだと思います。

朧ちゃん(強い!)に言われた事も加味してるのか、
自分を助けてもらう事よりも
コガラシ達が助かる事を願った幽奈
それはそれで彼女の今の本懐ではあったんでしょうが、
幽奈さんが戸惑いながらも見せた精一杯の優しさに読んでて胸打たれてしまいました
こんなに情感たっぷりの演出で来られたら、そりゃコガラシも頑張っちゃうよねえ・・・って感じで
盛り上げ方の構成的な意味合いでも実は少年漫画ど真ん中で上手かったかな、と思います
ただただ、好きな人が無事であれば、自分が例え不幸でも構わない、、、
なんて良い子なんだ、いや、この場合は良い子「過ぎる」ヒロインなんだ(笑
なんか個人的には夜々や狭霧の株が最近は上がってたんですけど、
こういうの見るとやっぱこの子がメインヒロイン然としてるかな・・・と感じてしまいました
まあそれはそれとして、狭霧や夜々ちゃんも推しますし、期待はするんですが笑




格好が無事じゃない(笑


狭霧は、不意を突かれたのも大きいとは思いますが、
朧ちゃんに手も足も出ませんでしたね
それどころか龍神の妾にされちゃいそうな始末でした(笑
正直狭霧ですら通用しないのか・・・?という絶望感がこの時点で漂ってましたが、
その後の展開は予想を大きく覆すような作劇でした。

それはそれとして、狭霧がこのままやられ役に徹するのは勿体ないので
ずうっと噛ませみたいなポジションでなく挽回、、、というか
彼女の格好良いエピソードなんかもあれば尚良いですね
8話でのアクションは素直に格好良い、と思えたので。




カッコ良い!



最後はギャグ的な要素も含むコガラシのワンパンショーでした笑
そのあまりの強靭さ、男らしさに正直惚れ惚れとしてしまったんですが、
もしかして龍神クラスでも太刀打ち出来ないくらいにコガラシは強いんでしょうか
ただ、風圧だけで敵を倒せるレベルだと云う事は描かれて来た訳ですから
ここまで強くても矛盾っぽさはあんまり感じないのですが、
コガラシが対等に戦える強者が現れても中々面白そうだなぁ、とは感じました
龍神はこのままやられてしまうのか、それともまた別の決着があったりするのか、
有り得るのは龍神に強さを認められて逆にリスペクトされる、ってパターンとかかなあ?
いずれにせよ来週あたりで決着しそうですし、テンポ良く進んでいて好感触ですね
個人的にはコガラシと幽奈さんのニヤニヤシーンにも期待したいトコロです笑

しかし、このシリーズが面白かったのは
律義に必ず挟まれるお色気シーンも大きかった、、、と思います
幽奈さんのコスプレシリーズ(今週の扉絵も!)から、狭霧のエロスーツとラッキースケベ、
今週も龍神のハーレム妄想やコガラシのハッタリエロ妄想等展開からズレない程度で
コンスタントにそういうネタを出して来る、
一見新機軸のヒロイン奪還バトル編に思えるけど
そういう意味では本作の軸から全くブレてないシリーズだった。。とも言えると思います
きちんと王道の少年漫画をこなしつつ、本作らしい官能的表現も切らさない作劇は
正にレベルの高い作劇に仕上がってるのではないでしょうか、、、と
個人的には思います。
主人公もキチッと格好良いですし、
ヒロインもしっかりと健気に描かれてましたし、
狭霧も(性格的に)株を上げた・・・って事で(狭霧の言葉にグッと来てる相様の幽奈さんも良かったし)
後は人気キャラにも成りえそうな龍神と朧ちゃんの処理が最重要案件でしょうか
今週もコガラシや幽奈を応援しながら読んでたけど、かと言って龍神がそこまで憎い、という感情もなかったので
(どちらかと言えば天然系だと思う笑)
そこまで大きく期待をかけたいと思います
ミウラタダヒロさんの堅実な着地にワクワクしつつ。


しかしまあ、狭霧が「合格」するのは、まあ必然ですよね(笑
ちょいちょいバカっぽさを出してるから、そんなに憎めないんだろうか>龍神
それでいてコガラシ達の気持ちにも感情移入出来ちゃう辺りやっぱり「上手い」ですよこの漫画
お世辞じゃなく本心からそう思います。今週も(色々な意味で)濃ゆい内容で大満足でした。大手振って支持!

















