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天野めぐみはスキだらけ! 第35話「危ないから・・・」 感想ほか(週刊少年サンデー2016年34号)

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                                家族になりました・・・(笑)。










恋のライバルから一気に「娘」へと変わる・・・
いや、確かに年齢的には(?)違和感はないんですが
絵面的にも違和感があんまりないのがちょっと驚いたというか何というか
年相応のルックスなんだよなあ。。って個人的に深く思いました
最近は正直年相応って言葉がバカバカしくなるくらい外見と年齢の乖離が進んでるので、
特に学に関しては遠目から視るとスラッとしてて頭も良くて確かにちょっと格好良いな、と(笑

それにしてもアキちゃんはどんどんめぐみに惹かれていってますよね
一緒に協力したり、遊びまわったり、楽しさを分かち合ったり
ライバルってよりは友達的な方向性になって来た気がします
相変わらず胸への嫉妬は凄いんですが笑
それでも、そんな胸自体に惹かれてるトコロが正に娘的だったりもするんですかね
なんか、もっとめぐみに夢中になっちゃったアキちゃんも見たいなあ、って何となく思えた、そういうお話でした。



このコマも好き。


そんな二人を観て、安心している学も良かった
良かったというか、これまた父性あるな。。っていうか笑
めぐみが母親的で、学が父親的な、そういう方向性を目指した話数にも思えて
そういう意味合いでも中々ユニークで面白い回に仕上がってるんじゃないか、と感じました
そして、これもまた一つの「結実」でもあります
自分はアキちゃん初登場回を未だに風呂場で読み返すほど気に入ってるんですが、
あそこから考えると、犬猿でトラブルを巻き起こしていった二人が、今は一緒にソフトクリームを食べるほどに仲良くなった、変に犬猿ムードを出さなくなった。。
と、考えるとそれもまた過程を経ての一種の結実なんだと思います
最後には先述の通りめぐみの胸のトリコにもなっちゃいましたし、
これからのアキちゃんのエピソードが益々楽しみになる様な35話だったかな、って
アキちゃんが「めぐみの前で」見せる笑顔の数々は最初が最初だったからこそ胸に来るものがあるな。。と。
学に対しては最初からマックスのデレモードだったんで、めぐみに徐々にデレて最終的に大好きになった姿とか見たらそれまた感慨深くなりそうだなあ・・・
とも思いました。
何にせよ、夫婦認定貰えて良かったです!(ぇ
直接言えば良かったのに




おっぱい!


先述、年齢的にも違和感は~って書きましたけど、
だとしたら相当早く産んだ事になりますよね
一度書いておいてなんですが、
それはそれでめぐみと学がマセてる感じになるな~、と笑
マセってるってレベルじゃないですが。。

でも、アキちゃんを総合公園に連れて来て
一緒に遊んであげたり世話観てあげたりしてんのは
正に夫婦的なんだよなあ。。って序盤から感じました
まあ、アキちゃんの母親が実際は連れて来てるんですけど・・・
将来こんな風になるのかな~、ってビジョンで観ると
余計に楽しめるお話だと思います
アキちゃんは貧乳キャラ、、、って書こうとしたんですが、
あの年代だと貧乳も何も無い、あれで当たり前なんですよね(笑
それでも、アキちゃんの貧乳ネタは鉄板的に面白かったです
めぐみの差し金だけど、ガクが来てくれて良かったね。。と思いつつ、
ガクが学のメタファーだとするとアキちゃんとは結局結ばれないんでしょうかね
まあ、お話的にも年齢的にもそれはないでしょうが・・・
美川さんもそうですが、
アキちゃんを恋愛的にどういう扱いにするのかも気になりますね
少女の失恋的な?
その前に、娘ポジションにするんでしょうか
一応ライバルキャラとして出てるので、その辺も描いて欲しいなあ、いつか。って思う今日この頃です




しかし学は、ガキどもから視線を守る為とは言え
眼前でキャロットの隙間のパンツ見放題とは、、、、、
むしろお前が問題だろ!っていう(笑
パニくってたんだろうなあ。。と思いつつ、
最初に学を転ばした子供っぽい作戦だとか、
アスレチックで遊び放題だとか童心を彷彿とさせるお話でもありました
その上でアキちゃんの久々の嫉妬も見れて個人的に満足でしたね笑
学とめぐみの疑似夫婦っぷりと、
めぐみとアキちゃんの一つの結実が拝めた良回に仕上がっていました

サービスも勿論あったんですけど、それよりももっと・・・ほのぼのするような良さの方が大きかったかなあ。って個人的には感じましたね
でも絶対、将来結婚したらあんな風になるよなあ。。って思いますよ(笑)。うん。













◆天使とアクト!!

巻頭カラー。
水着回、、、観たかったなあ・・・(血涙)。
説明すると巻頭カラーのイラストだけ水着のカットだったんです
いつかなりちゃんにドキッとするアクトも見てみたいわい。。って思いつつ、
本編は本編で何がダメなのかがよく分からないので気になりますね
「作り込みすぎ」って事なんでしょうか・・・?



◆古見さんは、コミュ症です。

この新キャラ面白いな(笑
主人公ポジションの二人は動かしづらそうなので
こういうクレイジーな思考のキャラの視点で描く方がイキイキしてるし実際に面白いんですよね
山井恋さん、色々とこじらせちゃってる考え過ぎなキャラでかなり自分のツボにハマりました
次週も多分彼女との話っぽいんで楽しみです。



◆柊様は自分を探している。

どうやってリベンジするのか、と思ったら
柊さんと良い雰囲気になる→動揺して凡ミス、って流れが
凄く王道っぽくて良かったです
最後にゲス野郎扱いされて立場が変わるところは思わず声に出して笑ってしまった
今のところ学園コメディだと思いますが要所要所でラブコメっぽくなるのがイイですね



◆だがしかし

気持ち分かるわ
幼少の頃の施設なんてかなりの度合いで変わってますしね
変わらないものなんてない、だからこそ、今が大切なんでしょうね
なんだか趣の強いお話で個人的には凄く良かった、かなと。



◆ふれるときこえる

最近掲載順すごく悪い上に、お話も急展開っぽくて
これ近々終わるんですかね
ちょっと寂しいですが、
ややこしさの代償なんでしょうか
でも話自体はいつも面白いとは思ってるんですけど
なんとなく泉澤とさとりがくっつきそうな予感もする。













次号、またまた「あおざくら」が巻頭、
でも、これだけ巻頭飾ってるのに表紙はグラビアなのね
プッシュするんなら表紙まで与えちゃった方が良いんじゃない?とは思いつつ、
個人的に新連載陣の中では一番好みなのでそれはそれで嬉しかったりする
今週は、珍しく紅潮している近藤が良かったですね

でも、古見さんと魔王城もなんだかんだで好き、というか読みやすいですよね。




吉村拓也「リザーブランド」、山田シロ彦「彼女のホントウ。」中心ヤングジャンプ2016年34号の感想

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☆リザーブランド/吉村拓也



これは凄く面白かった
「神様のハナリ」以来久々の読切なんですが
ガラッと方向性を変えてダークファンタジー漫画です
何が面白かったか、と言えば残虐非道、冷酷の限りを尽くされている
青年誌らしい残酷さとダークさが兎角素晴らしかった
始まりがね、主人公がいかにも勇ましくて偉大な英雄風に持ち上げられてただけに、
ただのコピー用人間、商品でしかない現実、奥さんの数度に渡る中絶、そして殺害・・・
加えて、自分の信じて来た国がろくでもない極悪国家でしかなかった、、、という凄まじい展開の数々が兎角刺激的で。
主人公は大分可哀想だったんだけど、その分ダークファンタジー的なカタルシスは十二分にあって
これ連載にしたらトップクラスに人気が出そうなくらい面白いなあ。。って個人的には感じました

また、複線の使い方も秀逸なんですよね
「憎しみの象徴」、そりゃそうなるわ!っていうオチに加えて
死ぬ間際の炎、というフレーズ、主人公が殺さずを貫いて来た前提があったからこそ
最後に思い切り首を撥ね飛ばして「死ね」と殺害するカタルシスと冷徹さ・・・等々
前半の色々な点の数々が最後に美しく線になって行く相様は見事としか言いようがなかったです

正義のヒーロー、だったはずなのに
自分がそんな戦争の、憎しみの象徴及び殺戮兵器だった、という現実
自国を信じ戦って来たなれの果てがむしろ極悪だったのは自国、という真実
罪なき相手国の兵士を傷付けて来たという仕様のない罪悪に
愛する奥さんがただの代替えでしかなかった、という残酷
そして、既に代替えされてポイされているという宣告。
何もかもが辛く、
だからこそ募る憤りや憎しみの気持ちに最大限に感情移入出来る。。という
ハナリとは真逆の“冷酷”に振り切った作劇が物凄くギャップ的にも単純に刺激性的にも面白かった
そんなこれぞ青年誌!と呼べるようなダークファンタジーに仕上がっていたと思います。

思い返せば、ハナリの前身であった「海河童」も超面白かったし、
吉村さんの読切はいつも面白いなあ。。って今回で思いました
ハナリは読切から方向転換していた部分も大きかったので、
これが連載になるとしたならば、
変に方向転換などせずこのまま、冷酷で過剰なまでのダークさを保ったまま来て欲しいですね
通常三度目のチャンスは貰いにくいものなんですが、このクオリティなら大丈夫なんじゃないかと思う。
アンケは当然入れますよ。



☆シンマンGP Season2 エントリー作品② 彼女のホントウ。/山田シロ彦



うわっ、こういうの物凄く好みだわ(笑
思春期感というか、素直になれない少年少女感というか・・・笑
正直ああいう素朴で、でも確かな美少女に手玉に取られてみてえ、って思ってしまった位に
感情移入してしまいましたし、新人とは思えぬ安定感と完成度があったんじゃないか、と思いました

また、いかにも純朴なテイストが漂っている作画が素晴らしいですね
味があって、優しさがあって、読みやすくて、人を選ばない良さのある絵柄だなあ、と。
扉絵の時点から惹かれてたんですが、思っていた以上に甘酸っぱく、思春期感が満載だったので
読みながら「もうっ!もうっ!」って悶えてしまった類の読切でしたね
読切として完成されている作品だと思ったので、
連載で読みたい!的な感情はそこまで強くない(これはこれで美しくまとまってる)ので、
票は・・・いや、ここまでニヤニヤとドキドキを味わってクスクスも出来た位なんで
読切向け/連載向け関わらず票を入れちゃいたいと思います
だって、好きなんだもん!って事で(笑
いや~、このレベルの新人が居て、しかも来週以降のシンマン作品も面白そうで、、、とヤンジャンの未来は明るいですね!
お世辞抜きで真剣にそう思ってしまいましたよ。逆に言えば新人らしい荒さがない、とも言えますけど
それはそれで即戦力として素晴らしいんじゃないかと。仮にGP獲れなくてもこの方は絶対連載まで辿り着けると思う。





またこの主人公である龍がいいですね~
いかにも思春期こじらせ系男子!って感じの雰囲気と言動が微笑ましく
ある意味彼がヒロインのようなものでした(?)
俺は思春期フェチっていうか、
本当に思春期が大好きなんですよ
思春期ものが大好きで仕方ないんです
だから、それを上手く形にしている、ってだけで大手を振って支持せざるを得ない、完敗なんですよね
ラブコメは女の子の可愛さばかりが注目されますけど、本当は男の子も可愛くて、微笑ましくあるべきなんですよ
そんな大切な事実をまじまじと感じましたし、伝えなきゃ!って気持ちにさせられました
また、シールが溜まって行くのも正直分かるしね(笑
男はバカだから・・・(遠い目)

簡単に騙されるし、
簡単に踊らされちゃいますからね
でも、レイちゃんだったらそれもアリかな~って思うし
単純に翻弄されちゃってる龍が可愛かったです笑
必死に抵抗している様も微笑ましい。
こういう距離感、
こういう関係性、
実にイイなあ・・・って思いながら読んでたんですが、
上京時の別れのシーンは相当胸キュンで痛みすら伴う感じでそれもまた良かったなあ。。
ああいう、青春の後悔的なニュアンス漂うシーンを仮に連載になったら、そこも表現してくれそうで
そういう意味でも期待したくなる一作なんですよね 

そして、「お届けもの」のオチでは「おいおい」って感じで思わず吹いてしまいましたし、
物凄く美しく“王道”を貫いていて正直ニヤニヤが止まりませんでした
龍くん、本当に可愛いなあ・・・って胸キュンしまくりましたね(笑
やっぱり、ラブコメは男の子も微笑ましくなくちゃ!
そんな事を改めて思わせてくれた傑作でした。現時点で暫定トップ、正直優勝も狙えるクオリティだと思いました。
ラストページの紅潮したレイちゃんも堪らなかったし、デフォルメ顔も可愛くて、全体的に秀逸な漫画だと思いました。推し。













◆かぐや様は告らせたい

思いっ切り下ネタじゃねーか!
かぐや様は天才なんだかアホなんだかよく分からないところが面白い、
そして素敵ですねえ。



◆結崎さんはなげる!

ダンベルを持ち上げる結崎さんもイイっすね・・・(笑顔)
それはそうとして読切版の下衆さが全く無くなってるのが気になる
正直ここまできれいにならなくても。。って気持ちもあります



◆もぐささんは食欲と闘う

つけ麺食べたくなってきた・・・(笑)
食欲すら誘う第二部にパワーアップしてますね
水戸さんの豪快な食べっぷりも素直で良かったです。
人間取り繕わず素の方がやっぱりイイものです。
外だと偽らなきゃ居場所さえないですからね。



◆リクドウ

王子・・・(笑)。
食事中に読むんじゃなかった。



◆元ヤン

ここまでコテコテの鹿児島人を敢えて描くセンスが凄い
全国放浪の旅に出たくなる仕上がりだ。
日常なんて碌な事ないし・・・(遠い目)
それを考えるとある意味青年誌読者の願望を叶えている漫画なのかもしれない。



◆君と100回目の恋

ズル、と一言でいえばそうなんですけど
他の人より優れてて当たり前、と言えばそうなんですけど
そこまで努力した事実はきっと他人と変わらない
そもそも努力したって必ず上手くなるとは限らない
事実センスのない所からスタートしましたからね
それを考えると、
他人とは同列に語れないとはいえ
物凄く尊い行為をしている人なのかもしれません
その心意気は認めてあげたいな、と。ラブコメ全開の雰囲気も良かった。



◆潔癖男子!青山くん

「勝てない」事と「手を抜かれる」事
どっちが腹が立つかって言われたら間違いなく後者
同情と見くびりの上で成り立った勝利は疑いの余地が残らないレベルで無価値だと思います
だからこそ、嬉しかった、対等に扱ってくれるからこそ、嬉しかった・・・
そんな財前妹の気持ちに素直に感情移入出来て良かったですね
本当は出来る子なのに、偏見で判断されるのは可哀想。
でも案外そんな想いがパワーに変わっていくんじゃないかな、とも思いました。にしても幼女描くのも上手い

い、いや、一応中学生でした。一応。













次号は、「ボクガール」の杉戸アキラさんが読切で復活だー!!
頼もしいぜヤンジャン!!!!
更に、「ねじまきカギュー」の中山敦支さんの新連載(0話)、シンマンGPはまたしても淡い恋物語らしく
こりゃ来週も絶対に楽しいに決まってる!って事で早くも来週号が待ち切れません。
特に、次号予告から最初に見て杉戸さんの絵と名前があった時には
もうそれだけでニヤニヤが止まりませんでしたからね(笑
来週も全力で感想書くのでよろしくお願いします!


