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天野めぐみはスキだらけ! 第28話「夏の思い出に」 感想ほか(週刊少年サンデー 2016年27号)

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                                会っただけでこの笑顔!










めぐみの可愛いところは、純粋にまーくん好き好き病っていうか
会っただけで純粋にニンマリしてしまう正に「好きだらけ」なところにあるんじゃないか、、、と思います
こういう無邪気に自分を好いてくれる女の子、堪らないじゃないですか?また表情作画も素朴でイイなあ・・・と感じつつ
今週はえっちぃ、というよりは、そんなめぐみの「まーくん大好きっ!」オーラに堪らなくやられてしまった話数に仕上がっていました

今の世の中、あまりにも打算じみたアレがコレが目立つだけに、余計にめぐみの純粋さが光って映るのかもしれません
会うだけで嬉しい、一緒にいるだけで嬉しい・・・そんな想いがダダ漏れだったのがラブコメ的に素晴らしかったかと
タイトルは「スキだらけ」ですが、
勿論「好き」って言葉もご多分にかかっていて
そこからすると今週は天野めぐみのピュアサイドを掘り下げる話数でもあり
また、このお話はある種めぐみ視点というか、めぐみが主人公みたいに感じられたお話でもありました
まあ、タイトルが「天野めぐみは~」なんで、ある意味めぐみ視点でも全然違和感はなかったりするのですが・・・笑
プリクラを撮れて満面の笑みを見せるめぐみは正にキュンキャラそのものでしたし、
また「やりたかったことが報われた」喜びも相俟って相当にグッと来るカタルシスがありました
本作は学の物語でもあるけれど、同時にめぐみ自身の物語でもある、、、という事を大いに感じさせてくれた28話目、
今週もまたすっごくニヤニヤ出来る内容ですこぶる良かったです!



良かったねえ。



一方で、想われる側の学はやたら自己評価が低く、
めぐみの迷惑にならないように健気なんだか卑屈なんだかよく分からない態度を取ってました
恐らくこの辺は、「みんな」とは違って志望校に落ちたり、才能の限界から来るコンプレックスがルーツっぽいですね
もっと自信持ってもいいのに、、、と思いつつ、
デレデレの表情でプリクラに映り込むまーくんは正直可愛かったですね(笑
なんかすっごく爽やかというか、初々しい二人、というか・・・
こういう部分がとても“サンデー的”なのではないかな、って思います
確かにサービス過多なラブコメディはサンデーでは中々珍しいですけど
こうやってやってる事(オチ)は物凄くサンデーっぽいと言えばサンデーっぽい
そして、そんな漫画が市民権を得てるところも相変わらずのサンデーだなあ。って感じなくもないです
ちょっと性格は違うけど、そんなアンバランスなところが「逆に」似合ってると感じられる二人
この先のニヤニヤキュンキュン模様にも注目なのです!って事で
なんだか読んでてすっごく心温まるお話でしたね

撮りたかったプリクラ、
自分一人では勇気も出せなかったけど、
確かに支えてくれる友達がいる
応援してくれる友達がいる
本当は本命がいる。って分かってるのにも関わらず
そんなめぐみの気持ちを察して、力になってくれる友達がいる・・・
なんて素敵な友情ストーリーなんだろう。。って素直に思いつつ
そういう後押しを受けて更に積極的になっていくめぐみにも期待したいですし、
結局めぐみがプリクラの事を「口に出した」事が最後の結実に繋がってるのだと思うと、
半分はやっぱりめぐみが掴み取ったもの、、、なんだとも(個人的には)感じました
だからこそ、最後の満面の笑みは尊いものですし、そういう意味でも今週のめぐみは主人公的でしたね
そして、純粋に「良かったね!」とも思いました。大好きな人と、念願のプリクラを撮れて、紅潮してしまうめぐみ。
そんなめぐみが大好きです。三澤さんと共に、いちファンとして俺も応援しております。




最高に癒される・・・
なんつーか、単純に表情作画がめちゃカワな上に
めぐみの心情まで想像して味わうと更に胸に来るしキュンキュンしちゃいますね
正直大好きだわ・・・と惚れ直しつつ、メイドさんやチャイナのコスプレもおっぱい目立ちまくりで良かったですね
やはり自分は巨乳フェチである事を再確認。あんまり大手振って書く事じゃないですが笑


で、最後にお知らせ。
次号は表紙&巻頭カラーです!!!!
あのですね、
天野めぐみの各話感想いつも読まれてる方なら分かると思いますけど、
前回2度目の巻頭を獲った時、「次の目標は2度目の表紙だ」って書いたんですよ
そこを目指してまたアンケをコツコツ投函していく・・・って感じで。
それが3ヶ月で叶ってしまった・・・っていうか、
言ってみるもんだな。っていうか、
毎週欠かさず、一度も欠かさずアンケート出し続けて良かったな。っていうか、
っていうか3度目の巻頭カラーだよ、オイ!っていうか、
次号予告見てめちゃくちゃ嬉しくなっちゃったんですけど、っていうか、
そのお陰で気持ち良く仕事出来たんですけど、っていうか(笑)。

俺が各話感想で応援して来た漫画って、大体が(人気的に)寂しい末路を辿って来ただけに
ここまでめちゃくちゃ待遇が良い作品は珍しいですし、ここまで(人気的に)やってくれる作品は少年漫画に於いては正直なかったです
だから信じられない気持ちもあったりして。。
でも、今まで散々某ジャンプや某チャンピオンで悔しい想いをして来ただけに、たまにはこういうのがあってもいいんじゃないか、って思うんですよね(笑
羨ましさとか半端なかったしさ。
繰り返しになりますけど、本当各話感想もアンケートも欠かさずに応援して来て良かったな。と感じてますし
単純にめちゃくちゃ嬉しいです!!

これからも、また更にこんな「嬉しさ」を紡いでいけるように各話感想もアンケート出しも益々頑張っていきます
自分の“好き”は、自分の手で自分の足で自分の想いで、しっかりと支えて行きたい。そんな風に思います。
そして、ラブコメを大切に扱ってくれる市原編集長の今のサンデー、凄く好きです(笑)。











オマケ

◆MAJOR 2nd

ミ、ミチルちゃん可愛い・・・
吾郎の息子と眉村の娘がラブコメするって凄いアイディアだと思いませんか?
っていうか、まかり間違ってミチルルートに突入しちゃったら物凄い興奮するかも
こういう事が小学生の頃あったら正直堪らなかったに違いない。

けど、眉村弟の口ぶりからしてただ単に吾郎のファンだから~以外の理由もあるかもしれませんね
ミチルちゃん自身はめちゃくちゃタイプなだけに(色々な意味で)どうなるのか注目ですよ。



◆あおざくら

うわ、面倒くせえ
じゃなくて、厳しい世界ですね~
正直自分じゃ無理だわ。。と早速諦めつつ、
何よりも辛いのはきっと「最初は優しかったのに」って事だと思うんですよね
最初に優しかった分、いきなり厳しい面を出されたら辛さも全然違うはず
基本的にここまで余裕のあった主人公ですが、
ここをどう乗り切るのか、
そしてどう絆を紡いでいくのか、、、に注目しています
新連載4つの中で(個人的には)これが一番気になりますね。
ヒロインとのやりとりにも期待したい。



◆柊様は自分を探している。

お姉さまネタは不意にキュンと来た(笑
正直「アリだな。」と(ヲイ)



◆ふれるときこえる

遂に秘密来たー!!
実は手を伸ばせば届く女の子だったのに、
気付かずに結局今苦しんでいる、、、っていう
物凄い滑稽な現実も色々と痛くてすごく面白かった
あのまま、仲間に加えなきゃ純粋に付き合う未来もあったのかなあ・・・。
でもなんか、益々複雑ドロドロになって来て純粋に続きを読むのが楽しみ♪
個人的にはさとりと良い関係になっちゃっても面白いかな、と思う。



◆天使とアクト!!

子供の時の感覚って、思い出したいけど全然思い出せないですよね
個人的によく気になるのはこういう漫画作品をどういう視点でどういう点に面白さを見い出してたのか?って事です
アニメとかでもいいけど、多分今とは見てるところが違かったんだろうなあ。とは思う
そして、今の心で昔に戻ってやり直したい気持ちも多々ありますね笑
絶対に捨てたりしないし、録画もマメにやってやる

しかしまあ、そう考えると声優の仕事も大変だ。
役者なら年齢に合わせて役柄も変わっていくだけに・・・。













次号はあ・ま・の・め・ぐ・み、が巻頭カラーですよっ!!
天野めぐみが巻頭カラーどぇす♪(調子乗りすぎ!)
コンビニや書店で眺めてニヤニヤしたい。
その他新人の読切も掲載予定。再来週にはコミックス2巻も出るので楽しみだ。





「かぐや様は告らせたい」第11話中心 ヤングジャンプ2016年27号の感想

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                               この子たち可愛いな(笑)。










☆かぐや様は告らせたい 第11話 かぐや様は差されたい

今週も胸キュン度合いが凄くて素晴らしかったですね
「惚れたら負け」のプライド合戦になっている本作ですが、
根底にあるのはきっと素直な“好き”って感情なんだろうなあ・・・って思います
いつもは張り合っている二人の、時折見せる堰を切った様に溢れ出すラブラブオーラ、、、実にイイ気分にさせてもらいました
最後の相合傘のシーンだけを切り取れば、本当に微笑ましい「だけ」のピュアラブコメなんですが・・・。
いつもは毅然たる態度で水面下の対決を繰り広げてる二人が、
もう本当に相手にドキドキしている「だけ」の単純な男女にしか見えない演出と表情が最高に良かったですね
特にかぐや様の方は表情だけでどれだけ会長を好きかが伝わって来るのが巧いなあ、と思います。



このシーンだけを切り取ると、逆に・・・。


だからこそ、中盤の駆け引き、、、
駆け引きというか、腹の探り合いはまるで探偵漫画を読んでいるような緊張感で凄かったですね
凄いというか、ただ惚れた云々の隠し合いなのにまるで殺人とかが絡んでるんじゃないか?っていう
二人の表情作画が実に滑稽なクスクス感を生んでいてそれもまた良かったですね
特に会長の表情なんかは「お前別にやましい事してねえだろ」って言いたくなるレベル・・・笑
そしてかぐや様のサイコストーカーっぷりが怖い・・・もとい、可愛かったです。1巻の表紙の理由も頷けますね。



おっぱいが大きいだけでガチギレされる系の女子。



実は、ミラジャンの時や新連載開始して早々の時はどこか(キャラに)親近感を持てずにいたんですが
ここ最近のかぐや様はどんどんキャラの隙を晒したり、尋常じゃない相手への愛情を晒したりで
むしろ「微笑ましいな」って感じられるレベルになって来ているので完全に楽しく読めています
根っこの部分は、きっとかぐや様も会長も純粋過ぎるくらいに純粋なんだと思います
それを素直に出す気配すらなくひねくれているだけで(笑
それが分かってからは(伝わって来てからは)
その時よりも随分シンプルに面白がれるようになって来てますね
冒頭の衣替えかぐや様&藤原書記も可愛かったし、藤原書記のおっぱいも凄かった(笑顔)
そして肝心なトコロでお邪魔虫になってしまう配置も上手くコメディに作用していて、彼女の存在もまた大きいなあ。。と改めて

巻頭カラーだったんですが、
2度目の巻頭に相応しい気合い満点のピュアピュアなオチと話で
個人的に大満足の11話目でした。段々この二人を眺めるのが至福になって来たよ。
物語としても凄く好きになって来た。要は、これもまた一つの「思春期の形」なんだと思いますね。
コミックス買おうかな笑











◆BUNGO-ブンゴ-

最高の場面で文吾に回って来たなあ
「そこそこ」のヤツよりもポテンシャル高いヤツを優先~って理屈も分かるし。
でもこういうのって判断が難しいというか、監督は子供の進路まで背負わなきゃいけないんですね
そりゃ悩むし負けちゃった時に涙目になったりするわなあ、、、って思わず感じてしまったお話でもありました

吉見は確かに打たれたけど、
最後まで折れずに立派に投げ続けた
それだけでも「成長」と言い切れると思います
後は、文吾が彼を勝ち投手に出来るか否か・・・。
この漫画の事だから負ける気もしますけどね笑
色々な意味で、注目。



◆干物妹!うまるちゃん

なんか一生卒業出来なさそう(笑)。



◆潔癖男子!青山くん

今ってなんでもスマホで調べられるもんなあ
でもそれで知ったかっていうのは最高にカッコ悪い
ただ、それが青山くんとは違う成田くんならではの「人間味」なのかもしれません
まあ早々カッコイイとこばっかじゃないよね、っていう。



◆リクドウ

またこりゃ打ち負かし甲斐のある相手だなあ笑
ヤンチャ過ぎて相手に対する礼儀が全くない
鼻をへし折るには絶好の相手でしょうね
その前に初戦勝たなきゃ、ですけど。

それと、シンマン賞のページで松原さんが新人作家さん達と対談してるんですけど
その対談内容がとても興味深い内容だったのでそちらも是非読んでみて下さい
っていうか新人賞募集のページのクオリティに関してヤンジャン以上の雑誌ってないよね。
ただ単に募集してるだけじゃなく、裏話や対談も読めちゃう素晴らしさ。



◆君と100回目の恋

そんな気持ちで付き合われてもな・・・
恋ってそういうもんじゃない。
複雑で面白くはあるけど(笑
ちなみにベースの音色はバンドの中で一番「色気」がある、と思ってます。セクシー担当っていうか。












次号の表紙はマンウィズ・・・って何故!?(笑
カムイとのコラボもあるらしいんでそっちにも注目。
最近は「かぐや様」が大分面白くなって来た気がします。


コガラシの漫画だな~。と思った ゆらぎ荘の幽奈さん 1巻/ミウラタダヒロ

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ミウラタダヒロ「ゆらぎ荘の幽奈さん」1巻読了。









改めてコミックスで読み返して思ったのは、
これは率直というか素直な感想なんですが「コガラシの存在が印象に残るな。」という事でした
まず、ジャンプラブコメの主人公としては珍しく(物理的に)強い。ルックスも風来坊というか江戸っ子気質で
ウジウジしてないし、幽奈さんのお陰で不幸な目に遭っても彼女を責めないし、恨まない
それどころか、「得れたものもあった」とむしろ感謝してしまう・・・等
年齢の割には考え方が大人びていて、一言で書けば“粋”なんですよね
はっきり書いちゃうと「女の子が惚れても仕方がない」くらいに頼れる男、として描かれてるんですよね
責任感があって、誠実で、腕っ節も強く、ストレートに女の子を守れる力強さがある
逆に考えれば「なんで今までのジャンプラブコメにこういうタイプの奴がいなかったのかな。」って思ってしまう
それくらいに彼の漫画であり、またヒロイン達が彼になびいたり優しくするのも道理かな、、、って感じられる説得力があるので
その意味では正しくヒロイン達の心情に感情移入出来る漫画になっている・・・と(個人的には)思います。

今どき珍しいくらいにさっぱりした性格かつ正々堂々としていて
それだけでも好感度が高いのですが、
自分が恥を掻いても自分の不始末は謝る、
中二病と思われても、本当に困ってる奴の為に自分の正体を明かす
そして、一人で入れるのに敢えて二人分のチケットで律義に入る・・・など
行動の一つ一つが模範的で正しくて、何よりも「男らしい」んですよね
だから、正直俺はコガラシもヒロイン達と同じくらいに大好きで
ただ単にハーレム誘発の装置として描いてるのではなく、
真っ当に「粋」で「カッコ良い」と思える主人公として描かれてると思うんです。
だから、個人的には幽奈さんや千紗希さんがコガラシに対して好意を持っても何ら不思議ではないし
「優しい」だけではない、はっきりとした“男らしさ”で魅せている印象・・・というのが素直な感想です
だから印象にも残るし、数々の武勇伝もクスクス笑えたりするし(笑
自分がミウラタダヒロさんの大ファン、という事を差し引いても
とても誠実で力強い良い主人公だと思います
前々から思ってたんですが、この方が一人になった(原作つきから外れた)後の主人公たちはどれも個性的で面白く尚且つ誠実なヤツばかりですね
それこそが本当のミウラタダヒロさんらしさなのかもしれない、、、ですね。

そんなコガラシですが、「お色気」や「恋愛」には不得手のようで
そこで見せる不器用な3枚目感がまた余計にギリギリでイケメン過ぎるのを避けていて
その辺りの塩梅に関しても実に秀逸だなあ、って感じました
特に、普段はめっちゃ強くて頼れるのに
完全にただの「思春期の少年」そのものになっていた第7話は最高でしたね
なんか、霊はワンパンで倒せるのに女の子に対しては全く上手く立ち振舞えない姿が可愛くて・・・笑
やたらと紅潮したり、借りて来た猫のようにドギマギする姿が面白く微笑ましかったり
純粋なニヤニヤ成分も存分に楽しめる1巻目に仕上がってるかな、と思います
その上で適度なコメディがあったり、適度なお色気があったり
そこら辺も実に素晴らしいんですが
それらに対してドキドキ出来たり、感情移入出来たりするのも
やっぱり主人公の存在あってのもの・・・という気も個人的にしますね
無敵でありながら、女人に対しては完敗続きのコガラシのちょっとエッチなラブコメ模様を是非楽しんで欲しいな、と思います