す、素晴らしい・・・笑
また平仮名のネーム刺繍とか、ミウラセンセ「分かってる」なあ、、、(笑)。
これだけで妄想イケちゃいますね!(超笑顔)
ちゃんと少年漫画しつつも、きっちり官能的作品としても役割を果たしていた素晴らしい回だったかと。



【手前で考えて、手前で選べ】左門くんはサモナー 第33話「左門くんは先輩」が素晴らしい、という話と感想

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                               たまにすげえカッコいいよなあ・・・笑









個人的に世の中には腐るほど大嫌いな論調/思想が溢れてるんですが
その中の一つとして「あの人がそう言ってるから」「みんながそう言ってるから」みたいな奴です
酷いものになると「あの人はそう言ってましたけどね」と自分ではなく他人の存在を主軸にして判断をする輩もいるくらいです
細かく書くとキリがないんですが、
例えば作品の評価とかでも「話題になってないから」とか「みんなに評価されてないから」と自分を抜きにして語る様な野郎もいるくらいですからね

要するに、自分だけだと不安だから他人の同意や共感を求めてしまうのでしょう
しかし、その時点で“純度100%のナチュラルな自分”では決してない
他人に影響されなければ自分の足で目で歩く事さえ出来ない依存型の人間になってしまう訳です


加護ちゃんは、母親の前で啖呵を切った以外は(恐らく)自分で「選んで」来なかったんでしょう
母親の言う事が正しい、自分は間違ってるから、とその判断を他人任せにしていた
今回の話だって、左門くんにベッタリくっ付いて挙句の果てに「彼の言う事ならば」と完全に左門くんに依存しちゃってたワケですね
それじゃ彼女「ならでは」のオリジナリティも考えて生き抜く力も絶対に生まれない
「自分がしたいこと」も「自分が好きなもの」も全て他人の真似でしかない
そして、そんな人間は往々にして“個性”がなくて気持ち悪い。
もうちょっと自分がしたい事くらい自分で選んだら?
自分が好きなものくらい自分で選んだら?
あくまで個人的に、なんですけど
今週の左門くんからはそういう高いレベルの批評性と
「同調」とか「共感」が全盛の今の時代に於いては本当に描くべきメッセージ性に溢れている様に感じられて
だからこそ、普段左門くん読まない人にもこの回は是非読んで欲しいし、少しでも(勝手にですが)それが伝わって欲しいなぁ、、、と思ってこの記事を書いたのでした。

大体、「その人の言う事なら間違いない」とか思っちゃってる時点で狂信の類ですし
自分で判断する、自分の考えを表現する力が弱まってしまうだけだと思います
そうじゃなくて、もっと自分を出そう、
もっと自分の考え方で、やり方で「選んで」行こう、と
そんな風に思うのは俺が「俺は俺の道を往く」と常に思ってる人間だから・・・なのかもしれないですけど(笑
所詮自分は自分、他人は他人。それでしかないので。合わせようと思う方が正直間違ってると思うし、
何よりも左門くんの言う通り「ママの言う通り」から「左門くんの言う通り」に変わっただけで劇的に成長したとは言い難いですもんね

雛鳥は親を見て育つけど、
いつか自立しなければならない。
君の目で見つめて、
君の足で歩かなければならない。
だからこその、左門くんの心ある「突き離し」は見事だったと思うし、
彼女が自分の目で足で見て歩いて、そして考えて選び抜いた“演劇”という答えが本当に尊く映るのだと思います
また、確かに演劇って彼女の能力に於いてはピッタリですもんね(笑 そういう問題提起の要素に加えて、
尚且つ上手く納得出来るオチに収めるセンスの妙も素晴らしかったなあ・・・と思えた33話目
元々好きで毎週読んでる漫画でしたが、今週のお話で益々本作に対する信頼が高まりました
左門くんのカス虫っぷりやキレッキレのコメディセンスも最高な本作ですが、
実は今週の様な「誠実さ」も同じくらい言及されても良いのかな。と、
個人的にはそう思いました。
いつか彼女が演劇の部活や世界で報われて、
「本当に選んで良かった。」的な描写が来たら泣いちゃうかもしれないですね(笑
それくらい今週は感情移入してしまったお話でもありました。



このシーンは名シーンでしたよね(笑


また、テニプリのパロがあったんですが
テニプリのパロと言えばギャグ方面だったりイケメン方面だったりと割と下世話なパロの仕方が多いんですが
今回のパロに関しては凄く敬意のある、、、というか、正統派なパロディだなあ。と思って
そういうトコロも新鮮でとても良かったです
純粋に笑えましたし(笑
是非本家のキャラと対戦して欲しい

しかし左門くんはゲスっぷりが強調されて来たと思いきや、
時折鋭い視線で真理を突くイケメンにもなる・・・というメリハリが実にイイですね
この間の加護ちゃん母親編の僕は良い人じゃないから~という論調も正論だけに拘ってなくて凄く好きでしたし
今週最後のイキイキと演劇を語る加護ちゃんを見てさり気なく「・・・そう」って呟いた表情も胸に来る感じで良かったですね
途中までギャグでゲラゲラ笑ったと思ったら、その後自分好みのメッセージ性を孕んだイイ話に様変わりする、、、という正に俺得な話数でした

ま、何もかもを真似されたって「嬉しい」というよりは複雑な気持ちと退屈さが際立ってしまうでしょうしね
距離感的な意味合いでも今週の顛末はベストだったんじゃないかと思います。
各々の違いを純粋に楽しめるような世の中の方が絶対に面白いと思うから。












しかし、これはこれで可愛い。っていう(笑
加護ちゃんルートもアリですね(ぉ
左門くんモテモテですね。でも、分かるけど。



天野めぐみはスキだらけ! 第27話「見たの?」 感想ほか(週刊少年サンデー 2016年26号)

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                                まーくん可愛い。