そして、先日「ボクガール」の11巻が出ました
最終巻です
ボクガの感想をいつも読んで下さってた方、勿論そうじゃない方も、感想を書いたのでお時間がありましたら是非・・・!と思います。
君が選ぶ道 ボクガール 11巻(最終巻)/杉戸アキラ 



永遠に辿り着けないような感覚 paionia「ステージ」

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やっと近くで見れた夢の世界は
よく見たらもっと遠い夢の世界









普通に考えて・・・
本当はみんなが当たり前のように持っているものを自分も持ちたかった
「ああ、ようやくこれで“普通”になれるんだ」って思った
だけど、そんな夢は叶わなかった
辿り着いたと思ったら、
まだまだ遠い、、、遠すぎる距離感だけが身を包んで
どこまでも離れたまんまの感覚を抱きながら結局孤独に泣き濡れて眠るだけ
そんな無力感を純粋に表現してくれている曲・・・がこの「ステージ」だと思います。



幸せなふりして埋めようとして


また、この歌詞が秀逸ですよね
自分の幸せに気付く、、、それも大事なことですし
それこそ気付こうと思えばいくらでも気付けるもんだとは思うけど
そうやっていくら誤魔化して、目の前にある寂しさに目を瞑っても
結局は何にもならないんですよね。
そんな気分に頼った所で、
一体なにが救われるんだろう
ただ、「足りない」現状に目を背けてるだけでしょ、とも思う
本当は心の通わない会話ばかりして
上辺だけの付き合いばっかしてるくせに
それが本当の意味で「幸せ」かって言うと正直疑問が残る
幸せな振りなら、恵まれてる振りなら誰でも何時でも出来るけど
そんな誤魔化しのような気分に頼ったところで、自分の本懐が全然果たされてない~という事実からは決して逃れられない
自分の本音からは逃れられないんですよ。「生きてるだけで幸せ」と誰もが疑いなく思えるのなら、この世に自殺者なんて出ないんです。



「これでようやく満たされると思った」
「何かになれる気がした」
でも、それは全部嘘だった
全部幻だった
届かなかった。
近づいたと思ったら、
益々遠くなって
永遠にも思える距離感を抱きながら生きていく
そんな現実の辛さと孤独と地獄をしんしんと、そして強く歌い上げているこの曲は
今の自分には響き過ぎるくらいに響いてしまう楽曲です
高橋勇成のボーカルもまた印象的で
力強くも、
震えるような繊細さも感じられる不安定で魅力的な声もまた聴きどころな一曲に仕上がっています
本当に震えながら歌ってるような、悔しさがダイレクトに説得力をもって伝わって来るこの曲に於けるボーカリゼイションは
paioniaの凄味が凝縮されている非常に象徴的なものに仕上がっていてその意味合いでも入口に相応しい楽曲なのではないでしょうか
今日は「ステージ」の気分だったので「ステージ」を選びましたが、
「素直」って曲も相当クる(孤男的に)楽曲になってるので機会があったらそちらも是非聴いてもらいたい

paioniaは知名度こそ正直低いですが、
そんな知名度の低さの割に合わない沁みるような曲をいっぱい歌っているバンドだと思います
現時点でライブは観れてませんが、その内是非生歌も聴いてみたいところです











これは悲しい事実なんですが、
本人の頑張り云々とは裏腹に、
運とかそういう、、、その他の要素で何もかもが決まってしまう
命運が別れてしまう、それが人生だったりするんです
自分にもチャンスが巡って来て満たされると思った
だけど、そこにもまた運の無さと(自らの)センスの無さが上手く絡んで幸せが不意になったりする
そんな人生を歩んでいる悲しい人なら、きっと最大限に感情移入出来る楽曲だと思います。

また、超スロウかつ7分というどっしりと聴ける音像が堪らなく大好きです。
もっと長い曲だらけのアルバムがあっても良いと思ってます。



ゆらぎ荘の幽奈さん 第24話「臨海学校とコガラシくん」 感想(週刊少年ジャンプ2016年34号)

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                              某仙道並みの安定感だ(笑)。













なんか最近は、正直色々と行き詰ってて、
私生活に於いて好転の要素がまるで見つからないまま慣性だけで生きてる様な日常で
物凄い量の虚無感が吹き出して来てて(嫌な意味で)堪らないんですが、
そんな決して良くはない日常を照らしてくれるのがこういった娯楽・・・だったりします
その意味じゃ、ある種の命綱と言ってもいいのかもしれませんね。本当にふとした瞬間に消えたくなったりするので。


今週は臨海学校のお話でした
美少女達と、共に海でエンジョイ・・・
う~ん羨ましい(血涙)
また、扉絵で学校関係者以外のヒロインズの水着姿を見せてくれてるのも実にイイですね
他ヒロインファン想いな配慮、というか、、、こういったトコロもまたミウラセンセらしい誠実さが出ていて好きだなあ、って思います
特に個人的には夜々ちゃん派なので、その意味でも夜々がトップに来てて凄く嬉しかったです
久々にまた夜々ちゃん回があるといいなあ。。(おねだり)




渚のビーナス状態。



本当はみんなの視線を集めてるだけなのに、
似合って無いのでは・・・と思ってしまう狭霧は可愛いなあ
海回なのでルックス的な意味合いで注目されそうなんですが
そういう精神的な、内面的な、控えめな可愛さ、、、も表現出来るあたり
やはりミウラセンセはラブコメの実力があるのだと思います
まあ実際に見ちゃうだろうし

千紗希さんは花柄でしたね
これまた凄くガーリーなファッションでこれはこれでとてもイイ感じ
もし狭霧がこういうの着たら、すごい反応しそうだなあ。。とか思いつつ(笑
とっても女の子女の子している千紗希さんが凄く素敵だったのでした

でも、別にコガラシ爆発しろ、なんて気持ちもなく
これまでの彼の功績を考えると当然の手柄(?)でもあるんですよね
それがまたいいな、というか
ゆらぎ荘の確かな個性の一つなんじゃないか、と思います
要するに、「女の子に囲まれるだけの事はちゃんとやってる」って感じるんです
そこは有り体なラッキー系のラブコメとは一線を画しているかと思います(ラッキー系はそれはそれで好み、という前提で)。




こりゃいいネ!(満面の笑み)



その後は、まったく予想通り過ぎてニヤニヤが止まらないエロ妖怪のオン・ステージでした
兵頭くんに見られたくない・・・という事はコガラシならいいんですかね?(笑
まあ恐らくパニくってた時の行動なんで、、、とは思いつつ
何気に「だからこそ」本懐が出てる気もしなくはない。
逆に言えばコガラシを信用しているからこその行動なのかもしれないが。

物凄く、ベタ過ぎて、むしろコミカルにも思えるような展開がニヤニヤクスクスを誘発させる効能があって
「女の水着を剥ぎ取るらしいんや」のトコロは思わず吹き出してしまいましたね
やっぱそれかよ、的な笑
珍しく兵頭の存在がコメディ的に作用してたのも見逃せない
これまでは「ただ居るだけ」のキャラでしかなかったですからね
別に、それでも全然本編には影響はないっちゃあなかったんですが
作用するなら作用するでなんかイイね。と思うのもまた事実
なんだかんだガン見してるゲス系キャラ、というのはあまりいなかったので、コガラシの対比的にも良かったんじゃないかと

全部脱がされたヒロインズ、
痴態をそのままに晒す姿は・・・その・・・とても良かったです(超笑顔)
っていうか、むしろ今回のこれこそアウトになりそうなんですが、これはOKなんですかね?笑
しかも今週5番手だし、、、って事でジャンプ的にも「攻め」てるワンシーンだったですよ
でも、昔から色々ヤンチャして来たジャンプが良い子の雑誌になっちゃうのはとても遺憾ですので
むしろこれくらいがちょうどいいのだと思います(個人的判断)
紅潮フェイスの千紗希さんも堪らんクオリティでしたが、
何気に悔しそうな表情を浮かべてる友人の芹ちゃんもポイント高いです
いじめたくなる、っていうか。。
これが「幸せ」ってヤツなんですかね、ってしみじみと感じてます(アホ)

でも、こういうのでさっきまで暗い表情で仏頂面だった自分が笑顔になれている現実もあります
それを考えると「可愛い女の子」と「官能」の組み合わせは人を救う力があるな。と本気で思ってます
そういうニヤニヤクスクスで気持ちが楽になったりするわけで。。
そういうものこそ舐められちゃいけないな。と感じますね
まあ先週今週と位置は良いので、
これからも感想とアンケとプラスアルファで応援していきますよ
また光の位置が絶妙だなあ、とか
千紗希さんにこういう表情させたいなあ、とか
イロイロと感じる部分の多いセクシーカットでありました(満面の笑み)
今週も素晴らしくえっちで可愛くて、ドキドキ出来る仕上がりで最高だったかと思います
次週の引きも予想が付かなくて気になるので次号のゆらぎ荘もまた楽しみです


しかし、女の子とエロとで見逃されがちですけど、
この漫画コガラシくんも相当格好良いですよね
まるでヒーロー漫画の主人公のような安定感と強さがあって
“みんなの期待通り”コガラシが化け物を退治した瞬間のカタルシスが意外と高かったですね
自分は一切見ずに、女の子の嫌がる事をせずに、倒した後の事を配慮しつつ、きっちり仕事を果たす・・・
ここまで過不足なく描かれてるラブコメの主人公も貴重だなあ、と今週もまた思ってしまいました
やっぱ、男から見てもコガラシかっこういいもん(笑
そんなコガラシのキャラも改めて立ちつつあって、その意味合いでも良好だったと思います
ここまで主人公が好かれてるジャンプラブコメも珍しいので、今後も是非キープして健闘して欲しいですね。面白かったです、イロイロと!















一緒に海に行きましょう・・・な?(←
夜々ちゃんの健康的なカラダ、、、好きぃ
この子が本格的に目覚めたら相当キそうで今から楽しみです。


もうすぐ2巻も出ますね。8月4日。
コガラシの漫画だな~。と思った ゆらぎ荘の幽奈さん 1巻/ミウラタダヒロ

あとジャンプGIGAの感想は今週中に書くので、よろしければ。


ゆらぎ荘の幽奈さん 番外編「おねだりがすぎるこゆずちゃん」 感想(ジャンプGIGA 2016 Vol.1)

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                                 これはこれで・・・(オイ)。











いや~、ぶっちゃけ最近日常生活で(場の空気を保つ為の)作り笑顔以外の笑顔がまったくなくなってたんですけど
今日、この番外編を読んでたら自然とニヤニヤしちゃってる自分が居た事に気付きました
それはそれで(寂しい人だな、、、)って感じで申し訳ないんですけど笑
でも、それが事実だから仕方ないんですよね。

テーマは「男の落とし方」
そりゃそんなもん、ねえ?いくらでもあるじゃん。って思いつつ、
こゆずに翻弄されちゃうウブ過ぎる千紗希さんと幽奈さんが可愛かったですね
こゆず自身も相当可愛かったんですが。。

まず、ノリノリでなかったのが「いかにも」で良かったですね
二人とも男をあまり知らないので、凄く初心者っぽいムードが出てるのが非常に思春期の女の子らしくてよかったと思う
そして、大人になった(変化した)こゆずちゃんはこりゃまた物凄く可愛くて官能的な仕上がりになってるので
そちらは是非実際に購入して確認してもらいたい、と思います
大人こゆずは純粋にレアリティがあって良かったですし、
凄くセクシーで目の保養にもなりましたね(笑
大人こゆずのエピソードなんかも是非読んでみたい気持ちになりました。こゆずもヒロイン行けそうじゃん?っていう。


そこからは「オトコのコ」的に堪らん千紗希さんと幽奈さんのコスプレ合戦でした
幽奈さんは、こんな美少女に応援されたらそりゃ頑張っちゃうよねえ・・・!ってクオリティでしたし
千紗希さんに至っては、よし、一戦交えましょうか!ってテンションになってしまうレベルでした
また衣装が限りなく男の子向けでその辺もまた“分かってる”サービス精神の巧さが光ってましたね
ある意味妄想の中の幽奈さんや千紗希さんと会える感じ、、、というか
ある種の疑似恋愛的なエッセンスを感じさせる番外編で
その辺がまた、、、
ど真ん中にストレートバンバン放ってる印象でとてもよろしかったです

そう、読者のツボを理解して描いてる感じ、
本当に堪らない気持ちにさせるその演出力が素晴らしい・・・んだと感じました
千紗希さんとのいけないアバンチュール感なんかはホントにドキドキさせられる効能がありましたし、
ミウラタダヒロという方は純粋に「男の子向け」のラブコメを描くのに長けてるんだなあ、と感じましたね
「みんな」、じゃないですよ、あくまで「男の子向け」、なんです。
そこがまた少年誌に於いては王道の正しさを感じますね


こういう増刊に描き下ろす番外編って毒にも薬にもならないようなものが多い印象ですけど、
今作は8ページ、オールカラー、そしてコンセプチュアルな内容、、、と
非常に凝った仕上がりになっている力作だと感じられました
単行本に収録されるかは正直未知数なので、
ファンなら購入をおススメします
特に千紗希派・幽奈さん派・こゆず派あたりは
次は狭霧や夜々ちゃん、仲居さんあたりもお願いしますね(おねだり)

そして、見開きはベタながらも思わずニヤけてしまう仕上がりで(笑
こちらは大オチになっているので是非直接読んでドキドキしてもらいたいと思う
ああいう、、、いかにも初夜を思わせる演出もまたイイですよね
しかも、2人とも、って(笑
ごちそうさまでした。


最後に紅潮して恥ずかしがってる二人もまた良かったですね
幽奈さんがそそのかされて本気になりつつあるラストも良かったけど(笑
「意味不明だよ!」って千紗希さんのツッコミも面白かったし、コメディ的にも冴えてたかと
ミウラセンセは忙しい中お疲れ様でした。今週のゆらぎ荘の感想も書いてるのでそちらも是非よろしくお願いします
後はアンケでこの番外編に全力で票を入れるだけ、です。全力でっ!