また、サービスシーンに関しても存外に頑張ってます
男の子ならちょっと反応しちゃうようなエッチなカットとシチュが満載で
正に特盛りのエロティックラブコメに仕上がっていてそういうのがお好きならばドストライクでしょう
出て来るヒロインも皆可愛くて、ちょっと(?)おっちょこちょいだけど健気な幽奈さん
ステレオタイプのツンデレガール誅魔忍の狭霧、
お酒飲みの鬼っ子姉さん呑子さんに
ロリBBA・・・いや、ちんまい姿の可愛い座敷わらしの仲居ちとせさん
そして個人的にイチ推しの猫系ヒロイン夜々ちゃんの自然体だけどセクシーな可愛さ
更に人間ヒロインの千紗希さんもヒロインらしいヒロインに仕上がっていて真っ当にキュンと来る・・・
と今回が勝負の2作目だからか完全に出し惜しみをしないスタイルで全力で読み手を楽しませてくれるラブコメになっているかと思います
王道を、一切の躊躇いもなく、堂々と射抜いている印象で逆に今の時代に於いては新鮮なんじゃないですかね
また、きちんと反応する官能的描写への鍛え抜かれたこだわり等その辺にも注目です
ちなみに乳首解禁は当然されてますけど、この記事で伝えたいのはそこじゃないので当ブログはそこへの言及は遠慮しておきます(笑

そして、コメディ的にも面白くて
コガラシの悲壮な感じだったり、特殊なキャラクター性が際立っていますね
時に他のキャラが(彼に)ツッコんだり引いたりするのもまた楽しいし
救鈍衆の人々のコミカルな相様や、
所々で繰り出されるニヤニヤクスクス出来るような日常模様もまた存外に面白い

ハートフルな描写に関してもきっちり要所要所で光っていて
ミウラさんの人柄が伝わって来るような優しい作劇にもジーンと来れる一作に仕上がってると思います
今まで、自分を怖がって逃げて行く人ばっかりだった幽奈さん、
だからこそコガラシに「幸せにしてやる」と言われて本当に嬉しかったんだろうし、
頑張ってくれたコガラシに対する千紗希さんのお礼もまたほっこりするようなものでした
こゆずちゃんの謝罪も気持ちと「好き」な想いが感じられてとても良かったと思いますし、
最後のプール回(7話)もまたしみじみ出来るオチが良かったり・・・
そういうハートフル方面も忘れていない作劇がまたイイです

詰まる所、
後悔がないように主人公の格好良さも、バトルも、えっちも、ニヤニヤも、コメディも、様々なタイプのヒロイン像も
何でも詰まっているバラエティパックのような漫画に仕上がっていてかなりの力作だと改めて感じられました
真っ当にドキドキ出来て、真っ当にニヤニヤ出来て、真っ当に痺れるラブコメディになってると思うので
気になる方は是非是非、、、ってトコロですかね
この手の少年誌ラブコメのツボは一通り押さえてあると思うので
普遍的に受け入れられる素養は高いんじゃないか、と感じてます
実際本誌での掲載順も安定してますしね。

その上で、平凡タイプではない“戦えるラブコメ主人公”でチャレンジもしている一作でもあります
王道のヒロイン達とラブコメ模様に、新機軸の“江戸っ子主人公”が華を添えている「ゆらぎ荘の幽奈さん」、個人的には大好きで、イチ推しです。
ジャンプラブコメ的にはある意味革命的な作品でもあるので、その意味でも読んで欲しい漫画ですね。
コガラシが千紗希さんを拳一つで救ったシーンは、
それまでのジャンプラブコメにないカタルシスを感じた。
そして、プールでの彼の相様にニマニマしてしまったのもあまりない感覚で
その感覚こそがこの漫画の最大の印象であり本質なんじゃないかな、、、って俺的には思いました
ちょっと個人的な感想になり過ぎてしまったきらいがありますが、これらが今自分が素直に思っている事ですかね。














様々なタイプのヒロインがおり、
ギミックも多彩なのでお話作りには困らなさそう
個人的に前作「恋染紅葉」が大好きで、思い入れも強かったので
その分この「ゆらぎ荘の幽奈さん」は最後まで余裕を持って描き切れますように・・・と祈ってます
ミウラタダヒロさんの誠実で納得の行くラブコメが大好きなんだ。と再確認出来た一作でした。
ちなみに購入した人、もしくはこれから購入する方は是非カバーを外しましょう。いいもん見れます。
背表紙もカワイイ♪


最後に、主な修正箇所、加筆箇所などを・・・。
p18 初登場の幽奈さんに乳首
p25 狭霧に黒タイツ追加
p57 本誌では夜だったのが、昼に修正
p120 宙に浮く幽奈さんに乳首
p131 お風呂場の千紗希さんに乳首
p148 人形に服破られて乳首
p157 こゆずの化け物に影が付く
p164 千紗希のおっぱいに乳首(立派だ)
p171 7話Cカラーの扉絵が乳首アリになっている
p178 2コマ目で幽奈さんのサイズが小さくなり、服も変わっている
p185~187 乳首・乳首・乳首
ザッとこんなところですかね。勿論そういったエロ描写に加えて、いなせな漫画にもなってるのでその辺も是非。

各話感想も書いてるので、そちらもよろしくお願いします!!


ゆらぎ荘の幽奈さん 第17話「ゆらぎ荘の千紗希さん」 感想(週刊少年ジャンプ 2016年27号)

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                            実に壮観な眺めだ。ロケットダイブしたい







こういうのを見ると「ふふふ」ってなってしまうのと同時に、
ちょっとキュンと切なくもなります
女性の官能的な姿に感動する人間だからなのか、
愛に飢えてるからなのか、、、って初っ端から何言ってんだ(笑)という感じですが。
それにしても本当に素晴らしいですね・・・。本当に素晴らしい眺めですね。露天風呂以上に絶景ですよね。
お兄さんちょっと涙線に来るぐらいに感動しちゃったよ、、、とミウラセンセに感謝しつつ
物凄いいいもんみたな・・・と今日もまたお仕事を頑張れそうな予感でいっぱいになったのでした。
やっぱ月曜日はただでさえアレなんだから、こういう“癒し”が必要だわ。心からそう思いました。

この見開きが素晴らしいのはそれだけじゃない、
今週は何気に「これまでのヒロイン」と「これまでの物語」を総括するようなお話にもなっていて
尚且つその中でも最も分かりやすく「ここまで」が示されているカットだからです
一番始めに出会った幽奈さんが居て、元々住んでいた面々がいて、
そっから千紗希さんと出会って、こゆずちゃんが懐いて、朧ちゃんも来ちゃって。。というある種俯瞰的なカットにも仕上がってたと思いますね
同時に、それはコガラシが救って来た、関係を築いて来たヒロイン達、、、とも形容出来るものでもあります
唯一仲居さんだけは単独のエピがないんですけど、それでも家事食事で彼女を助けて来たのもまた事実
そんな「コガラシガールズ」のまとめ、としても秀逸で色々なヒロインに想いを馳せる事が出来る“選べる”良さがあるのもゆらぎ荘の強みでしょうね

そして、コガラシの存在自体がそうやって憧れられる価値のあるものでもあるんですよね
だから違和感なく、モテるのも納得出来るというか。。それは個人的な感想ですけど
少なくとも並の主人公以上に(物語的に)貢献して来たのは事実だと思います
誰よりも強く、
誰よりも粋で(優しい、ではなく)
誰よりも働く・・・
正に模範的な登場人物じゃないか(笑
っていうか俺真逆だわ 死んだ方がいいかも
だからですね、ヒロイン達との妄想がリアルに捗りますし、
やっぱりラブコメに於いて主人公の存在もないがしろにしてはいけない。。という「学び」がゆらぎ荘にはあると思います
それは大げさに捉えられる危険性がありますが、ただ、ここ数年・・・
ジャンプでこういうお色気系の作品が連載しても全然人気を保ててなかったのを見ていると
「好感を持たれる主人公」というのも(今の時代は)必要不可欠じゃないのかな。って思います
まあでも完全に安泰、って訳でもないので勿論アンケートは毎週出しますけどね(笑
感想も書いてアピールに関しても頑張りますしね。




扉絵も素晴らしい。emily先生の成年漫画を思い出したのは内緒。



う~ん、なんでしょうね
俺自身こういう少年誌のちょっとエッチなラブコメで育って来た、という感覚があるし
そこに対しての憧れや興味はアラサーになっても全然薄れないんですよね
そこはまったく変わらないというか、未だに憧れてるというか
ブレてないと言い切れる部分の一つではあります
正直誰かとの戦いや争いよりも、
恋愛や官能の方が自分には大事で・・・って話なんですよね
そこはもう「人それぞれ」っていうか、たまたま自分がそういう人間ってだけなんですけど
だからこそ、そういうものが大好きな人間にとって(ここ数年のWJは)遊び場がなくなったような感覚でしたし
今やたらと多用されているネタ的な意味合いではなく、リアルにゆらぎ荘のような作品は(今となっては)「尊い」と感じています
今週なんか扉絵の時点で心奪われましたからね(笑
宮崎千紗希さん、久々の登場でしたが益々可憐になってますね
朧ちゃんも相変わらずの可愛さで素晴らしかったですし、コメディ的にも面白可笑しく、また総括的な会話劇にも仕上がっていてレベルの高い話数だったかと
この回で交わされた会話を元に、発展させてお話が作られていくんじゃないかな、と思うと凄く楽しみ
特に狭霧の女子力云々と朧ちゃんの恋愛感情の目覚めには最高に期待しちゃってます(笑




朧ちゃん好きィ・・・。コガラシの表情もイイ(笑)。



ところで「個人的に」好きなヒロインは
夜々と朧ちゃんと幽奈さんです
次いで狭霧かな。。という感じ(今のところ)
でも仲居さんも可愛いし、千紗希さんも可憐で真面目だし、こゆずや呑子さんもあれはあれで(枠として)アリだと思うし、、、って事で
特に嫌いなヒロイン、何とも思わないヒロインが一人もいないのも素晴らしいですね
そんなヒロイン同士の「交流」と「理解」が深められた今週はホームコメディとしても良かったのではないかと
こゆずや朧ちゃんのツッコミどころだらけの言動、千紗希さんと呑子さんのファンと作家としての交流、
狭霧の対抗心や千紗希さんのお客さんとは思えない気遣いと女子力モンスターっぷりも良かった。
有り体なガールズ・トークに、加えてえっちぃお話に紅潮する面々にニヤニヤしたり
なんかそういう相様を眺めてるだけでも正直楽し過ぎて
ミウラセンセは今流行りの日常ガールズ・コメディを描かせてもイケるんじゃないかな・・・ってちょっと思いましたね(笑)。

すごくベスト盤のような回でもあり、
女子のガーリーな可愛さが存分に出ている話数でもありました
男の子ならニヤニヤ出来る話数だと思うので是非読んで欲しいですね
そして良かったらアンケも入れてくれたら尚嬉しいです
単行本は動きがかなり良い様ですが、
まだまだ慢心せずに一生懸命応援して行きたい所存であります
これまでのコガラシと幽奈さんのえっちぃメモリアルも良かったですし(笑
引きもかなり気になるので来週号も至極楽しみです
掲載順も安定していて、
コミックスもきちんと売れてるみたいだったので
今ジャンプのちょっとエッチで楽しいラブコメを応援出来る喜びと想いの丈を込めた感想にしました
次週はセンターカラー!!なので、それもめっちゃ楽しみです♪














百合かな?
ミウラセンセそっちもイケるのね
つーか、様々なタイプのヒロインご用意したあげく
百合的描写まで補完とは・・・。気合いが入ってるというか、
ミウラさんの趣向の集合体のような作品な気がしてきました「ゆらぎ荘の幽奈さん」。
やっぱり作者が楽しんで描いてるのが伝わって来る漫画はイイですね。。
単行本発売のタイミングとしてもベストなお話だったかと。


そんな単行本1巻の感想も是非・・・!
相当気合いを込めて書きました。おススメは第7話ですね。
コガラシの漫画だな~。と思った ゆらぎ荘の幽奈さん 1巻/ミウラタダヒロ
勿論一部解禁もされてますし、カバーを外すと仕掛けもあるので本誌派でも楽しめるかと。
大好きな漫画なので、また巻頭飾れるくらいに人気になって欲しいですね。


LOST IN TIME「その奇跡とその偶然・足跡は続く2016 はじまり、後悔」@下北沢CLUB Que 16.6.4

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                           土曜日にロストインタイムのワンマンを観に下北沢へ。









この間、
帰宅時に「きのうのこと」を流してたら随分と(その時の心情に)ハマってしまった、という出来事がありました
キラキラした場所とは対照的なところに居るからこそ、沁みて沁みてしょうがなかったんですけど
この日もまたそんなロストの滲むような音楽性がグッと心を掴んでくれた夜だったように思います

1st、2ndからの選曲のワンマン、という事で
「きのうのこと」に関してはある種代表作のような趣があるんで今でもどの曲も度々やるんですが
「冬空と君の手」からはどうしても聴きたい曲があって、それを聴けるのを凄く楽しみにしてたんです
そしたら、遂に念願の「失敗」が聴けてもうニンマリしちゃいましたね(笑
聴きながら胸にジーンと来てたんですが、
そんなセンシティブな感情にグサグサと突き刺さって来るような楽曲のオンパレードでした。

また、ニュー・シングルの楽曲群が素晴らしくてですね
特に「ライラック」の方は聴いててトリップするような感覚に陥ってしまったというか
映像が浮かんでくるかのような作中観でまた一つロストの進化を感じました
今のロストは音源もライブも本当にイイんで、過去好きだった方にも是非触れてみて欲しいですね
そんな訳で一日目のレポをお届けします。












Queに辿り着くととにかく人・人・人で
身動きがあまり取れないくらいのスシ詰めっぷりでした
そんな満員のお客さんの期待に応えるかのように「花」「約束」とキラーチューンをいきなり畳み掛ける
インディーロックのような迫力と勢いが兎角良かったんですが、そこから「教会通り」「通り雨」と一挙にセンチメンタルモード
特に「通り雨」はちょっと久々だったので凄く嬉しかったし、直情的な歌詞も逆にグッと来るなあ・・・と

「あなたの楽しみ方で」という海北さんのMCの後に
「誰かはいらない」「あなたは生きている」とこれまた沁みる楽曲を連発
どっちもよく演ると言えばよく演る曲だけど、こういう地下室みたいな箱で聴くとより一層沁みる感覚があった
代表曲「列車」を激情と共に叩き付け、三井さんのギターの音色が兎角気持ち良かった「ヒカリ」に続く
この曲はバンドの一体感もより高まっていて以前聴いた時よりもカタルシス大きかったかな、と


泣きそうになってしまったのはリアレンジ版ではなく、
オリジナルバージョンで披露された「声」
特に、「汗はもう消えてしまった~」という歌詞で不意にボロ泣きしそうになりました
実際にはその手前で止まったんですけど、本当に不意に涙線ガタガタ揺さぶられましたね
やっぱりこの曲は名曲だ、、、と思いつつ
不穏なビートと最後の源ちゃんのドラムが超絶格好良い「悲しいうた」
これもまた凄い久々、というか前に生で聴いたことあったのかどうかすらも分からない「カガミ」の懐かしさにアガる
そして、ストレートに感傷を揺さぶって来る歌詞にこれまた感情移入してしまいました
この曲は構成がすごくオリジナリティあって、これからも(機会があれば)聴きたいな。。と感じましたね

ご機嫌なロックンロール・モードで奏でられた「失敗」は駆け抜けるような気持ち良さがあった
この曲、ファーストでも特に繰り返し聴いた思い出があるし、単純に楽曲としてもシンプルに突き抜ける感じで大好きなんです
ただ、歌詞がまったくポジティブさのかけらもないんで(笑
今のロストはやってくれないかな~って思ってたんですが
この日ようやく聴けてそれだけでも涙ぐんでいる自分がいました
聴いてる最中、胸を熱くしながら、高まっているロックンロール模様に実直に興奮してましたね
ただただ嘆くような作中観には相応の思い入れが強くあったので、震えながら聴いた一曲でもありました
本当にこの曲が聴けて良かった。今の心境にも似合ってるし。


MCもあったんですが、
なんと三井さんがメインのMCコーナーなんかもあって
それもまた新鮮で楽しくて良かったですねえ
そのアルバムの時の流行を振り返ってたんですが、
ベッカムのモヒカンは超リアルタイムで流行ってたのをTVで観てたので
すっごい懐かしい気分になりましたね(笑 あの時の日本は強かった。。
ちなみにSEが同時代の「それでよかったのか?」でそれもまた粋な演出でした
自分もミュージックスクエアで流れてて好きだったなあ、、、と。また聴きたくなりました。


「線路の上」「翼」「ココロノウタ」と熱い流れが続く後半戦、
「ココロノウタ」はやっぱりサビの歌詞がすごく頷いてしまうな。。と感じながら
非常にエネルギッシュであの頃に戻ったかのような衝動的なステージングがこの日は印象的でした
激情を吐き出した「手紙」に痺れながら、感情移入しながら
最後は「きのうのこと」で万感の締め


さあ 夜が来る
僕は一人きり

のところではこれまたちょっと泣きそうになってしまったというか、
孤独に刺さる様なカタルシスを受ける事が出来て個人的に堪らなかったです
どんなに頑張ったとしても、
どんなに前向きになったとしても、
拭い切れない現実はすぐ側にあって・・・
そんな心情に寄り添ってくれるような凄まじい感情を放出してこの日の本編は終了
この曲はロストが持っている武器の中でも特に破壊力満点でしょうね。
本当に素晴らしかった。ありがとうございました。












1.花
2.約束
3.教会通り
4.通り雨
5.誰かはいらない
6.あなたは生きている
7.列車
8.ヒカリ
9.声
10.悲しいうた
11.カガミ
12.失敗
13.線路の上
14.翼
15.ココロノウタ
16.手紙
17.きのうのこと

アンコール
18.30
19.残像
20.希望

ダブルアンコール
21.ライラック








「30」「希望」と比較的最近のロストの名曲も聴かせつつ、
更に切れ味鋭くオルタナティブに攻め切っている「残像」は正に必聴の出来でした
3ピースなのに、それ以上の音圧と勢いを感じるダイナミックなパフォーマンスは
それまでのロストには無かった“力強さ”を受けるものでした
あの雰囲気のまま、更に強靭にした、、、というイメージなので
生まれ変わった「残像」も是非聴いてみて欲しいですね
まだまだロストは面白くなりそうな予感。