遠くから見るのと、
近くから見るのとでは人の印象も変わるものです
いっつもスキだらけで無防備で、楽観的に見えるめぐみも
あくまで「一つの側面」に過ぎない
その一つの側面だけで他人を判断するのはあまりにも安易だし、危ないよね。とはよく思います
ニコニコ笑って、ダラけてて、適当で、、、そんな印象のめぐみはそこにはいなかった
誰よりも強くて、誰よりも泥くさくて、誰よりもカッコいい・・・
そんなめぐみの姿に見惚れてしまったまーくんが可愛い回でした

楽観的に見えるあの人も結局は「遠くから見た姿」でしかなくて、
本当は深い悩みや譲れない想いを持っているのかもしれない
今回のこれだって、
最近急接近してて“気にするようになった”からこそ起こった青春イベントでもあるわけで
そういう意味合いでもパッと見の印象や遠くから眺めている姿(現実でも非現実でも)だけでその人を勝手にカテゴライズして分かった様に語るのは危ない、と思います
いつもはゆるゆるでムチムチな(笑)めぐみでも、心の奥には“自分の好きなもの”に燃え滾る気持ちがある
それにまーくんが触れて、まーくんの視点で素直にそんなめぐみに観惚れる、、、というある種キュンキュンするお話でもありました
前も書いた気がするけど、いつかまーくんがめぐみの試合を応援するエピソードも読んでみたいですねえ
そんなニヤニヤの素養を感じさせる話数でもあった第27話、ある意味凄くサンデーっぽい素朴さにも満ちていて凄く良かったと思います。



よっしゃ、一緒に


また、めぐみ的にはああいう風に声張り上げて泥臭く頑張ってるトコロをあんまり見られたくないみたいで
そういう乙女チックな部分も正直読んでて悶えるくらいに可愛かったですね(笑
そういうトコロも益々フィーチャーお願いしたい!!と思いつつ、
それ考えると応援に来ちゃうのは嫌なのかなあ・・・?って疑問も沸きますが笑
いつか、お互いにお互いを支えられる存在になればいいな、と個人的に思ってます
こういう部分をきっかけに、更に意識しちゃえばいいのにな!とも願いつつ笑
実は凄く清楚というか清廉としたお話でもあるんですよね「天野めぐみ」は。
色々な意味で青春してるなあ、、、と感じましたが
そんな二人の青春に於いて或る種の「はじまり」に当たるようなエピソードだったかもしれませんね
やっぱり、主人公に感情移入出来る少年誌の(えっちな)ラブコメディは最高です

そして、まーくんに褒められて満面の笑みを見せるめぐみの表情も素敵でした・・・!ごちそうさまでした。












ごちそうさまでした(2回目)
学の妄想のめぐみといい、本当に食べごろですなあ・・・(超笑顔)












オマケ

◆あおざくら

妹可愛いなあ、、、
それはそれとして、遂に「地獄」が来ましたね!
正直あの生ぬるいモードからいきなりこれじゃ心折れそうですけど(笑
ただ、だからこそ挫折したり乗り越えたりにカタルシスが生まれるわけで
その辺も含めて期待してます あとヒロインとのアレコレにも。



◆ふれるときこえる

「好きだった」って一番悲しい言葉じゃないですか?笑
ある意味無関心や嫌われるよりも辛いかもしれないですね。
特に男は(割り切る能力が低いので)。

にしてもやっぱ水着姿イイっすね!(ニンマリ)。


ゾンビマリア中心ヤングジャンプ2016年26号の感想

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なんかね、自分は一度悲しかったり嫌な出来事が起こると
とことんまで引き摺ってしまうようなのです
忘れられないし、
気にしないって事が出来ない
ずっと持ち歩いてしまうし、未だに捉われたまま腹が立ったり泣いたりしてしまうのです
こういうのを何と言うのかなあ、、、なんて思いつつ、もっとシュレッダーにかけるように生きることに憧れがあるのもまた事実です
不健康な精神をアイデンティティにする気なんてさらさらない、それはただの甘え、だからこそ頑張ったり足掻くしかないんですよねえ
そういう時に本当に助けになってくれるのがこういう娯楽と呼ばれるものなのかもしれません。俺にとっては。











☆ゾンビマリア/中山敦史

なんかここ数日、暗い気分で生きてたのでとってもタイムリーなネタではありました(笑
正直ゾンビ属性とかはないんですけど、なくても素直に「可愛い」って思える辺り流石だなあ、と思いつつ
憎まないし、恨みもしない、でもそれが逆に主人公にとっては“辛さ”になったのかな・・・と
でも、案外主人公を最後まで生かしたのもそんな「傷」だったのかもしれません

途中でガチのホラーになった事から、
どういう結末になっても驚かないくらいに色々な展開に出来たかと思いますが、
ああいうものすごく切なくてなんだか胸が締め付けられるエンディングになったのは正直(心が)震えましたね
「素直になれない」っていうのは、それだけでもう罪なんだな。と、そんな事も感じてしまいました
あのままずっと二人で居られれば良かったのに、、、って
そう思っちゃう時点で引き込まれてたんでしょうね。
凄く読みやすく、オチもしっかりしていて良い塩梅の読切だったと思います
新連載もまたヤンジャンのようなので(?)そちらも楽しみです。ダーク路線だといいな笑