しかし8ページでこれだけバンバン感想が出て来るなんて、改めて凄い漫画だわ(笑
益々支持したくなりました。また、性格も可愛いですからね。内面的にね。









よーし、注文しちゃうぞー!!(超真顔)
注文・・・させて下さい・・・(血涙)




天野めぐみはスキだらけ! 第36話「マズいぞ・・・!!」 感想ほか(週刊少年サンデー2016年35号)

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                                   良かった・・・(本当に)。










ところで、今日は星泉高校のモデル(と、思われる)星稜高校が甲子園出場を決めましたね
また水曜日に、サンデーの発売日に甲子園出場、ってのが運命的なものを感じますね
高校野球ファン的に12話の「星泉vs友学館」はニヤリとさせられましたからね
星稜vs遊学館じゃねーか、っていう(笑
石川の黄金カードの一つですよね。

今度また野球応援ネタがあったら星泉vs大松小谷とかでお願いします・・・笑








嬉しい。


自分があげたプレゼントを、大切に使ってくれてる・・・というのは嬉しいものです
しかも、このお話が秀逸なのは、これ見よがしに大切に、とか、自分の口から、とかではなく
間接的に(大事にしている)様子を見てジーンと来る、、、という方法論を取っているところですね
現実に置き換えて考えてみると、これ見よがしに「大切にしてるよ~」なんてのは相手のご機嫌を取るみたいで嘘っぽく感じます
だからこそ、大切にしてたお守りが失くなって、必死に探して、見つかった時に本当に嬉しそうにしている様を観て嬉しく思う・・・
と、いうのがホントにグッと来るんですよね
だって、誰かに見せてる訳じゃないし
確実に嘘じゃない事がすぐ伝わりますからね
そこまで大事にしてくれている、
なんだかんだいいつつも頑張って探してしまう学も本当に素敵だと思えましたし
そんな二人の相様に胸が温かくなる、ハートフル系の方向性をとことん突き詰めたような傑作回に仕上がっていましたね。

やっぱり、「嘘がない」というのはイイですね
あそこまで必死の形相で探している姿を散々見ている
更に、見つかって本当に安堵の表情を浮かべている、自分に向けた言葉ではなく
大事だ、と他人に発言するところを見ている・・・訳ですから、そりゃ嘘である可能性なんて全くないわけで
ここまでお膳立てされたらそりゃ感情移入しちゃいますし、自分がめぐみの立場でも正直感動するよなあ、って思うんです
お世辞である事を疑う余地が1ミリもないタイトルとは裏腹の隙のない作劇が実に見事で
また、この話数が2番手、巻頭の次に掲載されている、、、というのも個人的にはとてもグッド
「天野めぐみ」のほのぼのハートフルな一面を知ってもらうにはこれ以上ないくらいのチャンスだな~、と。
毎週アンケ出しててちょっとは貢献出来てるかな?と思いつつ、これからもこの調子で欠かさずアンケ出して行こうかなと
こういうタイプのお話が大好きな事もあって今週はいつも以上にニヤニヤ度の高い話数に感じてそれが兎角素晴らしかったです。

自分が心を込めて贈ったものを大切にしてくれる・・・ってのはやっぱり嬉しいもんですよ
自分の手を離れても、その人の中で生きている感じがするし、自分の気持ちも大切にしてくれてるようで二重に胸が満たされる
想いが伝わってる、そして日常に欠かせないものになっている、、、という事実はこちらまで元気になりますよね
そういうお話が読みたい(天野めぐみに限らず)気持ちが前々からあったので
なんだか今週のお話はそういう意味合いでも嬉しかったんです

何より、めぐみの心情に心から感情移入出来たのが大きかった
それは、きっと自分がそうであったとしても絶対に嬉しい出来事だってのが分かるから
共鳴出来るから・・・と、考えると
やっぱめぐみが半分は主人公なのかな、って思いますね
自分があげたプレゼントを大切にしてくれてる相様を見てキュンと来る、とか少女漫画のそれじゃないですか?笑
やっぱり学は主人公であり、相手役のヒーロー的な側面もあるよなあ。。って改めて思えた話数
今週は完全にハートフルに振り切った回でこういうのもこういうのでまた良いな、と感じました
めぐみの本懐が果たされた、想いが伝わった・・・という意味合いでは
今週もまたある種の「結実」だったのかもしれません
大手を振って支持したい傑作回だったかと
だから、この漫画大好きなんですよね。
めぐみも主人公であり、めぐみの目的・・・というか本懐が徐々に果たされていく感があるのがまた普通以上に大好きな要因なんじゃないか、と。
そんな風にも思いました。

これからも、めぐみの恋を応援しています!





しかし煽りもキてますね・・・笑


今週は学も本当に良かったですね
めぐみの気持ちを考えて必死に探す様や
「これじゃなきゃダメ」って発言自体が無意識下で大事にしている証拠でしたし、
あそこまで必死になって探してくれた事が個人的にグッと来ました
ちゃんとめぐみの存在が学の支えになってるんだなあ、、、と
そんな意味でも嬉しかったですし、
ちょっとは脈もあるんじゃないかな、って(笑

また、さり気にめぐみが逐一学を気にしたり、健気に待つ様を描いていた事で
めぐみの内面的な可愛さも表現出来てたのが尚良かったです
最後のやりとりも非常にラブコメ的でほのぼの出来て宜しかったですね

あと、学の妄想の中の泣いてるめぐみが凄く可愛かった・・・!














◆古見さんは、コミュ症です。

古見さん、よく言った。
メリット云々で付き合う関係性なんて正直しょうもないと思う
あの時の古見さんは正直少年誌の主人公っぽくて格好良かったですね
その分オチはやけに物悲しくコミカルなものに仕上がってましたが・・・
続きはかなり気になりますね(笑



◆ふれるときこえる

泉澤くんに構って欲しい?風の結川さん可愛いな
さとりと三角関係になる、、、って展開とかあるんだろうか
ただ、正直どっちに目があるかはいまいちよく分からないですね
さとりルートも結川さんルートも両方ある気は、する。

それにしても結川さんの服、まるでデートみたいに気合いが入っててキュンとした(笑



◆天使とアクト!!

これは随分分かりやすくて良かった
明らかに鳥羽の方が生々しい、、、というか
飾り気のない「素」っぽい演技なんですよね
アクトのは浮足だってるというか、
実際にアクトがそういう風に振舞うか・・・というと違うと思う
正に「想像」でしかない、って理論はかなり納得出来て秀逸だったかと
この漫画のこういういちいち納得させられるテイスト、相当好きですよ。

でも、アクトにきゅんきゅんしてる天央ちゃんは可愛かった(笑
そりゃ実際に評価されるのも生っぽい演技ですからねえ。










「天野めぐみ」の単行本3巻は来月18日!!
今から楽しみです♪


優樹さとる「陽だまりメモリーグラス」中心ヤングジャンプ2016年35号の感想

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今週は二つに分けます。











☆シンマンGP Season2 エントリー作品③ 陽だまりメモリーグラス/優樹さとる


まずは、「面白い」と思いました
そして、単純に「好き」ですね
先生と生徒ってだけでツボなのに、
そこに実の兄妹というネタをぶっ込んで来るとは・・・
その事実を知って泣きだす小野森さんの描写も、言葉で語るのではなく
仕草で彼女の心情を間接的に語っているようでそういう演出力も秀逸だったかと
元々無茶な恋だったのに、
更に輪を描けて無茶になってしまった、、、という二重の展開がユニークで面白かったですね
上記のカットは笑顔を切なく描く、ってテクニックなんですが下の空白も良い味出してるなあ、と

もっと良かったのはオチが良い意味で中途半端だった事
ある意味連載を意識している?って感じの続きを匂わせるオチで
これは確かに続きを読みたくなる、本当に「禁断の恋」に手を染めるのかが気になる、、、という
中々にワクワクさせるオチに仕上がっていて、正直ドキドキしちゃいましたね


兄妹の恋愛もの、と言えば
個人的にはアニメにもなった「恋風」が大好きで
今でもよく読む漫画なんですけど、ああいう、本当に切ない描写を描いてくれるならば
連載で読んでみたい気持ちもありますし、よしんばそういう方向性じゃなくてもこういう儚いテイストはとても青年誌的だと思うので
純粋に「こういうテイストの漫画をヤンジャンで読みたい。」って想いもあります
そしたら、今以上にバラエティパック化するでしょうし(笑
それが今のヤンジャン「らしさ」だと思うんですよ。
頑張って欲しいですね。

絵柄は、良いんですがまだ完成されている印象はなく
ところどころ荒くもあるんですけど(こういう書き方は正直嫌なんですけどね・・・いかにも上から目線で)
でも勝負どころのシーンは本当に良かったですし、伝わって来るものもあったので
どんどん良くなっていく素養も感じられてその点でも良かったです
何より、「何を描きたいか」がこれ以上なくはっきりしているので
読みやすかったし、感情移入もしやすかったし、入り込みやすかったなあ、と個人的には思いました
先生と生徒、そして、実の兄と妹の素朴でウブで、そして歓迎されない恋愛模様、、、
倫理観が強く問われる少年誌ではなく、大人が読む青年誌なのだからこういう漫画も俺的には「アリ」だと感じます
最後の疑似告白×2のシーンは胸がキュンとなる感覚があって物凄く良かったなあ・・・と思いました

言葉で切なさを語らせるのではなく、むしろ「笑顔」を遣って切なさを表現してしまう捻りの効いた演出力は本物
この才能があれば自然と連載も獲れるんじゃないかなあ、、、って感じました
勿論支持で、アンケでも票入れたいと思います。
前号の「彼女のホントウ。」と併せて読んでもらいたい一作
ヤンジャンも遂に「思春期」に手を出す気マンマンで、思春期フェチの自分としては嬉しい事この上ないですね(笑


小野森さんこと日和もとっても純朴な娘で可愛いですね
年食うとこういうスレてない純粋な娘が一番可愛く思えますね(笑
今のところ「彼女のホントウ。」に次いで大好きな作品になってます
今後の作品群にも注目ですし、優樹さとるさんの今後の作品にも期待しています。











◆もぐささんは食欲と闘う。

正直、つい余計なものまで買ってしまいますよね(笑
でも、余計なものを買えるっていうのはそれはそれで縛られてなくていいのかもしれません
それはそれで豊かっていうか・・・。

ハンバーグ食ってる百草さんの顔、エロかった・・・!
いつか小口のも



◆結崎さんはなげる!

読切時の良い意味でのゲスさがなくなってしまって
ただ単に結崎さんが可愛いだけの漫画になってしまっています
なんかこう・・・漂泊しなくてもいいところまで漂泊してしまった感じ

読者受けを気にしてるのかもしれませんが、ぶっちゃけ少年誌の読者ほど青年誌の読者はキャラが「良い人かどうか」なんて拘らないですよ
っていうか、青年誌で少年誌のような良い人、正義感が強い人が横行する必要性もないかと
来週カラーですけど、内容的にはいまいちピンと来ない話数が続いてる(気がする)
なんかこんな感想になってしまって申し訳ないです。
でも主人公の性格は間違いなく読切のが好きだったなあ・・・。



◆リクドウ

王子、強いですね
あそこまでリクが華麗に沈められるのも中々ないような
そしてこの漫画の女性キャラは総じて「メス」って感じがするのが個性的で素敵だと思いました。
勿論良い意味で。興奮する意味で!



◆かぐや様は告らせたい

最後のデレかぐや様がカワイイ(笑
会長の愛はとてつもなく大きいんですね
あとさり気に石上くんを最後まで気にしてるのが
揺れ動く乙女的でとても良かったです

まあでも心理テストはあくまで参考程度に、程ほどに、ですね。











次号はシンマン賞は一旦お休み、
ここまでで高レベルのが2作品も来てるので
次回以降も素直に楽しみです。今回恋愛ものが多くて正直俺得も俺得ですよ(笑
恋愛漫画、ラブコメディが大好きなんでね。


【誰かに強く愛されたい】杉戸アキラ新作読切 「宇宙侍カラブキ見参!」 感想(ヤングジャンプ2016年35号)

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                                  素敵な笑顔だ・・・。








まず、結論から書くと、
通勤時、キオスクでヤンジャン買って
電車の中でいの一番にこの読切から読んだんですけど
朝の電車の中で読んでいて泣いてしまいました
気付けば、涙が出ていた・・・という事で
必然的に、
「なぜ泣いたのか?」を分析するような感想になります
よろしければお付き合いお願いします。




愛が欲しい・・・。


純粋に、勇気を出して、告白して、
その結果こっぴどくフられるシーンがまず強烈でした
あれはあれで残酷っていうか、頑張っても報われない
願っても届かない、想っても伝わらない、、、
そんな現実的な相様を彷彿とさせるワンシーンで正直泣けました
あの挫折があったからこそ、期待させといて落とされる悲惨な出来事があったからこそ
誰かに愛して欲しかった
誰かに必要とされたかった
そして、誰かを愛したかった・・・という主人公の気持ちが伝わって来て感情移入出来たのかもしれません

本当は誰よりも辛いのに、
本当は純粋に愛を求めてるだけなのに
イメージだけで語られて、事情も知らずにカテゴライズされて、、、
そんな空吹くんに感情移入してしまったのは個人的なものもあるかもしれません
っていうか、ある種男の辛さが端的に表現されてたからこそ泣いてしまったのかもしれませんけど(笑
頑張っても、頑張っても、頑張っても、想いが届かない、気持ちが伝わらない・・・のは
本当に男性特有のペーソスが飾り気なくリアルに表現されていて
杉戸アキラさんは女流作家の筈なのに、
なぜここまで男子の気持ちが分かるんだろう、、、って正直驚愕でしたね(笑)。

でも、泣いた理由で一番大きかったのは同じ男として
女性に振り回される気持ちも分かる、というか
あのこっぴどくフられたシーンを見た時
「可哀想・・・。」って単純に思ってしまったんですよね
その後の空吹くんの涙するシーン見てたら、そりゃリベンジしたくなる
そんな悔しさの分だけ愛を求めるのも正直よく理解出来てしまったんです
本当は誰よりも愛されたい
誰よりも必要とされたい
そして、誰よりも愛したい・・・。
そんな気持ちが男としてよく分かる、だけに
こういうテーマのお話には感情移入不可避だった、、、のが正直な感想であり
電車の中で涙したのもまた事実です それは、理由を考えると情けなくもありますけど(笑
でも、男は辛いんスよ・・・。
そんな気持ちを掬い上げてくれるような作劇に感銘を受けてしまったのが個人的な本音ですね
空吹くんの不器用なところも、強く愛されたいと願う弱い部分も、愛する女の為に頑張れる男らしい部分もみんな大好きです
この子は本当に大好きだし、幸せになって欲しいなあ、、、と強く願ってしまいますね
気持ちが分かる分、余計に・・・。あと、ルックスも個人的に好みだしね笑

本当は、あの時愛して欲しかった
あの空気が本物であって欲しかった
願いが叶って欲しかった、
けど、
何一つ叶わなかった。

そこから、足掻いて這いつくばって本物の愛を手に入れる物語、、、と考えると
これは是非連載でも読んでみたくなる作品だなあ。って思ったんですが
ボクガ最終巻の宣伝的な意味合いも(もしかして)強いのかな・・・?って思うと
連載を睨んで描いたものなのかはちょっと未知数なんですが
個人的に空吹くんに感情移入しまくってしまったので
取り敢えずアンケは当然の如く出します、
ファンレターも送ります
今回も、大手を振って支持させて頂きます。







ネネさんのあの笑顔と「惚れたよ」ってセリフを見た時、
それまでの空吹くんのジレンマが一気に晴らされたような気分になって
涙がポロポロ零れてしまいました
単発の読切でここまで感情移入しちゃってるのも傍目から見て変かもしれませんが(笑
でも、本当に救われた気分になったんですよね 愛を求めて、必死に頑張って来た様が認められた気分になった
主人公の本懐が果たされた気持ちになってしまってそれが余計に泣けたんです
もしこれが連載になって、
本当にネネさんとお付き合い出来て
空吹くんが真の意味合いで満たされたりなんかしたら
めちゃくちゃ感慨深いだろうなあ・・・って今から想像して泣きそうになってます笑
あんな過去が、生々しい過去があった分、空吹くんには本当に頑張って欲しいし
変身ヒーローものとしても勢いとコメディセンスが溢れてて良かったかと
ベタなオチも良かったですし、個人的に想像以上に面白くて
なんだか幸せな気分になれましたね


それにしても、自分は杉戸アキラさんの漫画自体が大好きなんだなあ。って改めて感じました
コミカルなキャラの相様、大胆不敵なネタ(下ネタ含む笑)、迫力ある作画、そして女の子の可愛さ・・・
そのどれもが抱きしめたくなるくらいに愛おしくて、読んでて物凄くワクワクドキドキしてしまって
そんな興奮が終始止まらなかった素晴らしいエンタメコミックでした
キャラ良し、ギャグ良し、セクシーさ良し、、、って事で
割と何でも揃ってる秀作でもあったと思います
ネネさんのおっぱい、
空吹くんの可愛い紅潮フェイス、
イデ子よろしく教室のゴリラ女(笑)に
ゲス系のネタも冴えてて杉戸節満載!って感じでした
褒めすぎかもしれませんが、これは大手振って支持したい漫画なので許して下さい

繰り返しになりますが、主人公の空吹くんの気持ちに感情移入出来る作品だったのが大きかったですね
亡くなった母親の言葉、母親の愛を知らずに育った少年が、それでも愛を求めて、裏切られて、
それでも本当の愛を求めて必死で足掻いて・・・ってテーマ性が自分好み過ぎました
彼の涙も、彼の本音も、彼の頑張りも本当に素敵だった印象
また機会があれば絶対に読んでみたい作品
また、ボクガの藤原さんが好きなそうな漫画だな~と思ったので
ボクガファンにもきっと通じる作品・・・だと信じています
元々ボクガでも変身ヒーロー要素あったしね(笑
ラブコメとしても読めますし、
これは是非是非、という感じで
いち杉戸アキラファンとして喜びと感動を禁じ得ない傑作でした

最近、日常が辛いだけに一筋の光が差し込んだ、、、みたいな心持ちでした
また、次の作品の掲載も楽しみにしています!