最後の最後は、新曲「ライラック」だったんですが
ストレートに歌詞の作中観に感動してしまう新曲に仕上がっていて
色々と堪りませんでした
加えて、この曲を聴いてたらまるでドラマや映画みたいな感動的な別れの情景が浮かんでしまって
そういう「映像が浮かぶ」タイプの楽曲だったのもまた凄くグッと来てしましたね
途中までは振り返り~って感じの歌詞なのに、
最後にそっと感動してしまうフレーズで締めるのがズルい、というか、ニクい、というか(笑
最高のクオリティの新曲に感じたので、その意味でも気持ち良くハコを後にする事が出来ましたし
これからもライブで聴けるのが(お世辞ではなく)めちゃくちゃ楽しみなニュー・シングルだなあ、と
まだまだ目頭が熱くなってしまう楽曲を作り続けているので、総括シリーズの機会にまたロストが盛り上がればいいな。って思ってます
それくらい「ライラック」が自分は大好きで、ヘビロテしてしまってるくらいにハマってる、って事を書き記しておきます
また三井さんのギターや源ちゃんのドラムもキレッキレなので、その辺も楽しんでもらいたい
1st~4th総括の熊谷公演には是非これくらいの人がまた集まって欲しいですね。

その前に、この翌日の公演にも参加したので、そっちのレポも近日中に(出来れば明日に)UPする予定です。
今までの足跡、初期衝動も振り返りながら、胸を熱くさせられながら、新曲にも魅せられた理想的な一夜でした。
ハイライトは「失敗」と「声」と「ライラック」の3つでお願いします。


LOST IN TIME「その奇跡とその偶然・足跡は続く2016 迷路の中で折れなかったもの」@下北沢CLUB Que 16.6.5

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                            日曜日にロストインタイムのワンマンを下北沢で観て来ました。










この日は3rd「時計」と4th「さぁ、旅を始めよう」から選曲のライブでした
「時計」の曲はたまに演奏しますが、後者に関しては結構レア曲になっている楽曲も多いので
その意味では前日以上に期待感を持って臨んだ公演だったかもしれません(勿論、前日は前日で素晴らしかった!)。
そして、その期待通りに滅多に聴けないレア曲のオンパレードみたいなブロックもあって、いちロストファンとして多幸感だらけの夜でしたね
レア曲だけではなく、ここぞと言う場面でのキラーチューンももちろん胸に来るものが多くて
この日もこの日で泣きそうになる箇所があったりとまた心に残る一夜に仕上げてくれました

この時代の楽曲たちは定番化している曲が少なめな印象があるんですが
こうやってまじまじと聴いているとかなり名曲、良い曲が多く存在しているので
これを機にまた生で披露するタイミングが増えればいいな~と個人的には思っています
この間出たアコースティックレコーディングスでもこの時代の楽曲が結構収録されていますし、
個人的にどちらも大好きなアルバムなので今一度積極的に演奏したり再録してくれる事がとても嬉しいですね
「あれも聴けた」「これも聴けた」だらけのライブだったので、それだけでも既に堪らない感じでした
その上でやっぱり新曲、リアレンジ群もまた印象に残った良い塩梅のワンマンだったかと。

過去も未来も今も全部大事にする今のLOST IN TIMEの方向性は、ファンとしてとても頼もしく思います。













この日も人・人・人で
完全にスシ詰め状態でした
定員以上入れてるんじゃないか?ってくらいの満員電車並の相様
でも、それはそれで嬉しかったりもするんですが・・・笑
47都道府県海北さんソロツアーのチラシも出来てましたが、かなり気合いの入った出来栄えにニンマリ。

「旅の途中」を少し歌って、
雰囲気を演出してから「羽化」で本格的にスタート
やはりこの曲の“諦める”事にも重きを置いた作中観はグッと来ざるを得なく、
初っ端から涙線を刺激されました。こういう歌詞を20代で書いてるのはファンの贔屓目抜きにしても凄いと思いますよ。
そこから三井さんの色鮮やかなギターの音色が恍惚的に鳴り響いたグルーヴ感たっぷりの「はじまり」に続き、
そして大名曲だと思ってるのにずっと(生で)聴いた事のなかった「最後の一球」と堪らない瞬間に胸が震えてました
この曲は野球ドラマの主題歌になってもいいくらい良く出来た楽曲だと思ってるのでいつか日の目を浴びて欲しいですね。
“今サイレンが鳴る”ってフレーズは生で聴くとより情感が伝わって来て良かったなあ。
ひんやりとした空気が冴え渡った「柊」、
更に「封印してるんじゃないか?」ってくらいとことん演奏されなかった「車輪の下」披露にも痺れましたね
この曲は歌い方からしてロストのイメージとは掛け離れた楽曲なので中々生演奏されないのも納得はいってるんですが
歌詞の作中観は個人的に頷けるフレーズばかりなので個人的に聴けて本当に嬉しかったし、胸が滾るものが確かにありました。

これまた滅多に演奏されない「秘密」も衝動たっぷりに披露、
そして・・・個人的にロストの中でも屈指の名曲だと思っている、そして絶対に生で聴きたかった「蛍」のイントロが流れ始めた時には
流石に涙線危なかったですね この曲は本当に思い入れが強く、深淵まで来てしまったかのような雰囲気も大好きなので
本当に聴きながらずっと泣きそうになっていました まあ、これだけ暗い曲ですから確かにあまり披露されないのも分かるんですが(それが理由じゃないかもですが)
ずっとずっと聴きたかった、以前のリクエストライブでもリクエストした(そしてランク外だった)「失敗」「蛍」の2曲がたった2日間で聴けたという事実
それだけでもう胸は震えて、情念たっぷりの歌唱と演奏に完全に骨抜きにされてしまった、というのが本音です
この曲、ロストの中でも5本の指に入るくらい大好きな上にシングル曲でもあるので、もう少しワンマンとかで聴いてみたいなあ(笑
なんかもうイントロからアウトロの源ちゃんのドラミングまで終始感情移入しまくりでしたね
また生で聴く源ちゃんのアウトロのドラミングは想像以上に最高でした

そんな「蛍」に大感激しつつ、
実はちょっと泣いてしまったのが次の「サンカク」でした
この曲は本当にたま~に、バンドでも聴いた記憶があるんですけど
傷付いた心を撫ぜる様に寄り添ってくれる毛布のような暖かさと
“刻一刻消えていく想いに もうきっと手も振らないんだろうな”ってフレーズに完全にちょい泣きさせられちゃいました
上記のフレーズ本当に好きなんですよ・・・ あんなに辛かった記憶も、想いも、楽しかった記憶も、想いも、結局は泡の様に消え去ってしまう
なんだか、それが無性に切なくなる時が自分は多くて、だからこそ感情移入してしまうんだろうな・・・と思いつつ
コーラスワークも冴えてて正に前半のハイライト的一曲だったかと(個人的には)感じました。
本当に素晴らしかった。


この日も三井さんのMCがありましたが、
海北さんが「キレッキレね!」と言う様にホントに独特の面白さがあったので
今後も機会があればまたやって欲しいなあ。面白かったのが「時計」が出た時代の音楽を振り返る時に
「僕らも影響を受けた」と三井さんが称してその年の年間一位だった「青春アミーゴ」を紹介した瞬間に
源ちゃんが「影響受けてねーよ!」って気持ち強めにツッコんだこと(笑)これは正直爆笑してしまいました
確かにロストの音楽性とまったく関係ない・・・笑
また、源ちゃんが三井さんにあんなに強くツッコむ所も初めて観たのもあって爆笑しちゃったのかも
三井さんの「片や時計で、片や青春アミーゴ」っていう言い方も面白くてバンバン笑い取ってましたね
他にもロストが5人に増えた時に、エグ○イルも9人(だっけ?)に増えてた、とか今は19人まで増えてる、とか余計な情報もよくしゃべっていて
なんか凄く心地良い時間だったなあ。。って振り返って思います ちなみに別にネタにするような空気じゃなかった事も付け加えておきます。


海北さんの「この時代は変化のロストで、三井君が入ってからは成長のロストだった。」というニュアンスの言葉にやたらピンと来つつ
そこから熱く熱く、ひたすら熱いステージングが続きました
「旅立ち前夜」はやっぱりサビの一部でメロディがちょっと変わってるのが良い味を出していて、
みんなでシンガロングした「26」も気持ち良さ満点、イントロのベースも実に艶っぽくて官能的でよかった
しっとりと歌い上げた「然様ならば」に、これも全然披露されてなかったんじゃないか?ってくらいのレア曲「さぁ、旅を始めよう」
この曲もバンドアレンジでちゃんと歌い上げてくれて嬉しかったし、優しくもシビアな歌詞も良かったな。と
勢い満点の「告白」、源ちゃんの熱唱が響いた「鼓動」はやっぱりサビの歌詞が胸に来たし、しみじみとした気分にもさせられた

リアレンジの「残像」を不穏さたっぷりに聴かせた後、
「証し」「冬空と君の手」をしっかりと丁寧に歌い上げてこの日は終了
「冬空と君の手」は存外にグルーヴ感がよく出ていて、ハートフルな音像でもあって
これまた堪らない出来栄えでした 意外と締めにも似合ってると思ったので、今後も聴きたい一曲でもありました
本当に届いて欲しい人「にも」届いて欲しいのに、、、と普段から思ってるので余計にグッと来てしまいました。
そんなこんなで勢い、沁みる良さ、そして珍しいナンバー連発の最高のライブは終わりを告げました
やっぱり、大好きな「蛍」に少し泣いてしまった「サンカク」が個人的ハイライトですね。
この2日間のロストの皆さん、スタッフさん、ハコのスタッフ、そして一緒に楽しんだお客さん達に感謝です。
ありがとうございました。










1.旅の途中(一部)
2.羽化
3.はじまり
4.最後の一球
5.柊
6.車輪の下
7.秘密
8.蛍
9.サンカク
10.旅立ち前夜
11.26
12.然様ならば
13.さぁ、旅を始めよう
14.告白
15.鼓動
16.残像
17.証し
18.冬空と君の手

19.ライラック
20.366
21.希望

22.30











LOST IN TIMEのライブはもう行き始めて長いですし、
毎年数回行くぐらい行き慣れてはいるんですけど
未だに聴いて泣ける、って事が嬉しかったですし
記事を書いてても、そんな事実に胸がジーンとなってしまいましたね
こうやって、昔の封印してるかのような時期の楽曲もちゃんと演奏してくれる
そんなロストの「誠実さ」に益々惚れ直したような素晴らしい一夜でした。
凄く個人的な想い入ればかりの感想にはなってしまったんですけど(笑
でも、これが自分の本音ではあります
想像してた以上にレアリティの高い2日間に仕上がっていて、本当にファン冥利に尽きる週末でした。改めて、感謝を。

アンコールでは多幸感溢れる「366」の後押し感がやっぱりイイな。と思いつつ
やっぱり新曲の「ライラック」が自分の思い出すらも滲むようなクオリティで大好きだなぁ、と。
この曲の魅力に関してはまた別記事で想いを込めて伝えたいトコロです。
最後は「30」で(比較的)前向きに締めたのも良かったんじゃないかと。

今後は、海北さんの始まりの場所の熊谷での総括の総括のようなワンマンに加えて
海北さんのソロでの全都道府県ツアーがあって、それが今からすっごく楽しみです
海北さんの弾き語りはすっごくあったかいので、
お近くの方は是非観てみて欲しいですね
自分も47都道府県もあるので複数個所行こうかな、と計画中です。


【祝!表紙巻頭】天野めぐみはスキだらけ! 第29話「だから天野・・・」 感想(少年サンデー 2016年28号)

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今週は表紙だょ♪

ああ、めぐみ、なんて可憐なんだ・・・って書くとちょっとアレな人みたいですが(笑
いや、でも、個人的には最高に気分が良かったですね 好きな漫画が雑誌の表紙を飾ってるのはやっぱりイイ。
それも雑誌で一番推してる漫画が、、、!という事でこういう感覚は何年ぶりなのかなあ。
前のブログで某ジャンプや某チャンピオンの漫画を推してた時はこうやって「普通に」表紙になる事なんてまずなかったし、
このブログに移行してからも(各話感想を書いてる作品の中では)初めてなんじゃないですかね

本当に・・・
某ジャンプの時も同時連載の他の漫画の方が人気だったり、
その作品の各話感想を書いてるような、推してるようなブログを見てなんだか無性に「羨ましい・・・」って気持ちになってたんですよね
なんで俺が大好きな作品は決まって「そう」ならないんだろう?っていう悔しさをずっと感じてました
特に自分は趣味が生き甲斐というか、仕事の疲れやダメージを完全に娯楽と呼ばれるものに癒してもらうタイプなんで
余計に「ああ、そう・・・」って気持ちが強くてなんだか複雑だったのは否めないトコロです

だからこそ、「ようやくこの時が来たか!」感が強くて
なんだか今の俺はジーンと胸が震えるような感覚になっております
こういう気持ちを味わうにはあまりにも遅すぎた
自分は(実は)作品の好き嫌いが激しいので、
こういう気持ちを味わう事自体がかなりレアリティある、というか難解な事だったりもするんですよね
なんか、単純に、凄く嬉しい・・・。というか、ブログ始めて(前身含めて)7年半も経ってるのにそんなにこういう機会に恵まれないのもまたスゴイ、というか(笑
しかも俺の大好きなジャンルのラブコメですからね!天野めぐみですからね。
サンデーって雑誌は実に素晴らしいですね
市原編集長になってから面白い新連載も増えてるし、このまま復調していって欲しいです
「ゆらぎ荘」といいコレといい、草食系なんてバカバカしい言葉が蔓延してる今、
きちんと「男の子」の為の漫画も盛り返す素養が見られて個人的には嬉しい
自分の感覚は間違ってなかったんだ!って思いましたね
まあ、間違ってても別に良いんですけどね(笑
それが素直な気持ちならば。










めぐみのこーゆートコ好きよ。


で、本編はある意味平常運転でした
学の告白詐欺はありましたけど(笑
ただ、流れ的には言ってもおかしくない流れではありましたよね
だからこそ、めぐみもあそこまで怒ったのかもしれない、、、と思いつつ
今週も途中からちょっとめぐみ視点っぽいな。と感じました
そして、めぐみ視点だとそれはそれでニヤニヤ出来ていいな。とも思いました
一応主人公は学だとは思いますが、タイトルは「天野めぐみ」なんでこういう風にめぐみ視点からのアプローチを増やしても十分イケるのでは?と感じますね
まあサンデーはそういう事に関しては寛容な雑誌でもありますし笑





そして、そんな夢告白を真に受けてドギマギするめぐみは可愛かったです
たぶん、この調子だときっとマジだったとしても受けちゃうんだろうな~とは思いつつ(笑
そんな詐欺っぷりにプリプリするめぐみも夢にまで観ちゃうまーくんも両方良かったですね
めぐみの恋する気持ち、心情的なエッセンスは増えれば増えるだけニヤニヤの度合いもUPすると思うので
その辺の切り込みにも今後期待したいトコロです
センセーショナルな巻頭カラーから、
ズッコケのオチまで(笑)「安定」という言葉が相応しい話数に仕上がってました
まあ、日常ラブコメだし進展に関してはこの後をお楽しみにしますか
次回からは2学期・・・という事で、
秋以降のイベント展開もまた楽しみです
ベタなのはやっぱり体育祭と文化祭ですかね
どういう風に捌いてどういう風にニヤニヤさせてくれるのか、、、に注目です。




しかし、ワンピース姿可愛かったな・・・
っていうか、前々から思ってましたけどワンピ似合うねめぐみは
2巻の表紙も素敵過ぎる白ワンピですし、スキだらけ、とかいいつつ
きちんと「清純なイメージ」も付随してるのが彼女の素晴らしさだなあ、、、と(お世辞ではなく)思いました
そもそも今号の表紙のイラストからして“大人っぽいお姉さん”感が出ててドキドキしますしね
年齢的には余裕でめぐみの方が年下なんですけど・・・笑
学生の時に、こんなお姉さんと出会いたかった
素直にそう思いました。

また、今回のお話は何気に学が「めぐみの為に」行動しているお話にもなってるんですよね
めぐみがきっと泣きついて来るから、その前にちゃんと教えられるように自分も終わらせておこう――――っていう
考えようによっちゃ健気過ぎるくらいに健気な行動で(笑
そんなまーくんの思い遣りにも(勝手に)ジーンと来た話数でもありました
めぐみはそんな事勿論知らないし、とっくに終わってるだろう。と思ったから頼ったんだろうけど
そんな苦労を一言も口に出さない学もまた素敵な男の子だな。って感じましたね
めぐみに代わって感謝したい気分ですね笑

あと、宿題を「ちょっとだけやる」って感覚もよく分かります
先に進めとこう、と最初の内は粋がってるんですけど、結局その粋がりはその場だけのもので
気が付いたらやってあるのはなんだかんだで最初に粋がって進めたトコだけ・・・って経験は自分にもあります
多分、それで満足しちゃうというか、自分の力を過信しちゃうというか、余裕ぶっちゃうんでしょうね

そんなワンピ姿を褒められて紅潮するめぐみはとっても可愛かったです
とってもガーリーだね、、、と思いつつ、
こういうやりとりは実にラブコメっぽくて好みでした
きっとまーくんに見せる為にとっておきのを出したんだろうなあ。。って想像すると
二重にニヤニヤ出来ちゃいますね(笑 今週もごちそうさまでした。


しかし、おしりとぶどうおっぱいと、またおしり~と
今週も官能的アプローチのコラボは実に良かったですね(超笑顔)
おしりの方は今すぐそうにゅ・・・いや、なんでもないです、はい。
堪らんですばい!!って事です(単純)
と勿論基本要素であるお色気要素に関しても良好な29話目でした
ブラが出しっぱなしなのもほっこりクスクス出来ましたね
ああいうの、いいですよね・・・。本当にね。

めぐみからの、学への「いつもありがとう。」って気持ちもしっかりと伝わって来ましたし、
ストーリー的な意味合いでも見どころがあって良かったです
そう考えると、
途中からやっぱめぐみサイドの話になってたのかもしれない。と思いつつ
そんな変化も心地良い今週の「天野めぐみ」でしたね。表紙巻頭カラーも本当に嬉しいですし、
中身も安定しつつも感謝を述べるめぐみの素直な気持ちが良かったし、、、でファン冥利に尽きる号数でしたね!
また、こういう想いを味わえるように相変わらずアンケートはしっかり出し続けますよ~。まだまだ上を狙える漫画だと思う。応援。














◆あおざくら

沖田ちゃん可愛いなあ・・・笑
それはさて置き(?)すごく面白いですね
明らかな足手まとい、
そしてそいつに対する制裁・・・
こういうのは乗り越えた時のカタルシスが高いので色々と楽しみですが
確かに何もかもを手伝ってもらっている今の状態は危うくはあります
そうじゃなくて、「自分の力で」何とかした時にこそ、彼の成長になるのではないでしょうか。

にしても、あれじゃ飯に風情もなにもないだろうに、、、笑
なんだかすぐに腹の中から消えちゃいそうで、
個人的には無理でしょうね。
そもそも俺には合格するだけの学力も教養もないですけどね!
近藤君は、沖田ちゃんの為に主人公として是非頑張って欲しいです。
そして男の娘展開も是非



◆天使とアクト!!