◆BUNGO-ブンゴ-

巻頭カラー。
この漫画、色々な意味でこちらの予想を裏切ってくれるので本当読むのが楽しいです
あの流れで鮎川が三振するか?っていう笑
最後はドラマティックに勝つ、と予想してますが
このままだと本当に文吾が出るかどうかも怪しいですね(笑
どんなに頑張って、気合い入れてても、負ける時は負ける。そんなリアリティのある作劇が好きです。



◆干物妹!うまるちゃん

誕生日のプレゼントは悩みますね
食べ物系が無難っちゃあ無難ではあるんですが・・・
自分なりに考えて送ったのがあんまり使われなかったり、
反応が悪かったりすると返って来るダメージがデカいのが厄介ですね(笑
ブラコンっぷり全開のうまるも可愛かった。



◆かぐや様は告らせたい

どんだけ会長の事好きなんだよ(笑
こーいう「自分の好きな人の悪口言われて、激怒する」系の演出はかなり好きです
その中でも本当に極端なかぐや様でした。その心酔っぷりにまたキュンと来る。



◆ライフル・イズ・ビューティフル

今週は射撃ネタ多目で良かった。











次号は早くも「かぐや様」が巻頭カラーですよ。
今週は二人のバトルが読めなかったので、来週は読めるといいな笑
しかしまあ本当に新連載少ないな今年のヤンジャン・・・もっとプリーズ!



必要or不要を“選ぶ”勇気を 今村朝希「つくろぐ。」 第3話 感想(コミックキューン 2016年7月号)

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                                  常にこれくらい割り切れたら・・・笑






3話目!俺は今村朝希さんのファンなので、
やっぱりこうやって毎月読める連載がある・・・ってのは凄く嬉しいですね
今村さんはレックス出身なのでこういう系統の雑誌ではそこまで馴染みとかはないでしょう
しかし、だからこそ「ぼっち日和。。」で大好きになった身として受け入れてもらえるように応援したいですね
元々こういう系統の雑誌に載っててもそんなに違和感が無い作風だとも思いますしね(笑
未だに仕事場にコミックス持ってって仕事終わりとかに読んでますからね
そこまであの作品は(自分にとって)大切な作品、って事です。





表情が・・・笑


さて、自分はあまり「捨てる」事が出来ません
物も、思い出も(笑
どのくらいかと言えば昔の仕事場で使ってた道具も捨てられないレベルです
そんなもの、確実に不要じゃないですか?でも、見てると色々思い出しますし、
なんだかその時々の自分の苦労が滲んでるようでいとおしいんですよ
でも、普段は全く意味がないわけで(笑
きっぱり捨てる勇気も必要なのかもしれません
あと、持ってるけどまったく読まない漫画とか、ライブチケットの半券も取っといてしまうレベルですから
簡単に捨てられない~という習性に於いてはきっと重症なんだと思いマス・・・笑

ただ、たまに捨てたりするとその空いた分がめっちゃ気持ち良くて
「快適~!!」って感じたりするのもまた事実なんですよね
つーか、普段の生活に於いては明らかにそっちのがプラスだと思うので
それを考えると「う~ん・・・」って気持ちにもなってしまいますし、
きちんと「今」必要なものと不要なものを“選んで”捨てる勇気も大切だったりするのかもしれません
そういう事を読んでいて感じてしまうお話でした。



「一気にやっちゃおう!」っていつも思ってしまうので、こういう精神は大切かも。



そもそも、部屋の見栄え、自己プロデュース、インテリア等は限りなく生活に直結するものです
それをきっちり描いてくれている今作は間違いなく意義深い作品だし、実際にフィードバックされるものもあるのではないでしょうか
正直、ちょっと感化されてる/されたい、って部分もあるし、、、笑
段ボール箱と要らない服のドッキングに因るオシャレ小物入れとか考えたなあ・・・!と思いつつ、
そうやって不要なものでも実は意外な使い道があったりするのかもしれません
生活直結する類の美少女4コマはありそうでまだ少ないと思うので、
その意味でも今作が描き出す“豊かさ”には注目なのです
そして、ただ注目するだけじゃなくて感想やアンケ等でコツコツと応援もして行きたいですね
可愛い女の子たちが堅実に、彼女たちならではのやり方で「充実」を目指していく物語、
まだまだ不器用な華には乗り越えるべきハードルも高いですが(笑
これからも是非頑張っていって欲しいな、と思う
そしてみんな可愛すぎ!笑




ますます絵が可愛くなってるなあ・・・とか、
抱きしめたいレベルの可愛さだなあ・・・とか、
色々ありますけど(笑
意外と夢の中で調子に乗ってる華ちゃんとか、
見た目の割に家事が苦手なトコロもなんだか可愛くて
使わないものを捨てられる時のリアクションもやたら大げさで面白かったですね
ちょっと子供を取られた?みたいなすがりつくようなリアクションが面白い笑
創李のナチュラルなド外道っぶりも楽しかったし(いや、ただ不要なものを捨ててるだけなんですが笑)、
調子に乗って捨てる基準値がブレてしまうのもちょっとしたあるあるで良かったです
そんなになでなでされたいか・・・!と思いつつ、それはそれでなんだか可愛いかも。