あと「ボクガール」最終巻の感想も心血込めて書いたのでよろしくお願いします
嬉しいコメントも貰えてホクホクでした。
君が選ぶ道 ボクガール 11巻(最終巻)/杉戸アキラ










ビッグボイーン!!(超笑顔)

ラブコメ及びラブコメ要素含む作品ではヒロインの可愛さやシチュ、ドラマ性などが重要視される印象ですが
それと同じくらい「男の子」も大事だと個人的には思っています
特に俺は同じ男だからこそ、男の様子もしっかり見ています
その点今作は本当に気持ちが分かる、
いじらしくて、間抜けで、踊らされて、
不器用で、必死で、でも純粋で・・・とホントに感情移入出来る主人公だった
それと同時に、あまりにも男子がないがしろにされ過ぎな傾向が最近はあって
もっと男の苦悩だとか、ペーソスなんかもラブコメでも描かれてもいいんじゃないかな。って今作を読んで強く思いました
それは先週号の読切「彼女のホントウ。」でも思った事です あれもまた「男の子」のいじらしさにも尽力されていた作品でした
そんな作品を続けて送り出してくれるヤンジャンには感謝しかないですね

ネネさんも本当に杉戸さんの作品らしい天真爛漫な可愛さのあるヒロインで
男の子をストレートに励ましてくれる良さに満ち溢れてて素晴らしかったかと思います
またそんな彼女のデレ顔とかも見たいと思うので、同士の方は一緒に応援して頂ければ、、、と思います
取り敢えず明日アンケ出してその後ファンレターで援護射撃だ。久々の杉戸節、沁みました。最高。



花で世界を埋め尽くしたい 今村朝希「つくろぐ。」 第5話 感想(コミックキューン2016年9月号)

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もう5話なんですね
読切や連載獲得で喜んでたのがもうずっと前のことのように思います
こうやって毎月安定して読める、っていうのは随分嬉しいものですね
これ毎月書いてるような気がしますが・・・笑



今回は、改めて「つくろぐ。」は面白い漫画だな。と再確認しましたね
それは勿論今村朝希さんのファンだから書いてるのではなく
純粋にオリジナリティがあって楽しいな。って感じたんです

そもそも、こういう“手作り”を主題にした漫画ってよくよく考えるとあんまり思いあたらないんですよね
自分の力で創って、自分の努力で達成して、自分のアイディアで豊かさを切り拓いていく
そういうワクワク感みたいなものが豊富な蘊蓄と共に見事に表現されていて
個人的に更に多くの方に触れて欲しい、
良さが伝わって欲しいな~と思えるような、「つくろぐ。」の面白い部分が出まくっていた5話目に仕上がっていたかと思います。



確かにオシャレに感じるあたり、流石だなあ。


また、そんな個人個人の努力が誰かの力と合わさって
「みんな」の手作りになっていく、、、そんな瞬間がとても素敵に思えて。
華の栽培の知識と、創李の工作の知識が合わさって新しいオシャレな豊かさを生みだす
それぞれの才能を持ち寄って、気持ちの良い空間を生みだしていく・・・
そんな良さが確かにあるなあ。って思うんです
個人個人で終わらせてない、
二人の才能があったからこそ生まれたオシャレな小物・・・という印象で
本当にこの3人だからこその「必然性」にも満ちているのが尚更素敵だと感じました
大好きなものを、大好きな事を合わせて組み合わせて一緒に豊かさへと邁進していく
そういう漫画は正直あまり見当たらないし、
結構ポテンシャルも高いと思うんですよね
このご時世に手作り漫画、なのも凄く良いと思うし
食用植物を出した事で今後は菓子さんとのコラボも考えられそうだし、、、って事で
これからもどんどん素敵空間を生みだして行きそうな、行けそうな雰囲気に凄く満足度が高かった最新話になっていましたね
みんなで、いっしょに、てづくりで。っていうのが単純に見てて「好きだなあ。」っていうのもあります
苦労したからこそ、頑張ったからこそ得られる豊かさ、、、という点ではすごく生活に根差している漫画で
そういう部分も含めて色々とレアリティの高い見所の多い漫画に思えて仕方ないんですよね。作者ファン、って事を抜きにしても。

誰かに期待しても生活に彩りは生まれない
ボーッと突っ立ってても人生に豊かさは付随しない
だから、自力で豊かさ、豊かである事に邁進しているこの漫画を見て
「なんかすごくいいよなあ。」って感じてしまうのかもしれません
この漫画を読んでると単純に手作りしたくなるんですよね。
そんな本作「ならでは」のポイントを強く推し進めている作劇も含めて傑作回だったんじゃないかなあ、と。



後ろ(笑)。小ネタも光ってますね。


そして、今月で遂に主人公である華が大活躍しましたね
殺風景なだけだった庭を彩って、豊かさを演出して、オシャレに生まれ変わらせた
そこには勿論二人の尽力もあったし、アイディアも加わってたし、お陰だった部分も強い
なんか今月で3人が3人ともちゃんと自分の個性を出して活躍出来た気がして、そこもまた嬉しかったんです
ゴミ捨て場のような、荒野のような目に悪い場所を、イマドキのオシャレな場所にプロデュースした
それはぶっちゃけ心身的な豊かさに間違いなく繋がると思うんですよ
汚れた光景を見て、嬉しくなる人なんて一切居ないですからね
だから、
二人の才能に助けられてた華が
ようやく彼女自身の才能で逆に二人の力になってあげれた気がして
それがまた個人的にグッと来たというか・・・。棚ボタでも運の良さでもない、
自力で彼女の努力で生み出した豊かさだからこそ、美しくて尊いものなんだと。
そんな気がして、そこもまた「面白い!」と思ったんですよね。




可愛いなあ。


また純粋に絵柄がこなれてきて柔らかく可愛くなって来てるなあ、と
こういうカットを眺めていて思いました
特に口元の演出なんかは
今までなかったキュートさを感じられる仕上がりで
一番最初に挙げたカットも大好きなんですが、どんどん華ちゃん可愛くなってるな、って(笑
色々な花を植えて、自分の大好きなもので埋め尽くして・・・っていう、ワクワク感も良かったですし
本当にどんどん面白く、そして生き生きとした漫画になってるなあ。と単純に感じれたのが嬉しかった
蘊蓄も一杯なので「参考になる」という観方も出来る漫画だと思いますし、
今村朝希ファンとしても、
「つくろぐ。」ファンとしても
(主人公が活躍する話数という事もあって)是非触れて、触れるだけじゃなくて好きになって欲しいなあ。と思えた5話目でした

バケツにハマった華ちゃん、だとか
バケツへの制裁、とか
ほのぼのするようなネタの数々も純粋にほっこりする印象で良かったです

あと、高校の友達の告白?みたいな百合ネタや(笑
菓子さんも平常運転の女の子好きっぷりを披露していてそういうトコもイイですね
庭師ルックが素晴らしいのには、心の底から同意です。はい!(元気)












二人に「頼られる」華も過程を考えるとジーンと来たし、
この漫画の「自力で」(自身にとっての)豊かさに邁進していくテイストが再三になりますが、大好きです。
だからこそ感想でも全力で推したいと思いますし、アンケ等でも全力で推していくつもりです

コミックキューンはまだ創刊1年未満の若い雑誌ですが、
既にメディアミックスを獲得している連載も多数ありますし
人気が出そうな新連載も始まりますし、、、って事で油断はならない雑誌です
だから、今村朝希ファンとしても精魂込めて支持しなきゃ!って思います
取り敢えず二度目のセンターは貰えたので、
ここからが正に勝負ですね
ファンとしてもアピールして行きたい気分です。 ただ、そんなに気合いを入れずともこのクオリティならきっと好きになってもらえるんじゃないか?って
そんな気持ちにもなれた話数だったので、これまでの過程も踏まえて何かを感じてもらえたらこれ幸いです
よしんばここから入っても、この漫画のオリジナリティと楽しさはきちんと伝わる内容だったかと
まったりしつつ、色々な意味合いで感慨深くもあった今月号の「つくろぐ。」でした。
大好きです!


そんな「コミックキューン」本誌自体の感想も近々UP予定なので、お暇でしたら是非チェックよろしくです♪


ゆらぎ荘の幽奈さん 第25話「千紗希さんの肝試し」 感想(週刊少年ジャンプ2016年35号)

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                              またコガラシが格好良いんだよなあ・・・。











「お前だけが分かってくれればそれで良い」
「あなただけが信じてくれればそれで良い」という気持ちは正直分かります
八方美人、薄く広く~よりも、
たった一人強固な関係を結べる人間がいればそれでいい
多くの人間と「何となく」繋がっているのは
逆に誰とも本当の意味では繋がれていない気がする
それよりも、たった一人の理解者を
どんな時も自分を後押ししてくれる親友を―――――――
というテーマ性は物凄く好きですし、共鳴も出来たし、何よりお話としてシンプルに伝わる良さがあって素晴らしかったですね

誰にでも優しくする、のは
逆に言えば誰にも優しくしてないのと同じです
その点、コガラシは他のみんなに「頑張って」好かれる事よりも
宮崎さえいればそれでいい、お前が信じてくれさえすれば、それで構わない。
そういう事を「選んだ」のだと思います
それもまた、ヒロインの視点からすれば嬉しい言葉でしょうし
実際に自分もそんな事言われたら気分が良い又は惚れちゃうだろうな~、と思います(笑
そういう意味合いで考えると、やっぱりコガラシは男の目から見ても格好良い、同性から好かれる気質のある主人公であり
彼の言動や活躍が物語に深みや面白さを与えている節は誰が何と言おうと否めないよなあ、と今週号の内容ではっきりと思いました
要するに、ヒロインがカワイイ、エロい、以上のものがある。って事が言いたい訳なんですよね





また、今回は企てがことごとく失敗する~というのがコメディとしての楽しさの一部だったわけなんですけど
結果的にコガラシが認められたきっかけが千紗希さんの咄嗟の嘘だった、というのもまた巧かったですね
結果的に無意味だったようにも思える小細工でしたけど、
そのお陰でみんなの、千紗希さんの“想い”はきっちりコガラシに伝わりましたし
彼もなんだかんだでそんな気持ちが嬉しかったんだろうなあ・・・というのは彼の表情から読み取れるこれまた粋な仕様になっています
そして、千紗希さんが足を捻った~という嘘と演技が他の生徒に伝わって
それがきっかけでコガラシがようやく認められた~というのも
脚本としてよく出来てると思うんですよね
その上で、結局ラキスケが原因で疎まれるのでは?というラブコメらしいオチも良かったですし
今週は何もかもが上手くまとまって作用していた印象でとても秀逸だったと思います
大概が思慮の浅い子供じみた作戦でしたけど、その全てが無駄ではなかった
失敗したからこそ、伝わった想いがあったし、逆に得られた感情があった
そして、怪我の功名で、認められた事実もあった―――――
って事で前回の完全に官能に振り切ったお話とはまた違う
ゆらぎ荘のハートフルな一面を端的に切り取れているこれはこれで素晴らしい話数に仕上がってるかと思われます
とりわけ「他の誰にも信用されてなくても、お前が信じてくれてるんだったら、それでいい」って価値感は
やたら繋がりだの共感だの同調だのが支配する居心地の悪い大共感時代に於いては突き刺さる類のメッセージであり、
またこの意図が正確に伝わって欲しいなあ、と思ってこういう感想に仕上げました
広く浅く、よりも、狭く深く。その代わりに、満たされるくらいに強い想いを得る事が出来る。

別に全員に共感してもらえなくてもいい、
誰彼構わず好かれなくてもいい、
その代わり、
本当に深いところで通じ合えれば、それでいい。
そういう生き方も、悪くはない。そういう意図で描いたかどうかに関わらず
自分はそういう受け取り方、、、というか解釈で読みました。
逆に言えばそういうガッツキの無さが最後の良い結果を生んだのかも分かりませんね。
分かってもらおう、分かってもらおう!とガッツかなかった、自然に自らの美意識に基づいて行動してたからこそ
自然に分かってもらえた現実がある・・・と考えると(千紗希さんの嘘がきっかけとなったギミックも含めて)やっぱり“粋”を感じる、
そんな主人公と漫画だなあ。って思うのが個人的な感想でしたね



ミウラセンセは「恋染紅葉」時代からこの構図がお好きですね・・・笑


また今回秀逸だったのは
何気に肝試しに参加した全ヒロインとのサービスシーンがあったこと
一見コガラシと千紗希さんの良い話、って思われそうですけど
そんなお話の根幹を縫って幽奈さん、
そして狭霧はんとのえっちいシーンなんかがあったりして
脚本をきっちりまとめるセンスに加えてそういう分けへだてなくヒロインを目立たせるセンスも流石のものだと感じます
特に上記のカットと構図は、そのカット自体もむふふな感じで素晴らしいんですが、恋染時代からの読者にとってもニヤリと出来るカットに仕上がってて
二重の意味合いで嬉しかったなあ、と
要所要所でちょいちょいパンツが出て来るサービス精神に加えて
扉絵の褐色幽奈さんが凄くエロかったりとただ単にハートフルなお話にも終始してないセンスもまた秀逸でした
お化けなのに、お化けを怖がる本末転倒な幽奈さん、だとか、肝試しを勘違いしているコガラシだとか笑
そういう小ネタ群もまた面白かったのがこのお話の個人的評価の高さに繋がっているかと思う
また、さり気においたが過ぎたうららをコガラシが叱っているカットがあったのも良かったかと思います
細かいようだけど、ああいうのも重要ですからね。











むう・・・
一戦交えたいですな
なんというか、褐色だとエロさ2割増しというか・・・
ポージングと表情も相俟って妄想が捗る素晴らしい扉絵に仕上がってます
こういう堪能出来る官能を描ける漫画、それが「ゆらぎ荘」なんですな。これからも熱く支持させて頂きます。

千紗希さん、そしてそんな彼女の考えに賛同してくれたヒロイン達の気持ちといたわり、
そんな気持ちを嬉しく思いつつも、「お前がいればいい。」と言ったコガラシの圧倒的格好良さ、、、と
先週とは対になるような真っ当な“良い話”に仕上がっていてとても満足でした
その上でサービスも忘れずに表現、、、と完璧に近い話数だったんじゃないかと
ラブコメらしいオチも含めて、本当に良かった25話目でした。拍手。


今週木曜に2巻が出るので、同士の方は共にチェックしましょう
あと先週ジャンプGIGAの番外編の感想を書きましたので宜しければそちらも是非!