なるほどねえ、
確かに「従順に」なんて意識がある訳ないわな
そもそも、そんな従順になる必要性も基本的にはないと思うし
これは正直上手いオチだと思ってしまいました
まあ、本気でペットにされるトコも見てみたかった気はしますが・・・笑
この間の疑似BLといいちょくちょく妖艶な要素を入れて来るのがイイですね。



◆MAJOR 2nd

ああ、ミチルちゃん可愛いよ・・・
もうミチルちゃんが正ヒロインで構わない。と個人的には思ってます
そんな事書くとお叱りを受けそうですけど(笑
しかし、
ライバル同士の子供がくっつく~というシナリオは燃えるものがあると思うんですよね
ミチルちゃん、素直に可愛いし、大吾の中に吾郎を垣間見てキュン、となってくれそうな素養もあるし(笑
もうミチルちゃんを正ヒロインにしようよ!!(おねだり)

しかしこの作者は必ずと言っていいほど恋愛的描写を入れて来るので、
きっとそういうラブコメ展開にもこの先なるんでしょうねえ。
色々な意味合いで楽しみです。



◆ふれるときこえる

泉澤と白瀬のBL、アリだなあ・・・
っていうかのっけから何書いてるんだ俺は(笑
でもなんかそういう雰囲気ありますよね、、、特に白瀬の方はね。
いや、そんな誰からも共感されなさそうな感想を書いてる場合じゃなくて、
展開的には最も辛い展開になってしまいましたね
白瀬くんには悪気は一切なく、
泉澤くんを思うと踏み出せないだけ
だからこそ、彼にとっては辛い訳で・・・
いっそもうさとりとくっ付いちゃいなYO!って思いましたが
そんな軽いお話じゃないんでしょうね(当たり前だ)
でも、最終的にはそこに落ち付きそうな予感もする。
そして扉絵のさとりの尻はエロかった。
隣の尻よりも何倍も(笑











今週はもう表紙眺めてるだけでもニヤニヤしちゃいますね(笑
やっぱり、ラブコメはいくつになってもイイし、好きな気持ちは一切ブレない。
ちょっと大人っぽいアプローチも成功していたかと思います。
永久保存号ですね。


かぐや様は告らせたい12話、リクドウ103話中心 ヤングジャンプ2016年28号の感想

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自身で自身の事を「まだまだだ」「未熟だ」って思うのは基本的に良い事だと思うんですが
「出来た事」も正直ある訳で、そこを無視して自身を責め続けるのも何かが違う気はしています
全否定する事なんてぶっちゃけ誰にだって出来るわけで、大事なのはそういう自己分析なんじゃないのかなあ。とは最近思います

やっぱり、自己否定に酔っちゃう、みたいなのは誰もが陥る落とし穴な訳で
出来る事なら嘆きつつも足掻き続けていたいなあ。って自分は思う
そういう酔い方は言い方は悪いですがださい、と感じるので。

色々経験して、自分の適性を知って行くのも大事だと思います
それすらせずに嘆いてばっかり居ると結局それは「怠慢」でしかないんですよね。
でもまあ、俺もコミュニケーションやアプローチが超苦手なんで日々大苦戦してますけど(笑












☆かぐや様は告らせたい 第12話「藤原千花は食べられたい」

少女漫画は性行為OKで
少年漫画は規制が厳しいのはなぜなんでしょうね?
ただ一つ言える事は、性的衝動は誰しもが(程度の差はあれど)持っているもので
そこを描く、っていうのは「官能表現」という堂々たる芸術である。って事ですね
今はそこがあまりにも尊重されなさ過ぎなトコロは正直あると思います
あると思いますっていうか、完全に個人的な意見ですけどね。
人間の根源的なアレなのにね。

それはさて置き、少女漫画大好きな藤原書記は可愛かったですね(笑
男でも美少女に振り回されたい欲求は少なからずあるでしょうしね・・・。
お子ちゃまなかぐや様も可愛かったです。

ただ、イヤフォンは別に共有したくないですね
片方だけだと苛々しませんか?
音ズレだけでもキレそうになるくらいちゃんと聴けないと嫌なタイプなんで
その点では片方ずつのイヤフォン(平井堅の曲みたい)というのはそんなに好みじゃないです
ただまあ、こういうのは距離感を楽しむ為の演出なのかなあ。確かに言葉にするとちょっとエロいけれど笑


しかし、それとは別に会長の性的なアプローチ(笑)に珍しくストレートにドギマギするかぐや様はやたら可愛かったですし
強引に攻められるかぐや様もこれはこれでアリだったように思います いつもは不敵なだけに。
そして、「フルフル」と首を横に振る仕草もめっちゃ可愛くて胸キュンものでした
回を重ねる度に可愛くなっていくのは美少女漫画として凄いなあ。。と思いつつ
きっちりオチで笑わせる手腕も確かなものでしたね
ニヤニヤしつつも、
クスッと笑ってしまう良さがありました
いつもの駆け引き合戦とは違う種類のお話でしたが、これはこれで面白かったと思います
人気も高いみたいですし、安定して楽しめそうな連載になって来ました。



☆リクドウ 第103話 通用しない

どう見ても先にケンカ売って来たのはお前だろ・・・
こういう勘違いしてるようなガキが大嫌いなんで、正直衝動的に「こいつ倒してくれないかな」って久々に思ってしまいましたが(あまりにも礼儀が無さ過ぎる)、
その分燃えると言えば燃える戦いになるだろう。と感じたのもまた事実です
完膚無きまでにぶっ潰して欲しいな~と思いつつ、
ただ彼にまったく太刀打ち出来なかったのも現実なんですよね
「あいつは態度が悪い」と嫉妬の様な陰口を叩くのはあまりにも負け犬臭くて惨めなんで
彼が普通の腕ではない、素晴らしい選手である事は認めざるを得ないと思います
認めた上で、それを越えなければいけないんでしょうね、きっと。
そういう事を感じさせたお話でもありました。

リクは、今まで強敵と戦って来ましたけど、
ここまで手も足も出なかったのはきっと初めてなはず
どんどん強い敵が出て来て、どんどん解決法を探して成長していく、、、という構図は
以前も言及しましたがある意味「ロックマン」の作中観に通ずるモノがあると思う
感想の始めでは神代を否定するような事も書きましたが、
彼は彼でイイ具合に「ヤンチャ坊主」として描けてるんじゃ・・・とも感じてます
どういう風に展開するのか、どういう風に攻略するのか、、、楽しみですね。

あと、シンマン賞のページで
三原は死ぬ予定だった。とか色々衝撃的な事を語っているので
これは必見だと思いますよ というか読み応えが普通にあって素晴らしいです(笑


















◆君と100回目の恋

青春してるなあ・・・
誰もが誰も傷付くエンディングは正にBAD ENDそのものですね
それはそれで沁みる趣があって実は好みなんですが、
ここからハッピーエンドに変えられるのなら、それはそれで見てみたい気もする。
なんだか面白くなって来ましたね。



◆潔癖男子!青山くん

なんて上手いエンディングなんだ(笑)
そりゃウィザード様のが人気になるわ。。と思いつつ
それはそれでリベンジ展開にも使えそう。って少し思いました
それにしても素直に松くんの話で涙しちゃう小田切さんともかちゃんは超カワイイ。
こういう純粋で、スレてない娘がいいんだよ・・・(笑)。
スレてない娘の方が単純に癒されるしね。

ちなみに青山くんの出番が珍しくゼロの回でした。













次号は「リクドウ」が巻頭!




もう10回もお世話になってしまった 齋藤山城守之彦「こころLOVE²ライブラリー」について語る

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↑このカットが大好き



快楽天2016年7月号(今月号)に載っている齋藤山城守之彦「こころLOVE²ライブラリー」で
10回もお世話になってしまっています きっとこれからもお世話になるでしょう
正直、読んだその日に何発もいたして、しかもそれが持続しているという
ここまで興奮しちゃっている作品も個人的には珍しいです
一日6発という正に人間放棄してただの猿になってしまった日すらあったくらい搾り取られた訳ですけど
何故ここまでこの作品が面白いのか、好きなのか、愛しているのか、そしてお世話になれた要因は何なのか、、、と色々と掘り下げてみたい気分になったので
半ば衝動的に記事を書くことにしました
ちなみに10回目お世話になった所で「あ、こりゃこの感動を記事にしなきゃ」って思いました
自分にとって官能とは“美”であり“豊かさ”であり、神聖なものですので。






①こころちゃんがカワイイ

純粋過ぎて可愛い


そもそも「お世話になれる」「なれない」の基準はなんなのか、と考えると
やはりキャラへの感情移入の度合いなんだと個人的には思いました
この娘のエッチなシーンが見たい!って思わせられたら完敗だよなあ、っていうか
その作品の「勝ち」だなあ、っていうか・・・。天真爛漫で、無邪気で、汚れを一切知らない少女こころが
オトナの階段を一気に転げ落ちて行く様は何度読んでも興奮してお世話になりたい気持ちを誘発してくれます
無知なのに、カラダは敏感で、快楽に素直に溺れて、でも溺れ切るまで行かない最低限の倫理感が備わってる塩梅もまた見事で
正に「絶妙」という言葉が相応しいキャラクターに仕上がっています



②バックボーンの構築の仕方が良い

カラダも「オンナ」にされていきます


また、元々介護の為に、純粋な奉仕目的の為に来たのに
いつの間にかおじいさんにオトコを教えてもらって手篭めにされてしまうストーリーが最高ですね
始めのそういう無邪気なバックボーンがあったからこそ、ジゴロの女遊びに選ばれて無理矢理ハメられて何度も子宮にザーメンを送り込まれてしまう・・・という
展開のギャップの凄まじさが光っている傑作になってます
本当に出だしだけ見れば、希望に満ち溢れた少女の明るさだけですからね
それが最後には仕事に疲れて(いるであろう)クタクタのおっさん達の慰み者にもされてしまって
全部見られて、あそこも拡げられて、何発もやられて10人斬りを果たしてしまう、、、という
健康的な序盤から不健康な終盤への変わりようが実に見事なんですよね
俺は常々成年漫画は「キャラクターの良さ」と「バックボーン」だと言ってるんですが
その二つが見事に調和している新人離れした傑作だと確かに感じました
実はデビュー作でもお世話になってたんですが(笑
やはり自分の目に間違いはなかった、という感じです
また、無邪気な印象が強かった分、実はめちゃくちゃ「オンナ」なこころちゃんのボディも堪らなかったですね
おじいさんの丁寧に嬲る様な愛撫と言葉責めもめちゃくちゃ良かった、、、というか、興奮に貢献してくれたと思います



③こころちゃんの心情の変化がそそる

実にイイ・・・。



おじいさんの官能的なセックス、ヤリチンの的にされてまるで娼婦のようなポジションにまで落ちる
そんな所謂「堕落欲求」を満たしてくれる作品でもあるんですけど(なんせ主人公がこころちゃんその人だし)
そんなこころちゃんが段々おじいさんのテクに惹かれて、今まで抱いた女と比べられて
ちょっと傷付いて嫉妬するシーンには流石に息子も元気いっぱいになりました
要するに、心情的な可愛さ、、、というか、
そもそも無理矢理やられてるのにいつの間にかおじいさんに愛されたい、私だけを・・・。って気持ちになってる事自体グッと来るし
そういう性感に素直で(実は)エロい性格もめちゃくちゃ可愛くて堪らなくなってしまいましたね
心とは裏腹に、カラダだけは誤魔化せないというか・・・。そう考えると上手いネーミングでもあります
凄く従順になっていく様は、どんどんスケベになっていくボディと表情と相俟ってお世話になった中でも特にフィニッシュを飾ってくれたシーンになっていました
コドモだったのが、心も身体もオトナになっていく・・・それが一番堪らなかったのかもしれないですね。
また、なんだかんだでダークになり過ぎない「和み」というか、作者の人柄の良さが滲んでるのも大変好みでした。

ちなみに、この記事を書いてる最中にもお世話になってしまったので結局11回になりました(満面の笑み)。
・・・本当に、言葉責め、どんどんえっちになっていくカラダ、従順な様、そして保たれた倫理観でメリハリも興奮も維持、、、と完璧に近い作品だったと思います
素晴らしいです
こころちゃんには、このまま官能に染まって欲しいような
逆にピュアさを保って、時折思い出しては紅潮して欲しいような・・・そんな気分ですね。
本当はお世話になれた、なんて感覚の問題ですから理屈で説明する様なもんじゃないんですが
それでも敢えて本作の素晴らしさを自分なりに解説してみました
詰まる所、一言で言えば俺はこの作品が大好きです、
こころちゃん大好き!!って事ですね。
直接的表現を多用してしまい、苦手な方には申し訳なかったですが
自分の中では官能的表現は崇拝すべきものなのでご了承くださいませ。












やっぱり、成年漫画はシチュとか画力云々ではなく
キャラクターだと思います(勿論本作は画力も高いんですが)
そこは一般漫画とも変わらない、むしろページ数が少ない分一般漫画よりも重要だと思う
先月紹介したこっぽり生ビールさんや、以前から推してるきいさん、ニイマルユウさん等
キャラクター制作の意識の高い新人さんが今の快楽天には沢山いて掘り下げるのもまた楽しいですね。
齋藤山城守之彦さんの今後の作品も楽しみ!応援しております。具体的に書くとアンケ入れて。




THE NOVEMBERS「首 Vol.11-Deeper Than Abyss-」@渋谷WWW 16.6.10

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                             昨日はノベンバのイベントを観に渋谷へ。










なんでしょうね、
「Blood Music.1985」の最中、過剰なまでに熱くなって小林祐介が「ロックンロール」と叫んだときに
自分の中の何かが切れてしまったような、興奮し過ぎて目の前が見えなくなるくらいにヤラれてしまった瞬間がありました
徹底という言葉が似合うレベルに暴力的なサウンドにすべてを覆い尽くされる、身を任せたくなる感覚・・・というか
見たくもなく、素敵だとも思えないクソみたいな現実をメッタ刺しにしてくれるような
どこまでも攻撃的かつ恍惚的な爆音の海に酔い痴れてしまう夜に仕上がっていました
一音で「これはヤバい」と思えるフレーズの連発、
血沸き肉踊るシャウト、
どのメンバーも欠けてはいけない、と思える程の個々のキャラ立ちと必然性
また一つ表現力の幅、深みを拡げたんじゃないか、と素直に思えるその演奏内容は
既に毎日「好きだなあ。」と思ってるのに、それでも尚惚れ直させる程のライブパフォーマンスでした
聴き手を思い切りぶん殴るような、めちゃくちゃに切り裂いて引き摺りまわすようなその衝撃性は
間違いなく自分がロックに望んでいる作中観そのものだと感じましたし
「これが欲しかったんだ!」としっかりと思えたのが嬉しかった
感傷が澄み渡るような繊細さと、
爆弾が投下されたかのような激情が同時に迸って聴き手を完全に魅了し尽くした
そんな今のTHE NOVEMBERSの「素晴らしさ」が120%表現されていた名演だったように思います
ただ、常にそんな期待値を更新してくるのもTHE NOVEMBERSの強みでもあるので
こんな極めてしまった夜すらもきっとこの先越えていくんでしょうね
まだまだこのバンドに対する「楽しみ」は尽きる気配すらない
それと一緒に、
自分はこんなにもノーベンバーズが大好きで、彼らの音楽を愛しく思ってるんだなあ。。と改めて思えた夜でもありました
今のTHE NOVEMBERSのライブは兎に角「凄いもの」「眩暈がするもの」がストレートに鳴っていると思います
それを伝えたくてこの感想を書こうと思いました 相変わらずヘドバンもしてしまって色々な意味で充実していたイベントでした。感謝。