手作りダンボール家具はちょっと楽しいかもしれませんね
確かに買って来た家具だけじゃ味気ないから、
手作りしたり、
或いは人の手で一手間加えるのもアリなのかもしれません
そう言ってる内に俺のテレビ台に何か加えたい気分になって来ましたが・・・笑
家及び部屋、、、というのは一番安らげる場所であるべきなんで
そこに対して努力するのは実は凄く正しい事なのかもしれません
ちょっと可愛い手作り家具を用意出来て嬉しそうな華の表情がその充実を物語っていました
いつでも気軽に作れるからこそ、世代交代も惜しくない、という価値観の提示だったり
正に「生活に役立つ美少女4コマ」として成り立っているのではないでしょうか
別に今村センセのファンだから、、、じゃなく、素直にそう思います

すっきりした部屋で、お気に入りの柄で、また快適な空間を目指していく
今月もまっとうな作劇が心地良くて満足でした
華の勘違いも面白可愛かったし(笑
いつか創李と菓子さんの関係性についても深く掘り下げられたり描写されたりするのかな?と思うとそれも楽しみです
毎日過ごす部屋なんだから、それこそ毎日出来る範囲で変えていけばいい。そんなメッセージ性もまた際立っていたかと
オチも華の不器用っぷりに帰結する「上手さ」があって良かったですね笑
読むたびに好きになってるのがとても堪らなくて、素敵な作品だと思ってます
その想いが少しでも伝わってくれればとても嬉しいです。「つくろぐ。」大好きです!!













で、次号はセンターカラー ですよ!!
これはね、すっごくすっごくすっごく嬉しかったというか、すっごく嬉しくて!笑
新連載始まって早々にカラーがもらえる、というのがまず嬉しいですし
読切時からコツコツ欠かさずアンケート出しててホント良かったな、と
これからも地道に応援していきたいですし、
もっと今村さんの漫画の良さが広まればいいな。と思います
兎角、次号予告見た時は飛びあがっちゃうレベルで「来たーっ!」と思いました(笑
それはきっと「ぼっち日和。。」から今村センセのファンで、「紙媒体で新連載来ないかな、、、」とずっと願ってたからこそなんでしょうね
正直派手な方ではないので、結構ドキドキしながら応援してたんですけど(笑
取り敢えず掴みはまあまあみたいなんで、これをチャンスだと思ってこれからも頑張りたいです
コミックキューンは実際に読んでみると、層の厚い雑誌だとも感じたので、応援も気合い入れなければ。


そんなコミックキューン全体の感想もUP予定なので、そちらもよろしくお願いします!




ゆらぎ荘の幽奈さん 第16話「手段を選ばない朧さん」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年26号)

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                             この時は朧ちゃんカッケぇ・・・!って思ったのに(笑










今週の金曜日にコミックス1巻が発売です
勿論即日購入&感想予定ですが、恋染の時と比べると特に苦戦もなくここまで来られてるのが嬉しくもあり、
またそれを今後もキープする為にファンもアンケ等頑張らなきゃな。って気持ちも強いです
単純に、ジャンプでこういう類の作品がちゃんと受けてるのも随分久方ぶりのように感じるので・・・
それ以前に自分はミウラタダヒロさんの漫画が大好きな訳ですから、手は抜けません

でも、書籍のコミックスとしては約3年半ぶりですか?
ここまで長かったですね・・・(しみじみ)
「KAITOさんかミウラタダヒロさんが載ってれば買う。」というスタンスの中で
気が付けば約半年ジャンプを購入し続けられてるのもある意味凄いというか、ラッキーだなあ、と(笑
そんなに物凄い宣伝をされてる訳ではありませんが、確かに固定ファンのいる作品だとも思ってるので
渾身のコミックスを是非是非、、、という感じですね
個人的には7話での紅潮コガラシに注目してもらいたい。思春期全開で可愛いから。











キミを待つ物語。


自分の目論見通り宮崎千紗希さん編と(ほぼ)同じくらいの分量で龍神編が終わった訳ですけど
このシリーズで秀逸だったのはただの一度も官能的なシーンを描くのを忘れなかった事
そして、コメディ的なアプローチを欠かさなかった事です
狭霧のエロスーツとそれによるラッキースケベだったり(あれもっと見たかったなあ・・・)、
幽奈さんのコスプレショーや彼女をネタに使った妄想だったり、
今回の朧ちゃんのアレだったり、、、
要するに“基本楽しく気軽に読めるちょっとエッチなラブコメ”という部分を外さなかったのが凄く良かったと思います
その辺はミウラタダヒロさんの(読者に対する)作劇の誠実さを信じてましたから、見事にそれに応えてくれて嬉しいなあ。っていうのがまず感じた事でした
龍神もなんだかんだで憎めないキャラだったしね。