NEVER GOOD ENOUGH「hell freezes over」@千葉LOOK 16.7.30

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                        先週の土曜日にネヴァーグッドイナフのライブを観に行きました。












人によってまちまちだと思うんですけど、
自分は未だに中学生の頃に聴いていた音楽をよく聴きます
だから、正直「懐かしさ」とかは全くないです
cool drive makersもpre-schoolもIn the Soupもいまだ現役な訳ですけど
そんな昔から大好きなバンドの中にこのNEVER GOOD ENOUGHも今でも存在しています

「Invitation」という楽曲を聴くと、
一発で中学生の頃の自分に戻れるような感覚があって
だから、10年ぶりのこの復活公演は是が非でも行きたい公演で
始まる前は無性にドキドキワクワクしていて・・・ヤバかったですね
ただ、どのくらいお客さんが来るんだろう?っていうのは正直読めなくて
なんせ解散したのが10年も前なわけですから、埋まらなくても仕方ないかなあ。。って思ってたんですが
蓋を開けたらスシ詰めレベルでお客さんが来てました(笑)。あのグッドメロディの応酬に美声は皆忘れられなかったんだなあ・・・と嬉しい気持ちになりましたね
中学生の頃はライブになんて行けなかったし、この時代のバンドは大概ライブを観る前に活動終了している事が多いんですよ
だから、今回NEVER GOOD ENOUGHがこういう形で復活ライブをしてくれた事はそれだけで中学生の頃の自分が助かった気がしています
あの頃の気持ちのまま、楽しむ事が出来た名演になっていて本当に感謝感激でしたね。

それと、今回は最前付近で久々にモッシュ、シンガロング、ヘドバン、oioiコール、ダイバーを支える手伝いなどをしました
普段エモとかメロディック系のライブにそんなに行って無いので、物凄くレアな感覚もありつつ
小ハコでぐちゃぐちゃになるのもこれはこれで楽しいなあ・・・って
そんな事も久方ぶりに再確認出来た気がしましたね
ヘドバン自体はそれなりにやってるんですが
あんなに激しいモッシュに加わったり、ダイバーを支えたりは最近あんまやってなかったので
なんだか不思議な気分でしたけど、あれはあれで全力疾走感あって素敵な文化なんじゃないかな。って素直に思えました
それもまた少し前の自分なら、そんな素直には思えて無かっただろう事を考えると、年を取るのも悪くはないな。って少しだけ思えました
そんな夜の、自分の視点から観たネヴァーグッドイナフ復活公演の感想、です。












この公演の何が素晴らしかったか?と言えば
あのNEVER GOOD ENOUGHが、あのNEVER GOOD ENOUGHのままに、NEVER GOOD ENOUGHの音楽を最大限に奏でてくれてたこと・・・それに尽きます
要するに、期待を裏切らない、「あれ?違う」って部分がまったくない、もっと俗的な言い方をすれば全然衰えて無いように感じられたのが良かった。という話です
一曲目が「Check yourself」っていうのも「そうそう!」って感じだし、
そこから堰を切ったように溢れるグッドメロディと心地良いギターフレーズ、shinさんの美声・・・
特に声があの頃のままだったのは本当に中学生の頃、NEVER GOOD ENOUGHに夢中になってた記憶を強く彷彿させながらライブにのめり込むには十分な要素でした

MCを要所要所で挟み込みながらの構成も正直良かったです
10年ぶりの復活ライブでMCがほぼなしだったら寂しいですからね
そこもまた再会ムード全開で出し惜しみのない英断だったなあ、って感じました
「Woman」での突き抜けるような爽やかなメロディ、音楽から離れてたとは到底思えない前のめりなアンサンブルを聴いてたら
本当に感動してしまったというか、またshinさんは生で観ると眼力が強くて素敵だなあ、とも思いました
「Sunny day」等のアッパーな曲も挟みつつ、兎角心地良さしか感じない雰囲気でもってライブは進行
NEVER GOOD ENOUGHの瑞々しいギターサウンドはホントに唯一無二だなあ、、、と
お世辞とかではなく素直にそう感じながら聴いてました


また、NOBさんボーカルの曲も交後に入れていくスタイルも良かったです
「Silly Story」とか丁寧に丁寧に歌ってて良かったなあ。。としみじみ思い返しつつ、
この夜の中でも特にハードな音像が光る「1997」はヘドバン不可避なくらいのバンド演奏のゴリゴリ感が堪らない
爽やかな曲、アッパーな曲、沁みる曲、そしてハードな楽曲とワンマンならではの幅広い選曲もまた秀逸で聴き心地に優れていたなあ、と。

メロディの練り込み具合が素晴らしい「odyssey」、
柔らか味のあるバラッド「虹の橋」と惜しみなく名曲を連発
ここに来てまた更に別の一面を魅せつつ、一番思い入れの深い「Invitation」が来た時はヤバかったですね。。

この曲はイントロからして大好きで、ここまでキャッチーなイントロは早々ないんじゃないか?ってくらい何もかもがお気に入りの楽曲で・・・
乾いたギターサウンド、壮大なスケール感、そしてサビのアシッド感、コーラスワーク、、、と未だにヘビロテしているくらい大好きな一曲なんです
演奏した今だから書きますけど、もしこの曲演奏しなかったら、絶対落ち込むだろうなー。って観る前から思ってたので(笑
だから、、、本当に、、、嬉しかったですね。演奏したら嬉しすぎて泣いちゃうかな?って予想してたんですけど
実際は感動よりもただただ嬉しい感情の方が勝っていて終始ニコニコしながら聴いていました
生で聴くとコーラスワークがより重厚に聴こえた上に、ギターフレーズもより力強く響いていてその意味でも堪らなかったですね
この時ばかりは凄く大きな歓声をあげてしまった気がします・・・笑
でも、中学の頃から大好きな曲なんで、仕方がないですよね。

そんな「Invitation」が入っているEPの中から「Seed in the ground」も披露、と
正に俺得な流れが続きました この曲はよりポップに、より疾走感を強めて演奏されていて
そんなエネルギッシュな音像も若さを感じられてとても良かった
ねっとりとしたグルーヴを聴かせる「Here, There, Where」は逆に大人の渋みがあってコントラスト的にも良かったし、
そこからの流れは「LOVE,PEACE&UNITY」を皮切りに完全な盛り上がりモードに突入
前に押し寄せてくるお客さん、激しさを増すモッシュピット、沸き上がるoioiコールに
ダイバーも続出して(メンバーの誰かの?お子さんもダイブしてたような・・・笑)阿鼻叫喚の相様に
その小ハコでぐしゃぐしゃになる感覚・・・は、先述したようにとっても気持ち良かったし
それはそれでロックのライブの一つの醍醐味を強く感じさせるものでした
最後の「ひとつだけ」でも益々激化する盛り上がり、
拳を突き上げ、叫び、踊り、首を振り、
時にダイバーを支え・・・
単純に「激しい」以上に
あれら一連の流れはお客さんのNEVER GOOD ENOUGHに対する愛もあった気がして
そんな感情表現の手段としてもなんだかグッと来たし、熱い気持ちになれた終盤だったのでした
そして、最後までキレを落とさない歌声と演奏もまた久々のライブとは思えないくらい見事だったかと思います
とても素晴らしく、そして「現役感」の強いライブに仕上がってたと思います。ありがとうございました。

















アンコールもまた良かったですね
やっぱりこの曲がなきゃね!という「My last excuse」は
ある意味本編以上の激しい盛り上がりをもって展開されていきました
そんなピークに達したモッシュピットの中でも確かに伝わって来る美しいメロディと歌声こそ
ある種NEVER GOOD ENOUGHの真骨頂だったように思います shinさんの前のめりに歌う姿勢、ギターの弾き方もホントに格好良いのよ
爽やかでありながら、力強く、スピーディでありながら、丁寧さも感じる・・・と改めてネバグのバランス感覚って絶妙だなあ。ってつくづく感じられたんですよね
最後はみんなで笑顔で歌って終わる「心のメロディー」、って終着点も良かったと思うし
色々と、、、同世代またはNEVER GOOD ENOUGHを聴いて育った世代にエールを送る意味合いも強く感じられた公演でした
本当に満杯のお客さんが入った事、本当にあの頃のままのNEVER GOOD ENOUGHがそこにいた事、そしてあそこまでお客さんが白熱した事・・・
そのどれもが奇跡的で正に忘れられない一夜になった事は書くまでもありません

そして、
公演が終わった帰路の途中で少し泣きそうになってしまっている自分もいました
それくらい美しい公演だったし、今もNEVER GOOD ENOUGHの音楽に変わらずワクワクしちゃってる自分に会えたのも嬉しかった。
メンバーの皆さん、(再結成の)きっかけを下さった友人の方、活動を許して下さった家族の方々、
ハコのスタッフ、スタッフ、そしてこの日一緒に暴れてくれた全ての方々に(いちファンとして)感謝します。
また、機会があったら観てみたい。そんな風に思いました。この日このライブに行けて本当に良かった。








天野めぐみはスキだらけ! 第37話「似合う?」 感想ほか(週刊少年サンデー2016年36号)

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                           平常運転(笑顔)。










いや・・・正直「観たい」ですね
こういうのを。
こういうのをっていうか、
それくらいの隙が欲しい、っていうか・・・。
今週は素直にそういう事を思ってしまいました
また、学だけが観る、っていうのもイイじゃないですか(笑
初っ端から官能モード全開でこういうのも少し久々感あるな、と
まあ毎週何かしらあるっちゃああるんですけれど。

ただ、ここで「ラッキー」だけじゃなく
きっちり(間接的に)注意をするところに学の優しさがよく出ています
幼馴染が、そういう目で見られる事、恥ずかしい経験をする事を良しとしない
そういう学の優しさをさり気なく、押し付けがましくなく描けてるのが実に良かったです
また今回取った方法は「学にも見られてない」と思える方法だったので、案外ああいうのがいいのかもしれないですね
なんだかんだ言いつつ、めぐみには学が必要なんですよね。





しかし、ポニテのめぐみは正直可愛かったです
なんかいつもよりも清楚?な感じが出てるというか
ハッとするレベルの可愛さで素晴らしかったですね
またちょっと紅潮している謙虚さを感じる表情がいいじゃないですか(笑
「に、似合うかな・・・?」っていう心の声が言葉ではなく表情で伝わって来る、、、というのは
間違いなく高レベルの表現技法だと思います
学が素直であれば、
「似合ってるよ!」とか
「可愛いね。」とか言えたんでしょうけど
それは学のキャラじゃないし、そんな学はあんまり見たくないですからね
でもなんでしょう、チア姿云々よりもポニテの方に目が行ってしまう辺りポニテ好きなんですかね俺は
いや、恐らく好きなんでしょう。そして、こういう「髪型を変える」類のネタは大好きです
ツインテールとかも似合いそうなんでいつかやって欲しい!!と
血涙を出しながら間接的に懇願しつつ(笑
こういう「普段とは違うめぐみ」をアピールする演出が今週は一番秀逸でした
そりゃ、普段とは違う姿なんだから、普段とは違うリアクションが欲しいものですよね

しかし、思春期こじらせてるまーくんも正直可愛かったですね笑
面と向かって「可愛い」って言えないのはホントに「男の子してる」なあ、、、って思ったんですが
個人的にはこういう「思春期の男の子」を観るのも大好物だったりします
だって、思春期が(物語の題材として)トップクラスに大好きですから
それは年齢云々関係なくね。
もう少し、
大人になれば素直にもなれるんでしょうけど
あの年代とかだとそういうのは中々難しいんです
でも、それが結果的にチャンスを棒に(略

・・・や、これは俺の個人的なペーソスですから(笑)
学も時には素直になれますから多分大丈夫でしょう、うん。
まあ妄想の中じゃ素直になりまくってますけど(超笑顔)
でもなんか、
結局「似合ってはいるんだが」って言っちゃった可愛さ含めて
今週も安定のニヤニヤっぷりを楽しませてもらいました
サービスを挟みつつ、
思春期的相様にも着手した良い塩梅の36話目でした
珍しいポニテめぐみ含めて凄く面白かったんじゃないかと
褒められためぐみの嬉しそうな表情もまたほのぼの出来て良かったです。
あとオチの「もう1枚」も(笑



陸上の服・・・イイよね!














◆古見さんは、コミュ症です。

テレながらも本心を伝える古見さんが可愛かったです
なんだかんだいいつつも将来幸せなカップルになりそう(爆)



◆天使とアクト!!

うわー、今週は完全にラブコメじゃん(笑
天久ちゃんもイイ子ですね・・・。
アクトは(当然の如く)鈍感だから気付いてないでしょうが
いつか告白させてやって欲しいなあ。つーか、あそこまでされたら気付いてやって下さい笑
それほどアクトの頭にはなりちゃんの事でいっぱいなんでしょうね
追い付き並び、越えるとこまで含めて。

女装アクトは、アリだな(ぇ



◆ふれるときこえる

こういうドロドロ展開好きだねー
好きだけど、読者はあんまり好きじゃなさそうですね(笑
人の醜さを見るのも正直面白いんで(面白いというか生々しい)応援したいんですが
ここまでこじらせてると普通の人気を獲るには厳しかったりするんでしょうか
でも、ギスギス展開はかなり楽しみですね
来週が正直待ち切れない。











次週はめぐみが巻頭カラー!ですよ
先週今週の掲載順に加えて次週のこの扱い・・・を見るに完全に主力化した模様です
「あおざくら」も相変わらず面白いし、古見さんも好調、、、って事で
最近のサンデーは新人、中堅が頑張ってて面白いですよ
めぐみは、隙だらけなだけじゃない
ほのぼの要素やキュン要素も頑張っている作品なんで
こういう風に真っ当に評価されている現状は正直嬉しいです
しかも、合併号での巻頭ですからね・・・!
今週もアンケ出しますし、
益々気合い入れて応援していきますよ
3巻は今月18日発売なんで、同士の方はそちらも共にチェックいたしましょう。


かぐや様は告らせたい19話、結崎さんはなげる! 5話中心ヤングジャンプ2016年36号の感想

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☆かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 第19話 かぐや様は入れたい

「忌憚のない意見」というものがあります
毒舌とはまたちょっと違う、素直に感じたままに印象を話す事・・・だと思ってますが
今回の彼はあまりにも忌憚が無さ過ぎてただただ失礼なヤツになっちゃってましたね(笑
でも正直、それが物凄く面白くてクスクスを越えてゲラゲラ笑ってしまった傑作回に仕上がっていました。

いや、そりゃかぐや様は弓道やるのに都合の良いボディですし
逆に藤原さんは弓道やるのには都合の悪いボディでしょうよ
でも、それを敢えて口に出すか?っていう、
そういう楽しさがあったかなあ、と
正直正論だと思いますが
で、それに対する二人の反応がまた面白くて
藤原書記はストレートに怒って殴って照れて、、、っていうこれまたグッと来るリアクションで
かぐや様は・・・久しぶりに鬼になられてましたね(笑 また、かぐや様なら本当に犯しかねないのが何とも