■MONO

名前は知ってるけど・・・という程度の認識でしたが
一曲目から哀愁とノイズの洪水に襲われて堪らん気持ちになりました
過剰なまでの爆音とギターを使ったある種メチャクチャなパフォーマンスは
確実にノーベンバーズも影響を受けてるな。。としっかりと感じる事が出来て
THE NOVEMBERSのファン的にもルーツの一つを垣間見れる意義深い対バンになっていたかと
ファンの熱量も高く、そんな興奮が伝わって来る会場の雰囲気も相俟って心地良く観れました
美しさを感じる静謐な場面もあれば、嵐の様な音像に変わる獰猛な場面もあって
そんな緩急の使い方も一級品で勿論初見ですが完全に魅了されましたね
唸る様なギターフレーズも多く、
リスペクトされるのも分かるくらい変幻自在な音楽性が凄かったなあ、と。



■ROTH BART BARON

まず単純に思ったのは、
ボーカルの歌が上手い。
長身でスラッとしてて格好良い。という2点でした
そんなん誰でも思う事じゃん(笑)って感じですが
本当に感銘を受けるくらいに美しい声で佇まいも優雅そのものなんですよね
聴き手の心に沁み渡るような優しくもシビアで気高い歌の数々が非常に堪らなかった
1か月前の「首」もそうでしたけど、ノーベンバーズがリスペクトしていて招く面子というのは
極端に外れが少ないなあ、というか、本当に初見で「イイ。」と思えるバンドばっかりなんですよね
悲しみに支配された心に一筋の光を差すような、そんなバンドの作中観に思わず泣きそうになってしまったライブ
特に最後の、シンガロングの場面すらあった「氷河期」は大感動してしまうような出来で
恐らく他バンドのファンだったとしてもバッチリ心を掴まれてたんじゃないでしょうか
実際自分もその一人でした
お世辞抜きで。



■THE NOVEMBERS
1.human flow
2.新曲
3.keep me keep me keep me
4.新曲
5.Fiedel
6.新曲
7.dysphoria
8.Blood Music.1985
9.新曲

10.今日も生きたね




小林祐介がツイッターとかで「美しい夜にします」的な事をさかりに言ってましたけど
ホントにその言葉に嘘偽りがまったく無かったな・・・とこの時点で既に思っていました
そりゃあんなに力入れて宣伝するわな。。来て欲しいと思うわな。と、素直に思える内容と
ただ雑多に呼ぶのではなく、ちゃんとコンセプトや合わせて見た時のカタルシスがちゃんとある
そういうイベントに於いても感じる事が出来る音楽への生真面目さと美意識も感じられたのが凄く嬉しかったし、
そんな意識が素直に「素晴らしい。」と思える企画にもしていたと思います。

一曲目の「human flow」はそんなコンセプトに真っ向から応える様な、
正に美しく、優雅で、かつ物悲しさも感じられる完璧な仕上がりになってました
そもそも披露するのも大分久々だったと思うんですが、ブランクどころか益々研ぎ澄まされたナチュラルさを感じれたのが嬉しかったですね
ちなみに今日朝起きた時に脳内でこの曲がずっと鳴ってました(笑)今も。

小林祐介が明るく「ありがとう!」と告げると
最近のノベンバにしては軽快で、メロディアスで、野生的なコーラスワークと躍動感が光っている新曲を披露
これがまた新機軸!と思える雰囲気と演奏に仕上がっていてそんな新しい一面で魅せる事も忘れない構成もまた見事
 ちなみにこの会場に来る途中(WWWは超久々でした)、「Paraphilia」を聴きながら来てたんで
その中から「keep me keep me keep me」が演奏された時はあまりにタイムリーでビックリしましたね(笑
こういうミラクルが起こるのもまたライブの醍醐味であります
選曲もこの日のライブには似合っていて、
「もうだめだと思ってるとしても」 の部分では思わず胸に来て泣きそうになりました
最近そんな瞬間が多いだけに。。 この曲も久々でしたが違和感なく溶け込んでいて流石でしたね。


代官山でも披露された内省的なフレーズを含む新曲も再び披露
ケンゴマツモトのスケール感も聴いてて気持ちが良いギターフレーズに魅了されつつも、
人と自分を比べてしまう人間の愚かな部分に焦点が当てられた(と、思われる)歌詞の作中観にも胸を打たれた
 益々冷徹に、凍てつく気配とその美を感じさせる「Fiedel」とこれまた久々の楽曲が続く
この曲は真っ青な照明の演出も良くて、小気味良いギターサウンドと相俟って至高の空間を作り上げていたと思う
お前が良いと思うんなら、迷わずにそこに行けよ。というある種の男らしさを感じさせる歌詞の方向性もまた良い

ワンフレーズを繰り返す激しさ溢れる新曲も披露、
そして前回の首ではアンコールだった「dysphoria」を本編で披露
いつも以上にゴージャスさを感じさせるサウンドの景気の良さが堪らなかった
そして、個人的にこの日のハイライトだと思った「Blood Music.1985」に続いて行きます

吉木さんのドラムがいつも以上に、、、それは気持ち的なニュアンスではなく
明確に走り気味で、それにつられる様にケンゴマツモトのギターも全力で掻き鳴らされていた感覚があって
その二人の相様に、格好良さに泣きそうになるほどに感動してしまった、、、というのがまずあって
益々進化しているこの曲を聴けた時点で幸せを感じていました
ペース配分一切無視の無茶苦茶なアンサンブルは笑っちゃうくらいの痛快さがあった
 高松浩史の時に攻撃的なベースフレーズも最高に気持ち良く、
そんなアンサンブルに応えるかのように小林祐介のシャウトとギターも火を吹く、
まるで火山の噴火を見ているかのような、迸る感性の爆発っぷりにひたすら痺れてしまっていた名演も名演の一曲でした
こんな風に書くと「大げさだな。」と思われるかもしれませんが、そんな風に書きたくなるくらいに凄かった。。という事で許して頂きたい
小林祐介が興奮して「ロックンロール」と叫んだ場面では
自分でもわけがわからなくなるほどに興奮して、目の前が見えなくなって、思わず拳を振り上げてしまったんだけど
そういう人を狂わせるくらいの力があるのが所謂ロック音楽と呼ばれるものなんだよな。。としみじみと感じてしまいました
THE NOVEMBERSを少しでも好きで、ライブを未体験の方は絶対に来た方が良いと思います
想像以上のものがハコでは鳴っていて、常連の自分ですら未だに想像以上と感じるレベルなので
ロックンロールに身悶えするような感覚を望んでる方にはうってつけかと。

最後の新曲も、また音の暴力性が凄まじくて
この曲も代官山で披露された新曲の内の一つなんですけど
その時以上に音の鋭さ、破壊力に磨きがかかっていて
そのあまりの格好良さに涙が出そうになるくらいのパフォーマンスに仕上がっていました
また新曲で最後を締める、新曲で最高にアガらせて終わる、、、というのも正に「進行形」で素晴らしいじゃないですか
この夜もまたヘドバンし過ぎで今首が痛いんですけど(笑
でも、その時からもう「明日どうなってもいい」と思えるくらいに
自分の中のカタルシスや興奮を抑え切れない素晴らしい夜だった事を(勝手に)記しておきます
本当に、本当に、この夜のTHE NOVEMBERSは称賛し切れないくらいに美しくて、獰猛で、カッコ良かった。痺れた。
要約すれば伝えたいことの究極はただそれらだけ、です。













自分は、目の前に広がる何とも言えない「何か」を滅茶苦茶に引き裂いてくれるような表現が大好きで、
それを渇望する、強烈に欲している自分も確かにいるんだなあ。。と再確認出来た、というか
ちょっとハッとするくらいに目が醒めた感覚だらけの一夜でした。
共演もお世辞抜きで素晴らしく、
最後の最後にアンコールで歌われた「今日も生きたね」も、
音源以上に野性的な小林祐介の最後の叫びやコーラスワークが光る最高に胸に来るエンディングとして鳴っていたかと
一曲目「human flow」からアンコールの「今日も生きたね」まで一瞬たりとも見逃せないライブだった
今後もTHE NOVEMBERSの11周年は続いていくので、お好きな方は共に楽しみ尽くしていきましょう。

常に最新の衝撃をくれる、そんなノーベンバーズがたまらなく大好きです。


ゆらぎ荘の幽奈さん 第18話「前門の狸と後門の狼と千紗希さん」感想 (少年ジャンプ2016年28号)

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↑ 今週一番の見どころ(個人的に)










いやー、ある意味タイムリーっていうか、
女性に関して不誠実な大人が日々クローズアップされている今年ですから
こういう「格好良い男」を描く意義っていうのは大きいんじゃないですかね
責任が取れないなら、しない。
中途半端な気持ちなら、やらない。
ある種「当たり前」の理念ではありますが、
その「当たり前」すら守れないのが多い現代だからこそ、
しっかり少年誌でこういう主人公を描くのは正解なんだと思います

この瞬間のコガラシは確かに輝いてました
ハッとするような格好良さがありました
男らしい、とも思いました
正に江戸っ子そのものだなあ、、、と思えるその相様と発言が本当に粋であり
評価されるべき主人公であり、また評価されてるのも頷けるほど歪な部分の無い真っ直ぐな主人公だなあ。。って素直に思いました
誰とでもするのではなく、きちんと「心に決めた女性」だけ、本当に惚れ合った相手だけ・・・というのは女性的にポイント高いでしょうね
なんせ、“浮気とかすることなく一途に愛してくれそうな男性”な訳ですから
これでまた千紗希さんのコガラシに対する好感度も上がりそうだな~と思いつつ、
コガラシは今どき珍しいくらい硬派で誠実な男だな~とも思えてコガラシ推しとしても(笑
大満足出来た話数でありました やっぱり主人公の造詣って大事ですよ。この漫画読んでると心からそう思います。



朧ちゃんガンバ!!


それと同時に、朧ちゃんがいよいよ本気になる伏線が張られたお話にも仕上がっていて
そういう部分でも何気にレベルの高さを発揮していましたね
この1話でコガラシの格好良さを提示しつつ、
そんなコガラシに千紗希さんが見直すパートも入れる
かつ、きっかけとなった朧ちゃんの気持ちも動かす、、、と
意外といっぱい事をこなしてますからね
しかも、スムーズにスマートにね。
そういう作劇の細やかさもこの漫画の武器なんじゃないかな。とか個人的に思いつつ
これから先の朧ちゃんのアプローチだったり、コガラシに対する心情の変化にも注目なのです
またちょっと顔が紅潮気味なのが良くて朧ちゃんもカワイイ話数に仕上がってましたね。




快楽天の表紙みたい



ところで、今週はセンターカラーでした
カラーでコミックスの表紙が載っていた事から、販売促進の意味合いが強いんでしょうけど
それでも、やっぱり好きな漫画がカラーになるのは嬉しいですし、もっと応援しなくちゃな。って思わされます
また今回もギリギリっていうか、煽り含めて成年漫画みたいなテイストになってて、もう一発で心打ち抜かされちゃいましたね(笑
なんかもうセックスの一歩手前じゃん・・・!っていう大人でもドキドキしちゃうような臨場感もまた堪らなかった
どれどれ、早速その大きなおっぱいを味見しましょうか
・・・と、思っちゃうくらい人を興奮させる官能的なイラストが描けてる、って事です
なんかもうずっと眺めていたいレベルなんですけど、きっと“少年たち”も今頃眺めている事でしょう(しみじみ)
そして三つ子の魂百まで、という言葉があるように、自分もラブコメの魂百まで・・・って感じで
これから先も思春期や官能を取り扱ったお色気ラブコメを好いていくんでしょう
それは絶対に消えないし、自分の「血」であるとはっきりと言える
官能を求めて来たからこそ、生活に彩りがあるとはっきりと思える
しかも、何でもいいわけじゃなくて
ミウラセンセだからこそ、キャラの誠実さに重きを置いたゆらぎ荘だからこそ、、、なんですよね
お色気ラブコメに於いて、ここまで「手を出さない理由」をはっきりと描いた作品も早々なかったので
これからも本作らしい誠実な主人公でいて欲しい、誠実なコガラシで居て欲しい・・・と
個人的に心から思っております





天国かな?



しかし、今週の千紗希さんは最高でしたね
彼女の心情を考えると最高どころか最低だと思うんですけど(笑
コガラシにドキドキしたり、
イロイロなトコロがポロンしちゃったり、
おパンツが剥ぎ取られて紅潮の度合いが臨界点を越えてたり笑
なんかもうニヤニヤし過ぎてヤバいレベルでしたけど!
でも、あくまでコメディとして描いてるので
気持ち良さしかなかったですし、
また今回は千紗希さん視点、彼女が主役みたいなものだったので
彼女の心情を想像したり感情移入したりしてドキドキ出来るお話にも仕上がっていて
その点もまた秀逸だったと思います もし自分が異性の前でこんな醜態を晒してたりしたら、、、と思うと
随分ドキドキしちゃいますよね。逆に興奮するかも

こゆずにおっぱい吸われたり、
或いはコガラシの頭に局部を乗せたり
実に破廉恥極まりない出来でけしからん(もっとやれ)でしたが
そこでコガラシが何も言わずに←ここ重要
さっと毛布をかけたあたりも流石だったなあ、と思いました
千紗希さんの立場からすると、
きっと触れられたくない出来事でしょうし
そういう紳士的な対応も光っていて、やっぱり今週もあらゆる意味で「上手い」なあ、と感じてしまったゆらぎ荘だったのでした
千紗希さんが感じた(であろう)殴らないだけじゃなく、心から女の子を大切にするコガラシの姿勢、、、
それをちゃんと感じ取ってくれた事と、あくまでコガラシを誠実に描いてくれた嬉しさが素晴らしかった傑作回でした
官能も、コメディも、主人公のカッコ良さも、ストーリーラインの上手さもある、実は何でも揃ってる漫画なんじゃないですかね
今週は特にそう思いました。

思わず紅潮して恥ずかしがる幽奈さんも良い意味で滑稽で可愛かったなあ(笑
幽奈さんの心情の変化とかもこれから楽しみになりましたね。色々と。













最後に、7月発売のジャンプGIGAで
「ゆらぎ荘の幽奈さん」の番外編がオールカラーで掲載だそうです
まさかの単独オールカラー・・・!って事で凄く嬉しいですし、編集部から期待されてるのを感じますね
若しくはジャンル的にやって欲しかったのかな(笑)とか思いつつ、
また新たなトピックが増えて個人的にワクワクしています
8ページもあるらしいんで、すごく楽しみです

単行本1巻の感想も相変わらずよろしく!
コガラシの漫画だな~。と思った ゆらぎ荘の幽奈さん 1巻/ミウラタダヒロ



ライラック/LOST IN TIME

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育った街も
見てきた景色も
選ぶ言葉も
その旋律も
始まりも終わりも別々の僕らが
同じ歌を歌っていた (ライラック)













今は、失くしたりこの手の中から零れ落ちてしまった「何か」だとしても
あの日あの時あの場所で、同じものを見て、同じものを感じて、一緒に人生を歌った(謳歌した)事だけは間違いない
今それが無い事が事実なら、昔それがあった事もまた事実なんですよね
それは今の自分の胸を締め付けて離さなかったりもするけれど、
逆に今も消えない思い出として自分を守ってくれてたりもする
そんな想いを胸に灯すのがLOST IN TIMEのニュー・シングル「ライラック」だと思います。

また、変に説明したりメッセージ風にするんじゃなく
あくまで情景として歌い切っているのが尚素敵に感じられます
今までも「手紙」「ひとりごと」等近いテーマの楽曲はありましたけど、
この曲は決意でもメッセージでもない、ただただ“あの時は繋がっていた”という事実を描く事に終始しているんです
別にそれがどう、とか、だから、こう。とかではなく、しみじみと振り返るように、思い出を慈しむように歌われるその歌は
限りなくシンプルだからこそ聴き手の胸にスッと入って来るような爽やかな感動があって
また一つロストインタイムの進化を垣間見た様な新曲に仕上がっています。

それと、演奏面、メロディのみずみずしさが素晴らしくて
三井さんの感傷たっぷりのギターサウンド、源ちゃんの小気味良いドラム、
そして海北さんの清涼感溢れるボーカルが重なって本当に聴いてて気持ちの良い楽曲になってます
ちょっとドラマとかロードムービーのエンディング曲っぽくもあり、なんだか聴いててジーンとする一曲でもあります
どこまでも突き抜けるようなそのサウンドの爽快感はいつまで経ってもフレッシュなLOST IN TIMEの芯そのもので
王道でありながらも、また更に一歩洗練されたロストが聴ける名シングルになっていると思いました。
あくまで「僕」と「君」は違う人間、としながらも、だからこそ重なりあえた事が嬉しい。という
そういう尊い心情も込められた楽曲になっているので、是非聴いて欲しいシングルです。



言葉の奥に見え隠れする
微かな影に ただ怯えてるだけ

見透かされるから
ずっと誰にも会いたくはなかった

足りない自分に
あぁ溺れるだけで泳ごうともしなかった (残像)



とはいっても、これは全国発売のシングルではなく
ライブ会場限定のシングルになりますね
だからまあ、ライブに行かないと購入出来ない訳ですが
だからこそ、今が本当に最高なロストに触れてみて欲しい
時に涙するくらい温かいライブを観て欲しい、、、という気持ちで書きました
でも、なんだかんだいってアルバムだけじゃ味気ないから、シングル盤が出るのは嬉しいですよね(笑
きっと次のアルバム(いつになるか分からないけど)に入ると思うのでその意味でも注目して欲しい楽曲です
海北さん47都道府県ツアーやるんで、これはお近くの地方に来たなら是非参加して下さい。って感じですねお好きな方は。

それと、カップリングにはリメイク版の「残像」が入ってます
表題曲とは真逆のダークな一曲ですが、原曲よりも更に荒ぶる出来栄えになっていて
エフェクト掛けまくりの三井さんの不穏なギターサウンド、源ちゃんのドラミングもより激しさを増していて
海北さんのベースもうねるうねる・・・とアンサンブルの聴き応えに関しては原曲以上にグッと進化しているテイクに仕上がってますね
歌詞も、こうやって改めてフックアップされてみると、今の自分にはピッタリの言葉が並んでいて、いや、並びまくっていて
限りなくフィットし過ぎちゃって堪らなかったです
こういう人間の心理の後ろめたい部分を描かせたらロストの右に出るものは早々いないのではないかと
言い方だったり、表情で言葉の裏を感じてしまったり、そういう事でいちいち悩んだりしちゃう弱いヤツなんで
なんかこの曲には最大限に頷いてしまう自分がいたりもします。そんな内面世界に切り込んだ一曲です。こちらも良い。