それと、最後は“みんなで”助けに来たこと
これにも存外にグッと来てしまいました
この漫画は「ホーム感」にも拘っている漫画だと個人的に思ってるので
えっちで愉快な中にも、そんな素朴な良さが感じられるのがとってもイイな、と
特にコガラシが幽奈さんの杞憂を一言で払拭してみせたシーンは、
この漫画に於ける「温か味」のテイストがさり気なく溢れていて今回でも特に見逃せないシーンの一つであったかと思います
例え自分が苦しくても、迷ってても、全力で助けに来てくれて、そんな自分を受け入れてくれる・・・
しかも、全員で来て、ね。どんなに心強かった事だろう、、、と思うと、上記の最高の笑顔もまた納得、というものですね。素晴らしい結末でした。




こーゆーの大好きです(笑



さて、朧ちゃんの事についてです
このブログが朧ちゃん初登場時に書いた感想の中から抜粋
(毎週読んでくれてる方なら覚えてくれてるかもしれませんが)

朧ちゃんも何となくカリスマ性があって、尚且つデレたりしたらめっちゃキュンと来そうなキャラですし(笑
(色々な意味合いで)今後に期待が持てる、ワクワク出来る13話だったなあ、と感じました

なんとなく小学生男子に受けそうな展開でもありますが、
個人的には宮崎千紗希さん編のようなバランス感覚でやり切って
その後はまた気楽に気ままに読めるお色気話が来ればいいなあ、って思ってます
まあミウラタダヒロさんは本当にバランス感覚に長けている、というのが個人的な評価なので
そこのところは何の心配も正直してないですがね。適度にコガラシの格好良さを描きつつ、
女の子のキュンとするようなサービス&表情を拝んでいければ最高かな、と。
そして先述のように朧ちゃんの可愛いシーンも絶対見たいですね(笑)。


自分で書くのもアレなんですが、
(結果的に)自画自賛になっちゃうんですが、
結構的を得ているような気がする・・・笑
次号はきっとその“気ままに読めるお色気話”が来るんでしょうし、
朧ちゃんの可愛いシーンなんてめちゃくちゃに拝めちゃったじゃないですかー!っていう。

ただ、読み返す前からこれは分かってたんですが、
当時の感想の中だと完全に女キャラとしか見てませんね
いや、つーか、「男なのか女なのか」っていう発想すらなかった、、、というのが本音で
もうナチュラルに「美人の従者」としか捉えられてなかったんですよ
そこは反省だったな。。というか、
まあ感覚的なものなんでしょうがなくはあるんですけどね。
でも流石にコガラシと狭霧の目は節穴じゃないかと
しかしまあ、先述の胸だけ破れるシーンはちょっと、いや、かなりときめいてしまいましたね
ああいうカット、というかサービスの仕方が大好きなんで・・・笑
朧ちゃんのおっぱい、最高でした(超笑顔)




しかし、この趣のあるシーンであんな事考えてたのかよ(笑



そして、シリアスな空気もちょいちょい演出してた中で
ああいうコミカルでえっちなオチになったのもちょっと安心したというか、
ある意味凄く“巧い”顛末だったなあ、と思います
振り返れば、新ヒロイン加入の演出に過ぎなかった感が醸し出されてるのがスゴくて
当初から一貫して描いて来た「可愛い女の子との(官能含む)ラブコメ」っていうポイントから一切ブレてないな、と。
正直朧ちゃんが布団に潜り込んで来てた時にはガッツポーズしちゃったし、
正直朧ちゃんにロケットダイブして据え膳モードに移行したくなっちゃったし(笑
凄く良い漫画だ、、、と今回は純粋に感じてしまいましたね
全てはニヤニヤ出来るえっちいラブコメへの布石だった。。と考えると
正に完璧なシリーズだった。と断言しても良いんじゃないでしょうか
勿論、これは俺の個人的な感想ね。

それとは別に、バトル方面でもちょっと燃えるものもありました
まさか朧ちゃんは龍神よりも強いのでは・・・?とか思っちゃったし、
一番最初にあげた画像のアレでは、純粋にリベンジ展開来るか!?とワクワクしちゃったし(笑
ある意味、龍神よりもずっとバトル方面での読み応えに貢献したんじゃないですかね>朧ちゃん
狭霧もまた自分よりも数段強いコガラシに「悔しさ」のようなものを感じてたっぽいですし、
個人的にはそんな狭霧の(心情的な)リベンジにも期待しています
そして、エロスーツ再登場にも期待してます(本気で)。

龍神もあのオチのバカさ加減も含めてコミカルで憎めないキャラでもあったので、
出来れば、機会があれば、いつか再登場願いたいものです
そして、最後までかなりの自信家でしたね(笑
ただ冒頭の口ぶりからすると、まだまだ彼より強い相手も居そうな気もしますね。なんか落ち目っぽかったので。



