藤原書記の冷徹アイズも中々・・・。



ここまで書いてて率直に感じましたがこの漫画「キャラいじり」巧いなあ、と
また嫌味な感じではなく単純に石上が素直すぎるバカだから~ってテイストになってたのも良かったかと
かぐや様の冷酷な視線、会長の鋭いツッコミ、更に藤原書記の怒りまで加わって
正にギャグ的に最高の話数に仕上がっていました
胸の事を指摘されて紅潮してプリプリする藤原書記も、
「絶対に赦さない」と完全に豪語するかぐや様の激昂も両方素晴らしかった

また石上自体のキャラも立って来た感覚がありました
典型的なペーソスキャラですけど、
割と優等生が多い漫画なので
彼の様な存在はアクセントとして際立ちますし
何よりスクールカーストのポジション的に共感出来る部分もあるなあ、、、と笑
確かに「サッカー部」だけでモテててる印象はありました また、なまじ強かったりすると・・・ね。
幸せ税、も、正直、うん、ちょっと、気持ち、分かる、かなあ・・・?っていう
この時点で俺も結構ヤバい気がしてるんですけど(笑

兎角、調子ぶっこいちゃった石上のやらかしっぷりと
そんな彼をゴミみたいな目で冷徹に見つめる女子二人、、、って展開と構図が面白過ぎましたね
この石上ってキャラは案外ナチュラルKYキャラとして使い勝手が良さそうな気すらしてきました
そういう点でも石上くんが今後どういう風に作用していくのか・・・に改めて注目ですね
益々ポテンシャルが高い作品になって来た印象です。


また、会長と部活をしたがってるかぐや様が純粋に可愛かった
こういう恋する乙女的なアプローチには大分弱いんですが
なんか想像も健気な感じで正直ニヤニヤしましたね
最後の疑似ハーレムネタも素晴らしかったですし、
今週はギャグとしても笑えて、ラブコメとしてもニヤつける最高のクオリティの19話目になっていました

でも、石上みたいなキャラは実は好きです。自分も虚無感だらけの人間ですからねえ。いつか報われて欲しいな。



☆結崎さんはなげる! 第5話 結崎さんの体力測定

カワイイ。


うーん、
今週は中々良かったですね
読切の方向性に近いお話だったと思います
砲丸投げとは違ってハンドボールだと上手く飛ばせない結崎さん
そんな完璧に見えた彼女の、珍しく不得手な相様・・・っていうお話で
覗き見てるような感覚、着目している雰囲気含めて良かったんじゃないかと思います

何よりも、最後の失敗して照れてる結崎さんが可愛かった
それもただ可愛いだけじゃなく、内面的な可愛さもあって
(それなりに)知り合いの大宮くんだからこそ、気恥かしそうに照れた表情を見せてくれる、、、っていう
「積み重ね」に近い何かがあって、そういう意味でも疑似恋愛的な意味合いでも今週は凄く良かったんですよね
普段は無表情なだけに、そういう些細な仕草が可愛いし、ちょっと報われた感じもする・・・のが実に素敵です
実際ちょっと作業手伝ったしね。体操服おっぱいも実に良かったですし(超笑顔)、今週も結崎さんは可憐で美しかった
こういう、、、先週みたいな無味無臭な感じではなく、青春っぽく、尚且つ主人公にとって役得感のあるお話の方が自分は好きですね
今のラインナップだと先行きは大変でしょうけど、読切から好きだった身としてまだまだ注目していきますよ。



この笑顔・・・素敵だなあ。
疑似恋愛的な良さもあるオチだったので
ラブコメ好きとして評価を上げたお話だったのかもしれません
もっとこういう話が読みたいッスね。大宮くん視点で。
今週はアンケ入れます。












ちょっと今日は色々あって疲れたので2本だけで・・・(すいません)
にしても先々週と先週のシンマンGP作品は最高でしたね
恋愛作品大好きなんで、今回も恋愛作品を応援しますよ
次号は合併号です!


頑張った分だけ認められるのが嬉しい ゆらぎ荘の幽奈さん 2巻/ミウラタダヒロ

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表紙は狭霧はんです。











各々のソロ回多数収録に桃色模様も超加速、
えっちぃシチュエーションと可愛いヒロイン達がたっぷり楽しめる優良ラブコメに仕上がってるんですが
鬼の様に乳首券を発行して更にこの漫画特有の家のようなハートフル模様を炸裂させた12話が色々な意味でシンボリックな話数に仕上がってるかな、と。

この世の中は、
「頑張ったら頑張った分だけ認められる」ような優しい世界ではありません
むしろ頑張ったら頑張った分だけ都合良く利用されてポイ
・・・や、こんな事は別に書かなくていいんですが(笑
それが理不尽に感じる時もあります
だから、
コガラシが彼なりに彼の美意識で以って頑張って
それが荘のみんなに認められつつある、、、のがはっきりしたこの話数は
正直言って感動しました もう既に本誌で読んでいるのにも関わらず、です
そういうハートフルを表現する技法は本当に巧い漫画だな、と思いますし
各々のヒロイン回を個別に行ったタイミングであの話が来るので
(単行本でまとめて読むと更に伝わりやすかった)、
過程という意味合いを含めて感慨深いオチになってるんですよね
それまでは容赦のない桃色天国ですからそこばっか注視されそうですけど、
そういう、、、真っ当に心が温かくなる漫画。つまりは、ミウラセンセが提唱している
「温泉の様な漫画」に正しく成り得ている相様が兎角素晴らしかった2巻目でしたね。

また、幽奈さんと千紗希さんのお話では
千紗希さんの心優しい尽力と好意のお陰で
幽奈さんが心の底から満たされる様子を描いてたりもします
そこまでがやっぱり桃色ですから、このお話もそこに注視されてると思われるんですが(笑
でも、姿が見えなくても、自分と話してくれて、自分の幽霊の写真を見ても怖がらない
どころか、可愛くデコレーションしてくれる。。そんな「ただの人間の」女友達は彼女が初めてだったわけです
そこまで深く考えた上で、最後の幽奈さんの涙を見ると、今まで化け物扱いされて来た分、本当に嬉しかったんだろうな・・・って思えて
沁みるような良さがあるんですよね 少なくとも一般人でここまで幽奈さんに良くしてくれたのは千紗希さんが初めてだったと思うから。
心で繋がれたような気がして、それがきっと凄く嬉しかったんでしょうね。


人が他人を想う気持ちだったり、
リスペクトする感情だったり・・・が
さり気なく色々な話数の要所要所に描かれていて
そういうトコロも読んでいて凄く気持ちがいいんですよね
どのキャラも本当に良い子だし、(ある意味)素直だし、可愛げがあってそういうトコロもまた最高なんです
その上で、敢えて言及しますがお色気・サービス模様も実に最高なんですよね(超笑顔)
狭霧はんは紅潮しながら度々エロ要員として頑張ってくれてますし
夜々ちゃんも意外と官能的なボディで堪らない、
幽奈さん、呑子さんの無防備さもイイですし
唯一乳首が出て無い仲居さん、、、という聖域ポジもこれはこれで良い感じ
こゆずも出て無いんですけど、まあ正ヒロインでなくマスコットポジって事で。。
でもそんなこゆずも下着姿を披露したりロリ派にも優しい仕様になってます
千紗希さんも相変わらずナイスバディで照れる表情も実にグッと来る
極めつけは、まさかの子作り所望ヒロイン朧ちゃんまで来襲・・・!!という事で
正にエース級の女の子達が続々とサービスしてくれる漫画にもなっているので
正直面白いのも当然というか、
ある種ここまで出し惜しみがないからこそ
今のポジションを築けているんじゃないかな。。って
単行本でまとめて読んでて改めて思いました
これだけヒロインが多くて出番も与えられていればお好みのヒロインが一人二人見つかると思いますし
それぞれとの妄想も捗る一冊に仕上がっているので「少年誌のちょっとエッチなラブコメ」がお好きであれば気に入る確率の高い作品です
何より、どの女の子も純粋に可愛く、コメディとしてもレベルが高いと思うので単純に読んで欲しい漫画でもあります
少なくとも、自分は大好きです!!って事で、
そんな想いを益々強くさせてくれる素晴らしい2巻目に仕上がっていました

・・・個人的に、狭霧はんのエロボディで、乳首解禁のシーン(8話目ラスト)で、お世話になったのは内緒です(笑


ただ、やっぱり「コガラシが格好良い漫画」でもあるんですよねぶっちゃけ
正直単行本の表紙にいつかコガラシが抜擢されてもいいんじゃないか?って思ってるほどですもん
少年誌にありがちな無駄に熱血じゃない、無駄に前のめりじゃない、あくまでさり気なく、粋な良さのある主人公で
自然体に頑張ってて、あくまで戦いを避けようとするところなんかも好きで、凄く見ていて気持ちの良い男だと個人的には思ってます
設定の妙もあるんでしょうが、
正直女の子陣が惚れても仕方のない男・・・として描かれてるのが
きっとこの漫画に感情移入出来る一番大きなポイントなんじゃないか、、、と思うと
やっぱ「コガラシの漫画だと思う。」ってサブタイを付けた1巻の感想も決して間違って無かったな。と
いつもはひょうひょうとしてて、でも要所要所で思い遣りがあって、時折熱いハートを覗かせたりする
そんなコガラシ特有の“距離感”が自分は大好きで
はっきりいってヒロイン達に引けをとらないくらい俺は主人公のコガラシ「も」大好きです
つーか、実際に頼り甲斐があって、でも距離感を大事にしてて、色々と万能な男、、、がいたら
女子もほっとかないでしょうしね(笑
ヒロインの恋心にも感情移入が出来る、
そんな少年誌のラブコメは、特にジャンプでは稀有だと感じるので
その意味合いでもラブコメ好きにもチェックして欲しい作品
2巻目も益々(色々な意味で)豊かに進化している感触を受け取れて素晴らしかったと思う











ちなみに、呑子さんのお話の、例の注意書き(?)の小ネタは単行本でも掲載されています
あれ、個人的に凄く笑えた演出だったんでこれはグッジョブだなー、って思いました
ミウラタダヒロさんのペーソスを感じる事が出来てあれめっちゃ好きなんですよね
や、一応「違う」って否定はしてるんですけどね(笑
呑子さん、すごく素敵な女性だと思いました
コガラシの気持ちを楽にさせるあの発言含めて、あの話もまた心に残りましたねえ。



ゆらぎ荘の幽奈さん 第26話「チークダンスと幽奈さん」 感想(週刊少年ジャンプ2016年36・37号)

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王子様・・・!
って事で、今週も素晴らしいお話に仕上がっていました
っていうか、正直あまりにもコガラシがキラキラし過ぎてて思わず笑ってしまったんですが(笑
そりゃ女の子も惚れちゃう、夢中になっちゃうよねえ、、、ってのが直で伝わって来る傑作回になってたと思います。



実に素晴らしい(超笑顔)


そもそも、最後のあれは本作の設定を最大限に活かしている作劇だと思いました
幽霊だから、目に映らないから、一緒に「何か」をしていると他人にアレな目で見られるから、こそ
そんな「他人の目線」を一切気にせず純粋に自分と踊ろうとしてくれる好意が物凄く嬉しい・・・というのは
すごく真っ当な作劇ですし、女の子の目線から見ると確実に「格好良い男の子」そのものなんですよね
臨海学校だとか、そういうイベント事を味わった事がない幽奈さんだからこそ、
そういう想いを味あわせてあげる事の尊さと正しさと美しさ、、、のようなものが
今週は煌びやかに光りまくってて物凄く堪らない話数に仕上がっていましたね。

「俺の目には見えてる」
例え周りには分からない
周りには映らない存在でも
俺の目には見えてる、
だから一緒に踊ろう。っていうのは
女の子の、幽奈さんの気持ちになって考えると
ちょっと気持ち泣けるくらい感動的な行為と台詞であり
うるうる来ちゃうのも、そんな彼を気にするのも納得が出来る
それくらいに素晴らしい作劇だと思いましたし、煌びやかな作画演出も映えてました
また、そんなあまりにも粋すぎるコガラシきゅんが正に王子様みたいで・・・!!
かつて、単行本1巻の感想で「コガラシの漫画だと思う。」みたいなサブタイを付けたのは
間違いじゃなかったな~って今週もまた、いや、今週のがより強く思ってしまいました
だって、明らかに格好良い行動じゃないですか(笑
自身が恥を掻く事よりも、
自分の想いを優先してくれた
それはなんて感動的で、
なんてロマンチックで、
なんて美しいシーンなんだろう・・・って素直に思えた
女の子のときめきも、ロマンスも掬い上げてくれるようなコガラシの主人公っぷりに兎角魅せられて
完全にこの「ゆらぎ荘の幽奈さん」って漫画に酔ってしまった・・・のが本音ですね
男の子の気持ち、リビドーを解消してくれる類の漫画だと思いますが
女の子の気持ち、ロマンスを叶えてくれる漫画にもなってるな~ってはっきりと感じました
それくらい今週は素晴らしかった・・・!って断言してしまいたい気持ちです
こういうロマンチックで、良い意味で気障な作劇が大好物なので
そういう意味じゃ自分的に堪らない話数でした

とにかく、今週は「コガラシが王子だった。」の一言で済ましたいくらいに彼の王子様っぷりが強烈に焼き付いたお話だったんです
勿論それまでのムフフな桃色タイフーンの数々も秀逸だったんですけど、最後のコガラシの粋さが全部持って行ってしまった感じ
コガラシではなく、幽奈さんの心情に感情移入してしまった、シンクロ出来てしまった、、、あたり
本当にヒロインもヒーローも同等に大好きで、可愛い&格好良いと思える、そんな凄まじい作品に益々なっているのかもしれません
いやあ、朝っぱらから相当良い気分にさせてもらいました。良質なロマンスを味わえて幸せな気持ちでしかないです。
こういうテイストのお話も、ミウラセンセ的には気恥かしいかもしれませんが(何となく)、是非また気が向いたらやって欲しいです
自分は自分の思ってる以上にラブコメに於ける「男の子」も重視してるんだなあ。って改めて感じられたお話でもありました
ストレートに幽奈さんの願いを叶えてあげたコガラシ、格好良かったよ。
男の目から見ても。





あとこの先生は後々クローズアップされそう、、、なほど
ちょっとの出番だったのに印象に残りました。
いや、
正直かなり好きなタイプのキャラである予感がヒシヒシするので
是非クローズアップ希望です。ファンレターとかに書いて出してみるかな?(笑
なんかエピソードを想像するだけでニヤニヤしてしまうんですけど。
まだまだ「ゆらぎ荘」は隠し玉が満載そうでワクワクが止まらないですな。
最近は安定しているとは言え、強力な新連載も始まってるのでアンケは欠かさずに出して行くスタイルでファンとしても頑張ろうかと
感想も勿論毎週心血込めてUPしていくつもりだし、そうしたくなるクオリティの漫画だと思います
再三になりますけど、今週のコガラシには本当にヤラれたね
彼ならば、単行本の表紙に抜擢されても許されるんじゃないでしょうかね?
そんな単行本2巻の感想も書いたので、お暇でしたらチェックよろしくお願いします!