今週末に熊谷でワンマン、
アルバム再現シリーズは秋以降も続きますし、
先述の様に海北さん47都道府県ソロツアー、細かいイベントも沢山、、、と
今年も既にフル稼働中のロストインタイム及び海北さんにいちファンとして有り難味を感じています
その中でも、このニューシングル「ライラック」はライブで聴いても音源で聴いても感動してしまう一曲で
今年のロストを引っ張って行く楽曲になるんじゃないかな、って。今のロストは間違いないと思います。


天野めぐみはスキだらけ! 第30話「妬いてんの?」 感想ほか(週刊少年サンデー 2016年29号)

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                                       カワイイ。











今週まず思ったのは・・・「犬が可愛い」って事ですね(笑
以前出てきた猫のラーンも可愛かったんですけど、それを上回る可愛さで
ねこぐちさんならぬいぬぐち状態に今週はなっていましたね
性格はエロい犬だったんですけど、
なんか「普通に可愛いから、まあ、いっか・・・」的な雰囲気がありました
それくらいあいくるしい犬として描けてましたし、また一つ癒しの武器が出来たなー、という印象です

ただ、この漫画の凄いところはただ単に犬が可愛い・エロい犬でサービス的~なお話で終わってない所です
なんと、この犬の餌を口実にしてまーくんに会いに行く、、、という胸キュンな流れで最後を締めたんですね
これには流石に参ってしまったというか、
めぐみの精神的な可愛さも如実に出ていて実に素晴らしかったです
しかも、犬自体にもちゃんとワクワク出来てるし、狂おしいくらいに愛でてますしね
正に一石二鳥、、、とは今回のめぐみの為にある言葉ですね 

学がどっちかっていうと勉強一筋な性格なので
現時点では大体めぐみ側から動く、というかアプローチする事が多いなあ、と
その意味合いでもまさにタイトル通り天野めぐみの話(にも)なってるんじゃないかなって感じました
要するに「天野めぐみは好きだらけ」という話でもある、、、という個人的な主張なんですが
それもまたタイトルに偽りなしというか、めぐみもめぐみできっと裏の主人公なんだろうなあ。とは思いますね
最後の二人でほのぼのと餌を探しているコマ(222ページ3コマ目)こそ本作の醍醐味だと感じる次第です
また共同作業やれてるめぐみも、頼られてる学も両方微笑ましいんだよな。。
こういう部分がもう少しストレートに伝わって欲しいな、といちファンとして思います
めぐみも、犬をダシにしてまで学と会いたがる心情が可愛すぎ!です
同じ事されたらきっとキュンキュンしちゃう事間違いない
かといって、犬自体も超大切にお世話する
そんなめぐみの誠実さというかピュアさもまた光ってた話数ですね
最後のコマを観てると、本当にW主人公なんじゃ?と思う位めぐみ視点でのアプローチが多いのも面白いですね
なんだかまた一つめぐみがあいくるしく思えて来ちゃった30話目でした。おススメです。




これだよ、これ!



しかしまあ、犬も可愛いよね・・・笑
今、自分の家では猫オンリーなので忘れかけてましたが
犬は犬でストレートに慕ってくれたり、愛情を欲しがってくれる良さがあるんだった
それがかつての猫と比べると分かりやすいくらい如実に表現されてるのもまた「上手い」です
普通女の子にデレデレしてるスケベ犬なんてキャラは不愉快なものなのに、
普通に可愛いな。そういうトコも可愛いな!って思えるのがイイというか、ズルというか・・・(笑)。
兎角、前回の猫はややリアルに寄せてたので賛否分かれそうな感じもしてましたが
今回の犬は本当に可愛い、と断言出来ます
そんな訳で、犬好きの方にも是非読んでもらいたい
確かに、めぐみ達の気持ちが分かるくらい寝顔とかキュートだもんなあ、、、
アキちゃんと同じく(同じにするのもどうかと思うが)貴重な癒しオンリー枠としてこれからも使われそうな予感がします
季節も2学期になった・・・という事でまた新しい展開も多々待ってそうな予感です。楽しみ。




ちょっとカワイイ笑



しかし、猫に夢中になるめぐみも可愛かったな~
動物に夢中になる女の子は確かに可愛く思えるんですよね
というか、男の子でもちょっと「イイな。」って思う位ですからね(勿論変な意味ではなく)
そういう意味でも動物ってアイテムは偉大だなあ。。と感じつつ、
珍しく犬に紅潮する学もちょっと可愛かったです
可愛いというか、
可愛いトコあるな、というか笑
素直に動物を愛でるめぐみが可愛い・・・と感じれたのも
また秀逸な話数であったな。って思える要素の一つでしたね
でも、犬自体がちゃんと可愛いから余計に感情移入出来た、というのもあるかもね
それ考えるとねこぐちさんの描写力の進化なんかも感じれたお話でもあったかと
これまた珍しくまーくんの嫉妬とかもありましたし、
色々とラブコメ的に楽しくなっていきそうです
また一つ「天野めぐみ」の良さが増えた質のイイ一話だったかと。今週はコミックス2巻も出ますし、まだまだ天野めぐみで楽しめそう。

先週は、表紙&巻頭カラーでしたが
改めて自分が初回から各話感想を書いてまで応援してる漫画が
ああいう事になったのは初めてだったので、その嬉しさと余韻が続いてます
月曜日にジャンプ買う時に天野めぐみが表紙のサンデーが横に置いてあってニヤニヤしちゃったもんね笑
また、ああいう思いを味わう為に、あと夏はめぐみの季節ですから(?)カラー欲しいなあ、、、って事で
せこせこアンケ出していきたいと思います お好きな方は共に応援しましょう。コミックスの感想も必ず書くのでよろしくお願いします。




BBA&女子高生の奇跡のWおっぱい。。ごちそうさまでした(超笑顔)。










その他の感想!

◆古見さんは、コミュ症です。

巻頭カラー。
ちょっと色気のあるイラストで「おっ」と思いました(単純)
でも、今までデフォルメされ過ぎてた分、今週のコミュ症のあれは分かりやすかったです
そう、必要以上に他人の目を気にしてしまう、心の中ではボロクソに言われてるんじゃないか?って思っちゃうんですよね
気にしなきゃいい、と言われればそれまでなんですが、経験がそれを許しませんからね(笑

最後のラブコメっぽいシーンも良かったです。嬉しそうな表情が可愛い。



◆MAJOR 2nd

才能の差ってのは思ってる以上に残酷ですからね
こっちが必死に乗り越えようとしてる壁を、あっさりと
まるで壁なんてなかったかのようにグイグイとスマートに進んでいきやがりますからね
でも、結局はそれでも「ちくしょう」って気持ちはあるものだし、まだ眠ってるとは思います
卜部みたいなキャラは割と好みなんである意味主人公以上に応援したくなります
主人公は主人公でプレッシャー高いと思いますけど。



◆だがしかし

100回おめでとうございます!
ああいうの・・・自分はブタ麺ではなく
袋麺で確かに子供の頃やってましたね
ちょっとしたオヤツには最適でしたからね
特に子供はお金持ってないから、ああいうのでも嬉しいんですよねぇ。



◆あおざくら

も、物凄く理不尽だ・・・!
だが、それが最高に面白い。
最近はリアルな厳しさを失くし過ぎてストレスフリーが行き過ぎている傾向がある
でも、自分の世代だと、特にサンデーの職業ものはストレスフルなのが「普通」だったからね
その意味では最近の新連載の中でも最も往年のサンデーっぽい漫画なのかもしれません
近藤の問い掛けもいかにも主人公っぽくて良かった。
ここからまた仲間との軋轢があったりとかするんじゃないだろうか。楽しみ。



◆ふれるときこえる

さとりちゃん、可愛いじゃん・・・
俺が主人公なら間違いなくさとりを選んでるな(笑
理想ばかりを追い駆けてるけど、
本当に大事なものは近くにある・・・事に
泉澤は早く気付いて欲しいですな
まあ、そんな簡単に割り切れるもんじゃないでしょうけど。
キスシーンは流石に震えました。もっと意識しなさいっ!(特に泉澤くん)



◆天使とアクト!!

台本通りの演技から抜け出してるアクトは格好良いな
予め決められているものほどおつまらないものはないですからね
予定調和を覆してしまう人程格好良いのだと思います
その分危険性もありますけどね。

でも、アクトはなりに関してはストレートに、寸分の疑いもなくリスペクトしてますね
それもまた読んでて「なんかいいなあ。」って思います
自信家でも、完全に天才なのを認めてる相手、、、それが春坂なり。さて、次回が楽しみです。



◆柊様は自分を探している。

一人ならこいつらは他人をイジめる事すら出来ないでしょう
徒党を組んで強くなっている振りをしている人間ほど滑稽で醜悪なものはない
それとネガキャンがあっさりかわされてるのには笑いました。
結構好きなキャラなので、ここから救われるかどうかは気になる。お姉さま展開も好きだし(笑














市原編集長になってから、
新連載の質という意味合いでも明らかに良くなって来たと思います>サンデー
推してるのもラブコメだったり職業ものだったりして、かつてのサンデーのイメージに近いですし
この調子でもっともっと盛り上がって欲しい、帰って来て欲しいなあ。って(個人的に)思ってます
そして天野めぐみ3度目の表紙巻頭に向けてアンケ頑張ります。


かぐや様は告らせたい13話中心 ヤングジャンプ2016年29号の感想

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人生はあっという間、、、というのはそれはそうなんですけど、
個人的にこの1年間で印象に残るレベルの嫌な出来事が多すぎて、
中々払拭出来ずに苦しんでいる自分もいたりする・・・ので
それ考えると逆に道のりが遠いな。。とも感じたりもしてます
もう一年も半年過ぎますけど、
この半年でも「嫌だなあ」って強く思った出来事は多々ありますからね
まあでも、正直「良かった事」が全く無い、と言えばそれはそれで嘘になっちゃいますけどね
出来れば「良かった事」で滅茶苦茶に覆い隠せるレベルになれば理想的なんですけど。。
現段階だと、嫌だった事をまず先に思い出しちゃうんで
もっともっと成長と鍛錬が必要ですね。心の。










☆かぐや様は告らせたい 第13話 白銀御行は見せつけたい

好きな女の子の前で格好良いトコロを見せたい・・・
男の根源的な欲求ですよね
不幸だったのは、会長があまりに運動音痴過ぎた所為で(笑
涙と傷に明けくれる藤原さんがちょっと可愛い、って思ってしまった
つーか、段々と藤原さんにも感情移入しちゃうようになって来ている気はします
実は凄く健気でイイ子なんじゃ、、、と感じ始めていて中々イイ感じであります。
会長の活躍に素直に頬を赤く染めるかぐや様も素敵さがあって良かった。

努力すれば何でも補える、というのは実は違くて
努力しても決して届かない壁はそれはもう滅茶苦茶に存在しています
そこで途方に暮れてしまうのが凡人が凡人たる所以なんですが、
会長は「努力できる才能」はあったみたいですね
努力を続けられる根気強さもまた間違いなく天才の証し
藤原書記の協力も大きいですが、つーかそれがなきゃここまで出来なかったでしょうが
その打診も含めて会長が彼自身の手で掴み取った「成果」でもきっとあるんでしょうね
笑えるお話でもありましたが、その意味では美しいお話でもありました
格好良い自分になる為に、
素敵と思われる自分になる為に――――――

何も努力しないで「ほどほどが一番」「完璧じゃなくても」と言うのと、
ちゃんと努力して、頑張って「完璧じゃなくても」というのは全く違うものだと思います
時には妥協や諦めも全然あってもいいとは思いますが、せめてやることやってからでもきっと遅くないんでしょうね
基本ギャグ調に描かれてて、実際藤原書記のイジりにもちょくちょく笑ってたんですが
そういう意味合いだと個人的には胸に来るお話だとも感じられました
なんだかんだで、会長も人間臭いイイ奴ですよね(笑
藤原書記は更にお疲れ様でした。



☆リクドウ 第104話 マイボーイ

harder harder!!
お前何やってるんだよ・・・というか、
どっちに向けて言ってるのか良く分からないトコロがまた素敵ですね(笑
これ通勤時の電車の中で読んだんですが、思わず吹き出しそうになっちゃって大変でした
人が一生懸命練習してるのに、横でアナルファックに興じるジジイ・・・
こういうのこの作者本当に好きだよね~って感じで
むしろ「らしい」と思えたのが良かったですね
以前も、敢えて馬場会長の“ソープでの一戦”を冒頭に描いたり
色々な意味合いで青年誌らしい青年漫画だな、、、と感じる一作です
ディルドを付けさせ、自らを犯させる・・・それ逆にヤバいんじゃ?って思わせる辺りが凄いですね

相手としても、お金持ちの息子という対極の相手で面白そうですし、
リクが自らの目標=プライドを守る戦いを彼に勝って神代くんと出来るのかどうかも気になります
いずれにしても、ここで変態ジジイの登場にページを割くという事は単なる噛ませではないのかな?
ちなみに今週号もシンマン賞のページで松原さんが熱く語っています
格好良い傷はつけさせない、等
今週もまた本作に於ける美意識が垣間見られる内容になってるので是非読みましょう 損はしないはず。















◆BUNGO-ブンゴ-

えっ、また休載??
合併号明けで休んで3週間ぶりに載ったと思ったら、
そこから数週でまた休載ってヤバいですね
大丈夫なんでしょうか。

ストレートだけで抑えるのは無理じゃないかな~
それやっちゃったら一気にベタな少年漫画になってしまうような・・・
シニアの勧誘等割とリアルな部分も描いて来たので、あんまり漫画漫画して欲しくはないですが、果たして。



◆君と100回目の恋

いよいよ主人公も自覚し始めたのか・・・?
それはそうと、本格的にループ展開になって来て面白い
この後の数々の修羅場をどうくぐり抜けるのか、どうやってライブ後の世界に行くのか、、、
大分気になる連載になって来ました。でも、あと1回くらいは失敗しそう。



◆JK観音さま/しゃど地蔵(読切)

ちょっとネタが弱い、、、かな
個人的に観音さまよりも悪人の子?の方が好きだったり
しかしオチは上手かったと思う。完璧なくらいに。



◆潔癖男子!青山くん

有賀さんもちょっと可愛いな・・・
というか努力する姿勢が格好良いですね
改めてこの作者さんイケメンキャラ描くよりも
もっとガーリーな方向性のがいいのでは、、、とか思いました

青山がタバコは流石にないでしょう。彼から最も遠いものの一つですから。














明日は「ボクガール」10巻(めでたい!)の発売日です。
勿論即日購入予定♪



天野めぐみはスキだらけ! 2巻/ねこぐち

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ねこぐち「天野めぐみはスキだらけ!」2巻読了。









この2巻を読んで、単行本でまとめて読んで感じた事は、
とても「青春の匂い」がする・・・という事ですね
隙だらけ、な部分が際立つかと思いきや
意外と印象に残るのは、
めぐみが学に向ける嬉しそうな表情だったり
思春期の一ページだったり、
気恥かしそうなワンシーンだったり、
満たされた笑顔だったりする・・・のがとても素敵だと感じましたし、
それもまた本作の確かな本質なのでは。。と個人的に思いました

また、単行本で読むとそれがすごく分かりやすいんですよね
隙だらけな部分に焦点を当てた日常サービスラブコメな部分でクスクスさせつつも、
終盤にはきっちりキュンと来るシーンを挿入して来るからただ単にサービスしてるだけの漫画でもなく
青春漫画、思春期ラブコメとしての印象もきっちりと、それも先述の様に強く残ってくれる・・・という
それが単行本で通して読むとより深く感じられますし、そういう素朴さがスッと入って来て残ってくれる、というのは
紛う事なきサンデーの王道だよなあ。。とも思う訳です
要するに、官能的で享楽的な部分も描きつつ
しっかりと「この二人のちょっとニヤニヤしちゃう関係性」の描写と進捗に関しても一貫してきっちり描かれている手応えを感じた、、、という事です
それが何よりも楽しかったですし、読んでて純粋に「いいなあ。」って何度も思えましたね
野球応援の回で、片方が一方的に助けてるようでも、実はお互いに助け合っている・・・というギミックなんかは
この漫画でしか得られない絶妙なニヤニヤ感があったと思います
そういう、滲むような、沁みる類の胸キュンシーンも多々あるので
サービスだけを過剰に期待して購入する、というよりは
やっぱりそれを含めた「この二人の関係性の妙」を楽しんで欲しいし、感じて欲しいな。って思います
なんだかんだ、めぐみを助けてあげる学の優しさなんかも往々にして心地良いので、そういう部分にもまた注視してもらえれば。
お話としても、色々なタイプの話が様々な角度から詰まっていて退屈せずに一気に読めて良かったです
細かいギャグシーンも面白かったりするのでそういうトコロもまたおススメですね。



個人的には、新キャラのいとこのアキちゃんが大好き
そして、アキちゃんのお話が何度も読み返すくらいに大好きです
めぐみとは対照的に(年齢的にも)ロリータな感じの新キャラで
やたらとめぐみをライバル視したり、対抗したり、学に構ってもらおうと頑張ったり
その幼いながらも沸き出る嫉妬心や健気さがやたら可愛らしくて初見でハマってしまったキャラクターです
彼女に強く感情移入してしまうくらい、彼女の心情に寄り添った構成もすごく良くて
彼女が報われるシーンではめぐみとの青春シーンと同じくらいキュンキュンしちゃったりもして(笑
ある意味、
めぐみだけじゃない!ってトコロを見せつけているキャラクター、だとも思いました
特に胸を観比べて落ち込むシーンなんかは色々な意味合いでグッと来ましたね
まだまだアキちゃんのガーリーライフはこれから、
いつかもっともっと成長してむしろめぐみが嫉妬したり慌てたりするようになったら面白いですね
その頃には付き合ってる可能性のが大だけど