これはヤバい・・・朧ちゃん派になっちゃいそう
ほどよい、手にすっぽりと収まるサイズのおっぱい
ちょっと感じちゃってる、感度の良さそうなカラダ
股の部分も正直グッと来たし、
(強い種を作って再盛の為に)子作りに来たという目的も男の子的に堪らないし、、、って事で
もう朧ちゃんが可愛すぎて可愛すぎて俺は!
何度も書くけど、服が破けて胸があらわになるサービスカットから
気付いてないコガラシに怒る様、そして格好良い、と思える描写からの
この変わり具合・・・とあまりの朧ちゃんの可愛さ、大好きっぷりに心奪われてしまいましたね
正直他のヒロインを食っちゃうんじゃないか?と思うレベルのインパクトの強さでした
そんな彼女に負けない為にも、夜々ちゃんも狭霧も幽奈さんも仲居さんも呑子さんも千紗希さんも頑張って欲しいですね
頑張って欲しい、っていうか、どんだけコガラシガールズ豊富なんだ(笑)と思いつつ、
ここからの朧ちゃんの可愛くてグッと来る描写にも注視して読んでいきます
いや~、本当にえがった・・・(満面の笑み)。

で、ギリギリアウトになった部分は勿論コミックスで復活しますよね?ね!?
(巻末コメントより)
もっともっと朧ちゃんを見ていたい、この子の事を知りたい・・・!って思える、
その上でこの漫画特有の「ホーム感」にもグッと来れた紛う事なき傑作回、所謂「神回」というヤツでした
今週も勿論アンケで全力支持、そして繰り返しますが金曜には1巻が発売するので要チェック!です。



「ひなこのーと」「ゆめのロワイヤル」中心 コミックキューン 2016年7月号 感想

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今村朝希さんのファンなので、
読切が載った号とか新連載開始以降の号をずっと買ってるんですけど、
ちょっとずつ他の連載の妙、というか旨味も掴めて来た気がします
まだまだ買い始めて月日は浅いですが、毎号感想書いて行こうと思ってるのでよろしくお願いします。

「つくろぐ。」の単独感想も是非!!
必要or不要を“選ぶ”勇気を 今村朝希「つくろぐ。」 第3話 感想(コミックキューン 2016年7月号)











☆ひなこのーと

思わずときめいた(笑)。


1話目。凄く・・・凄く良かったです
どのくらい良かったのかというと、もう扉絵からしてお兄さん辛抱たまらんですばい!!
ってくらい官能要素満点で素晴らしかったですね(超笑顔)。
個人的にこういう美少女4コマ系の作家さんはセクシー要素の演出に関してはそんなに得意ではない印象があったんですが(超失礼)
意外と、、、というか、タメ張れるぐらいにセクシーで可愛いカット満載で正直見惚れてしまいましたね
妄想が捗るっていうか、ひな子ちゃん従順過ぎてヤバいでしょ、っていう(笑

ちょっと自信無さげで、もっと端的に書くと臆病で、でも健気さもあって・・・という
正に自分のドツボなキャラである事を今更ながらに実感いたしました
また、ただセクシーで嬉しい!ってだけじゃなく
それに準ずるギャグも面白いんですよね(笑
何故か観念してバカ正直に従うひな子ちゃんのいじらしい可愛さだったり、
真雪のやりたい放題っぷりも痛快で純粋にコメディとしても面白かった
最後にはそんな真雪が着せ替え状態になって紅潮してるのにもキュンとしたし。


しかし、2話目の扉絵もあれはあれで(変な意味で)グッと来る素晴らしさがあるような気がする・・・笑
すぐ緊張してガクブル状態になっちゃうひな子を見て可愛らしさを感じたり、ほっこりしつつも
最後は王道の友情締めで気持ち良く読み終える事が出来ました
決して完璧には出来なかったけど、
それでもちゃんとこなせたのは間違いなく“みんな”のお陰で
また、そんな“みんな”に支えられて自分の力を最低限出せたのはひな子自身の「成長」でもある
最後に見せたとびっきりの笑顔がそんなひな子の充足感を物語っていたと思います。台詞以上に。
そんなひな子の更なる成長とみんなとの歩みに期待、ですね。コミックス買わなきゃ笑

ちなみに「ゆめのロワイヤル」と合わせ技一本でお世話になったのは秘密です
っていうか、こんな事わざわざ書く必要もないんですけどね
でも、「お世話になる」っていうのは自分にとっては本当に救いに値する大切な事ですから。
勿論、それだけの内容じゃないって事は確実に付け加えておきます。大好きになりそうな予感。



OK!Let'S STAND UP!
お兄さん元気になっちゃうぞ~(←バカ)



☆ゆめのロワイヤル 第3回「せつやくかいうんぷろじぇくと」

この表情が大好きなんです(笑



冒頭からいいもん見させてもらいました
まさか、この漫画が下着シーンから始まるとは、、、(歓喜)
・・・、あ、書いてて思いましたけどここまで「お前そればっかかよ(笑)」とか思われそうな感想になってますね
でも、正直興奮したしときめいちゃったんだからそれはしょうがない 自分に素直に生きたらこうなってるだけなんですよねえ
まあ、俺は官能的な要素に「美」であったり「感動」を覚える人間だっていう事で、出来たらお許し下さい・・・笑