頑張った分だけ認められるのが嬉しい ゆらぎ荘の幽奈さん 2巻/ミウラタダヒロ


やはり、ミウラタダヒロさんの漫画は
「キャラの誠実さ」が伝わって来るので凄い好きですね
それは原作者は違えど「恋染紅葉」から地続きだと思います
むしろピンになって益々その要素が強調されて来たようにも感じられます
これからも個人的に応援していきます。







うん、なかなかの絶景ですね!(超笑顔)
なかなかっていうか、すごく

狭霧はん、幽奈さん、千紗希さんとのトリプルラッキースケベも良かったです
それに関して色々と思慮を巡らせているヒロインズの内面的な可愛さも含めて(笑)。



セカイイチ×LOST IN TIME「ハイブリッドワンマンショウ2016 theFINAL」@渋谷eggman 16.8.6

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                           土曜日はセカロスのワンマンに行ってきました。











以前から気になっていたイベントだったんですが、
今年ようやく参加する事が出来ました
そしたら、もう無条件に楽しくて楽しくて!
ハイブリッドワンマンってどういう事なんだろう、って思ったら
もう常にお互いのバンドメンバーが絡んでいる状態のツーマン、、、って感じで
ある意味新時代の新しいライブの形なのでは?と観ていて思いましたね
7人で演奏する事でより強固な印象に変わるアンサンブル、
メンバー同士が絡む事で生まれる化学変化・・・って事で
正直もっと前から観たかったな、って思う位のイベントになってたんですが
この渋谷エッグマンってハコ自体がパーティスタイルのよく似合うハコだったので
ある意味初めてのハイブリッドワンマンがここで良かったのかも・・・とも同時に思いました
兎角、「ただただ楽しかった」というのが究極的な本音ですね
素晴らしい企画、ありがとうございました。

尚、ファイナルって付いてますが
普通に「またやる。」との事でした
このスタイルの“ワンマン”もっと流行ればいいのになあ。
物凄く革新的なことやってるなーって観ていてずっと感じてましたよ。
やっぱセカイイチもロストインタイムも最高のバンドだわ。













■セカイイチ

岩海苔で慧さんはよく観てますけど、
セカイイチ本体のライブを観るのは久方ぶり
したら、相当バンドが様変わりしてたというか
正直凄い良かったですね
デビュー当初の土臭いイメージは完全に消え去って
ヒップホップのテイストも取り込んだオシャレで都会的な音楽に生まれ変わってました
また、ライブ運びがめちゃくちゃ巧くて、ノせるのも上手いし、流れ、雰囲気を作るのもかなり熟練の技を感じましたね
この日が土曜日の夜だったのを上手く利用して「Holiday」って曲でガンガン上げたり
「Daylight」で源ちゃんを呼び込んでラップバトルで盛り上げたり、
もう純粋に音楽にイカせ続けられた感じ。
敢えて俗的な言い方をすると音楽の床上手・・・的な。
そんな、相当練り込まれた、こちらが一切気を遣わずとも、自然に踊ってこぶし上げたくなるような
とんでもないクオリティのライブを繰り広げてた印象で正直「すげーわ。」と
もう既にベテランの業を感じた辺り、
セカイイチはライブバンドと呼ぶべきなのかもしれません

海北さんと一緒に歌った両親、家族に捧げる感謝の歌では純粋な歌の上手さ、感情表現の巧みさも披露し
ノせるだけじゃなく、情感に訴える事も出来る、、、という隙のないセットリストで
本当にもうただただ手放しで褒めちぎりたいくらい脂が乗ってたんですよね
最後の曲では7人全員の一体感が凄かったし、
ソロパートを全員分用意する演出もめちゃくちゃにアガった
海北さんが慧ちゃん天才。ってよく言われるのも分かるくらい才能の塊なのを感じましたし
またバンドとしての幅広さ、演奏のキレにも終始感動してしまった公演でした
久々に観たセカイイチ、本当に素晴らしかった。また観たい。



■LOST IN TIME
1.26
2.366
3.はじまり
4.呼吸
5.明け星
6.約束
7.ココロノウタ
8.ブルーバード
9.鼓動
10.ライラック
11.希望
12.手紙

(セカイイチ「あかり」を挟んで)
13.30

14.今夜はブギ―・バック



しかし、ロストもまた負けてなかった
まず、7人のダイナミックな演奏で聴く「26」が凄かった
この曲ダブルドラムだとより楽曲の持つ躍動感が引き出される印象で
この先またこの曲をダブルドラムで聴きたい・・・!と切望してしまうほどに
ダブルドラムの状態で歌うには最適の楽曲でそのチョイスも秀逸だと思った
「はじまり」では間奏の三井さんのギターが鳴きまくりでロストもまた持ち味を存分に発揮していく
切なさ溢れる「約束」で少し泣きそうになり、中内さんのギターもまた渋み満載で素晴らしかった「呼吸」も絶品
「明け星」というアダルトな楽曲を選んだのもこの日の雰囲気的に合っていて唸らされました この曲では慧さんもアコギとコーラスで参加
「ココロノウタ」では海北さんの絶唱が聴けて連日ライブというハードスケジュールなのに無茶するなあ、と(笑
この日以降も弾き語りツアー続くのにあんなに喉を震わせて命懸けてるなあ、と振り返ってしみじみと感じてます
気持ちも十分に伝わったところで、ここでまさかのレア曲「ブルーバード」。

これはね、正直大好きな楽曲なんでめちゃくちゃ嬉しかったですよ
イントロの海北さんの情感たっぷりのキーボードの音色が響いた瞬間に「ああ、これこれ!」って思える感じが最高
この曲は慧さんと一緒に歌っていて、慧さんの沁みるような歌声も実に良かったなあ・・・と惚れ惚れしました
レア曲にするには勿体ないくらい良い曲だと思うので今後も是非やってもらいたい(懇願)。

吉澤さんがまさかのロストのドラム担当、源ちゃんがハンドマイクで真ん中で歌い切った「鼓動」、
楽曲自体歌詞が突き刺さる曲で大好きなんですがこの日はそれに加えて色々とレアリティ満載で良かった
吉澤さんのドラムは結構テクニカルなドラムでその化学反応も面白かったですね
源ちゃんのドラムはかなりパンクからの影響が強いのかな?って比較も出来てそこもこのワンマンの面白さだと思う
なんせ一緒に叩く訳ですからね。

これまた詞世界に泣きそうになる「ライラック」、
全身全霊で歌われた「希望」と来て
最後は「手紙」を7人で演奏・・・だったんですが
これがまた物凄い爆音バージョンに仕上がっててそのとんでもない威力に笑みすら零れました(笑
なんせギター3人、ベース2人、ドラム2人が一斉に全力で奏でるアレンジでしたからね
相当の熱量と気迫をステージにぶちまけてこの日のワンマンは終了、
完全にライブの床上手だったセカイイチと、
普段以上にエモーショナルに振り切ったロスト・・・と
どっちも違った方向性で振り切ったライブに仕上がっててめちゃくちゃ満足度の高いワンマンでした
アンコールの「あかり」、「30」もまた締め括りのメッセージソングとしては秀逸だったかと思います













しかし、ダブルアンコールの「今夜はブギー・バック」のカバーもヤバかったですね
完全に「ラッパーとして」ステージに上がっている慧さんのノリノリ感が終始面白かったし、ラップ自体も最高だった
源ちゃんとのかけ合いも良かったし、何より海北さんのサビの歌唱が想像以上にフィットしてて物凄く快感だったんですよね
慧さんの執拗な「セカイイチ!」「LIT!」のコール&レスポンスも正直ブチ上がりましたし
なんかもうぶっちゃけ「最高だった」「気持ち良かった」「楽しかった」とか、
そういうシンプルな言葉しか出てこないような抜群のクオリティのダブルアンコでした
この素晴らしすぎる空間はどっちかのファン、或いは両方のファンなら絶対最高なんじゃないかな。って思うくらいのクオリティだったんで
また来年以降開催される機会があったならば、損はしないので是非参加して欲しい。と純粋に感じました
予想以上に、想像以上に面白くて最高な企画だったのが本当に嬉しかったですね。セカロス。

後、そろそろ岩海苔の公演もまた観たくなって来ましたね(笑)。近々ないかな。



【祝!巻頭カラー】天野めぐみはスキだらけ! 第38話「スゲーな」 感想(週刊少年サンデー2016年37・38号)

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                                  頑張るキミが好き。











人間は、
どうしても他人と自分を比べてしまう生き物なんだと思います
例えば、他の人と俺を比べてみると・・・考えるのが嫌になるほどボロ負けしてるんですよね
そりゃもう目も当てられないレベルで。。他の人はみんな「正しい」のに、自分は常に「間違っている」
そんな感覚を抱き続けたまま生きている時点でお話にならないレベル
サッカーなら10-0の大敗、野球なら5回コールド、バレーなら1セットも取れずストレート負け、相撲なら開始数秒で寄り切られちゃってるような・・・
所詮そんな人間でしかないんですよね
裏切られた経験に胸を痛める事もありますけど、
逆に言えば裏切られるって事はある意味「その程度の人間でしかなかった。」とも言える
それを考えると益々毎日大敗してるだけの無意味な人生なんじゃないか、、、と空しくなる事も正直多いです

自信も何も無い
正直、何も無い人間ですから
スーパーマン達を見てただただひれ伏してるだけの、
無条件降伏してるだけの膿でしかないですから
実力も他人に好かれる力も、コミュ力も経済も運もすべてが無に等しくて
「正しい人達」の背中を追い駆けて追い駆けて、追い駆けて追い駆けて、それでも追い付けなくて途方にくれてるような。。
そんな人間でしかないんです
他人に誇れるようなものを一切持たずにここまで来てしまったんで
もうここまでの人生自体が無価値でどう仕様もない、頭を抱えるレベルの悲惨さで・・・
だから、今回のお話の二人の気持ちも分かるんですよ。



誰かに認めて欲しくて、学に格好良いトコを見せたくて。


学は社交的でみんなから愛されるめぐみを見て劣等感を受け、
めぐみは秀才で何でもソツなくこなせる学を見て劣等感を受けた
だから、自分にも誇れる「何か」が欲しいと思った
必死にそれを追い駆けているお話・・・
だからこそ、
正直読んでいて泣きそうになってしまったし
好きな人の前では「誇れる自分でありたい」と頑張るめぐみの姿に感銘を受けてしまいました

それは凄く美しく、尊い姿勢でもあったんですけど、、、
裏を返せば「ないものねだり」とも取れます
めぐみには学の器用さを羨む必要のない天性のセンスがあり、
学もまためぐみの愛されっぷりを羨む必要がない地に足のついた努力家な一面がある
これつまり、
二人ともお互いの、、、自身の魅力に気づけてないってお話でもあります
君が死ぬほど欲しがってる憧れの人の感覚
だけど、
そんな憧れの人もまた誰かが持つ絶対的なセンスを欲しがっている・・・と考えると
無暗矢鱈に比べて落ち込んでネガティブになるのも考えものなのかもしれません
めぐみにはめぐみの、“めぐみだけ”の良さがあり
学には学の、“学だけ”の良さがある
だから、
それを信じて歩み続ければいい
そういう事こそ「自分を信じる」というありふれた言葉の本質なのかも、、、ってこの話数を読んで少し思いました。

誰よりも頑張って結果出してる学を見て、
自分だって頑張って、誇れる天野めぐみで居たいと思っためぐみの心意気
そんなめぐみが自分の「凄さ」を励みに頑張っている、という事実を知って考え直す学・・・
このストーリーラインの美しさが今週は相当ヤバかった気がします

それは、
「君が君自身では気づけてない、君だけの魅力を見つけよう。」という間接的なメッセージのようにも感じます
どうしたって他人と自分を比べて鬼の様に落ち込んでしまう現実があるんですけど
そもそも人間自体がそういう作りなら、そんなもん誰もが思ってる事ですし
結局延々とないものねだりしてるくらいだったら、
自分に「あるもの」を認めて
それを軸に、それを信じて頑張ればいい。
個人的には、今回のお話をそういうものとして受け取りましたし
実際に少年少女らに送るメッセージストーリーとしては相当秀逸なものだったかと思います
また一つ、「天野めぐみ」の違った引き出しを見せてもらった印象でハッとしましたね


「いつでも、他人に誇れる自分でありたい」
「自分だって、「何か」が欲しい」
そういうキャラの心情に気持ち泣きそうになったのは
今現在自分自身迷いだとか葛藤の中にいるからなのかもしれません
でも、そんなめぐみの心境もまた可愛くて、素敵だなあ・・・。とも思ったり。
本当に良い子ですよね。それを再確認しましたし、学は学のやり方で頑張っていって欲しい、って感じました
今回だって、きっと縁の下の力持ちキャラとしてある意味めっちゃ活躍した、って言えますしね。
なんだかジーンと来るお話でもあってまた一つ本作のポテンシャルを見直したりもしました
何より、こういうお話を描いてくれてありがとうございました。
自分も、自分らしく頑張り続けられればいいんですけど(笑













今週は合併号で巻頭カラー!!ですよ
2週間本屋に置かれる合併号で、新参の漫画が巻頭、、、ってキてますねえ
ここ最近は自分の推してる漫画が随分好調になって来てますが、
ここに至るまで散々泣きを見て来たので、
そりゃもう挫折しまくって来ましたので
ある意味他の方がもう既に味わってるであろう感覚をようやく自分も味わってるトコロなんですよね(笑
でも、そんな亀の歩みもまた自分らしくはあるのかな・・・って少しだけ今思いました
何にせよ、ここまで(いちファンとして)辿り着けた事が嬉しいし、
応援が報われてるのも嬉しいので、
今後も手を抜かずアンケに感想にプッシュしていければ、、、と思います
次週は合併号なので本誌はお休みになりますが、代わりに18日に単行本3巻が出るので
そちらの感想をお暇でしたら是非チェックお願いします。本当に最近のお気に入りです、「天野めぐみ」は。



かぐや様は告らせたい20話中心ヤングジャンプ2016年37・38号の感想

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なんか最近は気が付けば「いかに自分が負け犬であるか」だとか
「いかに自分が無価値であるか」だとか、
そんな事ばっか考えてしまって生きるのが正直辛いですね

自分の何もかもが「通用しない感」というか、
他人が平気で持ててる感覚ですら持ってない自分って何?ってよく考え込んでしまうんです
“みんなと同じになれない自分”及び
“みんなと同じにならない自分”がいて
もう本当にどうしようもないんですけど
だからといって、嘘をついて楽しい振りして偽物の笑顔を振りかざすのは苦痛でしかない
だからこそ、(他人に)「負けたな。」とか(俺は)「無価値だな。」ってよく思うんですよね
う~ん、結局は「自分が一番悪い。」って感覚から抜け出せずにいるというか
抜け出したところで一体何を得るのか?って感じでもあるんですけど。
まあ、、、誇れるようなものは何一つないんですよね。悲しいぐらいに。

頑張って、頑張って、自分も!って目指したけど届かず
努力の限界を知り、
裏切られたりした事で
人間性の限界を知る。
そう・・・それは絶望そのもの。なんですけど
「じゃあなんで生きてるのか?」って言われれば
正直一般的に娯楽と呼ばれているもののお陰、、、なのが正直なところです
だってそれ以外に生きてて「楽しい!」って思える事があんまりないですしね

多分、色々な方が思ってる以上に一般的に娯楽と呼ばれるものが人の生死を引き止めてる率は高いと思ってます。あくまで個人的な考えですけど。









☆かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 第20話 早坂愛は防ぎたい

随分セコい事に命懸けしてんなあ(笑
っていうか会長寝て無さ過ぎなんだけど、それがあのクマに繋がってるのかな
それにしても、寄りかかられただけであんなにも紅潮して動きすら止まっちゃうとは青春だね
青春というか、かぐや様があまりにもウブなだけかもしれませんが・・・笑

コメディパートも面白かったです
石上くん追い払うのチョロいなー、とか
ここぞとばかりにポケモンGOネタ出して来たなー、とか
うまるちゃんとネタ被りしてんなー、とか(笑

だけど、最終的には、やっぱり紅潮して硬調しちゃってたかぐや様のウブさが今週もナンバーワンでした
あれくらいドキドキされると男としても相当嬉しいだろうに。会長寝てるけど!