それと、水着回はやっぱり凄く面白い
まず、単純にコメディとして秀逸な話数ですし
めぐみのサービス描写も水しぶきを駆使して(ここだけは)サンデーらしからぬギリギリを攻めた表現に仕上がっています
ぶっちゃけ、そっちを想像させるアレになっているんですが(笑
かと思えば、学がめっちゃ男らしい一面を見せたり、
ラブコメ的においしいオチが待ってたりと
色々とバランス感覚に冴えている回で
アキちゃんの回といい1巻以上にクオリティや感情移入出来る度合いが上がっていると個人的に感じるので
その意味では1巻を読んだ方にも是非続けてこの2巻も読んで欲しいですね 特にお尻の描き方は相当バージョンアップされてます

どんどんとバラエティにも長けて来て益々面白くなって来ている「天野めぐみはスキだらけ!」2巻目
やっぱり心地良い、それも日常コメディの後に来るのでスッと入って来てくれる青春模様の描き方が最高だったのと
新キャラや新展開で新鮮味も抜群、
また学が時々めっちゃ格好良かったり、
何気ない話題が面白かったりと細かい部分まで行き届いてる作品だとも思いました
その上でますますパワーアップしている官能描写の鋭さにもまた感動を受けた新刊でした
ただ眺めてるだけでもほのぼのニヤニヤ出来る作品になっていると思うので、更に受け入れられていって欲しいですね。推し。












おまけ漫画のガンマンめぐみ、アリですね・・・笑
空きページももれなくラフ画で埋めてくれるサービス精神にも感謝。
本誌派でも楽しめる仕様になっているかと。天使めぐみ悪魔めぐみは確かに商品化して欲しい!
そして目次ページのイラストが表紙を後ろから(学の視点から)視たものに1巻に続けてなっているので、
相変わらず素敵過ぎて初っ端から満足させられる1冊でした(笑)。スタイリッシュなエロスですね。

ちなみに、毎週の各話感想も書いてるので、そちらもよろしくお願いします♪





ロキちゃんと瑞樹の最後のロマンス ボクガール 10巻/杉戸アキラ

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杉戸アキラ「ボクガール」10巻読了。










次巻で最終巻なんですが、
こうして単行本でまとめて読んでみると・・・各話感想を書いてた時には気付けなかった事に気付けました
それは、ロキちゃんがあまりに瑞樹に近づき過ぎた事。ただ単に神として悪戯を行っていた初期と比べて
この巻では明らかに瑞樹と一緒に居たがったり、なんとなく好いてる事が伝わって来たり、
瑞樹に感情移入している事がはっきりと分かる仕様になっています
別に作中で明言はされてないんですが、
それこそがロキちゃんの「リミット」だったのかな。。とか
それ以上近づく事は許されなかったのかな・・・とか、何となく感じてしみじみとしてしまう内容になっていました。

個人的な感情を吐露すると、
出来ればロキちゃんはあれ以上に瑞樹によって満たされて欲しかった
もっともっと瑞樹のイケメンっぷりも、可愛がられて紅潮するロキちゃんも見たかった
何より、瑞樹と一緒に遊んでいたい、一緒に過ごしたい・・・というロキちゃんの願いを叶えてあげたかった
だけど、きっとそれは許されざる領域で、そこまで一人の人間に長引いて固執したからこその「鉄槌」だったんだろうなあ、、、と個人的に考察しています

でも、ロキちゃんの気持ちも分かります
今巻のロキちゃんに対する瑞樹も本当にイケメンですもん(笑
ちょっと前の、ちょっとした会話を覚えてくれていて、そこから確かな気遣いを見せてくれる
クリスマスを知らなかったロキちゃんに、精一杯そういう気分を味わせる為に頑張ってくれる男の子
ロキちゃんの思い切り満たされた満面の笑みがそんな彼女の嬉しさを言葉ではない形で物語っていました
まるで可愛い妹のように、心配したり気遣ってくれる瑞樹のイケメンお兄ちゃんっぷり
惜しむらくは、この漫画は初期から藤原さんor猛の二択オンリーだった為に
ロキちゃんルートは始めから断絶されていて
あくまで寄り道に過ぎなかった事ですが、
例え寄り道限りだったとしても
個人的にはロキちゃんとのエピソードで見せる瑞樹のイケメンっぷりがいっつも大好きだったし、
その度にちょいデレや紅潮の表情を見せてくれるロキちゃんが大好きだった。
この漫画は、瑞樹の可愛さや面白可笑しいラブコメ模様が魅力として語られて来た漫画でしたが
この10巻を読んでいると、ロキちゃんと瑞樹の関係性の妙も、この漫画の確かな魅力の内の一つだ。と個人的に強く思えます
もし漫画の方向性が違ってたら、ロキちゃんと瑞樹の成就もあったんだろうな~とか
そんな様子を結構妄想してしまったりもするんですが(笑

そんな二人の、最後のニヤニヤエピソードが詰まっている巻になっているので
その意味でも是非ここに注視して欲しい、という気持ちが強いですし
改めて他ヒロインも瑞樹に負けないくらい可愛かったんだな~、って思えました
瑞樹と一緒にイヴを過ごせなくてイジけるロキちゃんも、その後サプライズに満面の笑みを浮かべるロキちゃんも本当に可愛すぎでした
そんなロキちゃんと瑞樹の最後のロマンチックな夜が展開される10巻、完結までの前振りの要素も強いですが、読み逃す手はない、ですよ。

ああでも、この巻読んじゃうと
アナザーエピソード、というかアナザールート想像しちゃうな。っていうか
瑞樹の前でどんどんしおらしく、可愛くなっていくロキちゃんを想ってしまうなあ。
そんなロキちゃんがトール神にイジめられるシーンもレアリティがあって面白かったです。
いつもはイジめる側だけに(笑



本筋のラブコメの方も、堪らない出来栄えになっています
今井先輩の登場は、各話感想を書いてた時は所謂物語を拡げる為の存在~って認識だったんですが
改めて読んでると瑞樹と猛の仲をよりグッと近づけるためのスパイスに思えてそれもまた効果的ですし
彼女の登場のお陰でより瑞樹が猛をイジらしく意識するようになって実にニヤニヤ出来るラブコメ模様に仕上がってますね
なんだかんだでイチャイチャ気味の二人の相様を眺めてるのがめっちゃ楽しいですね(笑
同時に、舞さんの登場で本格的に二人を意識させ、
ロキちゃんの親密化でタイムリミットが間近に迫ってしまう・・・というのは
もうこの頃から終わりに向かっていたんだなあ、、、って読んでてはっきりと思えましたね
そう考えるとやっぱり構成的にも優れた漫画だったんじゃないかなあ、と感じざるを得ないですね
そして、そんな仕掛け役である舞さん自身も色々とコミカルでリアクションも面白くて良かったですし、
時折猛の男らしさにドキッとしてしまう相様にもまたキュンとさせられました

瑞樹は、この巻でもめちゃくちゃに可愛くて、
表紙にもある通りの晴れ着姿や、
素直に猛にドキドキする様も真っ当にラブコメ!って感じで実に読んでて気持ちが良いです
デパートの屋上ではポロリしようとして一瞬変態さんになりかけたんですけど(笑
でも、ここまで来ると反応も考え方も何もかもがガーリーに染まっていて
そんなもう女の子女の子しまくりな瑞樹を眺めてるだけでも楽しい巻です
時折~、って感じではなく、
もう素で・・・って感じなのが実にイイですね
猛の複雑で、でも真っ直ぐな心情の数々も見所だと思います
気が付けば、本当にどっちに転ぶのか?が最後まではっきりと定まらないままここまで来てますが
それはそれで最後まで鉄板ルートを想像させなかった~という本作のラブコメとしての“巧さ”の証しであります
勿論藤原さんとのイイ感じのシーンも多々あって、その意味でもニヤニヤ出来る新刊に仕上がっているかと

モラトリアムの期間は終わった。
これ以上神が人間に近づき過ぎて、
神らしさや神の矜持を失ったらいけない
そして、ここまでずっと揺れ続けたままの瑞樹も答えを出さなきゃいけない。
複線や過程も含めて終わり際のタイミングとしては正にベストだった。と改めて思いました
どちらを選ぶにせよ、瑞樹なら、彼ならばきっと最高の答えと結末を導きだしてくれる、はず。
それを信じて、来月発売の11巻を待ちたいと思います。泣いても笑っても次で終わり、
それならば、最後まで全力で楽しみ、最後まで全力で見守りたい。
キャラクター達の紡ぎ出す「正しさ」を受け止めたい。
ただ、それだけです。
ちょっと切なくも、真っ当にラブコメとして楽しい10巻目でした。










ちなみに、おまけ漫画で兄がイデ子のフォローをしてたのも良かったです(笑
猛の父親も遂に登場&進言、重要な役割をきっちり果たしてくれました。
この巻から繋がって来るものも勿論あるので、
その意味でもこの巻も是非是非・・・というトコロですね。最後に、ロキちゃん大好きです!次巻でもまた会いたい。


ゆらぎ荘の幽奈さん 第19話「仲居さんの秘密の冒険」 感想(週刊少年ジャンプ2016年29号)

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                              まずはちとせちゃんから(略











1巻は売れ切れ続出で大重版だそうですね
まあ、クオリティを考えたらある種当然ではあるのですが・・・
こんだけ可愛い子揃えてこんだけ格好良い主人公作って、演出も優れてて、、、ってなったら
そりゃ売れてくれないとね。って感じですね 7月20日にはGIGAでオールカラーの袋とじもやりますし、
これから益々本作が盛り上がったり上昇していく事を願っています
個人的には今ジャンプで一番好きな作品であり、
「これが載ってるから買ってます。」って類の作品でもあります
その姿勢を示す為の毎週のアンケート投函だったりもするのです
結局、どの作品が好きかも人それぞれですから
それこそ各々で自分の信ずる作品ならば全力で支持した方が良いと思われます
そんな「ゆらぎ荘の幽奈さん」19話の所感です。




カワイイ。



仲居さん回です
1話から、しかも幽奈さんの次に登場した割には個別エピソードが随分遅くなりました
ただ、そのお陰で「やっと!」感は相当出てますし、逆に安易に予想通りに行かない良さがあったんじゃないですかね
当初のヒロインを順番にきれいに描いていくよりも、読者をドキドキハラハラさせる事の方が重要ですからね
しかしまあ、流石に仲居さんのルックス(と年齢)で無理させることは憚られたのか
他のヒロイン勢とは違って官能的、サービス的な要素は皆無になっています
しかしこれはこれでほっこりまったり出来る要素満載で逆に良かったんじゃないかな。って思いますね
というか、仲居さんのキャラクター性的にこういうテイストのお話の方が単純に似合ってるんじゃないかと。




安定のコガラシ△



あの校長先生・・・勉くんが外見的に考えると還暦を越えてると思うんですよね
だとすると、仲居さんの年齢はおばあちゃんレベルか、それ以上・・・?
それで今のアイドルにはしゃいでんのか
いやいや!「好き」に年齢は関係ないですから
それこそ200歳300歳越えてたってジョニーズファンでも大丈夫だと思いますよ。うん、大丈夫。
そんな仲居さんが中学校に中学生の制服で通ってる、って時点である種のヤバさがありますよね
みんなはそれこそ何の疑いもなく同級生だと思ってるでしょうけど、完全に騙されてますからね
きっと高校は違和感あるから行かないんだろうな、とか
逆に正直に話して今の校長みたいな関係性を築くんだろうか、とか
色々と考えてしまうんですが、
でもこれが仲居さんの「夢」だったんですよね
普通に学校に通って、普通に友達とおしゃべりして、普通の毎日を過ごして、、、
それを叶えてくれたのがガキんちょの頃から面倒を見てやっていた子供(=校長先生)だった・・・と
考えると、なんだかちょっとジーンと来るお話であり、更に言えばそんな仲居さんの人徳が産んだ「結実」でもあるんでしょうね
良い事をしていれば、いつか良い事として帰って来る
悪い事をしていれば、いつか悪い事として帰って来る
当たり前の話です
でも、そんな当たり前が難しかったりもしますけどね
人外として生まれ、まともな青春が送れなかった仲居さんが
今こうやって縁あって、それなりに「らしい」青春を送っている
そんなお話のプロットと演出だけでも読んでて凄く面白くて胸に来たエピソードでもありました
あの校長先生も、仲居さん自身も、きっと胸の内は複雑なものを抱えてるんでしょうけど
それでも元気で、笑顔で過ごす「強さ」みたいなものも感じられて、それがまた素敵なお話でもありました

更に言えば、そんなお話に、ごく自然に主人公であるコガラシを介入させて、
確かに活躍させて好感度を上げて終わらせる“作劇の巧さ”も際立ってましたね
女の子を強引にナンパしようとしてる所に、
ケンカの強い男が現れる~っていうのは正直不運以外の何ものでもないですから
その意味では理屈的にも成り立っていますし、また予想外な展開でもあって個人的に痺れましたね
コガラシは、いつだってどこにいたってコガラシ
それは有り体に正義の味方、とかいう話ではなく
あくまで自然体に弱い者の味方である~って意味合いな気がします
そういうトコロもまた格好良いですし、
逆に顔を見られなかった、(表面上は)知り合いだから助けた~って構図じゃなかったからこそ
むしろコガラシの誠実さが如実に感じられて良かったんじゃないですかね
コガラシもきっと中学生を好む趣味はないでしょうしね(笑)。
助けたいから、助ける、それがコガラシという男。
ここまでの主人公の存在感で、個人的評価が上がらない訳がない。
仲居さんの私小説的なお話かと思いきや、そういう面白味もきっちりと描きながら、
そんな中でもしっかりとコガラシの株を上げて心地良い読後感を生みだす・・・と、
正にミウラセンセの実力の高さが如実に示されている最高のエピソードだったんじゃないでしょうか

間接的に考えれば、今も昔も子供たちの平穏を仲居さんが守っている
そういう話にも思えましたし(校長先生の面倒をみたのも、コガラシを召喚したのも仲居さん)、
仲居さんの出会いに感謝する姿勢、仲居さん自身が受け入れたからこそ出会えた幸運・・・みたいなものが描かれていて
その点でもすごく良かったんじゃないでしょうか 単純に仲居さん視点だったのも新鮮で面白かったですしね
兎角、期待以上に素晴らしいエピソードだったのは間違いない
そして、仲居さんはやっぱり可愛いなあ。って深く思いました。
















こんな姉ちゃん居て欲しいわ(笑)。
コガラシもナチュラルに格好良い、
仲居さんも健気で守り神でカワイイ、
お話としても意外性があって面白い・・・と
正に完璧な一話だったんじゃないかな、って思いますね
この調子で他のヒロインズの個別回もまたちょくちょくやってくれたら嬉しい。
改めて、「ゆらぎ荘の幽奈さん」って良い漫画だな~、って感じれた19話でした。


コミックスの感想も是非!
コガラシの粋さと思春期っぷりが堪らない。
コガラシの漫画だな~。と思った ゆらぎ荘の幽奈さん 1巻/ミウラタダヒロ


もっともっとやれるはず、と思った。 ボーイスカート 2巻/篠原知宏

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展開的には、ライバルが登場して次なる男の娘も登場して、
どんどん賑やかになっていて、越智くんも益々重光くんを意識していて、、、と
むしろ「これから」の漫画だったはずだったんですが、何故か「ここまで」で終わってしまっています
一応お話的に(ある程度の)ケリは付いてるので中途半端でもないんですけど
でも、もっともっとやれたはず
まだまだ面白くなったはず・・・という想いは拭い切れません

そもそも、正直人気がなかったようには思えないんですけど、
っていうか、ボクガ終わったんだから本誌に移籍すればいいじゃん。って思うんですけど
その辺は所謂「大人の事情」ってヤツなんでしょうか ここまでのキャラは早々いないと感じるんですけどね
なんか、もったいないですね。
篠原さんの繊細で少女漫画のエッセンスも含んだ画風に、
しっかりと重光くんの可愛さが伝わって来る演出力の高さに魅せられたんですが
本作でそんな篠原さんの実力の高さをしっかりと知れたので、めげずに次回作も頑張って欲しいです
正直「ボーイスカート」の恋愛編をすごく見たい。って気持ちは強いんですけどね(笑


ただ、誤解しないで欲しいのは、
この2巻の内容自体は物凄く面白くて、楽しくて、キュンキュンもする
最高の出来栄えって事ですね
つまり、最高の出来栄えの作品の続きが変な風にねじ曲げられて無理矢理終わってしまったような感覚なので
それに対して複雑な気持ちを書いてるだけで、漫画自体は相変わらず最高なんです
特に、新キャラの男の娘に対して(その時点では無知でしたが)嫉妬しまくる重光ちゃんや
妹との問題を解決した後に「好きだよ」っていう重光ちゃん、
そして、その後悶々とする越智くん・・・
と、思いっ切りニヤニヤクスクス出来る思春期模様を味わう事が出来て個人的に最高でした
また、重光くんの照れた表情や笑顔、甘えた仕草など全力で彼の可愛さを描く事に終始していて(勿論大五郎やゆりかもカワイイです)
この漫画には伊達や酔狂ではない「男の娘」への愛があると思いました
少なくとも“男の娘”というジャンルが好みであれば、読んで損はしない漫画だと断言出来ます。