まなちゃんのデカ下着も良かったんですけど、
さり気にイチ推しのかづきちゃんのあられもない姿を見れてラッキーでしたね
しかも豹柄っていうのも「分かってるなあ」というか、あなたも十分セクシーだよ。って思いました
そんな二人に反してコドモ下着なゆめのもあれはあれで素晴らしかったですよね(ゴクリ)
「ひなこのーと」で「む?」と反応して、「ゆめのロワイヤル」で「ほう。」と弾ける
そんな今月のコミックキューンでした(バカ丸出しの感想)

ギャグも面白かったですね
「付き合う」とか言っておきながら、
抜け駆けでナポリタン食ってるかづきが面白かったし、
結局付き合ってあげちゃうかづき自身もやっぱり大好きだなあ。と
頬がこけてるカットはあれはあれでなんか滑稽でキュートだなあ。。って思いました笑

お話的には、中御門さんの「ふぅん」が気になりました
ちょっと物悲しく背中で語る様な演出でしたけど、
もしかしてかつて彼女は友達同士で争ったのでしょうか
だとしたら、そんな「友達同士で奪わない」ゆめの達を見て感じるところはありそうですね
全体的に考えると、毒要素もある漫画なのでその辺の哀愁展開にも期待出来そうです
要するに、中御門さんも中御門さんで実は裏に人間味のある背景があるのかも、、、ですね。
ある意味主人公以上に主人公してる愉快で眺めてて楽しいかづきちゃんにも注目♪



素晴らしい・・・←またかよ









◆ぺたがーる

胸の大きさは遺伝しない・・・と思います
ウチがまず全然違いますからね
ただ、ひいちゃんは完全に瓜二つで最後の激怒した反応が面白かったです
でも、結局「見に来てくれる」それ自体が嬉しかったりもするんですよねえ。
大木ちゃんの親父に対する「そっか・・・」もすごく良かった。



◆お嬢さまはアイスがお好き。

みなみけの夏奈かごちうさのリゼかと思った(挨拶)
それはそれとして、自分はアイスの中ではチョコミントが一番美味しい。と思ってます
・・・これ、共感されなさそうだなー。とふと思いましたが(汗
でも、昔っから凄く好きで中々置いてないのが腹正しいくらいに思ってます
その点、セブンティーンアイス(駅とかによく置いてる自販機)は大体入ってるのが嬉しいですね~
溶け掛けのとかめちゃくちゃ美味いですよ(笑)。
このブログもチョコミント的なのかも

だから、今月は滅茶苦茶に共感出来て個人的に素晴らしかったです!
チョコミン党(こんな言葉あったのね)としてもなかちゃんの今後の活躍に期待
あとはパルム、スイカバー、チェリオ辺りもよろしくお願いしますね(何が?



◆放課後の先生。

教師と生徒の恋愛はイイですよね・・・
昔っからそういうの大好きです。
本当にそういう展開になるの?って雰囲気プンプンでスリリングで面白かった
ヒメちゃんピュア過ぎて可愛くてキュンキュンしちゃいますね。



◆だーがしゅか

「関東ローカル」、と言えば
7年くらい前までマックスコーヒーは全国で売ってる。と思ってました
関東ローカルどころか殆ど千葉じゃねえか(笑)ってオチでしたが
最近はそうでもないっぽいですね。すももの奴は主に駄菓子屋で観賞するだけで買った事は一度もなかったなあ。



◆どくろさんが見ている

嫉妬するどくろさん可愛いっすね・・・
そして委員長もカワイイ。



◆春木屋さんはいじっぱり

橘くんの制服案、採用しましょう(提案)
しかし(新しい制服は)似合ってるだけにちょっともったいないね。



◆カコキミ~過去の君と未来の私~/あんねこ

ゲスト、、、ですが
半レギュラーみたいなあんねこさんの新作
今回もテンポも題材もよく適度に楽しめました
意外と二十歳越えちゃうともう学生時代に学んだ事がすっ飛んでたりするんですよね(笑
萌さんのツッコミもキレッキレで面白かったし、絵柄も「苺ましまろ」に通ずるキャッチーさを感じるし
そろそろ連載もいいんじゃないでしょうか なんだかんだ冷静に分析する所なんかも好きですね

確かにもう中二病からは卒業してるんだけど、
そもそもの成り立ちからして(未来から来たという)信じられないものなので
それはそれで痛い子に思える、、、ってギミックも実に見事で
こりゃもう完全に連載レベルだろ。。と
兎角オチのクオリティがどれも高くて良かったです。取り敢えず、アンケで推しておきましょうか。













次号は大プッシュ中の「つくろぐ。」がセンターカラーで登場です!!
正直予想してなかったので嬉しさが凄かったです・・・笑
表紙巻頭は「となりの吸血鬼さん」、センターで「しすたー・いん・らう!」
その2作品と本誌同時購入で全員サービスもあるみたいなんでお好きな方は注目ですよ
「つくろぐ。」も更に上に行けるように応援頑張らなくちゃ。

それとはまた別にキューン自体の面白さもしっかり伝わってくれるよう願ってます
今村センセをピックアップしてくれたからってワケじゃなく、雑誌としても益々好きになって来ました
次号もこのくらいかそれ以上に気合いを入れて感想を書いていきたい所存です。あと単行本の感想も出来れば書きたいですね。



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