☆シンマンGP Season2 エントリー作品④ 10'sプレイヤー/大谷優

野球からソフトに転向する話。
いきなり甲子園優勝・・・から始めるのは新しさはあるんですけど
でも高校野球は毎年毎年新チームに変わっていくものだし、情勢がずっと続くのは有り得ない
それに続けて行けばプロなり大リーグなりもある訳で、正直「ただ天狗になってるだけの人」にしか思えなかったのが辛い
しかも、そのまんまチーム放り投げて無責任に転向しちゃうのもなあ。。って感じであんまり好みのお話ではなかったですね
青年誌なのに少年誌のノリのスポ根作品がこれ以上連載されるのは正直嫌なので、アンケは不支持で・・・。

本音を言うと、たかだか高校一年生の分際で「打てない投手がいない」とか、野球ナメんなよ。って思っちゃったんですよね
でもこれらの感想も精々一個人の勝手な感想に過ぎないので、実際どういう風に受け取られてるかは分からないですね。












◆リクドウ

かつてのイジメっ子の前で、
その彼女をレイプ・・・さぞ気持ち良いでしょうね
「誰かを見下す」事を原動力として努力してきた王子、
一見歪んでる様にも見えますが、
それで成長出来るんなら、ある種そこまで悪い事ではないのかもしれません。



◆君と100回目の恋

想い人の為に、
精一杯努力して、少しでも可愛い、きれいな自分を見てもらいたくて
頑張る女の子・・・実に素敵じゃないですか
葵はもう諦めて、、、というか、
近くに本当に君を好いてくれる花があるのだから
追い駆けるよりもそれに気付いて欲しい気持ちでいっぱいですね

あと、いつもとは違い葵の前で不器用な陸がすごく良かったです
今週は色々な意味でニヤニヤ度高くて良かったなあ。












なんか凄く気落ちしてるので結構短めの感想になってしまいましたが、
徐々にペースを上げて行きたいですね。徐々に。


「ぺたがーる」の百合っぷりが素敵だったコミックキューン 2016年9月号感想

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個人的にあんまり自分で自分をカテゴライズしたくない、というか
「俺はこーゆー人です!」みたいな風に言うのも思われるのも正直苦手なんですよ
ぶっちゃけ“曖昧な方が好き”っていうか、イメージが固定されないのが理想っちゃあ理想ですね

相反するようなものでもどっちも好きになれるのが人間の素晴らしさだと思ってますから
なんつーか、もっともっと自由に、鳥かごに収まらずに自由に飛び続けるのが素晴らしいかなー、と
あんまり自分の幅を狭めずに生きて行けたらそれが最高なんじゃないですかね。
最近は、そんな風に思います。











☆ぺたがーる/ひみつ

山田といっちゃんの関係性良いですね・・・
みんなとワイワイ賑やかに遊ぶ前に、二人きりでも遊びたい、二人きりの時間を作りたい、、、というのは
凄くいじらしくて正直キュンキュンしてしまいました
最後は誤魔化してますけど、
絶対に「わざと」ですよね・・・って想像してしまう隙間もまた見事ですね
いっちゃんの二人きりでもっと遊んでいたい。。って気持ちも素敵でしたし
ガーリーな話題も男子的に新鮮で良かったかと思います
スタイル比べや、
お料理の場面も面白かったですね
恐らくこの二人ならきっと良い夫婦になるでしょうね(ぇ
いや、まあ、半分くらい本気で。絵になってたし。
敢えて嫌いなものを入れまくってるオチもまた楽しかった。

後半は、扉絵の大木ちゃんのおっぱいの時点でとても素晴らしかったです(笑顔)
その後、梅雨が好き~の流れから、一気に梅雨嫌いに陥る構成も良かったし
ブラの事でいちいち突っかかって来るひいちゃんも面白かったですね
予習復習をしてるだけで恐怖の対象になる~ネタも良かったんですが
確かに学生時代そんな概念すらなかったですから、
正直共感出来る部分もあったり・・・笑
気分を害したひいちゃんを大木ちゃんが慰めるシーンとかも良かったし今月はとてもネタがキレれた印象です
いや、先月も面白かったですし、先先月も、、、って事でこの漫画の独特の絵柄やテンションに馴れつつあるのかもしれません
そんな事を感じた今月の「ぺたがーる」でした

山田といっちゃんの相合傘とか、終わりまで百合風味のネタがあってそこもまた良かったですね
梅雨明けの目出度いムードから一転、水泳の話題を持ち出しひいちゃんを突き落とすオチも残酷ですが面白かった(笑)。
実に塩梅の良い話数で大満足でした。











◆ひなこの~と

14点ってリアルな点数だね・・・
ゆあとゆずの些細な姉妹ケンカが微笑ましかった
しましまの下着とそれをみんなの前で晒される羞恥プレイだとか
昔のアルバムを眺めてほのぼのしたりしたりしてる空気感が良かったですね
次号は重大発表らしいですけど、アニメ化とかですかね?
なんだかんだ満たされた様子のゆあちゃんがとても可愛くて、素敵。



◆パンでPeace!

ふゆみがすっかりまいのファンになってるな・・・
そりゃあんな事があったら大好きになってもおかしくはないんですけどね。
まいとふゆみのカップリング展開にも大いに期待出来ますね!(笑顔

後半の催眠術~からのS展開は正に現役の成年漫画家らしさに満ちてましたね
端的に書くと、やたら「そういう事」を彷彿とさせるようなセンスが凄い
だけど、たった一言の言葉をきっかけに目覚めて
痛快にぶっ飛ばすシーンもまた良かった
それくらいふゆみとの関係やパンが大好きなんだなあ、、、という感じで
ちょっと胸が熱くなったワンシーンでもありました
最後の色気のある表情も良かったし、
流石実力派作家である所以が出まくってた傑作回だったかな、と思いました
成年誌でも4コマ誌でもエースを張れるのは決してフロックではないって事ですね。素晴らしかった。



◆ゆめのロワイヤル

眼福な巻中カラー・・・からの
女の子同士のキスシーン、、、実にイイですね(超笑顔
それに対してプリプリ怒るかづきちゃんも良かったし、
是非恋愛展開来て欲しいです笑
いやらしい事を彷彿としてしまうオチのゆめのも可愛かったし、全体的に良好な話数でした。



◆ななつぼしティータイム

まあ、、、七光りなのは良くも悪くも注目されますからねえ
実力があれば別ですけど、実力がなけりゃ嘲笑とか嫉妬の渦に巻き込まれるだけですから
ある意味下駄を履かせてもらってるとも言えるし、逆にハンデがあるとも言える
だけど、それを後ろめたく感じてネガティブに陥るんじゃなくて
むしろ開き直って比べてもらった上で自分の実力を出そう!って思えたななつは成長していると思います

こういう世界はお互いにお互いを蹴落とさなきゃやってはいけない
そんな雰囲気に対して「どっちも。。」と思う流れも良かったです
スポーツとかもそうですもんね。
ただ、オチは不穏っちゃあ不穏ですね
これが後々のトラブルに繋がらなきゃいいんですが、、、
兎角、次号が気になるオチで今月もとても面白かった
そんな面白さの割には(キューンの中で)注目度も扱いも低い印象なのでアンケで応援する事にします。
絵柄も可愛くてポップで個性もあって自分好み。













俺個人的にイチ推しの「つくろぐ。」の単独感想も書いてるのでよろしくお願いします!
花で世界を埋め尽くしたい 今村朝希「つくろぐ。」 第5話 感想(コミックキューン2016年9月号)

それにしても、コミックキューンは若い雑誌ですが
もう既にどれが人気がズバ抜けてて、どれがそうではないか、が
思ってた以上にハッキリしてるなあ、ってのが約半年購読してて個人的に思った事です
「つくろぐ。」は早々にカラーを貰ったとは言え、そんなに安全圏ではなさそうな雰囲気も感じるので
これからも気を抜かず、手を抜かずアンケや感想等で応援していきたい気分ですね
それとは別に読み続けて「あっ これ好きだなー。」って思える作品も増えて来ましたし、
来月からは先月号で絶賛した「明るい記憶喪失」が早々に連載化されるのでそちらにもまた期待です
っていうか、また4本同時なんですね。どれも面白そうなんで、益々「つくろぐ。」の全力応援が欠かせませんね(笑
決して埋もれさせないように、、、一本一本の感想に心血を込めてファンも頑張りたいですね。

本編の感想でも記述してますけど「ひなこのーと」に重大発表があるらしいんで、それもまた楽しみ!です。2巻も出ますしね。


C90の思い出とお盆休みの思い出と最近考えている事諸々

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今日で今年のお盆休みが終わりなんですが(超個人的な話)
良いタイミングなので色々と振り返ってみたいと思います。








最近はとにかく自分の「限界」を感じて過ごしていました
努力とかではどうにもならない、どう仕様もない「限界」が確かにあって
そこを埋める事が出来ない、またはしたいとも思わない現状があったりもして
まあ・・・正直どん詰まり状態で
何度も絶望したんですけど
うーん、でもなんか、、、本当にダメだなあ、と(笑
自分が本当に手にしたかった物があって
それを他人が簡単に手にしている(ように見える)と必然的に「自分って何なの?」という状態に陥ります
何もしてなくてそれなら文句もないんですけど、そうじゃないから、余計にダメージが酷いというか・・・。

また、結構過去のトラウマ的経験をフラッシュバックしてしまうというか
仕事中に思い出して、一人で勝手に心の中で激昂しながら仕事をしたりなんかもします
本当にバカだなー、って思うんですけど(笑
どうしても忘れられない・・・
結局あとに残ってしまうのは辛い、嫌な思い出ばっかりなんですよね。
なんかもうどうしようもない日々が延々と続いてる「だけ」で、毎日5回コールド負けの日常で
最近はよく自分が生きている意味すら見失ってたというか、なんで生きてるのかもよく分からないまま生きてました
今も。

生きてると、物凄い「面倒くさい」事ばかりで
「分かり合える」なんて言葉がめちゃくちゃ安っぽい陳腐な響きに聴こえてしまうくらい
面倒くさい事のオンパレードだな~ってよく思うんです
たまに、
そんな「面倒くささ」に心が折れそうになるというか
立ち向かう気力すら失くす事があって
「うん、まあ・・・」っていう何とも言えない心情に陥る事もあったりして
かといって、昔から争いごとを避け波風立てないように生きて来ましたから
抗う度胸なんかもない
だから、押し黙ってストレスが溜まる、、、事も往々にしてあるんですよね
内心では物凄く腹が立ってるのに、
ニコニコ笑顔で、気にしない振りして~っていうのは
相当に悔しいし、かといって波風起こす勇気もないし、まあ何と言うか身を削るだけなんですよね(笑
「そこに意味はあるのか?」って自身に問いかけても正直それはよく分からないし・・・


ただ、まあ・・・
自分には「好きなもの」がいっぱいあって
それを見る為に、触れる為に生きてる。っていうのが純粋な本音な気はします
正直好きなものを好き、って言うだけでも相当エネルギーが必要な時代にはなっちゃってて
それがまた「う~ん・・・」ってなる要因だったりもするんですけど笑
なんか、こう、、、シンドイですよね

結局、分かり合えない人というのは根本的な考え方からして違うので
きっと永遠に分かり合えない気はします
自分の場合、マイノリティに当たるので
あまりにもその割合が高いよなあ(笑)って気はしますが
まあそうやってあーだこーだ考える事自体が一番の無駄なのかもしれないですね。

なんつーか、
首輪も鳥かごも一切必要ないんで
自由に駆け回って、飛び回っていたい・・・なんて
そんな風にも感じてしまう今日この頃です。
その分、「安心」は減ってしまうのが(正直)嫌なトコロですけどね。


歩けば歩くほど遠くなっていく気はするし
虚無感を拭い切れない時間も多いんですけど
それでも、まあ・・・続けてなけりゃそもそも「良い事」なんて起きないですから
これからも時々休んで頑張るかー、という気分ではあります
何にせよ、必要なのは
心のマイナス分を放置しない事ですね
平気な振りして誤魔化すのが一番危ないんで
壊れる前に一度自ら沈んで落ち込み切った方が良い・・・というのが持論です
これからもそんな持論を実践しつつ、なんとか振り落とされずに踏ん張って行きたいな。と。







お盆休みはずっと高校野球の観戦をしていました
諦めない試合、拮抗した試合、地元の試合・・・等々楽しみながら観てるんですけど
時には涙が出るくらい感動する試合もあったり、まだまだ高校野球視聴は止められないな、と(笑
食事は殆どカップ麺で済ましてしまってそこは悔いが残る、、、というか、まあ、美味しかったんですけど笑
それなりに、それなりのお盆休みを満喫したかな。とは思います ただ思ったより寝れてないですが!

結構私生活で動きもあったりして、
なんか色々と考えてしまう出来事もあって
嬉しくも複雑な報せもあって、、、と難しい年ごろを迎えています
少なくとも、自分が「生き遅れている」事は間違いないですね
普通の人が当たり前に出来る事も自分は出来ない
それを強く実感しています
いやあ、なんというか、壁はとてつもなく高いですわ。とてつもなく・・・。
逆に言えば「亀の歩み」を覚悟して着実にやっていくしかないんですけどね。ワープを望まないで。








日曜日にコミケに行きました
地元から始発の電車で、朝から数時間並んでようやく入場のいつものパターンです
ただ、暑さは正直耐えられるレベルでした カラッとした暑さだったので
そんなにダメージも少なく、
かつ冬コミ以上の地獄を観た訳でもない
ある意味暑ささえ耐えられれば冬コミよりも快適だとすら思えました
簡易トイレもいっぱい用意されてたので、それもまた快適に過ごせた要因ですかね(開場までの時間)

今回感じたのは、
ポスターとか看板とかがあると
凄く目に付きやすい、試し読みしてそのまま購入するパターンが多いな。と
・・・いや、10年以上欠かさず行ってて今更気付いたのかよ(笑)って感じですが
やっぱり良い感じのイラストを描いてでっかいポスター等で飾ると映えるしチャンスも多いんじゃないかな。って
個人的には思いました
「目に触れる機会を作る」というのが大事なんですよね
まずは知ってもらおう、っていう。昔ほど体力がなくなって来たからこそ
そんな自分にとっては効果的に働いたのかもしれませんね。

お目当ての新刊を回収出来た時も勿論嬉しいんですが、
新しい出会いがあると得した気分になる
そういう、
場当たり的な出会いもコミケの確かな醍醐味だな~って感じました
いいものを作って、他人に見てもらう・・・そんなエネルギーが充満している場所なのが
ここまで支持される要因の大きな一つなのではないかな。って個人的に思いました
その内、ボチボチと同人誌の感想等もUPしていきたいところです
今回のコミケも大満足でしたね。












お盆休みの間は更新が途切れ途切れになってましたけど、
またコツコツ更新していくつもりなので
お暇でしたら当ブログを今後もよろしくお願いします。
「自分の好きに嘘をつかない、ついてない」事だけは物凄く自信のある自分です・・・笑



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