それだけに、一般的に考えればまだまだニッチなジャンルだけに、
やるんならやるでもっとプッシュするか、辛抱強く見守って欲しかった・・・というのが本音です>編集部
ていうか、男の娘抜きにしてもラブコメとして面白い漫画でもあったんですけどね
越智くんに出会って、どんどん色々な表情を見せてくれるようになった重光くん(ちゃん)
嬉しい表情も、怒った表情も、嫉妬するいじらしさも、エッチな表情も、最高の笑顔も・・・
そんなど真ん中の剛速球「だけ」がバンバン投げ込まれてくる構成になってるのが相変わらず素晴らしかったです
新しい男の娘キャラだった大五郎の事や知らない表情ももっともっと知りたかったし、
越智くんの思春期っぷりがますます加速していく様ももっともっとクスクスと楽しみたかった
ただ、「もっと」という気持ちは絶対に拭えないし、そこを無視して書いたら単なる“強がり”でしかないので
敢えてこの言葉を多用して書いてますが、そんな風に思える気持ち、惜しんだり残念な気持ちもまた「好き」の証拠なんだと思います
このまま続けば、そしてメディアミックス等すれば(向いてたはず)、きっと新しい男の娘モノのいちスタンダードになっていたと勝手に思ってますが、、、
それでも、回を増すごとに、どんどん可愛さに磨きがかかっていき、
最終話手前と最終話で更にその可愛さを更新した重光くんというキャラは中々忘れられないインパクトがあったかと
なんかもうすっかり男の娘、にハマってしまってますが、その自分内ブレイクのきっかけの一つにこの漫画が確かにあった事は書き記しておきます
お疲れ様でした。また篠原知宏さんにはラブコメ描いて欲しいなあ。



ただ、恋愛関係ではなく、
下心抜きの友情で終わらす~というのも伏線は張ってあったし、
一応のケリの付け方としては悪くなかったと思います
それでも、一線を越えた展開も見てみたかったなあ、、、とは思いますが(笑
まあでも中途半端に終わるよりは、ゴールを描いた方がそれはそれで良かったんでしょうね
おまけ漫画を読むと、絶対に未練ありそうですけどね。越智くんがいつか正直に振り切ったトコロなんかを想像してニヤニヤしたりなんかも。
ファッションショーの顛末も面白かったし、重光くんの無防備な発言が相変わらず光りまくってたのもまたすこぶる良好だった最終巻でした
本当に重光くんの可愛さは雪化粧またはガラス細工なみに繊細で、美しいので是非触れてみて欲しい一作です
っていうか、こんな男居たら女子は全員自信喪失すると思う














考え方を変えれば、
全2巻でお手軽に「男の娘モノ」を楽しめる、
気楽に気軽にサクッと味わって、ジワッと沁みて読了出来る。。とも形容出来ますし
その辺は善し悪しなのかもしれないですね。兎角、面白かったし、ハッとするレベルの美しさでした。
楽しかった!



天野めぐみはスキだらけ! 第31話「ノリ・・・かな?」 感想ほか(週刊少年サンデー 2016年30号)

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                              可愛すぎて悶えた一(二)コマ。









あのー、美少女又は美女が自分のペットに「好きなもの」という由来で自分の名前からネーミングを取ったらどう思います?
正直抱きしめたくなりますよね
うん、まあ、そこは個人差があるんでしょうけど(笑
例えるなら、RPGのキャラのネーミングに自分の名前が使われてた、みたいな感覚に近いのかな
そんな経験は一度もないですけどね! でも、めぐみの心情を考えると随分に胸に来てしまうお話でもありました
だって、「好きなもの」でストレートに学の名前の訓読みにするなんて・・・可愛いじゃないの
食べ物達を下してのこれですからね なんか思春期真っ盛りで羨ましいわね(遠い目)



秘密の恋心・・・。



恐らく、めぐみは「ガク」という学(まなぶ)の訓読みのネーミングを付けたことで
呼ぶ度に胸が高まる感覚、その度に自分の想いを確認出来るような感覚があるんじゃないかな、と思います
それを考えると、いかにも思春期の子供っぽくてなんだか微笑ましい気持ちになるんですよね
なんでしょうね、
直接的なエロティックさやほのぼのする可愛さを相変わらず描きつつ
心情的な、内面的な可愛さもきっちり追求されてるトコロが素敵だなあ。と思いました
また、それをイジるお母さん・・・というオチも思わずニヤニヤしちゃいましたね(笑

ここまで書いてて気付きましたが
なんか今週はめぐみが主人公みたいでしたね
そもそもネーミングに迷う→相談する→好きな人(相談相手)の名前を由来にする~って
正に主人公パターンというか完全にめぐみ主体のお話になってますしね
でも、そういうのもサンデーならばきっとOKなんでしょうね
最近女性主人公増えて来たしね・・・。
最初から最後まで「微笑ましい」エピソードに仕上がっていて正に“癒し”そのものだったんじゃないでしょうか
途中のネーミングアイディアの交換のシーンとかも実にユニークに展開されていて良かったです
また、「吉宗」っていうのがいかにも学っぽいのがイイですね
余談ですが、子供が産まれたらまたモメそう
でも進藤吉宗ってカッコいいですよね!




サービスサービス!



しかし、学もいつもなら「邪魔された~」ってなるのに、
今回は普通に協力してくれましたね
どころか、偉人の名前ばっか出して結構ノリノリでしたし(笑
そういうトコロもまたある種の変化だったりもするんでしょうか
以前ならもっと、面倒くさそうにしてたような。。
だからか、
余計にノリノリで「楽しみながら」考えて答えてくれる学が新鮮で面白かったですね
それをあしらうめぐみのノリもまた少し新鮮でしたし、こういう夫婦的やりとり(?)にも期待しています
それに、やっぱ犬好きで、珍しく求める姿も微笑ましかったですしね>学

めぐみのネーミングアイディアは食べ物ばっかりだったんですけど、
結構節操ないというか、なんでも好きなんでしょうね
スイーツを沢山挙げたと思ったら、
急に(看板を観て)「やきとり・・・」ってなるトコロは笑った、、、というかほのぼのしました
相変わらず犬を可愛がるその姿自体がすっごく可愛いですし、つられて無防備になるのもお約束で楽しい(笑
そして、あのニヤニヤオチ・・・と今週も先週に引き続き犬を使ってキャラの良さ、可愛さ、面白味を引きだしていてすこぶる良好な話数でした
個人的には、ガク、ガク!と嬉しそうに呼んだり、好きな男の子の名前を付けて満足気なめぐみの心情を想うだけでキュンキュンしちゃいますね
お母さんがもっとめぐみをからかってくれる事にも期待しています(笑

正しく、「天野めぐみは好きだらけ!」なお話でしたね。ごちそうさまでした。




いや~、本当に可愛いなあ・・・
個人的にあまりに「可愛い」と思えるものって
(自分にとっては)生ぬるいものではなく、衝撃的なものだったりもします
心が昂ぶるもの、というか、、、。今週でも特にこのコマと最後のオチのコマは最高でした!

先週出たコミックスの感想も♪ これ、相当心血込めて当日午後11時59分まで書いてた記事なんで是非。
天野めぐみはスキだらけ! 2巻/ねこぐち













◆あおざくら

一理あるなあ・・・
確かに、「手伝う」という事は自分一人の力で成し遂げる道程を塞ぐのも同義で
「お前は出来ない奴だから、手を貸してやる」というのはある種の見くびりにも近いですよね
自力で頑張って掴んだものと、他人の力を頼って掴んだものではその価値も達成感も全然違う
沖田には、彼自身の力で成し遂げる事が今は必要だし、
近藤は「手伝う」んじゃなくて、「背中を押す」事が必要なんでしょうね
本当の地獄は、むしろこれからなのかもしれない。が、頑張れ!



◆天使とアクト!!

これも腑に落ちたお話でした
確かに最初は「何この声?」って思っても
結局「この声しかないでしょ!」ってなりますもんね(笑
セオリーに忠実に演じるよりも、どんどんブチ壊して新しいものを提示していく
そういう姿勢、或いは哲学的ななりってキャラの素晴らしさに痺れた話数でした
確かにこれは、一理あるよなあ・・・。



◆キャラクタイムズゴールデン(終)

結構気軽に読める感じで好きだったんだけどな。
ギャグも時折ツボに入るものもあったし。
これと「漫画道」が箸休めになってたのにな~
ぶっちゃけそこそこ寂しいですよ。
また、オリジナルで挑戦して欲しいですね。









次号は魔王城が巻頭、
新人のプッシュ具合がスゴイ。
まあ、「あおざくら」は中堅作家さんだと思いますが。キャリア的にも。


かぐや様は告らせたい14話、雪野集「影人」中心 ヤングジャンプ2016年30号の感想

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殺人鬼あらわる!!


・・・いや、可愛い可愛いかぐや様ですが(笑)。
正直あまりに似合っていて爆笑してしまいました
そもそも、最初の喫茶店の割引券からして物凄い表情してたんですけど笑
裏を返せば、それだけ会長と行きたかったという事なんだろうなあ。。って思うと
何故か可愛げすら感じられるのがある意味かぐや様の最も恐ろしいトコロだと思いました
こういう魅せ方も出来るのか、というか
藤原書記の役割を更に極めたような新キャラの登場で
益々物語が面白可笑しくなっていきそうですっごく楽しみです
かぐや様は可愛いけど、可愛いの上にホラーチックな魅力も加わってるのがオリジナリティがあって大変よろしいですね
ミラジャンの時はこんな絶賛するほどハマってなかった筈なんですが、本誌に来てから確かに面白くなって来ている
いや、ただ気付くのが遅いのかもしれませんけど。でも、今週は素直に笑い転げてしまいましたね。



猟奇的なのに可愛いのがズルい。


また、脈なし、と伝えられるのを恐れて
彼の首を締めるネタも良かったですね
それ自体が狂気じみてて良かったんですけど、
本音は「そんな事伝えられたら、付き合えなくなっちゃう・・・!」という慌てる気持ちが感じられて
心情的にも可愛かったのが尚良かったです。 良かったというか、石上くん的には全然良くないんですけど笑
でも内面から可愛さを滲ませる事が出来る作劇はやり手の証拠でもあります
コメディセンスとニヤニヤラブコメが完全にドッキングした今週は、
本当に奇跡的なバランスで成り立っていて、正(まさ)しく「神回」という言葉が相応しいんじゃないでしょうか
石上と会長のやりとりにすらなってない一方通行過ぎるやりとりもまたコミカルに仕上がってて面白かったですね
ハイクオリティなエピソードがこのところ続いてるので、この調子でどんどん人気を博して欲しいです
きっとメディアミックスにも向いてるでしょうし。ホントに単行本欲しくなって来ましたよ。




カワイイ。


☆かぐや様は告らせたい 第14話 石上優は生き延びたい



しかし冒頭にあげた画像はインパクト大でしたね
なぜか、違和感がそこまでなかったのが逆に怖いというか
「やっぱりね・・・」的な面白味があったのが実に素晴らしかったです
この方本格的なホラーやっても似合うんじゃないだろうか、、、と思える程の作画センスに惚れ惚れしました
でも、それでいて妙に「美しさ」を感じるカットにも仕上がってるのが余計にイイですね
いいもん見させてもらいました
何度読んでも笑ってしまうのがまたニクい(笑)。

しかし、先述の通り、
かぐや様の本当の恐ろしさは、お茶目さを前面に出した↑のカットでそんな事を一瞬忘れさせる
殿方には堪らない目配せにあるのかもしれないですね。。こんなん油断不可避だわ、っていう。
会長を驚かせる為に頑張っちゃうかぐや様、、、って観点から見ても可愛くて満足です
「ボクガール」の穴を埋めてくれてるのは意外にこの作品なのかも。。って思ってしまいました
最近(自分の中で)キてます。
俺がラブコメ至上主義なのもあると思うのでそこは参考までに。




☆(読切)影人/雪野集

分かりやすく書くと、
最近、、、いや、ここ何年かずうっと流行ってる異形パニックもの
ただ、それらと明確に違うのは主人公が女であること、しかも随分いたいげな少女
影が襲ってくる理由もすごく分かりやすいし納得出来るし、
主人公の影が味方になってくれた理由も単純明快ですし
全体的に読みやすくて、尚且つ面白かったなーという印象です
何より、純粋に続きが気になりますし
キャラものとしても大分イイ感じだと思いました
こういうのは当たれば大きいから、冒険させてくれないかな、って編集部に対して願いつつ
本音を書けば素直に晴ってキャラクターが気に入った。表情、ルックス、そして意志の強さを含めて
大好きになってしまった。。というのがご多分に大きいんだろうな、と思います
最近泣きながら戦うキャラも早々いないので、その点でも狙い目かもしれません
個人的に、勝手に期待しています。アンケ入れましょう。

怖がりながら、
震えながら、
涙しながら・・・
それでも、お兄ちゃんを必死に守った晴は純粋に超格好良かったです
こういう頑張るバトルヒロインものもあるようでないので(あっても大抵男が支えになってしまう)
その意味でも雪野さんの今後の活躍に期待せざるを得ません デビュー作とは思えないくらいの完成度でした
複線の使い方も上手かったですし、二人(晴と影)のやりとりも微笑ましくて大好きですね。
是非受け入れられて欲しい読切です。



☆潔癖男子!青山くん #58 梅屋くんが欲しいもの

やっぱラブコメ系のエピソードの方が面白い。
後藤ちゃんの健気で献身的な可愛さは、
そりゃ男子的にグッと来ちゃうよねぇ。。って感じで
梅屋の気持ちと完全にシンクロ出来たのが大きかったですね

確かに、後藤ちゃんは梅屋とのが似合ってるんだよなあ
こっちのが良い意味で普通、というか
青山くんとは変人同士(酷い)小田切ちゃんとくっ付くのがベストだと思います
いや、っていうか、自分の希望も当然の様に入ってますけどね!
複雑な恋愛関係を見守るのも楽しみな一作
後藤ちゃんのキメのカット(309ページ1コマ目)も気合いが入ってて素晴らしかったです
こんなん見せられたら勘違いしちゃうレベルですね・・・勘違いさせてくれっ。

坂本拓さんは、
敢えて言いますがヒロインの方が描写力高いと思います
そっち系に転向しても全然戦えるクオリティだと思ってます
こういう可愛さと美しさが際立ってるエピを見る度にそう思っちゃうので
きっと間違いないでしょう。次のラブコメ系エピソードも楽しみです。












◆干物妹!うまるちゃん

きりえとボンバーの話は毎回イイ感じだな
なんというか、、、ちょいデレが楽しめる感じ?
ある意味主役二人よりも好みかもしれないですね(笑



◆元ヤン

やだ、イイ男じゃない・・・(惚)
こんなイケメンを手放すなんて、損したわねー
でもガキの頃の恋愛なんて大体こういうのものなのかもしれません。
ちょっとでも運命が違っていたら・・・。



◆リクドウ

冷徹な怒り・・・
ある意味、目に見えて怒るよりも逆に畏怖の念を抱くかもしれません
そんなリクの拳がどういう青写真を描くかが凄く楽しみ
なんだかんだ、
ちょっと(?)嫌なヤツに仕上げて来ましたね
ただ、あのトレーナーが凄腕だと強調されまくってるので
単純な噛ませだとも想像しにくいのがまた巧い、というか流石ですね
展開が読みづらいというか・・・。勿論、良い意味でね。

シンマン賞のページは今週も必見、
特に苗代ちゃんへのこだわりは
ファンにとっても頷ける語り口になっていると思います
これは絶対に読んで欲しいページですね。確かに相当生々しい描き方してますからね。



◆君と100回目の恋

お、面白い・・・
具体的にはもう展開が分かってるので
不器用な探りを入れるところが面白かったですね
不器用、ってトコロが重要で
器用にスマートに探りを入れたり導けないトコロがいかにも葵「っぽい」んですよね
そこがイイな、と。友達の慌てっぷりも実にラブコメ的で良かったです
そして扉絵のセンスと透明感は流石よしづきさんと言った所。

告白をどう避ける(?)かも、気になります。



◆グラビアトリ

(分かってたけど)来週で打ち切り、ですね
分不相応な持ち上げ方は、読者が白けるので控えた方がいいかと>編集部
あまりにもとんちんかんなお話が続いたと思ったら、その後はセオリー通りの進行で
逆に印象に残りづらくなってしまった。。という感覚でした
やっぱり、空手百合描いた方が良かったのでは・・・

先日、ヤンジャンのバックナンバー読み返してて、
こんな事書くのもアレですけどハナリとこれなら
明らかにハナリの方がまだいいな。って純粋に感じてしまいました
編集部主導でヒットさせようとするやり方は大抵強引で上手くは行かないものです
それよりも、本当に面白い漫画で自然に盛り上がる感じが理想なのでは?
そう振り返って思います。
これよりも空手百合は正直良かったので、めげずに頑張って欲しい。














次週は、「もぐささん」第二部がスタート!!
「BUNGO」が連載再開!!!
そして、大ファンの荻野純さんの新作読み切りが掲載!!!!
前身ブログを読んでた方なら分かると思うんですけど、俺は荻野純さんの作品が大好きで
「γ―ガンマ―」の各話感想書いてたり、コミックスの感想書いてたり、ファンレター送ったりしてたんですよ
だから、余計に嬉しいっていうか、しかも毎週楽しみに読んでるヤンジャンで、っていうのがまた堪らないですね(笑
「かぐや様」休載にちょっとテンション下がってたけど、これならば全然ウキウキと読めそうで凄く嬉しいです
恐らく、荻野純さんの読切は単独感想で行くと思うので、来週は二発投じる事になりそうです
是非、よろしくお願いします!


それから、先週大好きな「ボクガール」の10巻が出ました!!
心血と個人的感情を沢山込めた感想に仕上がったので、こちらも是非是非♪

ロキちゃんと瑞樹の最後のロマンス ボクガール 10巻/杉戸アキラ
  


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